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闇色のセレナーデ 第21話  転機の始まりは、波乱の予感


























【第21話】




「あ、あのぅ……私、ハヤシバラ文具から参りました……さ、佐伯と申します。ふ、副社長の、あ、えーっと、緒方様はご在席でしょうか?」

「ハヤシバラ文具の佐伯様ですね。お待ちしておりました。只今係の者が参りますので、今しばらくお待ちくださいませ」

声が裏返り、挙動不審100パーセントの卓造だったが、大手企業の受付嬢ともなると平然としたものである。
厚塗りメイクの営業スマイルが乱れることはない。
慣れた手付きで受話器を持ち上げると、手際良く要件を伝えた。

「どうぞこちらにお掛けになって、お待ちいただけますでしょうか?」

棒立ちの卓造を見兼ねたのか、内線を掛け終えた受付嬢が手近なソファーを勧めた。
そして卓造は、壊れかけのロボットのように手足を揃えて歩き始めたのだが、その先のソファーには先客の少女がひとり腰を掛けている。
いつものダークネイビーなセーラー服から、黒色のレディーススーツに着替えた千佳が、小さく手を上げて合図を送っているのだ。
その愛らしい顔には、やり手の女秘書を意識したのか、細身のフレームをしたメガネが掛けられている。

「はい、おじさん。ハンカチ」

「サンキュー、千佳ちゃん」

ソファーに腰を下ろすなり、卓造は千佳から手渡されたハンカチで噴き出す汗を拭った。
それが女子学生から差し出されたモノだということも忘れて、顔から首筋を撫でまわしている。

「だいじょーぶ? おじさん、息が荒いよ」

「あ、ああ……ここが小嶋技研の本社だと思ったら、ちょっと立ち眩みがして……面目ない」

「はあぁ、情けないわね。男だったら、もっとシャキッとしなさいよ。そんなんじゃ、家族が1人増えただけでも養っていけないわよ」

「ん? 1人増えるって? 誰のこと……?」

「そ、そんなの知らないわよ。あっ、お迎えの人が来たみたいよ」

聞き返した卓造に、千佳は素っ気ない素振りをみせるとそっぽを向いた。
拳ひとつ分だけジャンプするようにして身体を離すと、タイミングよく近づいて来るガタイの良い男に目を凝らしている。

「ウソ?! どうして案内人が藤波さんなわけ?」

17才にして、人生を達観したように落ち着き払った千佳が、珍しく驚きの声を上げた。
常に驚きの毎日を送っている卓造は、千佳の目線を追い掛けて驚きの声さえ失っていた。

「お待たせして申し訳ございません。どうぞ、こちらへ」

けれども当の藤波は、卓造と千佳を初対面のように扱うと、さっさと歩き始めた。
サングラスとマスクを外し、美男子然とした素顔を晒したままで黙々と進んでいく。
後ろを振り返ろうともしない。
そして幾つかある棟を渡り歩き、すれ違う社員がほとんど消えた重役室が並ぶフロアーに辿り着くと足を止めた。

「藤波さん、これって兄の指示で?」

「はい。和樹様は副社長と佐伯様の面会を段取りなさいましたが、それを私に監視するようにと」

「それじゃ、あの男……いや、和樹君はまだ、俺のことを信用していないってことなんだな?」

藤波はレディーススーツを着込んだ千佳に困った顔をしてみせると、佐伯の問い掛けに頷いていた。
和也に、余計なことは話すなと言われているのだろう。

(なんてこった……千佳ちゃんをあんなに苦しめておきながら、それでもあの男は)

卓造の鼓膜には、凶器のようなバイブが千佳の股間を蝕む音が、今でもこびり付いて離れない。
それを見て聞いて、嘲るように笑う和也の姿も。

千佳は、息も絶え絶えになりながら屋敷に戻ってきたのだ。
それを成果に卓造は、同士と信じさせた和也にある願いを申し出たのである。

『明後日、小嶋技研副社長である緒方と面会したい』と。
名目は、文具卸売営業マンとしての販路拡大と、和也には説明している。

「ですが私の目には、純粋に文具営業で来られた佐伯様しか見えておりません。その隣に誰がいるかは全然……」

「それって、藤波さん? わたしのことを……」

しかし落ち込む卓造と千佳を救い上げたのは、藤波本人から飛び出した気の効いた言葉だった、
監視役の美男子は、聞き返した千佳を見ることもなく卓造だけを見つめて、再び無言で頷いていたのだ。
難病で入院している妹を、和也に人質同然で捉えられているにも関わらずにである。

「済まない、藤波さん」

卓造は最敬礼で頭を下げていた。
渋る卓造に勝手に付いて来た千佳だったが、その浅はかな行為を後悔しているのだろう。
メガネの奥に覗く瞳を潤ませながら、一緒になって頭を下げる。

「どうか、お気を付けて」

藤波に見送られた卓造は、目前に迫った小嶋技研副社長室を見つめると深呼吸を繰り返した。
隣からは、空気の存在になったはずの千佳からも、可愛らしい呼吸音が聞こえた。
そして、重厚な趣があるドアを軽くノックする。

「失礼します」

卓造は姿勢を正すとそのドアを開けた。








放課後の憂鬱   第10章 陥穽(6)


  
                                          


【第10章 (6)】



        
        もう一度藍はみんなを見回した。さっきよりも雰囲気が殺気立っていた。
        このままでは・・・ナニをされるか分からない。藍の顔が、泣きそうに
        歪んだ。
        その時、ゆうこが声をかけてきた。

        「そうよ、藍。ここで裏切ったら、もう仲間じゃないから。どんなコト
        が起こっても、藍のせいだからね。」
        「・・・わかった。着替えるから・・へんなこと・・しないで・・」

        とうとう藍が言った。覚悟を決めるしかなかった。あの写真をばらまか
        れるだけでなく、ここから帰してくれそうになかった。

        (さちもゆうこも・・先輩もいる。まさかここで・・)

        そう思う反面、着替えなかったら無事で済まない予感に怯えた。

        藍は手に持っていたレオタードを、もう一度見てみた。裏地も、胸パッ
        トもなかった。いや、それが取り去られた跡があった。
        それを着ると、下着も無しでそのレオタードを着るとどうなるか、すぐ
        に想像できた。

        藍はレオタードから手を離すと、泣きそうな顔を高科に向けた。しかし
        高科は頷いているだけだった。
        それが「藍、頑張れ!」と言っているように見えた。そう思うしかなか
        った。

        そのとき、さちが照明の中に入ってきた。ニコッと微笑むと「はいっ!」
        と手を差し出した。
        重苦しい雰囲気の中で見た笑顔に、救われる気がした。藍はその笑顔に
        つられるように、ブラウスを渡した。
        さちは、ブラウスを受け取ると、すぐに照明の外へ消えた。その時、机
        の上からレオタードを一緒に持っていってしまった。

        もう藍は、みんなに言われるまま、脱ぐしかなくなった。
        それでもしばらく、両手で胸を覆ったままグズグズと立ちつくすだけだ
        った。

        が、高科から「さあっ!」ともう一度声をかけられると、おずおずと片
        手を下ろした。そしてスカートのファスナーを下ろし、ホックをはずし
        た。
        パサッという音とともにスカートが床に落ち、藍は下着姿になった。

        「おおっ!」

        吉田たちが歓声を上げた。藍はその声が耐えられなかった。耐えられな
        いほど恥ずかしかった。片手を胸に、もう一方の手でをパンティの前に
        しっかりと当てていた。
        身体が震えていた。

        「さ、ブラを取って。」

        高科が容赦なく言った。
        そう言われると、藍は辛そうに背中に手を持っていき、ブラのホックを
        外した。そして手で胸を隠したまま、片方ずつ腕からブラを抜き取った。

        さちが再び近寄ると、スカートとブラを取りあげ、持ち去った。

        「両手をどけてくんないかなぁ・・・それじゃ撮影がすすまないんだ!」
        吉田が、苛立った声で言った。

        「い、いや・・・できない」
        藍は、小さな声で答えるだけだった。

        「それじゃあ藍ちゃん、約束がちがうぞ・・・」
        吉田が言いかけるのを、高科が押さえた。

        「いや、藍ちゃんならやってくれるよ。ね、藍ちゃん、約束破るような
        こと、しないよね?」






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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闇色のセレナーデ 第20話  花弁にバイブを! アナルにもバイブを!


























【第20話】




「ふふっ、そうだよな。せっかく和也君がこんな愉しい玩具を持ってきてくれたんだから、使うしかないよな」

卓造は再び心を鬼にした。
瘤にまみれた禍々しいバイブを、まずは千佳の股間に近付けていく。
「今からオマ○コに入れてやるからな!」と、大声で宣言してから、小水で汚れた恥肉の狭間をバイブの先端でこじ開ける。
そして、グイッと力を込めて押し込んだ。

(逃げろ、千佳! お尻を引くんだ!)

鬼の顔とは裏腹に、卓造は心の中で叫んでいた。
潤いのない膣肌を抉るバイブの残酷さに、悦ぶのは和也だけである。
バイブから逃れようと腰を引いてさえくれれば、膣に挿入されるスピードが緩和され痛みも軽減される。
凶器のようなバイブだが、千佳も苦しまないで済む。

ズニュ、ズリュ……ズズズッ……ズリュゥゥッッ!

「ハヒィッ! ングゥッ! バイブがぁ、なかにぃっ……痛いっ、痛いよぉッ! 千佳のアソコ、こわれちゃうぅっ!」

(なぁっ?! どうして……千佳ちゃん……?)

押し出した右手が、反発する恥肉の感触をダイレクトに感じた。
極太なバイブが狭まるヴァギナを貫き拡張させる衝撃を、卓造の体内にまで伝えた。

なぜなのか、千佳は逃げなかった。
恐怖に顔を引きつらせながらも、バイブが挿入される瞬間、唇を噛んで耐え忍んでいた。

「ふふふっ。千佳のその顔、最高だね。まるでバージンを奪ってやった時みたいだよ」

スリットを割り裂いてバイブが埋まり、上ずった声で和也が呟いて、ようやく卓造は理解した。
千佳なりの闘い方を!
試練に立たされた相方を援護する、彼女の身体を張った想いを!

(おじさん、千佳のことは気にしなくていいから、お尻の穴にもバイブを突き刺してよ。わたしは平気……全然大丈夫だからね)

黒い瞳には涙がいっぱい溜まっている。
痛かったのを証明するように、愛らしい顔の筋肉がギュッと縮まり……それなのに……

強がりを滲み出させた千佳と、目線が絡み合っていた。
瞬きをする僅かなひと時で、卓造は彼女の健気過ぎる想いの全てを受け取っていた。

男の手には、鋭いドリルを思わせるアナルバイブが握られている。
躊躇などしてはいけない。
鼻息を荒くして目を血走らして観賞する鬼畜に負けてはいけないのだ。

今度は合図を送らなかった。
卓造はただ千佳のウエストを掴むと、己のペニスを挿入させるように真後ろに移動する。
情景反射で閉じようとする尻タブを左手の指で割り開いて、固く握った右手で突いた。

ズズズ……ズリュ、ズリュ……ニュチュゥゥッッ!

「ヒィ、グゥッッ! さぁ、さけるぅっ! ンガァァァッッ!」

断末魔の悲鳴が上がった。
張り詰めた真冬の冷たい大気を切り裂いて、細く連なる路地を響き抜けていく。

(千佳! 千佳ァッ……!)

卓造は胸の中で叫んでいた。
少女の内臓が刺し貫かれる感触を脳天にまで伝えながら、その胸の肉を掻き刻む思いで。

「いいぞぉ……最高だよ……メス犬らしく、尻尾まで付いてさ……クククッ」

凶悪なアナルバイブは、千佳の肛門を打ち破り根元まで沈んでいる。
長めに作られたグリップが上下左右に震えて、悦に浸り切った和也の声が空から浴びせられる。

「あはっ……んぐぅ、苦しい……アソコと、お尻……バイブがぁ……」

冷たい路面に上半身を密着させて、千佳は苦しい声を上げ続けていた。
背中が腰へ向かうほどせり上がって、見よがしに掲げた丸い臀部が可哀想なほど揺すられている。

「和也君、そろそろ散歩を再開させてもいいかな? 素っ裸なメス犬を見てたら、こっちも寒くなっちまって」

「はははっ、確かに今夜は冷えますよね。いいですよ、さっさと退散といきましょうか。おっと、その前にこれを」

卓造は鎖のリードを右手に巻き付けていた。
寒さを強調させるように空いた左手は、ズボンのポケットの中へと。
そして何食わぬ顔で一歩足を踏み出して、和也の思い出し声に止められた。

「ん、これは何だい? 和也君」

「何だいってことは、ないでしょ。これがないと散歩が始まらないことくらい知っていながら。佐伯さんも人が悪いですね」

渋々ポケットから出した左手に、楕円形のコントローラーが二つ握らされる。

(やはり誤魔化せなかったか……許してくれ、千佳ちゃん)

「やっぱり夜の散歩は寂しいですからね。何かBGMがないと……クククッ」

二人を先導するように前に立った和也は、手のひらを耳元で翳した。
早く望みのメロディーを奏でろと催促しているのだ。

カチッ……! ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン……
カチッ……! ビーンッ、ビーンッ、ビーンッ……

「やぁ、アヒィィッ! 中でぇ動いてぇっ! アソコもぉ……お尻もぉ、ア、グゥゥッッ!」

四つん這いだった千佳の身体が、電流を流されたようにビクビクと痙攣した。
ヴァギナとアナルを貫くバイブが、卓造の指によって命を吹き込まれる。
卑猥な踊りと振動で、柔肉を貪るように残酷な愛撫を開始する。

「佐伯さん、もう少しボリュームを上げてくれませんか? 最近、耳の調子が悪くて、よく聞こえないんですよね」

だが、この程度で和也は容赦しない。
2本のおぞましい淫具に串刺しにされた妹を更に弄ぶ算段である。

カチッ……! ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……!
カチッ……! ビィィーンッ、ビィィーンッ、ビィィーンッ……!

