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放課後の憂鬱   第10章 陥穽(2)


  
                                          


【第10章 (2)】



        
        伊藤はカメラを覗き込んでしきりに調整している。

        「う~ん、OKです。」

        伊藤の返事を聞くと、高科が藍に声をかけた。

        「さぁ、藍ちゃん、そろそろ着替えてもらおうか。」
        「えっ? 着替えるんですか?」

        藍は朝、高科と会った時に「制服のままでいい」と言われていたので、
        怪訝な面持ちで聞き返した。

        「うん。着替えてね。」
        「・・はい。わかりました。じゃあ、着替えてきます。」

        藍は解せなかったが、素直にそう返事をした。

        (更衣室に行って来なくちゃ・・・)
        (あっ、その前に教室から体操服とって来なくっちゃ・・・)

        藍は、最初から言ってくれればいいのに・・と思いながら、歩き出そう
        とした。
        その時、ゆうこが呼び止めた。

        「ちょっと、藍ってば。どこ行くの?」
        「えっ? 更衣室に・・・」
        「行かなくていいわよ。」
        「だって、着替えろって・・」
        「更衣室じゃなくってぇ・・ここで、着替えるの。」

        「・・ここで?」
        「そう。ここで、よ。みんなの前で、着替えることになってるの。」
        「そんな!?」

        藍は戸惑ってしまった。ゆうこの言う意味が分からなかった。
        すると、今度はさちが寄ってきて話しかけた。

        「藍が休んでる間にね、また台本変わったの。今日はね、主人公が捕え
        られて、囚人服に着替えさせられるトコロ、撮ることになってるの。」

        ゆうこが更に続けた。

        「相談できなくって悪かったけど、藍ったら学校来なかったから。それ
        でねぇ、看守役と区別するためにさ、体操服じゃなくってぇ・・・これ
        に着替えて欲しいんだけど。」

        そう言って藍に、紙袋を手渡した。

        「・・これって?・・」

        藍は袋の中を取り出すと、目の前に広げてみた。光沢のあるオレンジ色
        のレオタードだった。手にとってみると、ゴムのように伸縮性のある、
        かなり薄い生地でできていた。

        藍は慌てて高科に言った。

        「ここでって・・そんなの・・いやです。できません!」

        高科が急に険しい顔をみせた。声も低くなっている。

        「なに、出来ないって?・・・困るなぁ。二日も休まれて、ただでさえ
        時間ないのに・・・そのうえわがまま言われちゃなぁ・・」
        「わがままって・・・そんな!」
        「だってわがままじゃないか! ここまで撮ってきて、今更出来ないな
        んて言われたら・・俺たち頑張ってきたの水の泡なんだぜ? 違う?」
        「で、でも・・ここで着替えるなんて・・」

        すると、横から吉田が口を出した。

        「藍ちゃんが恥ずかしいってのはわかるけどさぁ。藍ちゃんはもうそん
        な事、言えないんじゃないかなぁ。まぁどうしてもいやだって言うなら、
        こっちにも考えがあるけどね。」

        藍は高科が怖い顔になったまま黙っているのと、吉田のいう「考え」が
        どんな考えなのかわからず、ますます不安になった。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  第二話



  
                                          


【第二話】



軽トラック少女は切々と己を語り始めた。

「あたしを救ってくれたのはお前さんじゃ。
生まれてすぐに親元を離されたあたしと、あたしと同じ境遇の子達。
皆、死ぬまで奴隷の身として売り払われていく。
どうせ安い命と軽んじられ、その身が朽ちるまで延々と酷使が続く。
それでも一般的には奴隷のあたし達は長く生きる。
頑丈に生まれた我が身を怨みながら――なのかもしれん。
その点、あたしは幸せだった。
あたしを買い取った人物が、あたしを可愛がってくれたからのぅ。
長く生きてみるものじゃな。
まさか人語を使い、お前さんと話ができる日が来ようとは」
「お前がそんな風に人の姿をして、ナース服を着て、話ができるようになったのは、どうしてなんだ?」
「なぜだと思うん?」
「ここ最近、この軽トラックからはいろいろと不思議で、幸運な体験をさせてもらっていたから、今回の出来事もその中の一つなんじゃないかと思ってるよ。
お前は生まれて30年になる。
猫は30年生きると、猫又っていう妖怪になり、二足で立ち、人語を話し、妖術を操るというから、お前もその類いなんじゃないかと考えているんだ」
「ほほぅ」

しかし軽トラック少女はクロスチョップのように両腕で大きく×字を作った。
そしてケタケタと笑った。

「なぜあたしがナース姿をしておる?
なぜお前さん好みの可愛い子の姿をしておる?
あたしはお前さんの考えなぞお見通しや。何度も使い回したその理屈とて知らぬわけなかろう? ならばあたしがせっかく謎問いした解が、その理屈のわけなかろうが、お前さんはアホやなぁ」

なんだか高額な費用を支払って車検を通してやったことを後悔したくなってきた。
つい先月、あまりにオンボロすぎて車検費用に22万8300円も支払ったというのに、廃車寸前のオンボロ軽トラは恩を仇で返すように高笑いしてくれやがった。
軽トラックから軽トラック少女を蹴落としたらどうなるんだろう?
僕の中に黒い想像力が新たに湧いてきていた。

「だが、当たらずといえども遠からず、じゃ」
「ちゃんと説明して欲しいところだな」
「ダメじゃ、まだ言えぬ」
「まだ?」

すると軽トラック少女は遠くを見遣りながら、下腹部を優しく撫で始めた。
まるで妊婦が、その腹の授かり子を秘密にしなくてはならなく事情があって憂うような横顔。
そんな顔を見せられたら男の僕にはそれ以上の詮索ができなくなってしまうのだった。

――
――

さて、旅の話に戻ろう。
着の身着のまま、風任せのぶらり一人旅にお供するのはナース姿の軽トラック少女。
最後の旅よと語る軽トラック少女に行きたいところはあるのかと訊いてみると、高速道路を走ってみたいというので東北道を南下して首都高で迷子になりながら、東名高速を走って名古屋へ向かった。
オンボロ軽トラックで高速走行したのではぶっ壊れるんじゃないかと心配したが、当の軽トラック少女はご機嫌だったので、たぶん大丈夫なんだろと思ってアクセルを踏み続けた。
まぁ実際には水温計が上がりまくるので各サービスエリアに立ち寄って、休憩を入れながらだったけれど。
軽トラック少女は軽トラックから離れることもできるらしく、サービスエリアに着くと物珍しげに走り回る子供のように僕の手を引いて、振り回してくれた。
鉄屑四輪と自分を卑下する軽トラック少女ではあったけれど、その手はまるで本当の少女のように温かく、場違いにナース服なんか着ているのだから周囲の視線を集めた。
当然、ナース服を着ているのは軽トラック少女だけ。
駐車場に軽トラックを並べているのは僕らだけ。
けれどそれがなんだ。
どうせその場限りの行きずりの人、旅の恥はかき捨てとは言ったもので、なんだか周囲から好奇の視線を向けられれば向けられるほどに旅をしている気分が昂じるのだ。

「旅とはこんなにも楽しいものじゃったか。
いつもは近場をグルグル巡っているだけだったからな」

皮肉をこぼしながらご当地料理を豪快に食べ漁る軽トラック少女。
二人で都会の夜景を遠くに眺めながら、僕は軽トラック少女に笑われて否定された持論を思い出す。
軽トラック猫又化説――30年生きた猫が猫又という妖怪に生まれ変わり、二足で立ち、人語を話し、妖術を使うという。
初年度登録から30年経過した軽トラックも同じく妖怪の類いに本性を変えてしまったのではないか。
まさか少女の姿となって現れるとは思ってもいなかったけれど、これまでに軽トラックにまつわる不思議な出来事だって、その説で一応の納得はつくのであるが。

「さぁ風が冷えてきたようじゃな、車に戻ろう」

すっかり水温計が下がった軽トラックの助手席で、軽トラック少女はまた下腹部を優しく撫でる。
そのお腹に預かり子を宿しているのか、食べ過ぎなだけなのかは、今もわからない。




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闇色のセレナーデ 第12話  女子トイレで色づく、少女の恥肉


























【第12話】




監視役の男を1階のフロアーに残して、千佳と卓造が向かったのはデパートの屋上である。
その二人を出迎えたのは、開店休業状態の遊具スペースだった。
平日の昼間ということもあり、人気は皆無に等しかった。

「こっちよ、おじさん」

千佳は堂々と卓造の手を引くと、屋上フロアーの端にあるトイレへと向かった。
まるで母親に連れられるようにして歩く卓造の手には、撮影OFF状態のハンディカメラが握られている。

