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公開恥辱 電車篇 その2























(二十一)


八月 十二日 火曜日 午前九時十分  早野 有里
  


わたしは、銀色の支柱を握り直して、ドアガラスを見つめた。

……ゾロリッ?!

お尻のふくらみに手のひら? が張り付き、下から上へ撫でられた。

布地越しなのに、やたらとリアルな肌の感触……

……始まったの?

身体が恐怖に揺れるなか、副島の手が、腿のつけ根から腰に向かって、ピタピタと押さえながら這い上っていく。
まるで、肉の弾力を確かめているような感じ……

情けないけど、これだけで下半身が強張ってしまう。
背中から肩にかけて、皮膚が鳥肌に……

「まだ、始まったばかりですよぉ。
……ゆーっくりと痴漢ごっこを楽しみましょう」

まるで、わたしの心の中を覗き見るようにささやいて、今度はお尻のお肉をギュゥッと掴まれて、揉まれた。

「……ンンンッッッッ?!…うっっっっッ……」

見えない恐怖に、勇気の半分が逃げ出した。
このぐらいで怯えていたら、ダメなんだけど……やっぱり怖いよ。
わたしは、指の悪戯をやめさせようと、お尻の狭間をキュッとすぼめた。

…… ……? 

ちょっと恥ずかしい……でも……
うまくいったのかな……指の動きが止まった。
でも、不満があるのか溜息を吐いている。

「こんなところで、お尻を突き上げられたって困りますよぉ。
もっと、力を抜いて下さい。
……そうでないと、こちらで緩めますよぉ。
ほら、こんなふうに……ククククッ……」

ゾクッとした感覚に、両脚の力が抜けた。

「ひぃぁッ!……そこは……」

腿の内側を下からスッとこすられた。
そして、チャンスとばかりに、お尻の割れ目をこじ開けるように指が侵入する。

「あぁぁぁっ、イヤぁぁッ!……くぅぅぅッ……」

溝に沿ってスルスルと走る指先に、汚辱感が駆け巡ってる。

「今、どこを触っていると思いますぅ……?」

そんなの、わかるけど言えない。
わたしは、小さく首を振った。

「ああっ、そうでした。有里様には、見えないですよねぇ。
……実はですね……ククククッ……
……やっぱり、あなたの身体に聞いて下さい」

「ひぃぃッくぅぅッ!……だ、ダメェェェッ!……」

肩がピクンと震えて、せっかく我慢していたのに、声が漏れてしまう。
だって、副島の指がお尻の谷間を、ゴシゴシと擦っているから……
こんなことしたら、ジーンズが破れちゃうよ……

当たり前だけど……こんなの、耐えられない。
どう言ったらいいの……
お尻から背中に、得体の知れない感覚が、サッと走る感じ……
肩や背中に力を入れているのに、全然効果がないんだから……

「背中が震えていまよ。……どんな気分です?」

お尻のデリケートな肉をこすられたり、引っ張られたりして、平気な人っていると思う?

でもね、わたしにも意地があるの……
だから……
「なんとも、ありません。このぐらい……」って、言うしかないじゃない。
……わかってよ。
お尻なんかで感じてると思われたくないんだから……

「それでは、もっと大胆に……ふふふふっ……」

片手でお肉を揉みつぶしながら、縦のスリスリが早く強くなってるッ!

「もう、許して……お尻、イヤぁぁッ……はあぁぁんんッ……」

こんなの気持ち悪いだけなのに……どうして……?

ゾクゾクとした電流が、背筋から首を這い登って、無意識に腰が震えてる。
ヒザの力が抜けて……恥ずかしいのに、わたしお尻を突き出してる。

「お嬢様、分かりますかぁ? ……どこを触っているのか。
ククククッ……今、お尻の割れ目に、めり込んでいますよ。私の指が……
次は、尻穴でも……」

「いやッ、そこは……やめて……
……さっきの言い方は、謝るから……
だから、許してぇっ……ヒッ、ヒィィィィィッーッ!」

小さく遠慮がちに哀しく叫ばされた。
こんな姿、誰かに見られたら……そう思って指も噛んだ。

でも……これからも防げるかな。
だって、あの人の指が……こすって……突っついて……
無理矢理に谷間をひらこうとするんだよ。

……どこって?