「ングゥッ! ダメ、ダメェッ! 千佳ぁ、死んじゃうぅっ……バイブがぁ、暴れて……んぁ、ふあぁぁぁっっ!」

月空に向けて、顔を仰け反らせた千佳が吠えた。
和也の思うままに、卓造がリモコンのスイッチをスライドさせて、バイブが唸りを上げる。
軋む恥肉を絞り上げるようにしながら、奥の奥まで卑猥な刺激で掻き回していく。

卓造は血の気を失うほど握り締めたリードを、手元にぐっと引き寄せた。
引きずられるように千佳の身体が男の傍に摺り寄ってくる。

せめて上着を背中に掛けてやりたかった。
前を歩く和也を殴り飛ばしてでも、男の意地を見せ付けたかった。

「あはっ、はあぁぁっ……嫌、なのに……どうして? ふぁ、はあぁぁ、オマ○コもぉ、お尻も、だんだん気持ち良くなって……」

そんな浅はかな想いを、千佳の嬌声が打ち消してくれる。
明らかに無理をした感じる声で、宙を彷徨い始めた卓造の拳を思い留まらせていた。

「佐伯さん、これからも僕の同士として仲良くやりましょうよ。はははっ……」

「ええ、和也君。はは、ははははっ……」

「ああぁっ……イク、イク……千佳ぁ、あぁっ、イクぅぅぅっっっ!! イッちゃうぅぅっっ!!」

ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……!
ビィィーンッ、ビィィーンッ、ビィィーンッ……!







もえもえ マーメイド・ママレード  第13話



  
                                          



【第13話】



もえもえの背後で腰を振っていた車山もいよいよ余裕がなくなってきたのか、息遣いがかなり荒くなっていた。

「ううっ……オレもうイキそうだ……先生いっしょにイコうよ~!」

もえもえは返事をしなかった。
いや、正確には返事ができなかった、と言うほうが正しいだろう。
愛とは無縁のケモノじみた強引な性交。
望まないのに確実に絶頂に導かれていく肉体。
もえもえはそんな自分が忌々しかった。
可能な限り感情を抑えていたもえもえだったが、絶頂が間近であることは外目からもはっきりと見て取れた。
呼吸が乱れ、手足に緊張が走り、身をよじらせる。さらには車山だけが知り得ることだが膣の収縮が活発になっていた。

「はぁぁっ……ふぅぅ……んんんぅぅ……ああ……んあああっ……んくっ……あっ……ああぁっ」

男たちの前で絶頂への架け橋を登っていくもえもえ。
肌は羞恥に染まり真っ赤になっていた。

(ズンズンズン!ズンズンズン!ズンズンズン!)

「あぁ、いや!あぁぁぁ…だめぇ~!もうダメぇ!」
「おおっ、先生、イキそうなのか!?いいぞ、その調子だ!オレも発射寸前だ!」
「ダメっ!中に出さないで!」
「ふぅふぅふぅ、し、心配しなくていいよ!イク寸前に抜くから!だ、だから安心してイクんだ、先生!」

(パンパンパンパン!!ズンズンズンズンズン!!)

車山の腰の動きが一段とせわしくなった。
周りの男たちももえもえの登頂の瞬間を食い入るように見つめている。

「あぁ、あぁ、あぁ、あぁ、もうダメぇ~~~~~~~~~~~~~~~~!!」
「ぐお~~~っ!オレも限界だぁ~~~!!」

獣と美獣のおたけびが広いプール内に轟く。
もえもえが達した直後、車山はイチブツを無造作に引き抜いた。
先端がピクピクと痙攣して白い液体が発射された。
白い液体はもえもえの白い肌に容赦なく降り注がれる。

「あぁぁぁ……」
「はぁはぁはぁはぁはぁ……ふう~、最高だったよ、先生……」

もえもえがサポーターを忘れたことに端を発した災厄劇もようやく終幕の時を迎えた。
男たちは掛け時計に目をやった。
すでに定刻を3分過ぎている。
レッスン中なら警備員は来ないが、定刻を過ぎると様子を窺いにやって来るかも知れない。
車山は急いで水着を着るようにもえもえに言った。
ところが一度濡らした水着は簡単に着れるものではない。
競泳水着であればなおさらだ。
間に合わないと思ったもえもえは、身体にバスタオルを巻きつけ更衣室へ向かおうとした。

(やっとこれで車山たちから解放される)

と思ったのも束の間、後方から車山が呼び止めた。

「先生、着替えたらロビーに来てくれるかな?」
「え?約束は守ったじゃないですか。これ以上私に何の用があると言うのですか」

もえもえは険しい表情で車山に言葉を返した。
ところが、不愉快さをあらわにしたもえもえに対して、車山は全く動じていない。

「先生って生徒には平等じゃないといけないと思うんだ」
「え?そうですか?私は車山さんや皆さんには公平に接してるつもりですけど」
「そうだろうか?今日のレッスン、オレはたっぷり教えてもらったけど、他の皆さんはまだ物足らないって言ってるんだけど」
「そ、そんなあ……私、ちゃんと皆さんとの約束を守ったのに……」

もえもえは涙声に変わった。
やっと地獄のような凌辱劇から解放されたと思ったのに、まだ不足だという。

「いや、オレは無茶なことは言ってないと思うんだ。皆さんにもオレと同じように満足のいくレッスンを受けさせてやって欲しいだけなんだ。なあ、宮本さん、そういうことだよね?」
「そのとおりです。今日は明らかにレッスン不足ですよ。場所を変えてぜひレッスンをお願いしたいものですね」
「野崎さんと山下君はどうなの?」
「僕も宮本さんと同じ意見です」
「オレも今日は全然練習不足でしたよ。これじゃ月謝を返して欲しいくらいだわ。オレやっぱり辞めようかな?」
「や、辞めるなんて言わないでください!お願いですから」

困惑した表情のもえもえに、さらに車山は追い打ちをかけた。

「オレはレッスンを受けたから辞めるなんて言わないけど、他の三人はこのままじゃ辞めるかも知れないよ。先生、覚悟しておいた方がいいと思うよ」
「それは困ります!辞めるなんて言わないでください!」
「だったら、辞めさせないように努力するしかないじゃないの?」
「努力?どうすればいいんですか」

もえもえは尋ねた。

「それは簡単なことだよ。今からオレのクルマに乗ってある場所に行く。今夜はそこで他の皆さんにもたっぷりとレッスンを付けてくれたらいいんだよ。ねえ、皆さん、そういうことだね?」
「はい、そうです」
「そのとおりです」
「こんなところで話してても時間を食うばかりだから、早く行きましょうよ、先生」

催促をする山下の目は爛々と輝いている。

「分かりました……今夜はあなたたちに従います。でも約束してくださいね。絶対に辞めると言わないと」
「もちろんだよ。約束するよ」
「ちゃんとレッスンさえ受けさせてくれたら辞めるなんて絶対に言わないから」
「私も同様です」

「よし決まった。善は急げだ。クルマを表に廻しておくから、みんなは着替えが終わったらジムの玄関に集合だ」

車山はそういい残しシャワールームへと消えていった。

プール内で惨憺たる辱めを受けたもえもえに、この後一体どのような出来事が待ち受けているのであろうか。
後部座席に同乗したもえもえは陰鬱な表情で車外の景色をぼんやりと眺めていた。

まもなくもえもえを乗せたクルマは派手なネオンが灯る建物へと吸い込まれていった。

【もえもえ マーメイド・ママレード  完】





 




この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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闇色のセレナーデ 第19話  月夜に輝く銀色の液体


























【第19話】




「前から一度見てみたいと思ってたんだが、女の子が電柱に向けて放尿するってやつ。どうだろう?」

突然口を開いた卓造の案に、和也が意外そうな顔をする。

「いや、それがだね……どうも俺は浣腸ってプレイが苦手なんだな。女がケツの穴からブリブリっと捻り出すのを見たらもう、当分の間は飯がまずくって。まあ、だからって言うわけじゃないんだが、片足上げての放尿で、千佳へのお仕置きは相殺してくれないかな。頼むよ、和也君」

その後も卓造は早口で持論を展開した。
トドメのように両手を摺り合せて、和也の前で拝んでまでみせて。

「そんな、僕と佐伯さんは同じ趣向を持った同士じゃないですか。分かりました、今回だけは勘弁してあげます。その代わり千佳、しっかりと足を上げてオシッコを飛ばすんだよ。いいね?」

「うぐぅ、はぐぅっ……オシッコ、させて……もれる、もれちゃうよぉ」

卓造の迷演技のお陰か、和也はあっさりとOKを下していた。
けれども、尿意にのたうつ千佳にはその声も届いていない。
切羽詰まった口ぶりで、ひたすら排尿の許可を求めているのだ。

「さあ、千佳。こっちだ」

卓造は間近にある電柱へ千佳を導いていく。
股を力任せに閉じたまま引かれる鎖の向きに合わせて、僅か1メートル弱の距離に少女は最後の力を振り絞っていた。

人気の全くない静まり返った路地である。
子供が二人手を繋いで拡げれば届きそうな両端を、コンクリートブロックの塀が延々と連なっている。

そのどこにでもありそうな平凡な街の一角の、古びた電柱の根元で、千佳は四つん這いのまま片足を持ち上げていた。
耳元で卓造に囁かれて、混濁しそうな意識のまま頷いて、卓造に掴まれた足首を夜空に向けて突き上げている。

「オシッコをするんだ、千佳!」

卓造が命令口調で叫んだ。
その横で腕組みをした和也がニタニタと笑っている。

「いいの、して? オシッコして……いいのね」

千佳が擦れた声で聞き返していた。
だが卓造が答える必要はなかったようだ。
少女の身体が排尿の瞬間を教えた。

チョロ……チョロ、チョロ……ジョボ、ジョボ、ジョボ……ジョバァァァッッッ!

「ふうんんっ……あはあぁぁっっ……!」

千佳の唇から、言葉にならない切ない声が漏れる。
それよりも一歩早く下腹の筋肉がピクピクと痙攣して、それが連鎖したように秘肉の合わせ目が持ち上がり、スリットの中心から音を立てて液体が噴出する。
青白い月の光に染められて、銀色に輝く小水が半円を描きながら電柱を汚していく。

「見ないでぇっ! あ、あぁぁっっ……お願い、千佳をみちゃ……嫌ぁっ!」

千佳の唇から女の子らしい声が上がった。
両腕と片足で身体を支えて、女の子の部分を余すことなく晒した恥辱のスタイルに、封印された羞恥心が蘇ってきたのだ。
代わりに下腹で渦を巻いていた猛烈な尿意が薄まっていく。

「はははっ、凄い量のオシッコだね。佐伯さん、見てみなよ。こんなに大きな水溜りが出来て。明日の朝とか氷になって、誰か滑らなかったらいいけどね」

和也が指差す方向に、卓造も目線を合わせていた。
四足のポーズに戻した千佳のお尻の下に、その水溜りは存在した。
少女の体内から放出された小水が楕円形に拡がり、その中心で青白い月が輝いているのも。
そこに最後の一雫が垂れ落ちて、さざ波が立つところまで。



「ううぅっ……ぐすっ、ぐすっ……」

冷たいアスファルトの上で、千佳は背中を丸めていた。
メス鶏が卵を温める姿勢で、込み上げる涙を堪えるように啜り泣いていた。

だが、全裸のままでこうしているわけにはいかないだろう。
下手をしたら凍死しかねない寒さなのだ。

卓造は羽織っていたスーツの上着を脱ぎかけた。
もちろん、千佳の背中に掛けてやるつもりだったが、その動きを和也が止めた。
まだ調教は終わっていないとでもいうように、手持ちのバッグから大小2種類のバイブを取り出してみせたのだ。

「佐伯さん、メス犬に服なんて着せてどうするんです? ツマラナイ甘さは、調教師の腕を鈍らせますよ。ふふふっ」

「あ、ああ……そうだったな。ちょっと仏心が出たかもしれん」

「いいえ、それで普通ですよ。ただの人間なら、そんなものです。ですが……僕達は違います。ね、そうですよ、我が同士の佐伯さん?」

卓造の手に、おぞましい2本の淫具が握らされていた。
全身をおびただしい瘤に覆われた極太なバイブと、一見細身だが、挿入させた粘膜に喰い付きそうな螺旋状の溝が掘り込まれたアナル用のバイブである。

「これを、俺が……?」

「ええ。とっても愉しい役目ですが、佐伯さんに譲ってあげますよ。同士のよしみとして。その代わり、一気にいきましょうよ。勢いよくね……クククッ」

和也は卓造の肩口から顔を覗き込ませていた。
低く笑った。

(いくらなんでもひどすぎる。千佳ちゃんのアソコは前戯もしていないんだぞ。濡れてもいない性器にこんな太いのを突っ込んだりしたら?! だが……?! 試しているのだ! この男は、俺のことを……?!)