その千佳の足が不意に止まった。
黒と赤。男女別を示すトイレマークを見上げたまま、黒目を走らせて一応周囲を覗っている。

そして迷うことなく赤い印がある方のドアを押した。
男である卓造を引き連れて、千佳は女子トイレへと入っていった。

「なにキョロキョロしてんのよ。さ、早く入って!」

生まれて初めての体験に挙動不審な卓造を、千佳は最奥にある個室へと導いた。
素早くドアを閉めて鍵を掛ける。

「ふう~ぅ」と千佳がほっと息を尽いた。
一方で卓造は、閉じた便座を見つめて、見るとはなしに黒ビニールが覗く汚物入れにまで目を落として、鼻の穴を拡げてありったけの空気を吸い込んでいる。

「おじさんのスケベ」

上目遣いに千佳がジト目で睨んでいる。
卓造は薄い仕切り版に寄り掛かると、気まずそうに頭を掻いてみせた。

「ふふっ、冗談よ。こんなピチピチの女の子とおトイレで二人っきりだもんね。男の人なら誰だって普通だと思うよ」

「ごめん、千佳ちゃん」

怒ったのかと思えば、すぐに笑い掛けてくる。
触れ合う人をけっして傷つけたくない。
そんな優しい少女の仕草が滲み出て、卓造は目の前に立つ千佳に天使の面影を重ね合わせていた。

「おじさん、カメラを動かしてよ」

その千佳の表情から、すっと笑みが消えた。
怒りが戻ってくることもない。ただやるせない哀しさだけを漂わせながら、ぶら下げていた校章入りバッグを床に置いた。
そして、身に着けたセーラー服を脱ぎ始めたのだった。

(急に、どうして?!)

一瞬訪れた和やかな雰囲気が突然消え去って、卓造の頭に疑問符が薄く浮かんだ。
しかし、その疑問符が実体化する前に、卓造の右手がビデオカメラを起動させる。
セーラー服の上着を脱ぎ終わり、スカートに手を掛けた千佳を大写しにする。

始まったのだ。兄の和也を満足させる調教が!

カチッ……スス、ススーッ……ファサッ……

微かに金具の音が鳴り、続けて控えめな衣擦れの音が聞こえて、千佳の下半身から濃紺のヒダスカートも消えた。
淡い翳りと深く刻まれたスリットが曝け出される瞬間、さっと手のひらの形をした木の葉が覆う。
太股も固く閉じ合わせて乙女の恥じらいを意識させると、唯一残されたシャツを器用に片手で抜き取っていく。
そして、お世辞にも豊かとは言えない小粒な乳房が顔を覗かせて数秒余り。
今度は空いた片腕が真横になって、幼げな双乳を覆い隠していた。

「おじ様の命令だから……千佳、裸になったけど……やっぱり恥ずかしいよぉ」

初めて目にする千佳の身体は、素直に美しかった。
女性器だけを晒してのセックスでは分からない、瑞々しい肢体に卓造は目を奪われていた。

だから、卓造の呼び名が『おじさん』から『おじ様』に置き換わっていることに気付かなかった。
キュートで伸びのある声音が、艶っぽくて舌足らずなソレに変わっていることにもである。

「えっ! そんなぁ……やっぱり見せないとダメなの? 千佳の女の子の処……?」

そんな木偶の坊と化した卓造を相手に、瞳をウルウルとさせた千佳が上目遣いに見上げた。
何も答えない。
いや、どうしていいのか思い付かない男を相手に、恥じらいを浮かべた千佳が続きの言葉を添えた。

「それじゃぁ……見せるね。千佳の……オ・マ・○・コ……」

1.5メートル四方の密封された空間に、禁忌な単語の余韻が浸透する。
壁に寄り掛かってカメラを構える中年男の前で、超有名私立高校のお嬢様があられもない姿を晒そうとしていた。

(いいのか? 目を逸らせたり、閉じたりしなくて……本当にいいのか?!)

卓造の良心が囁いてくる。続けて……

(彼女が痴態を演じているのは、卓造……お前のためなんかじゃない。撮影された映像を愉しむ男の……千佳を性奴隷に堕とした和也を満足させるため。そうだろ?)とも……

カメラがグラグラと揺れた。
取り落としそうになり、卓造は抱え込んでいた。

その丸いレンズの前で、千佳が便座の上に腰を下ろしている。
楕円形の蓋の真ん中より手前にお尻をひっつけると、小水をもよおすポーズのように僅かに股を開いていた。

「ああ、恥ずかしいよぉ……こんなの恥ずかしいけど……でも……」

千佳が卓造を見上げて呟いた。
小悪魔っぽい恥じらいを見せたまま、演技とも本音とも区別が付かない独り言吐き漏らすと、すぅっと両足を持ち上げていく。

まるでバレリーナのようにしなやかな動きだった。
きちんと靴を脱いだツマ先が便座の上に乗せられ、ヒザ関節が鋭角になるまで折り曲げられている。

(これが千佳ちゃんのアソコ。きれいだ……とってエッチなのに、だけど……)

卓造は脱力したようにしゃがみ込んでいた。
手にしたモノを放り出したい衝動を押さえ込んで、千佳の股間を覗き込んでいた。

縦長の愛らしいオヘソに、恥丘の半分しか覆い切れていないアンダーヘアー。
その真下で、ぷっくりとした恥肉どうしが押し合うように閉じ合わさったヴィーナスの割れ目。

鼻息が届く距離で覗く少女の秘部は、可憐で初々しかった。
和也のモノを受け入れ、卓造のペニスも受け入れたにも関わらずに、処女の面影をしっかりと残している。

「な、中も開いて見せるの? はあぁ……ひどいよ、おじ様……」

(まだだ。もう少し! 時間よ、止まれ!)

卓造の願いも虚しく、千佳は独り芝居を続けた。
本気で泣いている?
目尻に光るモノまで湛えたまま、千佳はヒザ小僧に被せた両手を女の子の部分にスライドさせる。
細いとしか表現の見付からない指が左右から伸びてきて、恥肉の合わせ目を掴んだ。
指先をスリットの隙間に沈めると、一気に割り拡げていく。

「んんっ……見ないで、おじ様……千佳の恥ずかしいお肉を見ちゃイヤぁ……」

頬を滴る涙は、演技なのか?
本心によるものなのか?

視界の上の端でそれを捉えながら、卓造はおぼろげに考えていた。
瞳の中心に、サーモンピンクに輝く花弁を焼き付けたまま。







もえもえ マーメイド・ママレード  第9話



  
                                          



【第9話】



我慢も虚しくもえもえへの翻弄は絶え間なく続いた。
車山の指技に始まった愛撫も、まもなくすると四方八方から指や舌が迫り、男たちの暴走はとどまるところを知らなかった。
男4人の年齢を平均すれば39歳。自分の父親とそれほど変わらない男たちの老かいな前戯に、もえもえの若い肉体は不本意にもメロメロになりいつしか明らかな変化を見せていた。

自分がインストラクターをしているプールで、まさかこのような卑猥な仕打ちを受けるとは……

もえもえは今我が身に降り掛かっているこの災難がただただ夢であって欲しいと願った。

「あれ?先生、何か濡れちゃってるんですけど。かなり感度いいっすね~」
「本当だ!水とは違ってねっとりしてるものね、これは愛液だ!」
「いやぁ……そんな恥ずかしいこと言わないで……」
「へぇ~、先生って真面目そうに見えるけど意外とエロいんだね~」

わざと聞こえよがしに囁き合う男たちに、もえもえは頬を紅く染めて彼らから目をそむけた。
夢中になって『クリトリスなぶり』に興じる宮本と野崎に対して車山はぽそっとつぶやいた。

「お二人さん、お楽しみ中に悪いんだけど、広げる役目頼みますよ」
「おっと、そうだった。こりゃすまない」

言葉遣いは丁重な車山だが、明らかに宮本や野崎を威圧する何かがある。
宮本たちは彼の言葉に素直に従った。

車山はにんまり笑ってもえもえの目前で左手の中指を天井に向かってかざした。
その動作は無言ではあるが「今から指を挿し込むぞ」ともえもえに示唆していた。
クリトリスや陰唇を這い回った指が、まもなくうら若き女性コーチの秘孔に食い込んでいくのだ。
周囲の男たちは固唾を飲んで車山の行動を見守った。

「じゃあ入れるね」
「や、やめてぇ……お願い入れないで」

もえもえの哀願も空しく、車山はゆっくりと秘孔に押し込んでいく。

(クニュッ)