……穴よッ!
それ以上聞かないでよ。

「ここでも気持良くなれるように、いつかは開発してあげますよ」

そんなの絶対して欲しくないから、ここは性器じゃないから……
わたしは、イヤイヤするように首を振り続けた。

それなのに、背中を仰け反らせるようなことをされた。

指が、ドリルみたいに回転しながら、穴に潜り込んでるッ!

苦しくて、息を吐いたつもりが、「あんっ」……って、声が漏れてしまう。
さっきから、お尻の割れ目を閉じようとしてるのに、力が抜ける。
恥ずかしい処なのに、むずがゆくて、腸に直接触れるような……
気持悪いのに、ジーンとしちゃう。

「お尻を触られるのは、始めてですかぁ。
今までに、痴漢に襲われたりとか……?」

「あぁっ、ありません。
……そんなことより……もう、いいでしょ。
いつまで……お尻を触っているんですか。
……そんなの……気持悪いだけです!」

強がろうとして、また声を荒げてしまった。
慌てて周囲を見回して、気付かれていないことに少し安心して、ギュッと、取っ手を握りしめた。
引いていた汗が復活して、首筋を流れ落ちていく。

もう、穴の中を苛めないで……

「直接、見せられないのが、本当に残念ですぅ。
ほら、あなたのお尻の穴に、指がこんなに深く……
ちょっと嗅いでみます……? 
匂うかもしれませんよぉ」

副島は、執拗にお尻の割れ目に指を突き立てながら、恐ろしいことを平気で言った。
この男なら、本気で指先を鼻に近づける気がして、わたしは、精一杯顔をそむけて抵抗した。

「そんな怖いこと、言わないで……
お尻は……愛するための器官では……ありません」

「そうですよねぇ。
この穴は、あなたの臭いう○ちを捻り出す処でしたねぇ。
私もついうっかり、責める場所を間違えていました」

「ひどい……何もそんな言い方しなくも……ひぃぃぃぃぃッ!」

思わず、喉奥から声が漏れてしまう。
指が……割れ目に……突き刺さってる……?!

「先程は失礼しました。
有里様はこちらが、お望みでしたねぇ」

ジーンズの上からなのに、男の指先をダイレクトに膣に感じてしまう。
脳裏に昨日の哀しい記憶が、生々しく再現されてる。

……怖い……怖いよ。
両ヒザが無意識に震えた。
太ももどうしが、勝手に閉じていく。

「そうはいきませんよぉ」

それを阻止しようと、副島の右ヒザが突き出された。
わたしの太ももの間に、割り込んでくる。

そして、とどめの警告……

「お忘れですか? お父さんの命……
おわかりなら、脚をおひらきなさい」

「……くぅッ……!」

それって、卑怯だよ。
わたし、お父さんのためって……心には思っても口には出さないのに……
これじゃあ……抵抗できないよね。
だったら、好きに苛めていいよ。
……もう、好きにすれば……

抵抗がやんで気分を良くしたのか、副島の指が、積極的に働き始めた。

太ももの裏筋をスルッと撫でたと思えば、クリトリスのあたりを軽くノックする。
また、割れ目に沿って指先を走らせたと思ったら、再び、太ももの付け根付近をスルッと撫でる。

神出鬼没な指の魔術に、身体の奥がジーンとなり始め、意識していないと、甘い声が溢れそうになる。

こんな場所で、わたし指に犯されている。
お願いだから……
誰も気付かないで……

人差し指の根元を、歯型が残るくらい噛みながら、周囲を窺った。

幸い、男ふたりにカバーされるような格好で、他の乗客からは死角になっている。
横沢は、幅広い腰に、カメラを押しつけるようにして撮影している。

これだけ、わたしが苦しんでいるのに、何の反応も示さない。
ひたすら、無言でカメラを回している。

「残りは5分ほどですか。
……これは、ペースを上げなければいけませんねぇ」

まだ、5分も……
絶望するわたしに、更に恥辱を与えようと、副島の顔に残忍な笑みが浮かんた。

クリトリスをいじられるッ!

直感が警告した。
でも……でも……どうしようもない。
できるのは、取っ手を握り締めて……流れる景色を眺めて……それなのに、歯を食い縛って……
例え、身体が淫らに反応しても、喉の奥から甘い声が漏れても、何とかごまかさないと……

「あぁぁんっ……んんッ……んふぅぅぅぅぅぅんッ」

思った通り、副島の指がクリトリスのあたりを、念入りに刺激し始めた。

「感じるでしょ。
誰かに見られると思うと、ゾクゾクするでしょ」

「ひ、ひどい、んんッ……こんなのぉッ……ゆ、許してぇッ……」

今、パンツからグシャって、音がした気がする。
信じたくないけど、わたしのあそこ……濡れてるの?