まるで肩の上に刃物を乗せられたような異様な悪寒に、卓造は直感した。
震える手のひらのせいで、乗せられた2本のバイブが互いに触れ合い、カチカチと音を鳴らしている。

「お、おじ様?! 嫌……やだぁ、うぅっ……バイブなんて……もういやぁっ!」

和也と卓造のやり取りに気付いた千佳が、背中を捻るようにして顔をこちらに向けた。
涙で赤く腫らしたまぶたが痛々しかった。








放課後の憂鬱   第10章 陥穽(5)


  
                                          


【第10章 (5)】



        
        (・・やっぱり・・できない・・・そんなこと・・)

        藍はやめようと思った。そう思って周りを見回した。
        高科にセットの裏で抱きしめられた温もりが、まだ胸に残っていた。し
        かし、同時にその直前の、吉田達の言ったことが思い出された。

        みんなは照明の外に下がったので、よく見えなかった。しかし、このま
        までは済まない・・・服を脱がなければ、着替えなければ許されない、
        そんな雰囲気が伝わってきた。

        藍は覚悟を決めた。なるべく早く着替えを終わらせてしまいたかった。
        思い切ってブラウスのボタンに手をかけると、そそくさと外し始めた。

        しかし、今度は吉田が注文をつけた。

        「藍ちゃん、そんな急がないでさぁ・・もっと恥ずかしそうにできない
        かなぁ?・・ゆっくりと、さぁ」

        藍は、注文どおりゆっくりとボタンをはずした。ボタンが一つ外れるた
        びに、ブラウスの前がはだけていった。

        とうとう全部のボタンをはずし終わった。藍はしばらくジッとしていた
        が、やがて思い切ったようにブラウスを脱いだ。脱いだブラウスを手に
        持ったまま、片手で胸を覆うようにしていた。

        「おっ! いい表情だねぇ! さすが女優!」

        吉田がからかうように言うと、藍はキッと睨んだ。

        「そうだそうだ。いいぞぉ。無理やり着替えさせられてる雰囲気、すご
        く出てるな!」

        藍はスカートを穿いたまま、レオタードを着ようとした。片手に脱いだ
        ブラウスを持ち、それで胸を隠したままレオタードに足を通そうとした。

        もぞもぞとスカートを少し捲くり上げ、レオタードに手を伸ばしたその
        時、
        「だめだだめだ。藍ちゃん! まず先に、今度はスカートだ。いいね!
        ・・それに、まさか下着のままなんて、ないよね!」
        すかさず吉田が声をかけた。すっかり助監督を気取っていた。

        (えっ、まさか・・裸になれっていうの?)

        それまで藍は、下着の上からレオタードを着ればいい、と思っていた。
        まさかみんなの前で、下着まで脱いで着替えるとは、思ってもいなかっ
        た。
        ブラウスで胸を隠したまま、どうしていいか分からずに、グズグズとし
        たままだった。

        ふいに高科が近寄って来た。顔が険しかった。低い、ドスの利いた声で、
        藍に話しかけた。

        「藍。あんまりみんなを怒らせるなよ。みんな撮影が進まなくて、いら
        ついているんだ。折角仲間になって、力合わせてるのに・・・仕事だか
        らって黙って休んで、やっと出て来たら撮影いやだって文句言って・・・
        それでやっとやってくれるって約束したのにさ。これじゃホントにどう
        なるか、俺でも知らないゾ。」

        そこで突然、大声を張り上げた。

        「やるき、あんのかよっ!! やらねぇってんなら、覚悟できてんな!!」

        藍は怯えた。突然の、高科の急変が恐ろしかった。口も利けず、手がワ
        ナワナと震えていた。

        「・・・ってコトにならないうちにさ。頼むぜ、藍!」

        高科は普段の口調に戻ってそう言うと、藍の背中をポンと叩いた。元の
        場所へ戻って行った。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  第五話



  
                                          


【第五話】



「ガソリンを満タンにされるよりも、中出しされる方が何倍も気持ちがいいのじゃな」

うっとりとそう言う軽トラック少女は、僕の腕に絡みついて離れようとしなくなっていた。
フェリーは仙台港に入港し、いざ下船する際になっても軽トラック少女は僕から離れない。
どうにかこうにか軽トラックに乗った時には「また私の中に入ってきたのかや」
とか言うので、しみじみ面倒臭かった。
夏祭り以降、軽トラック絡みで寝た女の子はどの子も後腐れして面倒臭い子ばっかりだなぁと陰鬱な気分になりながら、すっかり夕暮れた東北道をのんびり帰る。

「やはりお前さんとあたしは夫婦になる運命だったのやもしれんな」
「軽トラックと結婚するってどんな運命だよ。
ところでいい加減に話してくれよ、お前が人の姿に化けた種明かし、してくれ
るんだろう?」
「うむ、約束だったな」

高速道路を走りながらというのもなんだったし、夕食時だったのでサービスエリアのレストランに入った。

「もうすぐこの旅は終わってしまうのだな……。
が、満足な旅じゃった。
最後の旅として、これ以上のものはなかったぞ」
「別に最後の旅とは限らないだろう?
また次の旅があるさ」

運ばれてきた料理にほとんど手を付けずに、軽トラック少女は儚げに微笑み、頭を振った。

「そう言ってくれるお前さんのことがあたしは好きだ。
お前さんはあたしのことを好きか?」
「長年乗り続けた僕の愛車だからね」
「そうか、その言葉が聞けて安心したわい」

軽トラック少女は居住まいを正すと、一つ一つの言葉を丁寧に話し始めた。

「お前さんはあたしを猫又という妖怪の類いと考えておったな。
そしてあたしを妊婦ではないかとも怪しんだ」
「どちらも、当たらずといえども遠からず、なんだろ?」
「そうじゃ。
確かにあたしは腹に子を宿した妊婦ではない。
しかしあたしに授かり子があると言えばあるのじゃ」
「……それはどういう意味で?」
「猫が死に際に身を潜める習性があるのは知っておろう?
一体何の因果だったか、一匹の死期迫る猫があたしの身体の中、軽トラックの中を死に場所に選んだのさ」
「……!」
「その猫の亡骸は今もあたしの中にある。
そしてその猫は、もうすぐ猫又と呼ばれる妖怪として生まれ変わる」
「そうなのか」

頷く軽トラック少女。
予想外な話の展開だったが、なんだか面倒臭そうだった。

「とても愛され、可愛がられた猫だったようじゃ。
だからその猫は猫又として生まれ変わるのだ。
妖怪の類いは人の心が生むものだからな、納得じゃろう?」

僕の愛車は、夏祭りが終わりに近づくような寂しさを漂わせながら、ずっと抱えていた秘密を紐解いていく。

「あたしはその猫又妖怪の力を借りて、ちょっとした悪戯をさせてもろうとった
だけじゃ。 勝手にあたしの身体を死に場所に選んだことへの詫びとしては十分すぎる駄賃だったがな。
まさかこんな楽しい旅をさせてもらえるとはな」
「おいおい、妖怪云々を信じろっていうのか?」
「軽トラックの言葉が信じられぬならそれまでだがな」

ケケケと軽トラックがほくそ笑む。

「しかしずっと腹に一物を抱えていたことは詫びよう。
車のどこかに猫の死骸があると教えたのでは、お前さんとてそのままにしておいてくれぬだろう?
猫が猫又に生まれ変わるまでの少しの間、あたしは守り通すつもりでいた。
そういう意味では妊婦らしかったかもしれんな」
「ところで、お前がちょっとした悪戯を始めたのは夏祭りの夜からだろう? それからずいぶん時間が経っているけれど、猫又になるにはそんなに時間が掛かるのかい?」
「そのようじゃな。
死んでからすぐに妖怪となって姿を現したのでは、命の価値が軽んじられてしまうのかもしれん。
喪に服するという心の時間が新たな命を生むのかもしれんな」
「……で、その猫又妖怪は生まれたのか?」

すると軽トラック少女は泣き笑いの表情になって頷いた。

「生まれたさ。
なぁお前さん、あたしは子を産むことなどできない鉄屑四輪よ。
それなのに妊娠しているのかと疑ってくれたお前さんの心が嬉しかったよ、本当に。
もう心残りはありゃせんわ」
「おいおい、なにお別れみたいなことを言ってるんだよ」
「……30年生きた猫が猫又に生まれ変わるというお前さんの話が真なら、あたしもなにかしらに生まれ変わって再び現れることができたかもしれんがな。
猫又に孵った猫様は、猫にしては長生きだったかもしやへんが、たった17の齢だったとはなぁ」

自嘲気味に、皮肉気に軽トラック少女が微笑んだ。
そんなタイミングで僕は背後から声を掛けられて、振り返ってしまった。

「……お父さん?」

お父さんと呼ばれて振り返った先には、高校生っぽい制服姿の女の子が一人。
とても可愛らしく、大事に箱入りに育てられてきたかのような清楚な女の子が僕を見つめて、もう一度、

「お父さん」

と呼ぶのだった。
そんな風に呼ばれる理由はわからないけれど、その瞬間、僕はハッと思い立って軽トラック少女の方を向き直った。
やはりそこにはもう、軽トラック少女の姿はどこにもなくなっていた。
周囲を見回すでもなく、僕は弾かれたように走り出す。
レストランを飛び出して、サービスエリアの駐車場へ、軽トラックの元へ全速力で駆けつけた。
後ろの方で誰かが叫ぶのが聞こえたが、それどころではなかった。
嫌な予感がする。
その予感を確かめるために走り続けた。
軽トラックは駐めた場所にしっかりと駐まっていた。
ドアを開け、キーを差し込む……そして祈る想いでキーを回す。

「――――――――」

しかしいくらキーを回しても、スターターすら動くことはなかった。
何度繰り返しても、それは同じ事だった。

そうして僕の愛車はうんともすんとも言わない鉄屑四輪に成り果ててしまった
のだったが、その姿は旅の終わりを雄弁に物語っているようにも見えるのだった。


【軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  完】





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もえもえ マーメイド・ママレード  第12話



  
                                          



【第12話】



それは背泳のスタート姿勢を少し前屈させたような姿であった。
全裸で尻を突き出しているため、当然秘所が丸見えになり好奇の目に晒されている。
黒ずみのない美しい亀裂に男たちの魅惑されたような熱い視線が降り注ぐ。
ゴクンと音を立てて生唾を飲んだ男もいる。

車山が指示を与える。

「先生、その格好のまま、少し足を開いてもらおうか?」
「そんな……」
「嫌だなんて言わないよね?」
「……」

もえもえはためらいながらも、おずおずと足を開いた。

「恥ずかしい……」

内部のサーモンピンクまでがはっきりと見えている。

「足を閉じちゃダメだよ」

車山はそうつぶやくと、もえもえの真下に顔を移動させ亀裂に唇をあてがった。

「きゃっ!そんなぁ~~~~~!」

(ペチョペチョペチョ、ペチョペチョペチョ……)

プール内での『特殊石清水』とでも言うのだろうか。
前代未聞の愛撫体位でもえもえを攻め始めた。

「いやぁ~、そんなに強く吸わないでください~……」

(ペチョペチョペチョ、ペチョペチョペチョ……)

「どう、先生?プール内でオマンコを下からしゃぶり上げられる気分は?」

3人の男たちももえもえに群がり、思い思いにもえもえを凌辱する。

「あぁ、あぁ、あぁ~…いやぁ~…ダメ……変になっちゃいます……もう許してぇ~……」

(ペチョペチョペチョ、ペチョペチョペチョ……)
(スリスリスリ~)
(チュッチュッチュッチュ、チュッチュッチュッチュ…)

もえもえはかつて受けたことのない愛撫の嵐に、ただ混乱するばかりであった。

「さあてと、時間もなくなってきたので、ぼちぼちと……」

車山は背後に回り込み、もえもえが握っているタラップの少し上の位置を握りしめた。
もし名付けるならば『タラップ利用型立ちバック』とでも言うのだろうか。
 
「さあ、先生、仕上げに移るよ」

車山が腰を突き出すと怒張した肉棒がもえもえの亀裂を捉えた。
すでに十分な潤いを見せていた亀裂はいとも簡単に太い肉棒を受け容れた。

(ズニュ……ズッコン!)