「あぁっ……」

男たちは無言で車山の指先を凝視している。

「かなり狭いなあ……それに中に生き物でもいるみたいに襞がいっぱいある。指がぐいぐいと締め付けられる感じ……どれ、もう少し奥へ……」

車山の中指は第二関節まで食い込んで停止した。
膣に指を挿入するとき男に最も求められるのは女性へのやさしさである。
あの硬直した男根を受け入れるのだから、膣は指の2本や3本ぐらい平気で飲み込んでしまう、というような錯覚を持ってはいけないのだ。
男根は亀頭の部分が柔らかく、それがショックアブソーバー(衝撃を吸収する装置)になっている。
さらには、女性の愛液という潤滑液のおかげで、男根は容易に膣内に入るのだ。
だから、AVでもない限り指1本挿入が最も安全で、それだけであっても女性は十分感じることのできる生き物なのだ。
指を何本入れたところで、それが即、性感に結びつくというものではないことを車山は知っていた。
そもそも指を多く挿入した方が女性がより感じるというのは、男の勝手な思い込みなのだ。
 
車山は挿入した中指をゆっくりと動かし始めた。

「あぁ……いやっ……そこは……あぁぁぁぁ~……」

(クチュクチュクチュ、クチュクチュクチュ、クチュクチュクチュ)

中指の第一関節の指の腹をやさしく擦りつけるようなイメージで左右に動かす車山。
ざらざらとした特徴のある箇所が見つかった。
車山はその箇所を集中的に擦りまくる。

「いやぁ~~~……そこはだめぇ……あぁん……!」
「先生、ここ感じるの?」
「あぁぁぁ~~~、いやぁぁぁ~~~……!」
「ふふふ、感じるんだね?」
「恥ずかしい……そんなこと言えない……」
「言葉にできないほど気持ちいいのか。じゃあ……それそれそれ!」

(スリスリスリ!スリスリスリ!)

「いやぁぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~~~~~~!!」

(スリスリスリ!スリスリスリ!)

「はぁ~だめぇ~、擦らないで~、あっ、あっ、あっ、ダメぇぇぇぇぇ~~~~~~~~~!!」

車山の指が捉えた箇所は俗にGスポットと呼ばれており、膣入口から4センチほど奥に存在し表面的にはクリトリスの裏側辺りと言える。
ひとたびGスポットを開発された女性は強く擦られると、感極まって随喜の涙を流す女性もおり、時にはクジラのように潮を吹く女性も存在する。
もえもえの場合性経験はあるものの、男性からGスポットを攻められた経験はなく、今日生まれて初めて『Gスポット感覚』を体験するのであった。
その場所が彼氏の部屋でもラブホテルでもなく、よりによって自身がインストラクターを務めるプール内とは何とも珍妙な話であった。

体感したことのない奇妙な快感がもえもえの肉体を支配していく。

「しゃ、車山さん……はふぅ……はぁ~、そこは、ほんとに……だめです……狂っちゃいそうです……いやぁ、もうそれ以上擦らないで~~~!!」

もえもえは強い快感に耐え切れず身体を弓のように逸らせたが、宮本たちに手足を押さえつけられていては逃れることも適わなかった。
美しいサーモンピンクの亀裂からは止めどもなく蜜が溢れる。
 
「どれどれ、どんな味かな?」

車山が指で蜜を掬おうと顔を近づけた瞬間、亀裂から勢いよく透明の液体が噴出した。

(シュワ~~~~~~~~~~~!!)

液体は見事に車山の顔面に直撃した。

「うわ~~~~~っ!」

(シュワ~~~!ジュバジュバジュバ~~~!!)






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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闇色のセレナーデ 第11話  代理調教は、目新しさを前提に


























【第11話】




卓造による千佳への代理調教は始まったばかりである。
そして初日こそは路上セックスだけで解放されたものの、2日目も同じプレイでお茶を濁すわけにはいかないらしい。
更なる恥辱プレイへの圧力のつもりなのか、例のサングラスにマスク姿の男が、卓造に貼り付いて離れないのだ。
出社するためにアパートを出ると直ぐに姿を現し、ラッシュアワーの電車も、会社の入り口でタイムカードを打つまで監視される始末である。

(この感じだと、俺が会社を出るまでずっと……? やっぱり、いた!)

勤務中に窓際の席から下を覗いた卓造は、そこにサングラス男を見付けた。
スーツは着込んでいるものの、オフィス街に全く溶け込めていない異様な姿を平然と晒しているのだ。

巡回中の警察官にでも出くわせば、職質か何かで退散願えるのだが、そうそう上手くタイミングが会うものではないらしい。
大した仕事もせずに机と睨み合っている間に、時計の針だけがグルグルと回転していく。

午後2時……
外回りと称して卓造は会社を後にした。
出入り口には、やはりというべきか監視役の男が待ち構えている。

(ほらよ、お待ちかねのショータイムがもうすぐ始まるぜ。見たけりゃ付いて来るんだな)

ギロッと出来る限りの強面の顔を作った卓造は、男をひと睨みしてから歩き始めた。
ストライドを拡げて、大股を意識しながら駅へと向かう。
千佳とは駅の南口で落ち合えるように、メールを交換し合っているのだ。

昨日はここで彼女と……
歩きながら卓造は、黒目だけをスライドさせた。
オフィスビルと自動販売機に挟まれた僅かなスペースで、ヨレヨレの中年男と可憐な女子学生が抱擁を交わしている。
そんな下半身を疼かせる幻想を抱きながら、更に足の回転を速めていく。



駅の南口は、相変わらず混雑していた。
タクシー乗り場とバスターミナルが併設され、利用客の波がひっきりなしに押し寄せてくる。

卓造は既に充分なほど人波に揉まれた感のあるヨレヨレスーツ姿で、人魚姫のブロンズ像を探した。
千佳からの返信メールで指定された場所である。


「それじゃ、行こうか」

呼び掛けた卓造に、ダークネイビーのセーラー服を着込んだ千佳がコクンと頷いてみせる。
それを、待ち合わせている男女の目線が揃って追い掛けている。

父娘だろうか? それにしては、似てなさすぎである。
ワゴンセールで処分売りされそうな冴えない中年男と、ノーメイクなのにアイドル並みのルックスを備えた美少女なのだ。
だとしたら、恋人?
その発想に切り替えた途端、男達の憎悪に満ちた視線は、卓造の背中を刺し貫いていた。
千佳を見送る女達は、彼女の背中に同情の視線を送る。

そして卓造と千佳は、連れ立って駅の構内へと向かった。
その後ろ数メートル離れた所を、小型のハンディカメラを抱えたマスク男が追尾する。

「千佳ちゃん、どこへ行くつもりだい?」

ちょうど下り電車が到着したのだろう。
改札口は降りてきた乗客で込み合っている。
そんな人波を縫うように歩きながら、リードしているはずの卓造が千佳に振り返っていた。

「いいから、こっちに顔を向けないで。あ、そこの角を左に曲がって、山川デパートに入ってよ」

しかし、千佳は素っ気なかった。
駅の構内と直結している老舗百貨店の名前を口にすると、スカート越しに太股に手をやりながらアゴをしゃくってみせる。

(強がりを装っても、やっぱり女の子だな)

ヒザ小僧を覗かせた今時の女子学生らしいスカートの下は、今日もノーパンの筈である。
おそらくブラジャーも……

理不尽な兄の命令に従う哀れな妹の姿に、卓造の心が痛んだ。
半面、更に過激な姿を晒そうとしている千佳に、卓造の男がムクムクと反応するのも確かである。

「おじさん、どんどん奥まで進んで」

「わかった」

デパートの店内に入った千佳は、卓造に向けて指示を飛ばしていた。
卓造は届かないのを知った上で、前を向いたまま答えている。

実際のところ。千佳への調教をどうするのか? 調教師役の卓造自身、知らないのである。
メールの交換で落ち合う場所は決めたものの、今日一日の行動予定は千佳に任せてある。

色欲に取り憑かれた和也を納得させるためには、平凡を判で押した卓造には無理と判断したのだろう。
千佳は自分自身を嬲りモノにするための恥辱プレイを計画して、卓造を伴っているのだ。

「ちょっと、待っててね」

そして二人がエレベーターホールに到着した時だった。
千佳は卓造の背中に声を掛けると、どこまでも付いて来るマスク男の元へ向かった。
何やら言葉を交わした後、男が手にしていたハンディカメラを握り締め戻ってくる。

「へえ~。やるじゃない、千佳ちゃん。あの男からカメラを奪ってきたんだ。ということは、今日のエッチプレイはお休みってこと?」

「違うわよ。このカメラはね、おじさんが使うのよ」

「へ? 俺が千佳ちゃんを?」

「そうよ、調教師役のおじさんが、千佳の恥ずかしくてエッチな姿を撮影するの。わかった?」

千佳が卓造を見上げて哀しそうに笑った。
その横で、二人を招き入れるようにエレベーターの扉が静かに開いていた。








放課後の憂鬱   第10章 陥穽(1)


  
                                          