「鳴きたければ鳴いていいですよぉ。
……そうだ、他の乗客に甘いメロディーを披露してあげましょう」

それだけは、許して……
わたしは、口に当てた指を、思い切り噛んで耐え凌ごうとした。

「なかなか、しぶといですねぇ。
……これなら、どうです?」

指を鍵の字にして、充血した突起を上下に揺さぶられて……同時に、力任せに下から押し上げられる。
わたしの精神も、指に痛みを与えるだけでは、もう限界……
足元もぐらぐらして、ビクンピクンって肩が震えている。

「ああぁぁぁっ、いやぁぁッ……ふうぅぅぅぅんっ、はぁぁぁぁ……」

これ以上されたら、本当にイッテしまう。
わたしは、熱を帯びた割れ目に、深く食い込む指から逃れようと、背伸びしながらつま先を伸ばした。

目線が高くなり、瞬間、指の刺激が止まる。
……代わりに、身体がふらつき始めた。
揺れる車内で頼りになるのは、取っ手を握りしめた左手と、扉のガラスに貼り付かせた、手のひらだけ……

「これは、面白い……」

興奮した男の声が聞こえて、震える割れ目に何かが触れた。

一体、何の真似……?! 

「教えてあげましょうかぁ。
人差し指と中指をピタッと揃えて、真っ直ぐに突き立てているんですよ。
あなたの大切な処にズブッと……
ちゃーんと、照準もあわせてますよぉ」

つまり、バランスを崩せば、割れ目に突き刺さるってこと……?
男の指が刃物みたいに……
どうしたら……いいのよ……

「ほら、早く私の指を飲み込んで下さいよ。
……パックリとね」

指先が、恥ずかしい割れ目に、めり込んで来る。
わたしは恐ろしくて、つま先が限界になるまで引き伸ばした。

「……はうぅぅッ……ダメぇっ……」

ふくらはぎからお尻の筋肉がプルプル震えて……
まるで、未熟なバレエダンサーみたいに上体がグラグラとぶれる。

……あと、何分?

わたしは苦しい息を吐きながら、流れる景色を追い掛けた。
……もう少しで、駅に着くから。
頑張って……お願いだから耐えて……!

「どうしました。そんなに汗を浮かべて……
それに、全身が震えているじゃないですかぁ。
寒いのなら、そう仰って下さい。
……今、温めて上げますよぉ」

そんなお節介いらない。
もう少しで終わるんだから、ほっといてよ!

……それなのに、副島の片手がお尻をさする振りをしながら、股の間に滑り込んた。

「いやぁぁッ……今は……ダメェッ!……んんんっ、ふあぁぁぁぁっ……」

取っ手を握り締めていた左手が、つるりと滑る。
不安定な身体が震えて、貼り付かせた右手が、ドアガラスを汚した。

……わたし、また負けるの?
……こんなの悔しすぎるよ。
でもね、パンツもびしょびしょみたい……
駅に着いたら、新しいのと穿き換えないと……

また、あの人の指が苛めてる。
クリトリスもあそこのお肉も、さっきからジンジンと疼いて、もう、とどめを刺して下さいって……

……あっ、また、感じる処をつつかれた。
もう……だめぇっ!

ポイントの切り替え部分を通過したのか、車両がガタガタと揺れた。
力付きたように、わたしの腰が落ちて行く。
悔し涙の先で、副島がニターって笑って言った。

「今日は指だけで許してあげます。
そのかわり……根元まで飲み込むんですよぉ」

「ひいぃぃぃぃぃッ!……はあぁぁぁん、んんっ……来るぅぅぅぅぅッ!」

わたしは、哀しく鳴いて、あそこの力を抜いた。
膣に、股布を巻き込んだ指の肉棒が、突き刺さっていく。

ぬちゃって音が心に響いて……
痛いのか、気持ちいいのか……区別のつかないものが、全身を走っていった。

「あうぅぅぅぅぅッ……いっ、痛いぃぃぃッ……イヤぁぁぁぁッ」

男の指を咥え込んだまま、下をうつむいて、しくしく泣いた。
許されるなら、このまま消えてしまいたい。

やがて、到着駅を知らせるアナウンスが、何事も無いように流れて、電車はゆっくりと減速し始めた。



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