「あぁぁぁ~っ……」

腰を前後に律動させると、もえもえの口から切なくもつややかな声が漏れた。

「あっ、ダメ~……いやぁ~……突いちゃダメェ~~~……!」

(ズンズンズン、ズンズンズン!)

他の男たちも車山に負けじと猛攻を仕掛ける。
野崎は真横からふくよかな乳房を掴みグイグイと揉んでいる。
山下もちゃっかりと草むらに指を伸ばしクリトリスを探り当て円を描いている。
ただ一人プールサイドに這い上がった宮本は、大きな腹を突き出し肉棒をもえもえの唇に押し込んでいる。

「んぐぐ!ううぐっ!うぁぁん……!」

いくら拒んでみても人は意外ともろいもの。 
手慣れな男たちによって、くすぶっていた官能が一気に炎を噴き上げてもえもえに襲いかかってきた。
突然襲いかかった享楽の前に、もえもえの理性は音を立てて崩れ去ろうとしていた。
もえもえは急に息苦しくなったのか、宮本の肉棒を避けうめき声をあげた。

「あぁ、あぁ、あぁ~、だ~め~……あぁ、いや…あぁ、許して……はぁ……あああ~……」
「先生、ちゃんと咥えてくれよ」

宮本は不平を漏らせる。

(あんぐ……)

もえもえはやむを得ず再び肉棒を咥え込む。

「もっと、舌を使って」

もえもえはキッと宮本を睨み口惜しそうに口を動かした。

「そうそう、いい感じだねぇ!もっと舌を使ってくれるかな?」
「宮本さん、ちょっと注文が過ぎるんじゃないかな?」

車山がさり気なくたしなめる。

「ああ、そうだね。先生、ごめんなさい」

ふだん無口な野崎も気持ちが高揚しているせいかいつもより口数が多い。

「先生のオッパイって大きいし、揉み心地も最高だね~」

車山は腰の動きも滑らかに律動を繰り返している。

(パンパンパン、パンパンパン!)

後背位系特有の小気味良い音が鳴り響き、もえもえの羞恥心を掻き立てていく。

「あうっ……音すごい…恥ずかしい…ぁぁん……!」

宮本も満足そうな表情を浮かべ、もえもえの口淫を賞賛した。

「うううっ……先生、すごいねぇ……フェラ最高だよ。はぁはぁはぁ……今にもイキそうだよ。まさかこの歳になって、こんなに若くてきれいな先生にしゃぶってもらえるなんて夢みたいな話だよ。はぁはぁはぁ~、おお~、気持ちいい~!」

(ジュパジュパジュパ……ジュパジュパジュパ……)
(パンパンパン、パンパンパン!)

「ぁん、いや…(ジュパジュパ……)はぁん~……」

もえもえは挿入の快感に耐えられなくなってきたのか、時折肉棒を口から放し激しく喘いだ。
空気が弾ける音が次第に早くなっていく。
車山の動きが忙しくなってきたようだ。

乳房を揉みしだかれ、陰核をいじられ、男根を咥えさせられ、さらに後方から太い竿を捻じ込まれ、もえもえは気も狂わんばかりに昂ぶっていた。
理性で堪えようとしても人間には限界と言うものがあるようだ。
その時、突然宮本が大きなうめき声をあげた。

「うおおおっ~~~~~~~~~~!もう我慢できない~~~~~!!」

宮本がとうとう発射してしまった。
さすがにもえもえの口内に発射することには遠慮があったのだろう、宮本は慌ててもえもえの口から肉棒を抜きコンクリートの床に白濁色の液体を噴出させた。
その瞬間、少量だが誤って野崎の手に掛けてしまった。

「うわっ!宮本さん、汚いじゃないか~!」
「あぁ、すまない。避ける暇が無かったんだよ」

宮本は照れ笑いを浮かべながら、野崎に頭を下げた。

「おおお~!オレももうだめだ~!我慢ができない~!せ、先生~~~!!」

(プシュ~~~~~!!)

我慢の限界に達したのか、宮本に続いて山下が怒張した自身の肉棒をしごき、ついにはもえもえの腰の辺りに振りかけてしまった。

「きゃっ!!」
「先生、ごめんなさい!」





 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
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ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
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放課後の憂鬱   第10章 陥穽(4)


  
                                          


【第10章 (4)】



        
        それまで黙っていた高科が、その時話し出した。

        「おいおい、みんな。それじゃ脅迫みたいじゃないか。藍ちゃんだって
        仲間だぜ。きっとわかってくれるさ。ね、藍ちゃん。一緒にこの映画、
        最後までやってくれるよね。」

        そう言って藍を手招きし、セットの裏に藍を連れ込んだ。

        みんなから見えない場所にまでくると、高科は小声で言った。

        「・・・藍ちゃん、ごめんな。藍ちゃんが出来ないって言うのはよくわ
        かる。でも、みんなこの作品に賭けてるんだ。藍ちゃんにとってはただ
        の部活なのかもしれない。藍ちゃんの仕事に比べると、遊びみたいなも
        のなのかも知れないさ。・・けど、みんなにとっては違うんだよ。真剣な
        んだ。だからあんなきついこと言ったんだと思う。そこを判ってやって
        欲しい。それに・・・」

        「・・それに?」
        「俺、ほんとは藍ちゃんのこと、好きなんだ。藍ちゃんみたいなアイド
        ルに、こんなこと言ったって無駄だって判ってるけどさ。でも、その思
        いがこの作品に詰まってるんだ。藍ちゃんのこと考えれば考えるほど、
        切なくなってこの作品にぶちまけてきたんだ。だからどうしても完成さ
        せたい。」

        高科の切々とした告白に、藍はさっき吉田とゆうこが抱き合っていたの
        を思い浮かべていた。羨ましかったことを思い出した。胸が熱くなって
        いた。
        そして藍は思わず口にしていた。

        「・・・わたしも・・先輩のこと・・好き・・・」

        そう言い終わらないうちに、高科は藍を抱きしめていた。
        藍はその胸に顔をうずめた。そして藍は口を開いた。

        「・・・わかりました。・・やって・・みます。」

        藍の言葉に高科は「ありがとう」と言うと、すぐに藍の唇に自分の唇を
        重ねた。
        藍はさっきのキスよりもずっと熱い気がした。

        そして唇が離れると、高科は明るい大きな声で、
        「藍ちゃん、いや藍、頼んだぜ! 俺の言う通りにすれば大丈夫だから。
        さっ、みんな待ってる。」

        二人が元の位置に戻った。高科が、まるで何事もなかったような明るい
        声で言った。

        「藍ちゃん、やってくれるって。さあっ! 撮影開始だっ!」
        高科のその一言で、みんな位置についた。

        藍は後ろを向いて、もじもじしながら着替えを始めようとした。すると
        高科がすぐに指示した。

        「藍ちゃん、そこじゃないんだ・・ここに乗って着替えてくれる?」

        高科のその指示に、伊藤と柴田が机を運んできた。机をウレタンのマッ
        トのすぐ前に置いた。
        高科の指は、その机の上を差していた。

        「・・そ、そんな・・」

        藍は言いかけた。が、高科の顔を見るとすぐに机の上に乗った。先程の、
        セットの裏で言われたこと、その時の高科の笑顔を思い出していた。

        (先輩のためにも・・頑張らなくっちゃ・・)

        そう思った。

        気が付くと、カメラが藍を下の方から狙っていた。明るい照明を浴びて、
        そんなアングルから、カメラを向けられるのは恥ずかしかった。急に耐
        えられないほどの恥ずかしさを感じた。





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軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  第四話


  
                                          



【第四話】



軽トラック少女に手を引かれる形でフェリーターミナルに駆け込んだ。
どうにか締め切りぎりぎりの時間で出港手続きができた。
軽トラックを乗船させる料金の他に、軽トラック少女の乗船料金も発生する理由が個人的に納得いかないものの、あまり難しく考えるのをやめて、とりあえずアウトサイドの客室を借りた。
急ぎのことだったのでコンドームは準備していないものの、たぶん軽トラックだから中出ししてもOKだと思う。
それに中古で買った軽トラックなので処女ということもないと思うので、あまり気を遣わずしっぽり楽しませてもらおうじゃないか。

船内の展望大浴場でゆっくり湯に浸かりながら、ここ数日の旅路を思い出していた。
逃避行的な一人旅のつもりが、軽トラック少女のおかげでずいぶん楽しめたし、気晴らしにもなった。
携帯には件の二人の少女からの着信履歴がずらっと並んでいるが、ようやく二人にも連絡する気力が戻ってきていた。
名古屋港を出港したフェリーはそのまま仙台港まで一気に行ってしまうので、実質フェリーに乗った時点で旅は終わったようなものであった。
そして夏祭りの夜から始まる一連の不思議体験も、未だに軽トラック少女が謎を抱えたままだけど、旅が終わると共に一区切りを迎える気がしていた。

先に部屋に戻り、軽トラック少女が大浴場から戻ってくるのを待つ。
さほど時間をおかず、鼻歌を歌いながら軽トラック少女が戻ってくる。
鼻歌に歌われているのはドリカムの未来予想図2、軽トラのオーディオデッキに入れっぱなしのCDだったから軽トラック少女が歌えるのは当然だった。

「さぁて待たせたな。
今夜はぞんぶんにあたしを抱くが良いぞ」

湯上がりの軽トラック少女の長髪はほどかれ、ナース服の肩を濡らしていた。
無防備に胸元のボタンが外され、鎖骨のラインが艶やかに覗けた。
白ストッキングをわざわざ履き直して来たあたり、着崩した感じのナース服姿で僕を誘っているのは明白だった。
軽トラック少女が後ろ手で部屋の鍵をカチャンと閉める。
硬質の突き抜けるような施錠音が引き金となって、五日間も女を我慢していた僕は軽トラック少女を抱き寄せ、唇を吸った。
片手では軽トラック少女の背を抱きながら、もう一方の手はすぐに股間に滑り込ませた。ショーツの上から性器を一度なぞり、次にはすぐにショーツの中に手を入れた。こちらも割れ目にそって一度なぞった程度ですぐに膣口へと指を入れる。

「んんっ、そんな……に焦るでない……っ」

背を仰け反らせる軽トラック少女のほどよい大きさの胸に顔をうずめる。
ボタンを外された胸元から顔を突っ込んで、直接胸を探る。腹を空かせた子猫のわがままのようになりながら、そうしてバランスが崩れてベッドに倒れ込む。
軽トラック少女に覆い被さると同時に指を膣奥へと捻り込む。

「あっんんっ!」

その深さを維持したままで、一種の聖域のようなナース服を粗雑に乱していく。
ボタンが飛び散ろうがお構いなしに、次はブラジャーを力尽くではぎ取る。
それは流石に軽トラック少女も痛かったようだが、無論僕は謝ったりせず、痛みに顔を顰めた軽トラック少女の唇に舌を突っ込み、露出した胸を鷲掴みに揉んだ。
膣奥をこじる指をくの字に折って攻めると、軽トラック少女の腰が浮く。
もっと、もっと、と強引に奥を攻めると軽トラック少女はキスを拒んで僕を睨み付けてきた。
その咎めた表情を鑑賞させてもらいながら、膣をえぐっていた手を小刻みに動かし始める。

「ぬっ……う、んんっ、あっ……! や、やめっ……ああ゛っ……ぁ!」

締まりの良い膣の中からグジュグジュと水の音が湧き出してくる。
軽トラック少女の棘の表情が、羞恥の悶えと快楽が入り交じった複雑で、ぎこちないものに変わっていく。
そうしている間にも股間からは愛液の水玉が弾ける。
残量が尽きかけて勢いの弱まったウォッシャー液のように潮を噴き出したかと思うと、次第に勢いは増していく。

「ひぁっぐっ、ああ……っ゛、ぐ……はあぅぅ……! やめ……こんな……溢れ、る……っ……!」

僕は軽トラック少女の腰、骨盤を抱きかかえるようにして、さらに手マンを激しくする。

「やめやめやめっっぇぇ!! あああ゛ぁっっぅ!! ああ゛っ! ああ゛あ゛ああっ!!」

背を仰け反らせたと思った次には背を丸めたり、せわしなく暴れる軽トラック少女の股間からは冷却水が漏れ出したかのように大量の愛液が溢れ出る。
逃げだそうとしてばたつく脚に足を絡めて拘束し、膣を掻き回す。
絶叫を続けていた声がぱたりと途絶えたので様子を見ると、せっかく可愛い顔をした軽トラック少女が口を半開きにしたまま白目を剥いていた。
でもせっかくなのでもうちょっと手マンを続けてやると、軽トラック少女はアイドリングが不調のエンジンのようにガクつき始め、僕はそこへ間髪入れずに勃起した性器を突っ込んでった。