【第10章 (1)】



        
        みんなが撮影の準備に取り掛かっている中、藍はまだキスの余韻に浸り、
        ボーっとしていた。

        「藍、藍ったらぁ! ボケッとしてないで手伝ってよ!」

        ゆうこがぼんやり立っている藍に言った。

        「・・あっ! ごめん・・」

        藍は慌ててみんなに混じって、準備を手伝い始めた。
        手伝いながら、藍はゆうこをちらっと見た。ゆうこは何事もなかったか
        のように作業している。
        吉田もゆうこと同じように準備をしている。

        藍は二人が抱き合っていた光景を思い出していた。

        (・・そうかぁ・・吉田君とゆうこ、付き合ってるんだ。なんか・・い
        いなぁ)

        藍はまだ特定の男性と、同じ年頃の男性と親しく付き合ったことはなか
        った。
        仕事と学校を忙しく行ったり来たりしているのだから、それは仕方のな
        いことだった。しかし藍の年頃で「彼氏」が欲しいと思うのは当然だっ
        た。
        だから藍は、吉田とゆうこのことを考えると、羨ましくて仕方なかった。

        藍はキスをされたことで、ますます高科のことが気になっていた。いや、
        好きになっていた。
        準備を手伝いながら、今度は高科の方を見た。その時、高科も藍を見て
        いた。
        藍は高科と目が合ったのが急に恥ずかしくなり、目を背けた。しかし、
        すぐにまた高科を見た。
        すると高科は、まだ藍のことを見ていた。

        (・・・先輩とまた目が合っちゃった・・もしかしたら・・ずっと見て
        る?)

        高科が藍の方へ、さりげなくやってきた。そして、藍の頭をこつんと叩
        くと、
        「ちゃんとやってるかぁ?」と微笑みながら言った。

        「や、やってますよぉ。」
        藍がそう答えると、高科はウインクして見せた。
        それを見て、藍は嬉しくなった。

        (もしかしたら、先輩もあたしのこと・・)

        「先輩!OKっす!」

        吉田が高科に言うと、教室の蛍光灯が消され、代わりに撮影用の照明が
        点けられた。

        「よーし、じゃあ始めるか。伊藤はカメラ、吉田はこっちで俺のサブ・・」

        高科の指示でみんな位置につき始めた。

        照明の消された部室は薄暗い。部室の窓は全て暗幕で遮断されていた。
        が、撮影用の照明が当たる部分は異常に明るかった。
        床の半分は体育のときに使う、灰色のカバーを被せた弾力のある厚いウ
        レタンマットが敷かれていた。それを先程組み立てたセットが3方から
        取り囲み、灰色の壁のようだった。
        まるでその部分は監獄か、取調室のような雰囲気だった。撮影用の照明
        が、その部分に強烈な光を投げかけていた。

        藍が部屋を見回すと、さっきまでの明るい雰囲気が一変しているので、
        胸がドキドキしてきた。得体の知れない不安が湧き上がってきた。

        「藍ちゃんは・・・」
        高科が藍の方を見て言うと、藍はすぐに返事をした。

        「はい・・」
        「まず、ここに立って。照明と音の確認だ。伊藤、どうだ?」

        藍は高科の指示された場所に立った。
        セットの中央だった。あちらこちらから照明に照らされ、眩しかった。
        照明の外にいる高科達が、よく見えなかった。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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軽トラックに乗った白馬の王子様 軽トラック少女編  第一話



  
                                          



【第一話】



初年度登録から早30年のおんぼろ軽トラックで、僕は今日もひた走る。
僕は逃げていた。
一回寝たくらいで恋人気取りの後輩少女と、確かセフレとして割り切った関係だったはずの電波な少女の二人の性処理の相手を相手することに、もう限界だった。
後輩少女は僕の家に押しかけてきて繁殖本能全開で襲いかかってくるし、そんな後輩少女をゴムを介して相手にした後、こってり早い朝四時頃に電波な少女からは呼び出しの連絡が来る。
二人の都合の良い性処理の道具にされている気分になりながら一ヶ月、最後の方は、こいつら早く生理が始まってくれないかな、それとも本当に妊娠しちまえば少しは控えるようになるんじゃないかな、と思いながらの射精。
確かに可愛い二人の少女だったけれど、早く終わんねぇかな、と神に祈るようになっていた。
もう射精するのが苦痛だった。
嬉しい悲鳴は本当に最初のうちだった。
今はノーマルな悲鳴だった。

「旅に出ます」

辞表を必要とするような職場でもないので、僕は社長に真顔でそう伝えた。
野山が紅葉する今の時期、うちの職場は暇になる時期だったので社長は「いいよ」と、あまりにそっけなく了解してくれた。
なので会社の経費で軽トラックにガソリンを満タンにする僕。
給油口ギリギリまで溢れるほどガソリンを突っ込んでやっている時に、社長から連絡が入った。

「さっきの話だが、あぁ勿論好きなところ行ってきてくれて構わんけどな、で、いつ頃帰ってくるつもりだ?」
「……それは……えと……」
「最近、なにやら少し疲れた顔をしていたようだから、思い切り羽を伸ばしてくればいいさ。だがな、仕事の都合ってもんもあるだからな――」
「……」
「旅に出ますと言った男に、いつ帰ってくるかなんて興醒めな質問だったな、悪い」
「そんなことありませんよ、社長。
僕、また女を抱きたくなったら帰ってきます」

ガソリンスタンドで給油ノズルを片手に僕は宣言した。

「……じゃあすぐ帰ってくるんだろうなぁ」
「……かもしれませんね」

窓口で伝票にサインを記し、時計を確認した。
着の身着のまま、気の向くままにのぶらり一人旅、それは平日の午前十時半ちょっと前に始まることになるのだった。
軽トラックに乗り込もうとしてドアを開ける。

「やぁお前さん、あたしと旅に出ようなんて心意気、惚れ直しちまいそうだよ」

いつの間に乗り込んだんだろう、軽トラックの助手席に一人の女の子が座っていた。
ビックリするほど僕好みの可愛い女の子で、僕の大好きなナース服姿。
唯一残念なのは、微妙に年齢を感じる口調くらいなもので……。

「お前は……?」
「いいからいいから、早く車を出しておくれ。
あたしは今、妊娠するほどに大量に中出しされたばかりだからのぅ、少し腹ごなしをしたいのだ」

僕は僕の旅立ちをあっさり認めてくれた社長を見習うように、けっこうあっさりとナースな女の子を助手席に乗せたままで旅に出たのだった。
なんというか、僕にはもう少女の正体について見当が付いていた。

「お前の正体は「軽トラック」なんだろ?」
「おお流石だなっ、よく判ったな。
あたしのこの姿を見て即座に正体を言い当てるとはのぅ」

ワイルドなのか古風なのかイマイチ判然としない口調のまま、ナース服の軽トラック少女がニコニコ笑う。

「ほら見てみぃ、すれ違うトラック共があたしの姿を見て、目を丸くしとろぅな。
なにも裸の女がいるわけでもないのに、あんなアホ面晒しおって」

対向車のトラックがどんな表情を浮かべているのかはわからないが、軽トラックの助手席に座るナース嬢を見つけた人々はおしなべて怪訝そうな表情を浮かべていた。
どうしてナース服なのか?
そちらについても僕はおおよその見当は付いている。

「ところであたしの姿には満足してくれておるかのぅ?
お前さんの好みに合わせて化けたつもりぞよ。
運転中の独り言は全てあたしが聞いておった。あたしは誰よりもお前さんを理解している存在よ」

もう白衣の天使と呼ばずしてなんと呼ぶかという驚天動地の可愛らしさなのに、残念女っぽい匂いがするんだよね。

「で、お前の目的はなんだ?」
「ふむ、先ほどお前さんが言っていたではないか?
女を抱きたくなったら帰る、と。
なんと英雄然とした宣告だったろうか。さすがあたしの惚れた男よ、天晴れじゃ。
して、それはつまりあたしとの旅の終わりを意味するのだろう?
今はこうして若いおなごの姿をしておるが、その本性はいつ朽ち果てるやも判らぬ鉄屑四輪よ」

そう、この軽トラックは初年度登録から30年目の過走行車両。
どうして廃車にしないのかと周囲からさんざん問い詰められるオンボロだった。
軽トラック少女は儚げな生娘のように続ける。

「この旅はきっとあたしの最後の旅になるだろう。
ならば一秒一時を楽しみたい。少しでも長く旅路を走りたい。
お前さんが性欲に囚われれば終わってしまう旅ならば、あたしを都合の良い性処理の道具にすればいい。
そうすればきっと、この旅は終わらぬのじゃろう?」

少女らの性処理の道具にされる日々からの脱出の旅と知っての言い種だったろうか。
どうせ近いうちに終わりのある旅と知っているのに、軽トラック少女は言葉遊びのようにそう言って微笑むのだ。
つくづくこの子は口を開かなければ可愛いのになと僕は思った。




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闇色のセレナーデ 第10話  路上セックスの果てに……


























【第10話】




「んはぁっ……やだぁ、一気にぃ……はうぅんんっっ!」

敢えて挿入の合図は送らなかった。
卓造は顔を覗かせた千佳のスリットを目掛けて、力強く腰を押し出していた。
40代にして特定のパートナーを知らない標準型ペニスが、清純な女子学生の膣腔を貫いていく。

「はあぁ……きもちい……いや、なんだぁ、中はトロトロじゃねえか。ふふふっ、俺の手マンがそんなに快感だったのか?」

「おじさま……そんなこと言わないで。はあっ、恥ずかしい……」

ペニスが柔らかい恥肉に包まれて、思わず『気持ちいい!』の単語が飛び出しかける。
それを慌てて封じた卓造は、ぎこちないヤクザ言葉を口走っていた。
更には監視するレンズに応えようと、腰の抜き挿しを開始する。
千佳の背中に覆い被さるようにして、立ちバックによるセックスを開始したのだ。

じゅにゅ、ぬちゃ、ぬちゃ……にちゅぅっ、ぬちゅぅっ……

「あふっ、はあぁっ……おじさまぁ、すごい……やはぁ、ふはぁっ!」

千佳は本気なのか演技なのか、区別の付かない声で反応してくれる。
ひび割れたモルタルの壁面に手のひらだけでなく、真横に向けた顔まで押し付けて、恋人でもない男のペニスを素直に受け入れている。

『千佳を本気で辱めないと、和也に用済みの烙印を押される』
そんなニュアンスのことを彼女本人に教えられたが、白昼の街中で互いの性器を晒し合って結合させ合えば、もはや疑う余地もない。

「ほら、もっとオマ○コを突いてやるから、鳴いてみせろよ。通行人にも、俺達のセックスを見せてやろうぜ」

商売女を相手にしたセックスがほとんどの卓造だが、その年なりの性技は身に着けているつもりだった。
女体をいたぶるような絡みは趣味でないが、意識すればやれないことはない。

抱き締めるように千佳の肩を抱いていた両手を、卓造は引き剥がしていた。
乱暴な腰使いでペニスの抽送を続けながら、突き出された腰を撫でさすり、くびれたウエストに指先を突き立てていた。
がっしりと下半身を固定させると、打ち込むペニスを更にグラインドさせて膣肉を抉り取っていく。

「いやぁ、そんなのぉ……お肉がぁ、こすれてぇ……あ、あぁぁ、はあぁぁぁっっ」

「んぐぅ、そうだ……マン肉に力を込めて、絞め付けろ!」

乱れたセーラー服の下で、背中のラインがうねるようにくねった。
感じる演技だけでもごまかせる。
卓造はそう考えていたが、千佳はそれを拒絶した。
壁に押し付けた口元からは本気の喘ぎを漏れさせ、本気で感じている証拠の愛液を膣ヒダから湧き出させている。

(俺の思いが甘いってことかよ)

卓造は、和也の芯の恐ろしさを千佳の身体に教えられた気がした。
可憐な女子学生が、誰の目に晒されるか分からない街中で、懸命なセックスに明け暮れているのだ。

「あぁ、んくぅ……精液をちょうだい……」

「んは、はあ……でも、いいのか?」

「うぅ、うん……気にしないで、いいから……ふぁっ、あぁぁ……ピル、飲んできたから」

そして千佳は、卓造のペニスが限界に近いことまで感づいていた。
掠れるような嬌声に紛れさせて、男の性処理にまで気遣いをみせたのである。

「それじゃ遠慮なく、なか出しさせてもらうぜ!」

卓造は力任せに、腰を打ち付けていた。
パンと尻肉を叩く音がして、膨張しきったペニスが膣奥深くにまで侵入する。
絡み付く膣ヒダを引き伸ばしていく。

「はぁっ、あぁ……硬いぃっ! おじさまのオチ○チン、奥までぇ……」

千佳が鼻声で鳴いた。

「ううっ、出る!」

卓造が低く呻いて、腰をブルルとさせる。

どぴゅぅぅっ! ドク、ドク、ドク……どぴゅ、ぴゅぅぅっっ!

「あふっ、は、はぁぁ……熱いのがぁ、中にぃっ! 千佳のオマ○コにかかってぇ……わたしもぉ、イク、イクぅぅぅっっ!!」

射精するペニスを、収縮する膣肌が扱きあげていく。
下腹に蓄積された精液を女子学生の子宮目掛けて吹き付けて、卓造は目眩を覚えた。

その揺らぐ視界の先では、千佳もまた絶頂の快感に身を震わせている。
折れそうな背中をガクガクとさせて、うなじで切り揃えた黒髪を乱れるのも構わずに振り翳している。



「はあ……はぁ……終わった……」

ペニスを引き抜いたものの、卓造の呼吸は収まらなかった。
萎えたソレを性液と愛液とでべっとりと汚したまま、両手をヒザに押し当てて背中を上下させている。

「良く頑張ったわね、おじさん。あんまり激しく突いてくるから、ちょっと心配しちゃった。でも、大丈夫みたいだね」

監視者はいつのまにか立ち去っていた。
それを確認した千佳が、出会った時よりも更に馴れ馴れしい口調で卓造に話しかけてくる。

「はあ、はぁ……こんなことなら、上着を脱いですれば良かったかな?」

「そうね。次からは全裸でセックスしてみたら……ふふっ、冗談だけど」

卓造の本気めいたジョークに、千佳は舌をチラリと覗かせて笑った。
本意なんかではけっしてない。
卑猥な試練を終えたばかりだというのに。

(この子はいったい?)

卓造は、強張ったままの表情筋を解しながら思った。
千佳という少女の底しれない精神力を垣間見た気がしたのだ。

(だったら俺は、この子のために何が? 千佳ちゃんに俺が出来ること? それは?)

簡単に見付かりそうで、見付けるのが怖ろしい答えを探して、卓造は千佳を見つめていた。
抱き締めたらポキッと折れそうな後ろ姿を晒して、セックスの後処理をする少女を。
スカートの前部分だけを持ち上げて、差し入れたティッシュで股間を清める様は、どうしようもないほどの恥じらいに満ちていた。







もえもえ マーメイド・ママレード  第8話



  
                                          



【第8話】



羨望のまなざしで車山の行動を見つめる人の3人の男たち。
真っ先に最も美味なる箇所にありつこうとしている車山に対して不服を漏らす者はいない。
スイミングスクールの中にあっても『猿山』のような社会構造が自然発生的に構成されているようだ。

「いや、お願いですから許してください……」

もえもえの懸命の哀願も空しく、車山の指は女の羞恥の個所を捉えた。
水に濡れて陰部に貼りついた薄い恥毛を指で丁寧にかき分け、縦に走る女の証を指でなぞる。

「あぁ……やめてください……いやぁ……」
「ふふふ、それにしても先生って身体は細いのに、おま〇こはふっくらと肉付きがよくていい感じに盛り上がっているよね。俗に言う『もりまん』ってやつだね?こりゃ楽みだ~」

車山の言葉に呼応するかのように、もえもえの片足を支えていた宮本がつぶやいた。

「車山さんが言うとおり、もえもえ先生は確かに良いおま〇こをしているよ。名器間違いなし!」
「この中で人生経験が一番長い宮本さんが言うんだから確かだね」
「いやいや、人生経験がイコール性経験とは限らないからね。わはははは~」

車山は喋っている間も指の運動を休めることはない。

「あぁ、いや……いじらないで……車山さん、やめて……」

そこへ若い山下がもえもえの耳元で、わざと聞こえるようにささやいた。

「そう言えば、数日前のあるスポーツ新聞の記事に『もりまんの女は名器。男は2倍楽しめる』って書いてありましたよ。へぇ~、これが『もりまん』なんだ。ワクワクするな~」

山下は『もりまん』の女性を見るのは初めてのようで、素直に感動を表した。

「触り心地ってどう違うんだろう?車山さん、俺にも早く触らせてくださいよ~」
「まあまあ、そう焦るなって。後でバトンタッチするから」

聞きたくもない男たちの卑猥な会話がもえもえの耳に飛び込んで来る。
それも他人事ではなく、自分の性器のことをあれこれと論じ合ってるのだから恥ずかしくてしょうがない。
もえもえは頬を真っ赤に染めていたが、顔を背けることもできず目を閉じるしかなかった。