「あっ、あ、あっあ、ああっ、あっ、ああっ……!」

まだ白目を剥いている軽トラック少女の最奥をゴツンと突いてやる。
すると奥歯をカタカタ鳴らしながらも視線はこちらを向いた。
エンストしそうな風に震え続けるものだから、アクセルを吹かしてやるつもりで最奥をゴツゴツ突いていく。
今し方たっぷり潮吹きしたばかりの膣は十二分に濡れ狂い、手に馴染んだシフトノブのように性器同士も申し分ない相性だった。

「ぎもぢぃぃっ! すごい゛っ……! こんな……あ、あぅぐ、だめっ、こわれ゛……壊れじゃうっっ! も゛ぅ……壊゛れじゃうのっっぉ!!」

軽トラックの取り柄は頑丈さなんだから大丈夫だろうと判断して、僕はどんどん腰の動きを加速させる。
臨界点に達したエンジンのように吠え続ける軽トラック少女の膣中は、熱く、熱く、溶鉱炉のようだった。

「壊れ゛るっ壊゛れ゛る壊゛れるぁ゛壊れる゛壊れるぉ゛壊れるぅ゛っ゛っぅ!!」

しかし軽トラック少女の膣は精液を搾り取る器官らしく僕の男性器を咥えて離さない。
それどころか僕の射精を急かすように蠕動し、快感の蜜を送り込んでくる。
僕の理想とする女性の容姿容貌、四肢格好をトレースして生まれた少女の正体が軽トラックであることなんか意識から溶け落ち、今や僕の目の前にあるのは僕の理想とする母胎のように思えて猛る。
若く、美しい母胎。
壊れるほどに女を抱こうとするのは、簡単には壊れない健康的な母胎であることを確かめようとする雄の本能と聞いたような気がする。
ならば今僕の下で綺麗な長髪を振り乱しながら絶叫する少女は合格だろう。
強い射精感が押し寄せてきた。

「出すぞ! 中に出すぞっ!!」
「ぁあああ゛あ゛あ゛あ゛っっっっ゛っ゛!!」

二人して息を止めて、最後の一滴まで快感を貪ろうとしていた。
僕はにょう道をキュッと締めて、少女は膣をギュッと締めて、性欲と力任せにお互いの性器を擦り合わせる。
そして後戻りできない射精欲が、数日間の禁欲のためだったろうか、それは自分でも怖くなるくらいの激しさで込み上げてくるのだった。

「あ゛あっ! 出るっっ!!」

そうして僕は少女の膣内で今晩一発目の射精を行ったのだった。





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闇色のセレナーデ 第17話  少女の想いは、アールグレイにのせて


























【第17話】




「最初の男の人は、おじさんよりずっと若かったわ。多分大学生じゃないかしら。ちょっと不良ぶっていて、それなのに、いざ本番になるとオドオドするだけで、何も出来ないんだもん。わたしも今みたいに余裕なんてなかったから、一日で処分されちゃったの」

千佳は、見るとはなしにメニュー表を指でなぞると『アールグレイ』の処で止めた。

「二人目の男の人は、30才くらいのサラリーマンさんだったの。おじさんよりちょっと若め。見た目紳士な感じの人だったけど、わたしが服を脱ぐと顔付きが変わったわ。ライオンか何かみたいに吠えだして、メチャクチャに犯されちゃったの。でも2日目も、3日目もそんな感じで、結局4日経って用済みよ」

卓造は話し込む千佳に何度も頷いてから手を上げた。
年輩だが愛想の良いウェイトレスが、直ぐに気付き歩み寄って来た。

「え~っと……アールグレイとホットね」

「畏まりました。アールグレイとブレンドコーヒーでございますね」

ウェイトレスは、軽く一礼すると去って行った。
その後ろ姿を見送った卓造は、おしぼりの封を開けて顔をゴシゴシと擦る。

「やだぁ、おしぼりで顔を拭いたら、オジサンの仲間入りよ」

「オジサンの仲間入りって? 俺は充分に自覚のある中年オヤジのつもりだけどな」

千佳が眉を潜めて目で笑って、開き直った顔をしてみせた卓造だが、おしぼりを取り落とすようにしてテーブルに戻した。
丸いグラスの中で、溶けかけた四角い氷がカランと音を立てる。

「千佳ちゃん、それで……あの、今更になってなんだけど……」

「なによ、急にモジモジしちゃって? お手洗いだったら、お店の奥にあったわよ」

「いや、そうじゃなくて……どうして俺のことをそんなに?」

「俺のこと? なんのこと?」

とぼけた千佳の顔も可愛かった。
大き目の瞳をクリクリさせて、小鼻をツンツンさせて、下から覗きあげるようにして。

「ふふふ♪ おじさんったら、顔が真っ赤よ。そんなに気になるぅ?」

千佳が茶目っ気のある笑みを浮かべて、卓造は「ああ」と一言。

「おじさん、初めて出会った夜のこと覚えてる?」

「ああ、覚えているよ。1ヶ月前の夜のことだろ?」

さっきの年配ウェイトレスが、香り立つコーヒーカップとティーカップを卓造と千佳の前に並べた。
琥珀色と紅色の液体が二人の鼻腔をくすぐり、申し合わせたように手を伸ばしていた。

「背中に掛けてもらったコート、とっても温かった。それに嬉しかったな。この人、わたしのことを本気で心配してくれてるって。コートなんて羽織らせたりしたら、千佳の裸が見えなくなっちゃうのにね」

「……」

千佳は白磁のティーカップを手に、ほんのりと頬を染めて語った。
そして、そんな乙女心を悟られなくないためか、話し終えた後にニィっと笑う。

だが、卓造にその心遣いは無用である。
自ら口を開いておきながら、その男は声を失っていたのだから。

(この子は、俺のコート一枚のためにここまで! この後俺は、和也と組んで……いや、和也に操られるようにこの少女を……)

取っ手に指を通したコーヒーカップが、振動するように揺れている。
コーヒーを口にする前に卓造は、千佳の健気過ぎる想いと仕草に脳天を貫く衝撃を味わっていた。
まるで雷にでも打たれたようである。

「あ、わたしね、お父さんとは血が繋がってないの。中○生になった時に、お母さんが再婚することになって、そのお相手が今のお父さんだったわけ。その時にあの男とも出会ったわ。確か大学生だったと思う」

そんな卓造の様子に気付いた千佳が、勝手に話題を変えた。
目線をテーブルの端に落としたまま薄幸な身の上を語ると、ティーカップを口に寄せる。
その上で、芳醇な紅茶の香りを楽しむように唇に当てると一呼吸置いた。
そして、カップを僅かに傾げると、ほんの少し口に含んだ。

「おいしい……」

「そ、そうか……千佳ちゃんの口にあって嬉しいよ」

唸るように声を放った卓造は、固い笑みをこぼした。
千佳に倣って自分もと、手にしたコーヒーカップを口に運ぶとズズッと啜った。

おいしいかどうかなど、今日に限っては区別が付かなかった。
いつもの通い慣れた喫茶店で、いつものマスターにウェイトレスに迎えられて、いつもの奥まった二人用の席で、いつものブレンドコーヒーを飲んでいるのだが……

「それでね。お父さんって、ちょっと厳しい人なんだけど、千佳がテスト勉強とかしてたら、『頑張ってるか?』って、お母さんが作ってくれた夜食を持ってきてくれたりするんだ。それで夜食を一緒に食べたりして、学校のこととかおしゃべりして。そうしたら、お父さんはとっても嬉しそうな顔をするの」

「そうなんだ。千佳ちゃんのお父さんって、いい人なんだね」

「うん、そうなの。だからわたし……あの男にレイプされて、『もし誰かに話したりしたら、お父さんとお母さんをバットで殴り殺す』って脅されて、逆らえなくなっちゃったの」

せっかく話題を変えた筈なのに、口を開いて登場するのは鬼畜な兄、和也のことばかりである。
千佳はティーカップを手にしたまま、さざ波を立てる紅い液体に目を落としていた。

「警察とかに相談は?」

「うん、それも考えたんだけど、やっぱり出来なかった」

「どうして? 警察だったら、お父さんの会社のこともあるし、きちんと対応してくれたと思うけどな」

「だからダメなの。その『小嶋技研』のせいで、警察が動けばマスコミだって動いちゃうでしょ? お兄ちゃ……ううん、あの男は成人だから名前とか全部新聞に載せられるし……」

卓造は千佳に紅茶を促そうと、飲みかけのコーヒーを一気に煽ってみせた。
けれども最後の一滴を飲み干すまで味は分からなかった。

「それとね……これは、お父さんとお母さんが話をしているのを立ち聞きしちゃったんだけど、副社長の緒方さんって人が最近、常務さん達と一緒になって、お父さんの決めた案件に反対ばかりしているらしいの。ううん、他にも次の株主総会の時には出資銀行とか、大株主とか……」

「そうなの? だとしたら……その副社長の緒方さんがお父さんを追い落として、社長の座を狙っているかもしれないね」

予想を交えた卓造の話に、千佳が大きく頷いた。
良家のお嬢様らしく優雅に紅茶を飲んでいたのを、卓造を見習うかのようにティーカップを口に運び豪快に啜った。

「そろそろ時間かな。行こうか、千佳ちゃん?」

「……そうね。行かないと、いけないよね」

喫茶店の窓から眺める景色は、薄い闇に包まれ始めていた。
卓造は、気落ちした顔をする千佳を促すと席を立った。

今夜は、あの男が直々に待っているのだ。
和也から直接卓造宛てにメールが届いていた。

(巨大な城だ。とてもじゃないが、大手門をこじ開けるのは無理だろうな。だとしたら、搦め手からいくしか……)

リストラ寸前の冴えないサラリーマンは、その時、無謀でしかないプランを胸に秘めていた。
気弱で優柔不断な男は、片思いでしかないであろう恋心の鎧を纏って、人生初の大博打に出る覚悟を決めたのだ。

「お二人ご一緒で構いませんよね? 900円になります」

その背中に訊き慣れたマスターの声が届いた。
視界の端で、取り忘れた伝票を手に料金の支払いを済ませる千佳の姿も。

卓造は着込んでみた鎧の重さに押し潰されるように、大げさに肩を落としていた。









闇色のセレナーデ 第16話  淫具の唸りと少女の嬌声


























【第16話】




「うぐっ、はくぅっ……ダメェ、きつすぎるぅっ! 玩具が暴れてぇ……あふうぅっ」

噛み締めた歯の隙間をすり抜けて、耐え切れない声が漏れる。
銀色をした握り手にべっとりと手脂の痕を残して、千佳は悶え苦しんでいた。

だがどうすることも出来ないのだ。
バイブのリモコンを持つ卓造にも、カメラを構える藤波にも。
ただひたすら、電車が終着駅に着くのを祈るのみである。

「ふあぁっ! やだぁ、アソコがぁキュッとして……んあぁっ、ああぁぁぁぁぁっっ!!」

そして、電車が中間の駅を通過した時だった。
俯いていた千佳の頭が突然上向き、感じる声を吐き出した。
背中が湾曲するように反り返り、踏ん張らせていた両足が小刻みな痙攣を続けている。

「くくくっ、あの女、イキやがった」
「よくやるよ全く。電車の中で露出ビデオの撮影だもんな」

遠巻きだった乗客の中から、下卑た話し声が聞こえた。
バイブに悶える千佳の痴態と藤波が手にしたハンディカメラに、アダルトビデオの撮影だと勘違いされているようである。

「千佳ちゃん、バイブのスイッチを切ろうか?」

「はあぁ、ダメぇ……切ったりしたら……それよりも、ふぅ……もっと強く、つよくしてぇ……バイブぅ、ふはあぁっっ」

絶頂を極めても、バイブは動き続けている。
ヴァギナとアナルを無機質な運動で刺激続けているのだ。

そんな千佳の姿を、卓造は見ていられなかった。
だが被虐の対象である彼女の想いは違ったのである。

「ふぅっ、くはぁぁ……いいのぉ、もっとぉ感じたいのぉ……千佳ぁ、変態だからぁ……バイブにぃ、オマ○コとお尻を……グチャグチャにして欲しいのぉ」

美少女が口にした卑猥な単語に、ざわついた車輌内がシンとする。
その中で、恥肉を掻き回す玩具の唸り声だけが延々と浸透していく。

(わかったよ、千佳ちゃん)

少女の覚悟を卓造も汲み取っていた。
向かい合わせに立つ藤波も、感情の見えない顔で小さく頷いていた。

「はははっ、千佳は本当にいやらしいことが大好きな変態だな。だったら、もっとバイブで可愛がってやるよ。その代わりいい声で鳴くんだな」

カチッ……! ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……!
カチッ……! ビィィーンッ、ビィィーンッ、ビィィーンッ……!