その時もう1人の年長者である野崎が車山に催促をした。

「車山さん、もうぼちぼち……やらないと時間がなくなりますよ」
「あ、そうだね。じゃあ、ぼちぼちと」

受講時間を大幅に超化すると、不審に思った他のコーチがやってくるかも知れない。
あまりゆっくりもしてられない。
車山の休めていた指が再び活発に動き出した。
陰核を覆っている皮を剥き広げ、艶やかなピンク色の実をつまんでみせた。

「あっ……」

まるで電流でも帯びたかのように身体をピクリと波打たせるもえもえ。

「先生ってすごく敏感だね。ちょっと触っただけなのにこんなに反応しちゃってさ。じゃあ、こうして擦るとどうなるのかな?」
「きゃっ!いやっ!あぁ、そこは擦っちゃダメぇ~~~……」
「そうなの?ここは嫌なの?それじゃ、こっちならいいのかな?」

車山は深い渓谷を指でなぞりながら、その中心部にある窪んだ部分に中指を挿し込んだ。

「きゃ~~~っ!いやあ~~~~~!!」
「先生、あんまり大きな声を出さないでくださいよ。コーチを辞めたくないんでしょう?」
「本当に?本当に今だけ……あぁん……我慢したら……許してもらえるんですか?事務所に言ったりしないのですか?」
「もちろんだよ。俺たちは約束は絶対に守る。先生が今夜大人しくしてくれたらね」
「わ、分かったわ……」
「ふふふ、なかなか物分りがいいじゃないか。では遠慮なく責めさせてもらうよ」
「……」

もえもえの顔から血の気が失せ蝋のように青白くなっている。

「宮本さん、野崎さん、両サイドから先生の下のお口をちょいと広げてくれますかね?」
「えっへへ~、お安いご用で」
「おおっと、待ってました~」

二人の男たちは水を得た魚のように喜び勇んで、早速もえもえの陰部に触れて来た。

「ほほう~、若い先生のおま〇こはいいね~。お肉がプリプリして弾力性が半端じゃないね~」
「いやっ!そんな恥ずかしいことを言わないでください!」
「陰唇が黒ずんでなくてきれいなサーモンピンクだね~。ゾクゾクして来た」
「いやぁ、そ、そんな広げちゃダメぇ~……」

(クニュクニュクニュ……クニュクニュクニュ……)

宮本と野崎はもえもえの陰唇に触れると「行き掛けの駄賃」とばかりに、拡げるだけに止まらず貪るように嬲り始めた。

「きゃぁ~~~~~っ!許してください~~~~~!」
「大きな声を出すなって」

宮本は陰唇の上部を擦り、さらには陰核をこねた。
野崎は陰裂の下辺を中心に愛撫し、時折アナルにも触れた。
もえもえは身体をよじって野卑な指から逃れようとするが、4人の男たちに固定されてはなすすべがない。
それに拒み続けて彼らを怒らせてしまっては元も子もない。
スポーツジムを解雇になるのだけは絶対に避けたい。
今の状況だとやはり我慢する以外方法はないだろう。
もえもえはは涙目でぐっと唇を噛み締めた。






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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闇色のセレナーデ 第9話  黒いレンズにせっつかれて、男は柔肉を……


























【第9話】




行き交う車の騒音をバックミュージックに、卓造は千佳への愛撫を始めた。
胸元に差し込んだ左手が、張りのある乳房をやわやわと揉みしだいていく。
10代特有の硬さのある乳肉に5本の指を貼り付かせて、下からすくい上げるように刺激する。

同時に、スカートの中に差し込まれた右手が、千佳の手助けなしに花弁に触れた。
ノーパンで冷え切った恥肉を人肌に温めようと、小判型の肉丘を手のひらで覆う。

「あ、はぅ……もっと激しく……でないとアイツが、んんっ、割れ目を、擦って……あふ、くうぅん」

白い前歯を覗かせたまま、千佳が甘い声を漏らした。
それでも鋭い目力を湛えた両目は、道路の対岸を捉えたきりその視線を外そうとはしない。

和也の命令で監視がこっちを覗っているのだ。
ここが白昼の歩道にも関わらずに、妹の肢体を他の男に弄ばせる様をおそらく撮影し報告するためにだ。
そしてその結果次第で、卓造の運命は決まる。

「あぁ、はぁ……おっぱい、気持ちいいからぁ……早く、アソコも……んん、じれったいわねぇ、オ、オマ○コも……弄って、んくぅっ」

千佳が禁句の単語を口にして、恥じらうように目を伏せた。
けれども数秒も経たないうちに、口を大きく開いて空虚な声を放出させる。

(この子は本気で俺を助けようと、大げさな演技までして感じているフリを。だったら俺も)

千佳の想いが伝わるほど罪悪感が募り、それが戒めのように卓造の指を強張らせていた。
その指先全てに、男の本能を注入させる。

「千佳ちゃん、本気で鳴いてもらうよ」

一生涯触れることなどないと信じていたセーラー服の少女に、卓造の性欲もタガが外れた。
右足を大きく前へ踏み出すと、太股を使って千佳の両足を更に拡げる。
女性器をガードするように覆った手のひらを引き剥がし、指先を立てた。

くにゅ、くにゅ、くにゅ、くちゅうぅっっ……

「あふっ、はあぁぁ……そうよ、千佳のオマ○コ……好きにして……ひうっ」

人差し指と中指が肉厚な扉を開いて中に沈んだ。
追い掛けるように薬指と小指も埋没し、取り残された親指が亀裂の先端を押した。
薄い包皮に覆われたクリトリスを刺激する。

その瞬間、千佳の両肩がバウンドするように揺れた。
演技なんかではない、本気で感じたのだ。

「はぁ、はあぁ……おじさん、上手……んん、アイツなんかと違う……優しくて、指がぁ、ヒダに絡みついてきて」

鼻に抜ける千佳の声が、耳元で囁いてくる。
その甘い声援をエネルギーにして、卓造は大胆な指使いで千佳を責め始めた。
ここが、歩道に面していることも忘れて。

「ふふっ、千佳ちゃんのオマ○コ、熱くなってる。それに、これは何かな?」

「はうぅっ、いや……そんなの見せないで……意地悪」

卓造は花弁から引き抜いた指を、千佳の顔の前でかざした。
テラテラと輝く糸を引く指先を2本同時に立てて、ツンと尖った鼻先にひっつけてやる。

これがホテルの一室なら……
誰の目も感じない密室なら……

通りの対岸にいた黒い影が消えた。
まるでワープでもしたように、イチャつく年の差カップルの傍に出現すると、平然とビデオカメラを構えている。
黒いサングラスにマスク姿。
このまま鋭い刃物でも携えて銀行に向かえば、間違いなく手錠が待っているだろう。

目をトロンとさせた千佳が、コクンと頷いてみせる。
目の前に監視がいる以上、彼女の方から指示は出せないのだ。

「ふふふっ、はしたない娘だ。オマ○コがびっしょりじゃないか」

代わりに卓造が口にしたセリフは、限りなく棒読みに近かった。
だが彼が気弱な男であることは、和也も知っていることである。
それよりも今は行動で示すことが先決だった。
千佳を辱めることが出来なければ、彼女の助言通りに悲惨な末路が待っているのだ。

「チンポを入れてやるから、そこに手を突くんだ」

再び棒読みセリフが響いた。
それでも千佳は向かい合う卓造から身体を反転させると、ビルの壁に手のひらを突いた。
命じられるまでもなく、両足を肩幅に開いている。

ファサッ……!

「ひゃあぁっ! や、優しくして……おじさま……」

卓造の右手が、太腿まで露わにさせたスカートを豪快に捲り上げていた。
パンティーを穿かせてもらえない、白桃のようなヒップが露出される。

(きれいだ! 真っ白で沁みひとつなくて……それなのに俺は……?)

卓造は強張る指にズボンのファスナーを引かせると、硬直させた肉棒を摘まみ出していた。
胸のハートが割れ鐘を打ち鳴らすなか、身体を千佳の背中に寄せる。

「お嬢ちゃんのオマ○コ、愉しませてもらうぜ」

少女の無防備な後ろ姿に、もっと見惚れていたかった。
だが黒いレンズがせっついてくる。

伸ばした指が、尻の割れ目の下半分を拡げた。
深く刻まれた谷間から、それに続く恥肉の溝が白昼に晒されて卓造の喉が鳴る。
もう片方の指に支えられたペニスが、いれ込むように脈打ってみせる。

ずにゅ、ずにゅ……ずりゅぅっ……ズズズゥッ……







放課後の憂鬱   第9章  初めてのキス(7)


  
                                          


【第9章 (7)】



        
        「・・・あ~あ、それにしてもやりすぎだな。学校の中であそこまでし
        ちゃあまずいよなぁ。なぁ、藍ちゃん?」

        高科はそう藍に振ると、ここから覗いてみろ、というしぐさで藍を扉の
        隙間から中を覗かせようとした。
        藍はそれに誘われるように再び中を覗き込んだ。
        中では吉田とゆうこが全裸で抱き合い、キスしている。

        (あぁ、あんなこと・・してる・・)

        藍はドキドキしながら覗き込んでいた。



        「藍ちゃん!」

        真剣に覗き込む藍に高科が声をかけた。
        藍ははっと我に返り答えた。

        「・・・えっ? あっ、先輩、なんです・・・うっ!」

        無防備に振り返った藍に、高科は突然唇を重ねた。

        (・・・うっ、うっ・・あっ・・・・)

        藍は何がなんだかわからなかったが、少しして目を閉じていた。
        高科のキスは、いままで藍が経験したことがないほど激しかった。

        高科は藍を抱きしめた。
        藍は吸い込まれるようにして高科に身を委ねた。

        やがて高科は舌を藍の口の中に潜り込ませてきた。
        藍はされるがままに受け入れていた。

        それは一瞬の出来事だったのかもしれない。でも藍には長い、長い時間
        に思えた。

        高科が唇を離した。しかしまだ抱きしめられたままだった。

        「・・・せん・・ぱい」
        藍は高科の胸に顔を埋めた。

        藍はそれまでキスをしたことがなかったわけではないが、ほんの一瞬
        唇を合わせる程度のものだった。
        この前、真里に唇を奪われた記憶が、一瞬頭に浮かんだ。しかしあれは、
        まったく別のものだった。不快ではなかった。
        が、高科とのように、胸が張り裂ける思いではなかった。
        藍にとって、それはファーストキッスだった。



        藍はこのまま時間が止まってしまえばいい、と思った。が、すぐにその
        幸せな時間は過ぎ去っていった。

        「あれ? 先輩! 今日は遅くなるんじゃ・・あっ」

        伊藤がさちと向こうからやってきて、藍はすぐに高科から離れた。
        さちが伊藤に「バカッ、余計なこと言わないの」と言いたそうに肘鉄を
        したが、藍はそんな様子には気が付かなかった。

        「おう、今日はな、用事がなくなったんだよ。さぁ入るか・・」

        高科がそう言うと藍が慌てて 「えっ? まだ、だめ・・」と止めた。
        が、高科はさっさとドアを開け、中に入っていった。
        藍も下を向きながら高科に続いた。

        藍が顔を上げると、まるで何もなかったかのように、吉田もゆうこも着
        替えて座っていた。

        「・・あれ?」
        藍は不思議そうに思わず声を出してしまった。

        「ん、どうした?」

        高科が藍に聞くと、「えっ? あっ、何でも・・ないです。」と答えた。
        何がなんだか、わからなくなっていた。



        「さぁ、今日もハードだぞ!気合いれて行こうな!」
        高科がそう言うと、皆が立ち上がり、準備をはじめた。

        「今日は頼むよ、藍ちゃん。休んだ分、取り戻してな!」
        高科はそう言うと藍を肩をぽんと叩いた。

        藍は、なんともいえない連帯感に嬉しくなった。
        さっきの熱いキスが、高科への思いを強めていた。
        同時に高科が、もしかしたら自分のことを好きでいてくれてるかも、と
        期待に胸を膨らませていた。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




目次へ    第10章(1)へ

闇色のセレナーデ 第8話  リードしているのは、誰?


























【第8話】




(いっぱい恥ずかしいことをしてやるつもりだったのに、気付けば相手の少女にリードされているなんて)

どちらかといえば背の高い卓造に、背伸びしてまで唇を寄せる千佳。
その少女に背中を抱かれながら、卓造もまた千佳の背中を撫で回していた。

「ちゅぷ、ちゅぷ……もっと舌を入れて構わないから。その、唾も垂らしてよ。ほら、ディープキスしよ」

斜め45度で重なり合った唇が、千佳に導かれて濃厚なキスを開始した。
卓造は言われるままに唾液に塗れた舌を伸ばすと、半開きになって待つ千佳の唇の間をすり抜けていく。
そのまま滑らかな舌肉を捉えると、絡ませながら男の唾液を沁み込ませていく。

「はんむぅ……千佳ちゃんの唇って柔らかい」

爽やかなミントの香り。それに仄かに甘いイチゴの香りも。
それを卓造は舌全体で感じて、千佳の唾液と共に自分の口内に持ち込んでは、再度その香りを味わっていた。
たった一度だけ経験したことのある、遥か20数年前の切ない記憶を呼び起こしていた。

「ちゅぶ、ちゅばっ……ぷはぁ、キスはもういいから、今度は身体をお願い。好きに弄ってくれていいから」

そんな青春の思い出は、20才以上年の離れた少女の催促に掻き消されていた。
愛し合う恋人どうしでも赤面しそうなセリフが、夢見心地の卓造を現実へと引き戻していく。

「いいの、ホントに? こんな所で身体を触っても?」

「していいから。こんな恥ずかしい言葉。女の子に何度も言わせる気?」

「あ、いや……その……」

千佳は首筋まで肌を赤く染めると、覚悟を示すように自分からエンジ色のスカーフを抜き取っていた。
続けて白線がVの字に切れ込む胸元に手を突っ込むと、固定するスナップをプチプチと外して、襟首を大きく拡げる。

「ごくっ、ごくっ……手を入れるよ」

卓造は溢れそうになる唾液を飲み干した。
青春の残り火だったキスの香りも消化させながら、左手をそっと差し入れる。
だらしなく開いた胸元から腕を突っ込んで、その内に潜む下着に触れようとした。
双乳をガードするごわごわした感触を、まさぐるようにして探した。

「どうして? まさか、千佳ちゃん?!」

制服に圧迫される狭い空間で、卓造の手のひらが固まる。
汗の滲んだ指先が、プリンのように弾む肉の塊に触れたのだ。

「ふふっ、驚いたって顔をしてるわね。そうよ、ブラはしていないの。ついでに言っておくけど、下もそうよ。アタシはパンツも穿いていないから。アイツの命令で、学校へ通う時も家にいる時も、下着なしで生活させられているのよ。レイプされてからずっと」

千佳は早口でそう言うと、卓造の右手を掴み彼女の下半身へと連れていく。
折り目正しいスカートヒダに指先を触れさせると、それに添わせるように千佳の膝小僧のあたりまで誘った。

「さ、中に手を入れて。遠慮しないでいいから」

確かに、ここなら多少大胆に振舞っても人目には付きにくいだろう。
歩道から少し奥まった所にいるため、真っ直ぐに前を向いて歩く限りは目に入らないかもしれない。

けれども、麗しい女子学生と、中年の営業マン。少しでも目線が横にずれれば、いちゃついているのは明白である。
それもかなり大胆なモノを晒す羽目になる。特に千佳にとってはだ。

「佐伯さん、何を怖気づいているのよ。このくらいやって見せないと、アナタは今日1日で見切りをつけられるわよ。早くスカートを捲り上げて、アソコを触りなさいよ。ア、アタシは……平気だからさ」

黒目を泳がせながらも、急かせる千佳がいじらしかった。
卓造には、昨夜の和也の言葉を否定する気にはなれない。
しかし、どう見ても羞恥に耐えているとしか思えないのに、男を災いから逃れさせようと懸命に振舞う少女に分がある。
今は、そう思えてならなかった。

「もういいよ、後は俺がするから。千佳ちゃんはそのままじっとして」

卓造は指先にスカートの裾を引っ掛けると、太股の横を滑らせるようにして持ち上げていく。
本音を言えば、自分のコートの前ボタンでも外して、千佳の痴態を包み隠したいところだが、遠目に監視がいるとあっては、それもままならない。
彼女の心意気に報いるためにも、行為は大げさに、それでいて繊細な指使いを。

「んん……風が……冷たい……」

右側だけ大きく捲り上げられたスカートから、真っ白な太股が付け根まで覗いた。
パンティーを身に着けていないむき出しの股間に、真冬の北風が吹きつけてくる。

「早く触って、温めてよ」

土壇場で怖気づく卓造の右手首を、また千佳が掴んだ。
自分から少し股を開くと、立ったまま自慰をするように亀裂に指を押し当てていく。

「あ、あぁ……千佳ちゃんのアソコ、あったかい」

「ホント、いい年して情けないんだから。『後は俺がするから』って言ったのは誰よ。ほら、左手も止まっているわよ。千佳のおっぱいを揉みなさいよ」

卓造は年下の少女の言いなりだった。
でもそれが、とても居心地良かった。

(俺はこの少女を? まさか、そんな……?!)