「ひぎぃっ! くはぁ、はあぁぁっっ! 前もぉ、後ろもぉ……バイブでぇ、犯されてぇ……千佳ぁ、きもちいい、感じちゃうぅぅっっ!」

千佳の身体がバウンドするように跳ねた。
鬼の面を被った卓造がリモコンスイッチをマックスにし、2本のバイブが狂ったように唸りをあげている。
デリケートな柔肉を、引き伸ばしては掻き回している。

「ふはぁ、感じてぇ……だめぇ、エッチなお汁がぁ……垂れちゃうぅ、漏れちゃうぅっ……」

尻尾のように突き出たアナルバイブが、高速で振動していた。
垂れかかったスコートも連動するように震えて、その下から伸びる若々しい素足が耐え切れずに開閉を繰り返している。
そして内腿の肌を伝うように、陰唇の縁を越えた愛液が伝い落ちてくる。
ひと筋、ふた筋と列を成して、内ヒザから足首へと小水でも漏らしたかのように水痕を刻み込んでいく。

「すげぇな! あのお嬢ちゃん、本気でヨガってるぜ」
「ああ、エロビデオの撮影なんてよ、ヤラセばかりだと思ってたが、こりゃぁ、本物だよな」

取り巻くギャラリーからは、嬉しくない褒め言葉が届いた。
ごく平凡な日常で、ダイヤ通りに運行される8両編成の普通電車は、6両目の車両だけ異様な雰囲気に包まれているのだ。

「まもなく竹田川、竹田川です。お忘れ物なさいませんよう、ご注意ください……」

何も事情を知らない車掌が、終着駅への到着をアナウンスする。
軽快に走行していた車輌がポイント切り替えの音と共に減速を始めた。

じゅく、じゅく……じゅにゅ、じゅちゃ……

「あっ、はあぁぁ……千佳ぁ、もう……」

踏ん張らせていた両足が力を失くした。
まるで懸垂でもするように、千佳は両腕を握り手に残したまましゃがみ込んでいく。
丸いお尻が見よがしに突き出されて、短いスコートが捲り上げられている。

「どうした千佳? 早く昇らないと電車が着いちまうぞ! ほら、もっとマンコを引き締めろ!」

卓造は千佳に覆い被さっていた。
両腕を彼女の胸に這わせると、ウェアの上からノーブラの乳房を揉んだ。
浮き上がった恥首を手のひらで転がした。

「おい! それじゃ見えねえだろ!」

ギャラリーから罵声が飛んだ。
バイブに嬲られた美少女の股間が覗く瞬間にカットされたのだ。
調教師役の卓造によって。

ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……ビィィーンッ、ビィィーンッ……!

「うくっ! ひくっ! はうぅ、きもちいいよぉ、きもちよすぎてぇ……イク、イ、イクゥゥッッッ!!」

電車が終着駅に到着した。
キィィッッ!と、油の切れたブレーキ音がして、千佳の絶叫を掻き消していた。

「竹田川、竹田川です。本日のご乗車、誠にありがとうございます」

アナウンスが聞こえた。
エアー音と共にホーム側の扉が全て開け放たれ、人の波が押し出されていく。

「はあ、はぁぁ……んんっ、はあぁ……」

全身を汗で濡らした千佳が、肩で息を吐いていた。
その身体を卓造が抱き寄せ、藤波がビデオカメラをOFFにする。

「よくがんばったな千佳ちゃん。ううぅっ……ほんとに、よく……」

「あら、おじさんったら、泣いてるの? いい年して子供みたいなんだから。でも……様になってたわよ、おじさんの調教師役。ふふっ、次はもっと過激に責められちゃおうかな、なーんてね♪」

ひび割れた唇から舌を覗かせる千佳を、卓造は喉を詰まらせて見つめていた。
『俺はこの子を本気で愛している!』
迷宮に誘い込まれていた本心が、その時になってようやく確信した。

乗客の消えた電車の中で、卓造は千佳の小さな背中を撫で続けていた。
床に転がった2本のバイブに睨まれながら。








もえもえ マーメイド・ママレード  第11話



  
                                          



【第11話】



(ズンチョ、ズンチョ、ヌッチョヌッチョ、ズンチョ……)

「ああっ、ダメッ!車山さん、お願い!や、やめてください!」

もえもえは逃れようともがくが、がっしりと固定された車山の両腕はビクともしなかった。
宮本が興味深そうに車山に尋ねた。

「忙しい最中に悪いけど、その体位って結構大変じゃないんですか?」

車山は荒い呼吸の合間に笑って答えた。

「はぁはぁはぁ~、いや、水中だと浮力があるから意外と軽いんだよね、これが」
「あぁ、なるほど、水の中だったら思いのままというわけですか。ははは~、こりゃ便利だな~」

そこへ山下が少し皮肉っぽい調子で口をはさむ。

「宮本さんは腹が出てるから『駅弁』はちょっと厳しいんじゃないですか?」
「うるさい!」
「ははははは~」
「わっはっはっはっは~」
「そんなことより、先生の濡れ場をしっかり目に焼き付けておかないと」
「まったくです」

宮本と山下がもえもえたちの様子をうかがおうと水中に目をやると、驚いたことにすでに先客がおり二人の行為を間近で食い入るように観察している男がいた。
それは水中ゴーグルを掛けて準備万端の野崎であった。

「野崎さん、もう覗いているじゃないか!」
「無口だけどやることはやる人だね」

水泳は未熟であっても潜ることは別のようだ。

「ああっ、ああんっ……野崎さん、見ないでください!」

当然潜っている野崎の耳にもえもえの声は届かない。
野崎を代弁するかのように車山は息を切らしながらつぶやく。

「はぁはぁはぁ~、先生、野崎さんのことは気にしないでもっと気を入れてよ」

(ズンズンズン!ズンズンズン!)

「プハッ!」

その時、野崎が水中からカッパのように顔を上げる。

「ふう~、水の中だとちゃんと見えないよ~、ふう、息が苦しい~」
「ちゃんと目を開けてたのか?」

さらに車山がまくし立てる。

「せっかくもえもえ先生ががんばっているのに、それを見ないなんて勿体ない」

これにはもえもえも息を切らしながら完全と否定する。

「あぁ……私、がんばってなんか…ないですぅ……」

もえもえの言葉に悪びれる風もなく車本は言葉を続ける。

「こんなこと言っているけど、もえもえ先生だって本当はみんなにエロい姿を見て欲しいんじゃないかな?」
「うん、オレもそう思う」
「同感です」
「み、見せたくありません!」
「遠慮しなくていいって、先生。さあ、時間がなくなる。早くタラップの所へ行こう~」
「タラップ……?一体何をするつもり……?」

車山はもえもえと『駅弁』で結合したまま、プール内を移動し始めた。
他の三人も彼らを取り囲むようにゆっくりと進んでいく。
一度もえもえから抜いてしまうと肉棒が委縮してしまうかも知れない。
再び勃起させることはたやすいことだが、限られた時間の中で無駄な時間は費やしたくない。
車山の脳裏にそんな計算が働いたのかも知れない。

歩くたびに車山の肉棒がもえもえの膣にグイグイと食い込む。
もえもえは移動しながら、切ない声を漏らし続けた。

まもなくプールサイドのタラップに辿り着いた。
もえもえとしてはタラップまで辿り着いたことで「もしかしたら解放されるかも」と微かな期待を抱いたが、すぐにそれが無駄な願いだと知った。

「さあ、先生、次はこのタラップを2、3段登って、しっかりと握ってもらおうか?」
「……?」

車山との結合から一旦は解放されたもえもえであったが、休むまもなく次の指示がくだされた。
タラップに2、3段登ると言うことは明らかに水面よりも上に下半身を露出させることになる。
もえもえは息を呑んだ。
先ほどの『駅弁』はまだ結合部が水中だったので、容易に周囲の目に触れることはなかった。
だが今度は違う。
四人の男たちの前ですべてを晒してしまうのだ。
いや、そればかりか警備員など第三者に見られてしまう危険性もはらんでいる。
もえもえはそれだけは堪忍してほしいと哀願した。

「先生、嫌ならこのタラップを上がればいいんだよ。でもその場合はオレたち全員ジムを辞めるからね。それだけはつもりしておいてね」

車山の一言でもえもえは行き場を失ったように立ちすくんでしまった。
 今にも泣きだしそうなもえもえを見て、今度は宮本が慰めるようにささやいた。

「先生、あと10分ほどじゃないか。もうちょっとだけ我慢してくれないか?そうすれば私たちは辞めるなんて言わないから」

もえもえは目を真っ赤にして静かにうなづいた。

「分かりました……」

もえもえがうなづくと、男たちの顔に安堵の色が浮かんだ。
もえもえは指示されたとおり、タラップを3段目に足を掛けた。
水面から膝が半分出ている。
よく引き締まった臀部から水がポタポタと滴り落ちる。

「両手でタラップをしっかり握って」
「は、はい……」
「よし、尻を突き出せ」
「え……?」
「さあ、早く」
「そんなぁ……」

男たちは無言の圧力をかけている。
もえもえは悲壮な表情でタラップを握ると、静かに尻を突き出した。






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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闇色のセレナーデ 第15話  恥辱プレイの身だしなみ


























【第15話】




(しまった!)と思った時には遅かった。
性欲に取り憑かれた二人組は、踏み切り板からダッシュするように姿勢を前傾させる。
弾けるように飛び出した。

「逃げろ! 千佳!」

卓造は声の限り叫んでいた。
露出調教がご破算になったって構わない。
和也の失望を買って自分がどうなろうとも、それでも構わない。
本気でそう思って……

千佳がこちらを振り向いた気がする。
けれどもダッシュした男二人に割り込まれて、更に千佳とその男達の間にもう一人の影が……?

「おい、ジャマなんだよ!」

男の一人がキレる声を上げた。
けれども立ち塞がったマスク男は、カメラをぶら下げたまま平然としている。

「なんでだ? どうして、アイツが……?」

黒いサングラスに口を覆うマスクという異様な男の出現に、大学生風の二人連れが動揺した。
その出で立ちのまま、マスク男が棍棒のような腕を振りかざして……

「ひゃぁっっ!」

衣を引き裂くような、女でも出せない高音域ボイスで悲鳴が響いた。
先頭に立つ男が瞬時に回れ右を実行し、二人目の男が狭い段差を踏み外す寸前で、Uターンを決行する。
後は負け犬のように退散するのみ。
電車に乗ることも忘れて、入ってきた改札口を逆向きに飛び出していった。

「驚いたでしょ、おじさん? この人は藤波さんと言って、わたしのボディーガードをしてくれているの」

「ボディーガード?」

電車のホームフロアーで千佳に紹介されたのは、撮影係兼監視役として尾行していた男の正体である。
身長175センチはある卓造より、更に10センチは高いそのマスク男を改めて見上げてみる。

「この藤波さんは可哀想な人なの。妹さんがいるんだけど、難病で子供の頃から入院していて、1ヶ月後にアメリカで手術する予定になってるの。でもその費用が1億円くらい掛りそうで……」

「要するに、村越技研副社長の和也がその金を用立てる代わりに、千佳ちゃんと俺の撮影係兼監視役をやらせていると」

「そういうこと。あと、何かあった時のためのボディーガード役もね」

千佳が2度も口にするということは、監視役よりもボディーガードの役目の方が比重大ということだろう。
確かにスーツの上からでも実感できる分厚い胸板は、柔道か何か、格闘技を経験しているのは間違いなさそうだ。

「藤波竜也と申します」

卓造の前に向き直った男は、身体に見合った低めの声で名を告げるとサングラスとマスクを外した。

「あ、あぁ……佐伯卓造です……よろしく」

いかつい身体付きをしているのに、現れた素顔は美男子だった。
切れ長の瞳には、キラりと光る星まで浮いているようである。
少女マンガに登場する白馬の王子様と言えば、持ち上げすぎだろうか。

(もしかしたら、千佳ちゃんは藤波のことを? だとしたら、俺と千佳ちゃんが……そのだ、セックスしたり、今もこんなハレンチなことをさせたりして、それでも平気なのか?)

卓造より遥かに若い20代半ばの青年に、複雑な感情が持ち上がってくる。
年甲斐もなく開花させ始めた恋心に水を差されたような?
でも、それで良かったような?

「あ、電車が来るわよ。藤波さん、撮影をお願いね。ほら、おじさんはぼぉっとしないの。行くわよ」

だが中年男のハートが感傷に浸る間はないらしい。
テニスウェアから伸びやかな肢体を晒した千佳が、気合を付けるようにほっぺたを叩くと、銀色の車輌に乗り込んでいったのだ。



車内は意外と込み合っていた。
横座りの席は全て埋まり、座席と同等の人数が吊革にもぶら下がっている。

卓造は千佳に寄り添うようにして、ドア横のスペースに身体を預けていた。
藤波はというと、1メートルも離れない近距離から片腕を吊革に通したままカメラを構えている。

乗り合せた乗客の目がチラチラとこちらを覗うのは、やはり目立ちすぎる千佳の衣装のせいだろうか?
それとも再びマスクとサングラスを装備した藤波の、堂々とした撮影っぷりにだろうか?

「おじさん、わたしの方はいつでもいいからね」

そんないたたまれない空気が漂うなか、千佳がそっと囁いてきた、
『いつでもいい』とは何を指しているのか。
その答えをポケットの中で握り締めている卓造は、ぎこちなく頷いてみせた。

「操作する時は、ちゃんとポケットから取り出してお願いね。カメラに映らないと意味がないから」

「分かった。そうするよ」

気付けば、卓造と千佳。それに藤波の周辺から人の気配が消えている。
半円を描いたように、男も女も年寄りまでもが遠巻きに見守っている感じである。

卓造はズボンのポケットに手を突っ込むと、楕円形の形をした物体を2個取り出した。
それほど大きくはない。
二つ同時に握り締めても、手のひらから食み出ない程度のモノである。

(千佳ちゃん、すまない)

ピンク色と、青色。
手のひらの中で転がしながら卓造は青色を選択すると、滑らかなボディに埋め込まれたスライドボタンを押した。

カチッ……! ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン……

「ひくぅっ……んはぁっ……」

銀色の握り手を掴んでいた千佳の身体が、ビクンと反応した。
それと同時に、車体の底で呻りをあげるモーターとは別個な低い器械音が、卓造の真ん前から響いてくる。
千佳の下腹部から。

「はぁ、ああぁ……もうひとつのも……うぅ、早く……」

「分かった」

白いウェアを震わせながら、千佳が更に要求する。
卓造は口に溜まった唾を飲み干すと、ピンクの物体に人差し指を乗せた。
スライドスイッチをONにする。

カチッ……! ビーンッ、ビーンッ、ビーンッ……

「ひゃぅっ! や、はぁ……あぁ、お腹の中で動いてぇっ……あぁ、ふぁぁっ……」

低くて耳障りな器械の音に、甲高くても耳障りなモーター音がミックスされる。
背中の震えだけで済まなくなった千佳が、悪寒が走ったように全身の筋肉を硬直させる。
それでもガマンならないように、ブルブルと揺らせた。

そういうことである。
卓造が操作する楕円形のリモコンによって、千佳の下腹部を貫いている2本のバイブが卑猥な運動を開始したのだ。







放課後の憂鬱   第10章 陥穽(3)


  
                                          


【第10章 (3)】



        
        明るい照明の中央に立つ藍を、いつの間にか部員達がが取り囲むように
        していた。みんなの顔は、照明を背後から受け表情がよく見えず、それ
        が一層藍を不安を大きくしていた。

        藍は恐る恐る聞いた。

        「・・・考えって?」
        「いままでの撮影の写真とビデオ、俺たちが持ってるんだよ。・・・それ
        ってどういうコトか、わかるよね?」

        吉田の、その言葉で藍は「恐れていたこと」がついに起こったと思った。
        この撮影が始まった時から、いつかこんなことになるのでは、とずっと
        思っていた事・・・しかし藍はここで負けちゃいけないと、勇気を振り
        絞って言った。

        「・・・それであたしを・・脅すんですか?」

        吉田は続けた。

        「あれあれ、藍ちゃん、人聞きの悪いこと言うなぁ。まぁ似たようなも
        のかな。でもこの写真とビデオ、みんな欲しがると思うよ?」
        「・・・・」

        藍が黙っていると、今度は柴田が口を開いた。

        「それにね・・・」

        柴田はそういうと、数枚の紙を藍に見せた。そこにはインターネットの
        アドレスらしいものがびっしりと印刷されていた。

        「・・・なに?・・これ・・」
        「これね、全部インターネットのアダルトサイトのアドレス。ここに写
        真とビデオ、掲載してもらおうと思ってるんだ。」

        「えっ? そ、そんなこと、できるの?」
        「そりゃ、俺たちにはマスコミにコネなんかないからさ。こんなの持っ
        てったって相手にもされないだろうけどね。いい時代になったよなぁ。」

        藍は、写真やビデオを友達に売りつけることぐらいしか考えていなかっ
        た。
        そんなことなら「事務所」で処理してくれる、と思っていた。

        藍自身に経験はなかったが、こっそり撮された写真をもとにナニか要求
        されたという話はよく聞いていた。
        そしてそんな時はすぐ事務所に報告するように、とも言われていた。

        どうせ何人かの目に触れるだけ・・そう思っていたので強気に出ていた。
        しかし、なにやら状況が違う・・

        今度は伊藤が、まるで獲物をなぶる猫のような調子で続けた。

        「もう全部スキャンして、データにしてあるんだ。後は学校のパソコン
        からメールを送信するだけ・・そんな感じかな。それだけで、世界中の
        人にこの作品、見てもらえるんだ。」

        そこで吉田が、ニヤニヤしながら追い打ちをかけた。

        「どう、藍ちゃん。高を括ってたようだけど、きっと仕事なくなっちゃ
        うよね。・・あ、そうでもないか。AVの仕事とかさ。今より忙しくなっ
        たりしてね。」

        藍は予想外の話に、恐ろしくなって体がぶるぶる震えてきた。そんなこ
        とされたら、生きてられない・・

        「お、お願い、そんなこと・・やめて!」

        急に勢いがなくなった藍を見て、吉田が勝ち誇ったように言った。

        「あれ? 藍ちゃん、さっきまでの元気、何処行っちゃったかなぁ? ま
        ぁ俺たちだって、そんなことしたくないさ。藍ちゃん撮影に協力してく
        れたら、そんな事しないよ。」





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  第三話



  
                                          



【第三話】



軽トラックの旅は遂に名古屋入りを果たした。
一通り観光して回った後、名古屋港周辺の工場夜景をドライブしながら眺めていると、軽トラック少女は唐突にこう切り出した。

「女三界に家なし、とは言うものの、お前さんには帰るところがあろう。
そろそろ旅も終わりに近づいてきたのではないか?」

僕はちらりと軽トラック少女を見遣っただけにした。

「それとも、まだ女が恋しくならないのかや?
お前さんがあたしに手を出さんのは、どうしてなんよ、聞かせておくれ」

ギアが三速までしかないので暇をしている僕の左手を、軽トラック少女がそっと取り上げる。
自分の胸の方へと持っていき、ナース服の上からほどよい大きさの乳房に触れさせる。

「毎夜毎晩夜伽の相手をするつもりでいた女を、どれだけ焦らせば気が済むというのじゃ? なんぞあたしでは不満かえ?」
「……本音を言えば、僕だって我慢が辛いさ。
お前と旅を始める前までは、一日で二人の女の子を相手にしてたんだ。それが急に五日間も禁欲したんじゃ辛くないわけがないさ。
本当ならラブホに直行したいよ」
「ならば何故そうせぬ。
あたしの正体が機械なのが気に入らぬか?」

おっと、別れ話っぽくなってきた。
話が拗れないように、僕は要点を一つに絞って軽トラック少女に訊く。

「時々、お前はお腹をさする素振りを見せるけれど、それはどうしてなんだ?
もしかして……お腹の中に子供がいるんじゃないのか?」
「まさかお前さん、あたしが妊婦と疑っておったのか?」

意外だったとばかりに軽トラック少女はケラケラと笑い出した。ひとしきり笑った後、目尻の涙を拭いながら軽トラック少女は言う。

「いやいや、笑って済まなかった。
しかしあたしが妊娠とな。それは考えすぎじゃ。考えすぎだが……そうな、当たらずといえども遠からず、じゃな」
「またそれか」
「ふふふ、そう怒るでない。
神に誓ってもいい、あたしの腹には子はおらぬ。信じて欲しい。
だが、あたしが授かり子を抱えていると思い、心配してくれた心を本当に嬉しく思う。 訳あって事情の全てを明かすことはできんでおるが、やはりあたしが惚れた男よ、お前さんになら全てを話しても良かったかもしれんな」
「だったら――っ」
「だったら……やはり帰ろう。
帰り着いた頃にはどうせ種が明かされる、ならばその時まで秘密を抱えさせておくれ。
秘密は女を美しくするとかなんとか、や」

どこぞの漫画の台詞を持ってこられて、一気に気が抜ける思いだった。

「ともかくもお前さん、あたしを抱くのに何の遠慮もいらぬことは約束する。
あたしもお前さんに抱かれたくて化けた姿身よ、これ以上は焦らすでない」
「じゃあ……ホテルに」
「それも構わぬが、あたしはあれに乗ってみたいと思うのじゃが?」

遊園地で次に乗りたいアトラクションを示すように、軽トラック少女が窓の外を指さした。
そこには名古屋港に停泊するフェリーの船体があるのだった。





『軽トラックに乗った白馬の王子様』は
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闇色のセレナーデ 第14話  羞恥調教の身だしなみ


























【第14話】




「待たせたわね。さあ、行きましょうか?」

目立つ格好の割には影のように潜むマスク男に、千佳が気安く声を掛けた。
卓造はお役御免とばかりに、ハンディカメラをその男に押し付けていた。

「それで千佳ちゃん、これからの予定は?」

「電車に乗るわ。今から終点の駅まで行くのよ」

卓造の呟く問い掛けに、千佳は真っ直ぐ前を向いたまま答えると、化粧品売り場のコーナーを縫うように歩いて、駅の構内に繋がる出入り口を目指している。

「やだ、あの子ったらクラブ活動の帰りかしら? ユニフォーム姿でなんて」
「ホントね。たぶん、お手洗いでも借りに来たんじゃないの? 駅のトイレは不潔だから」


黒色でまとめられた化粧品コーナーに、千佳の白く輝くテニスウェアはひと際目だっている。
人生の折り返しをとっくに過ぎた中年マダムのやっかみもあるのだろう。
手のひらを口に当てて囁く会話には、嫌みなモノが垣間見えている。

「辛くないのか?」

「ん? それってバイブのこと? だったら全然平気よ。まだ動いてないもの」

卓造は千佳の足元に目を落としていた。
口では平静を保っているが、身体の方はウソを付けない体質らしい。
スコートから覗く太股の筋肉が、小刻みに痙攣している。
歩くたびに2本のバイブが捩れて、デリケートな肉を刺激しているのは間違いなかった。

切符は卓造が買いに走った。
背後からマスク男が撮影しているが、いちいち細かい事まで気にはしていられない。
何といっても、千佳にとって最初の試練が待ち構えているのだから。

「千佳、こっちだ。エスカレーターなんか使うなよ。階段を昇ってもらうからな」

卓造が仰々しい声を上げた。

「は、はい……分かりました、おじ様」

千佳は恨めしそうにエスカレーターを見やった後、消え入りそうな声で返事をする。

(千佳ちゃん、こんな感じかな?)

(OK、おじさん。この調子で頑張ってね)

その上で、けっしてカメラが拾わない目と目の会話を二人は成立させる。



「ちっ、いったい何段あるんだ?」

卓造は立ち塞がるようにそびえ立つ階段を見上げた。
中年サラリーマンの常套手段。
中央の階段を挟むようにして設置されたエスカレーターを利用する身にとって、それは別世界のように初めて見る光景である。

既に千佳は、その階段を昇り始めていた。
健康自慢な年寄りに息を切らせながら追い抜かれても、それどころではない。
1段1段、足をふらつかせながらも這い上っていく感じである。

(やっぱり、見えちまっているよな)

スクールバッグをお尻にひっつければ、多少隠せるかもしれない。
けれども、そんな普通すぎる女子学生では、和也を満足などさせられない。
これは、公共施設を利用した羞恥調教なのだ。
千佳から5段分後ろに立つ卓造は、スコートの下から覗く彼女の股間を目の当たりして、そう自分に言い聞かせていた。

「お、おい! アレを見ろよ」
「んん? なんだよ……あ! すげえな……」

早速気付かれたようだ。
卓造の背中で声を潜めた会話が聞こえた。

そして会話の主である大学生風の二人連れは、卓造の事を先客と思ったらしく並びかけて軽く会釈した。

その間も千佳は、地獄の階段を昇り続けている。
太股どうしを捩り合せて極端な内股のまま、ようやく中間ポイントまで辿り着いていた。

「どう見ても、パンティーを穿いてないよな? お尻の割れ目が丸見えだもんな」
「と言うよりさ。あの尻から突き出してんの、バイブだろ? アナルバイブってやつ」
「いや、お尻だけじゃないような……? 今、チラッと見えたけど、アッチの穴にも刺さってるんじゃねえの? バイブ」
「アッチの穴って……? オマ○コのことかよ。ということはさ、前と後ろ2本刺しじゃん。変態だね」
「だよな。わざわざテニスウェアまで着て、目立つ格好でさ。変態露出狂って奴だよな。はははっ」

押し殺して始まった二人の会話は、次第にボルテージが上がっていく。
階段を昇るには不自然なほど腰を曲げて、下から覗き上げているのだ。
ノーパンの上、ヴァギナとアナルをバイブで貫かれた卑猥な千佳の下半身を。

(くそ! こいつら、好き勝手に言いやがって)

腹の中から、どうしようもない怒りが込み上げてくる。
スローモーションの足取りで昇る二人連れを、突き落としたい衝動にかられた。

(落ち着け! 冷静になるんだ!)

卓造は消えかけた理性を呼び起こすと、二人の男以上に腰を低くした。
真正面から覗ける特等席は俺のモノだというように、自慢げな顔をしてみせる。

「んんっ……見ないでぇ……お願いだから、のぞかないでぇ……はぅっ」

残り5段を残して、千佳が哀しい声を吐き出した。
スクールバッグを引きずるように持ち上げながら、耐え切れないように腰を震わせている。

「見ろよ、お尻の肉がヒクヒクしてるぜ。覗かないでって言いながら、感じてるんじゃないの」
「ああ、そうだよな。バイブをマンコとケツの穴に突っ込む変態だから、濡れ濡れだぜきっと」
「ふふふっ。ということは、俺たちと……?」
「だよな。声を掛けたらきっと……」

男達の会話が良からぬ方へ進展していく。
その男達の下半身を誘っているかのように、千佳の腰振りダンスが激しくなる。
足を1段持ち上げるたびに、張り形と化したバイブが恥肉を刺激するのだろう。
膣腔と直腸にクロスするように挿入されたソレが、過敏な粘膜を抉っているのかもしれない。

「ふぁ、はぁぁ……」

千佳が最後の一段を越えた。
安堵感より悩ましさを優先させた溜息を吐くと、小水でも催したかのように肩が背中がガクガクと揺れた。
つっかえ棒のように飛び出たアナルバイブがスコートの裾を浮き上がらせて、それがヒラヒラと舞っている。

「もう、限界だぜ!」
「おい、待てよ。抜け駆けはナシだぜ」







もえもえ マーメイド・ママレード  第10話



  
                                          



【第10話】



液体の噴出は数秒続き、そして止まった。
 
「こりゃ参ったな~……」

車山は苦笑いを浮かべながら、濡れた顔を手で拭った。
周囲の男たちは唖然としている。
 
「車山さん、おしっこをぶっ掛けられて、よくそんなに平然としてられますね」
「おしっこじゃないって。これは潮だよ。山下君は『潮吹き』って聞いたないか?」
「ああ、そういえば以前AVで観た観た!男優が女優のアソコに指を挿し込んで激しく擦りまくると、まるでクジラみたいにジャ~って液体が飛び出してたことが。あれのことですか?」
「そうそう、それそれ。男性がいくらがんばっても出るか出ないかは女性によって様々なんだけど、もえもえ先生は潮吹きOKって訳だね」

呆然としているもえもえに宮本はにやにやと笑いながら尋ねた。

「先生、気持ちよかった?」
「そんなこと……」

もえもえは顔を赤らめて言葉を濁した。

「もう許してくれませんか……」
「先生、許すも何もまだこれからだよ。今のは前座みたいなもので」

車山は冷たく言い放った。

「さあ、急ごう、時間が無くなるよ。もっともっと先生に気持ち良くなってもらいたいと思う人~」
「は~い!」
「賛成~」
「俺たちで先生をイカしちゃおうよ~!」

山下に首筋を吸われ、宮本に乳房を揉まれ、山下に太股を撫でられ、そして車山に秘孔を穿られたもえもえが撃沈するのに多くの時間を必要としなかった。
性感帯4か所を同時に攻められて感じない女性は先ずいないだろう。
それでなくても感じやすい体質のもえもえのことだ。
感じたくなくても、無理やり感じさせられてしまう。
四方から伸びる狼たちの指と舌。
たちまち、もえもえは身体を弓なりに反らしながら、悲鳴にも似た嬌声を奏でた。

「いやぁ~~~~~!やめてぇ~~~~~!」
「先生、あんまり大声を出さないでくれよ。警備員が飛んできたらどうするんだい」

宮本は気が気ではないようで、もえもえの声を荒げるのをたしなめた。
それでももえもえの耳には届いていないようだ。

「もう許してぇ~~~~~!お願い~~~~~!」

山下がもえもえの耳を舐めるような近さでささやいた。

「先生、ここはどうかな?」

案の定、山下の唇はもえもえの首筋から耳を舌でなぞり、耳たぶをかぷりと咥えた。そして舌先で舐め始めた。

(ペチョペチョペチョ……)

「きゃっ!そこはだめぇ~……」
「へ~、先生、ここすごく感じるんだ。じゃあ、もっとしゃぶってやるよ」

(ペロペロペロペロ……チュパチュパチュパチュパ……)

「ひぃ~~~!変になりそう!やめてぇ~~~~~!」

「ははははは~、先生、山下君に耳攻撃にメロメロじゃないか。さて、ぼちぼち先生もお待ちかねの本番と行こうか?」

クンニに余念がなかった車山が行為を中断させて、凌辱劇終幕を告げるチェッカーフラッグを振った。
待ってましたとばかりにうなずく宮本と野崎。

「でも車山さん、こんな水の中でアレできるんですかね?」

自信なさそうな表情で野崎がぽつりと漏らした。

「ははははは~、心配ご無用~」

車山は自信たっぷりに答えた。

「みんな、すまないが手を放してくれないか?」
「手を放したら、先生逃げちゃわないかな?泳いで逃げられたら俺たち全然追いつかないと思うんだけど」
「大丈夫だよ。先生は絶対に逃げないよ。もしこの場から逃げたらどうなるか……それは先生が一番よく知ってるんだから。だよね?筑後もえもえ先生……」

車山は念を押すように、わざと名前の頭に苗字をつけて丁寧に呼んだ。

「……」

車山以外の3人の男たちは少しだけもえもえから遠ざかり、その直後に正面から車山がもえもえに挑みかかった。

「いやっ!」

強引に唇を奪おうとする車山に、もえもえは成すすべもなく唇を許してしまった。
車山はもえもえの肩に手を廻し、濃厚なキスを繰り返す。
周囲の男たちは呆然とその光景を眺めていた。

車山はもえもえの前に立ち両手を水中に沈めた。
一体何を始めるつもりだろうか。
そう思った矢先、突然もえもえの上体が水上に浮かび上がった。

「!?」
「……??」

車山がもえもえの腰に手を回し抱え上げたようだ。
もえもえはあまりの突然のことで、何をされるのか分からず不安を隠し切れない。
もえもえは車山の頭をはねのけ逃れようと試みたが、それもつかの間、次の瞬間もえもえの口から悲鳴が聞こえた。

「だめっ!車山さん!いやぁ~~~~~~~~~~!!」

車山が動くたびに同じリズムでもえもえの身体が上下に揺れる。
そしてふたりの附近に泡沫が浮かびあがる。
 
水中なので何が起こっているのかよく分からないが、宮本は何か察知したのかやたらニヤニヤしている。

「さすがに車山さんだね。いきなり先生を『駅弁』で攻めるとはすごいな~」
「え、これが駅弁?へえ~」

山下が目を丸くしている。

「水中で下半身がよく見えないけど、これが『駅弁』ファックっていうヤツですか?オレ、AVでしか見たことがないけど、なるほどこれがね~、ふ~む」

山下は生まれて初めて目の当たりにする体位『駅弁』を、目を皿のようにして見つめていた。






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
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闇色のセレナーデ 第13話  性奴隷の身だしなみ


























【第13話】




「ねえ、おじさん? ちょっとねえってば……わたしの話聞いてる?」

「あ、ああ……うん、聞こえてる」

卓造は夢うつつな目をしたまま、千佳に相槌を打った。

「ふぅ~、ちょっと刺激が強すぎたかな。でもこのくらいして見せないと、あの男からおじさんを守れないし」

そんなダラシナイ中年男を相手に、千佳は大げさに溜息を吐いてみせる。
愚痴っぽい、独り言も呟いてみせる。

「だったらさ、おじさん。ちょっと確認して欲しいんだけど。その……スカートの下からアレ……見えてないよね?」

限りなく無人に近い屋上フロアーで、千佳は卓造の前に踊り出て立ち塞がっていた。
突然現れた感のある少女の姿に、さすがの卓造も足を止めた。

「み、見えるって……アレのことかい?」

「そうよ、バイブのこと」

卓造に『アレ』と言わせたモノを、千佳は事も無げに『バイブ』と言い直していた。
そしてぎこちない足取りのまま、クルリクルリと2回転する。

ダークネイビーのセーラー服から、純白のテニスウェアに着替えた千佳の肢体を、卓造の目が追い掛けている。
その視線は少女の腰回りに貼り付き、遠心力に従って薄い円盤のように拡がったヒダスコートに向けられる。

ピチピチとした太股の付け根まで覗かせたその奥で、スリットの恥肉を貫く筒状の物体と、キュートなヒップを割り拡げるもう一本の卑猥な玩具。
それをはっきりと目撃した卓造は、深く頷いていた。

「う~ん、やっぱり歩く時は慎重にってことだよね。それで、今はどうかな?」

遠心力が消えても、スコートの丈は太股の半ばまでしかガードしていない。
辛うじてヴァギナに挿入されたバイブは隠しているが、アナルに突き刺さるバイブはグリップが長めに造られている。
まるで尻尾のように飛び出して、スコートの裾を持ち上げ気味にしている。

卓造は微妙な表情を作った。
それを見た千佳が、げんなりといった顔付きを一瞬だけ覗かせた。

「ファイト、千佳」

そして、こっそりと自分にだけエールを送るのが、卓造の耳にも届いていた。
それと一緒に顔の筋肉を引き締めると、エレベーターへと向かう。

「おじさん。1階に着いたら、よろしくだからね」

けっして千佳は振り返らなかった。
場違いなテニスウェア姿のまま、手ぶらな両手でガッツポーズを作ると、到着したエレベーターに乗り込んでいく。
撮影OFFにしたビデオカメラと、千佳の代わりにスクールバッグを持たされた卓造が、急いでその後に続いた。
教科書の類ではない。
それ以外のモノで異様に膨らんだそのバッグの重さに、複雑な感情を抱きながら。



(本当は死にたいくらい恥ずかしいんだろうな。男の俺でもこんな格好をさせられたら……?)

卓造は軽く想像しただけで、おぞましい自分の姿に身震いした。

滑らかな下降を続けるエレベーターの床が、微かにだが揺れる。

「うふふ、今おじさんったら、ブルブルってしたでしょ? ホント、気が小さいんだから」

「あ、いや……俺はそんな……それよりも千佳ちゃん、本気でその格好のまま……?」

卓造のまぶたに浮かんだのは、全裸のままスクールバッグを開ける千佳の姿だった。
そのバッグの中を興味本位に覗いた卓造は声を失った。
学生という立場上必要な教科書とノートを脇に追いやって、主役のように収まっていたのは大人の玩具だったのである。
それも大量に。
大小様々な大きさのバイブから、ビー玉のような丸い球体が数珠つなぎになったアナル用バイブ。
更には本来の使い方から逸脱した電動マッサージ機まで。

千佳は卓造の目が注がれているのを知っても、特段嫌がる素振りは見せなかった。
どうせ和也に命じられてのものだろうが、諦めの表情を浮かべたままスクールバッグの中を掻き回し、手頃なサイズのバイブとアナルバイブを選び出していた。

卓造の勃起したペニスと同レベルだろうか?
千佳はそのバイブを口に咥えると、丹念に舐め回していた。
まるでフェラチオをするように舌を鳴らして唾液を塗すと、濡れた先端を股間に宛がい一気に挿入させる。
さすがにその時ばかりは、整った顔立ちを歪めて軽く呻いてみせたが、膣奥にまで突き入れると何でもない表情をしてみせた。
そしてアナルバイブも同様の手順で、お尻の穴に埋めたのだった。



「そうよ、わたしはいつも本気。半年前にあの男にレイプされて、それからずっとエッチなことをされ続けてきたから。死にたいって思ったことも一度や二度じゃないよ。でもね、千佳って負けず嫌いなの。あんな男に屈して負けたくなんかないの。だから、いつかきっとわたしは……ね、おじさんだって、棺桶に片足突っ込んでるみたいなものでしょ? だったら、千佳に協力しなさいよね。うふふ♪」

エレベーターが1階のフロアに到着する寸前。卓造は赤裸々な千佳の想いを聞いた気がした。
その上で、おぼろげだった自分自身への覚悟もようやく固まった。

エレベーターの扉が開き、喧騒の世界が二人を包んだ。
卓造は手にしていたスクールバッグを千佳に押し付けると、悠然とした態度で歩き始める。
テニスウェアの美少女と、ヨレヨレサラリーマンのコンビを見せびらかせるように。








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