もえもえ マーメイド・ママレード  第7話



  
                                          



【第7話】



「先生、そんな恐い顔をしないでよ。え~と、脚を折り曲げて蹴り出す時の角度なんだけどね……」

車山は図々しくも後からもえもえの太股に手を添えた。

「な、何をするんですか!うっぷ!」

突然太股を触られて驚いたもえもえは、バランスを崩してしまいあろうことか水面に倒れ込んでしまった。

「ううっぷ!」
「あっ、先生、大丈夫?」

その時タイミングよく横合いからもえもえに手を差し伸べたのは、太鼓のような大きな腹の宮本だった。
もえもえの両肩を支えてやったまでは良かったが、その直後、彼は混乱に乗じて驚くべき行動をとった。
水に濡れた顔を両手で拭っているもえもえの隙を突いて、後方からふくよかな乳房を鷲掴みにしたのだった。

「きゃっ!な、何をするんですか!」
「まあ、いいじゃないか。ちょっとぐらい触らせたって」

宮本はそう言い放つと、乳房をぐいぐいと揉み始めた。

「いやあ~!宮本さん、やめてください~!」
「先生がいけないんだよ~。サポーターを着けないで現われて、俺たちをムラムラさせたんだから」
「そんなぁ~、本当に忘れてしまっただけなんです。わざとじゃないんです。だから、だから、許してくださいい~!」

間近に立っていた一番若い山下も意地悪そうな微笑を浮かべてポツリとつぶやいた。

「男子生徒が来ると分かっているのに、サポーターを忘れるなんて信じられないよ。意識的に着けなかったんじゃないの?男子生徒の気持ちを誘って、エッチなことをされたかったとか?」
「そんな~、そんなこと絶対にありません~!」

ずっと口を噤んでいた中年の野崎までが、さらにもえもえを窮地に追い込むようなことをつぶやき始めた。
メンバー中一番華奢な男で、いつも着けている眼鏡がないせいかやけに目を細めている。

「まあ、皆さん、ここは先生が言ってるとおり着けるのを忘れたと言う言葉を信じてあげようじゃありませんか。だけど……」
「……」
「サポーターを着けないで生徒の前に現われたと言うことは、コーチとして気持ちが弛んでいる証拠だと思うんです。だから、ここはしっかりと反省してもらう必要があると思うんです。先生のためにも……」

野崎の弁舌は一見もっともらしく聞こえるが、よく聞いてみるとやはりこじ付けとしか思えなかった。
だけど狼狽しているもえもえの耳には、どこか説得力があるように聞こえた。

「反省しています!本当です!もう二度と忘れたりしませんから。だから、だから、許してください……」

もえもえは既に半泣きになっていたが、誰一人として彼女に寛容な言葉を掛ける者もいなかった。
途方に暮れるもえもえの背後から、静かに淫靡な物体が接近していたが、懸命に懇願するもえもえはまだ気づくはずもなかった
そんなもえもえの臀部の割れ目に硬直した肉棒が密着した。

「えっ……なに……!?」

その独特な感触から、もえもえは直ぐにそれが男の肉体の一部であることに気づいた。
もえもえに密着したのは車山だった。
車山は後方からもえもえの腰に手を回しながら耳元でそっと囁いた。
その声には女性をうっとりさせる大人の男の色気が漂っていたが、内容は実に辛辣なものでもえもえを震撼させるほど淫らなものであった。

「先生がサポーターを着けてなかったからだよ……俺のがこんなになってしまったのは……」
「そ、そんなぁ……」
「だからさ、責任を取ってもらわなくちゃ。ね?」
「いや……いや……お願い、許して……」

車山は見えないことをいいことに、堂々と水中でもえもえの臀部を撫で廻した。
腰を左右に振って逃れようとするもえもえに、今度は宮本の手が伸びて来た。
宮本は先程よりも大胆に乳房を鷲掴みしグイグイと揉み始めた。

「きゃぁ~~~、許してください!宮本さん、車山さん!やめてください~~~~~!」

車山はもえもえの声に逆に煽られるかのように尻の割れ目に指を挟み込んできた。
おぞましさに打ち震えながら、車山と宮本以外の二人に助けを求めるもえもえ。
しかし野崎と山下までがもえもえを助けるどことか、嬉々としてもえもえの身体に触れてきた。
水中で男たちの魔手に肉体の各所を撫で廻され、気も狂わんばかりに泣き叫ぶもえもえ。
男たちはまるで予め申し合わせをしかたのように、器用にもパーツを分けて各所を愛撫し始めた。

「いやぁ~~~~~!!やめてぇ~~~~~っ!!」

宮本は乳房を揉みほぐし、野崎は首筋から鎖骨周辺に指を這わせた。
さらに車山は臀部の割れ目から指をこじ入れ秘孔をまさぐった。
また山下は前方から恥丘を撫で廻し、陰核包皮に指を宛がい包皮を剥きに掛かった。

「ゆ、許してください!お願いです……こんな酷いことはやめてください~~~!」
「ダメダメ、責任を取ってくれなきゃ」
「やめてえ~~~~~!」
「さあ、みんな、先生にしっかりと愛撫をしてあげてね。今から責任を果たしてもらうからね」
「オーライ~。しっかりと擦ってあげるからね~」
「いやぁ~~~!」
「男四人から責められるってどんな気分かな?」
「やめてえ~~~~~!」
「先生がずっと立ちっ放しって言うのは申し訳ないね。どうだろう?先生を水面に寝かせてあげるとするか?もちろん溺れないように俺たちが支えてあげて」
「そうだね。このままじゃ肝心な場所を舐めることもできないもんね~」
「そんなぁ……そんな嫌らしいことはしないでください~~~~~!」

いくら水泳で鍛え抜かれた強靱な身体ではあっても、小柄な18歳の少女が男たち4人に囲まれては抗うすべもなかった。
瞬く間にもえもえは男たちによって、水面に仰向けで水面に浮くいわゆる『背浮き』のような格好にされてしまった。
通常『背浮き』は自力で浮くものだが、今は4人の男たちの腕に支えられていた。
『背浮き』の軸となる背中の部分は一番若い山下が支え、足は左右に大きく割り開かれ、右側に野崎、左側に宮本が陣取った。正確に言うならば、野崎と宮本は支えと言うより拘束係と言った方が適切かもしれない。
つまりもえもえは水面で恥辱の『大の字』にされてしまったのだ。
そして4人の中ではボス的存在の車山がもえもえの股間に近づいた。






 





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ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
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闇色のセレナーデ 第7話  夢の始発は、ミステリアスガールと共に


























【第7話】




「佐伯君、ちょっとこちらへ」

昨日と全く同じ時刻、同じセリフに『こちらへ』と単語だけを追加して、課長の山下が卓造を呼んだ。
さり気なく浴びせてくる同僚の視線に、卓造はちょっと誇らしげに胸を張ると、その課長の元へと向かう。

歩きながら、棒グラフの描かれたホワイトボードに目を留める。
一夜にして、営業3課トップに躍り出た自分の名前を舐めるように見つめた。

「いやぁ、さすがは佐伯先輩。御見それしました。あの天下に名高い『小嶋技研』からワンロット4千万もの発注を受けるとは。それも本社直々からですよ。いや、素晴らしい。私はアナタと共に仕事が出来て光栄です」

人という者は、結果次第でこうも態度が変わるものなのか。
眉毛をひくひくさせながら手を取る山下に、卓造は複雑なモノを感じた。

(約束通りに、和也が手を打ったのに違いない。それも2千万で片が付くのを、倍の4千万も発注させるなんて。山下じゃないが、さすがは天下に名高い『小嶋技研』の若旦那様だ)

出社して早々に、小嶋技研の秘書課から卓造あてに連絡が入り、4千万という大型案件にも関わらず即決で交渉が成立したのである。

「課長。これから外回りの予定を入れておりますので、失礼してよろしいでしょうか?」

「あ、ああ構いませんよ。これからは私の許可など必要ありません。先輩の思う通りにお仕事の方を頼みます」

卓造は、諸手を挙げてバンザイしそうな山下と営業3課の面々に見送られて職場を後にした。


 
「はあ~ぁ、空気がうまい」

片側3車線の大通りを無数の車が行き交うなか、卓造は鼻の穴を拡げ肺がパンクするほど空気を詰め込んでいた。
そして、久々に背筋を伸ばして歩いてみる。
いつも目にしていた当たり前のオフィス街も、異国の街並みに思えてくる。少々大げさだが。

「それで千佳ちゃんは、どこでお待ちなのかな?」

皮靴でスキップするように歩きながら、卓造は黒目を走らせる。
歩く人もまばらな昼下がりのオフィス街。
ちょっと目を凝らせば……

(見付けた! やっぱり来てくれてたんだ)

雑居ビルに間借りしたコンビニの店先で、ダークネイビーのセーラー服が揺れた。
近寄る卓造に千佳も気が付き、こちらを振り向いたのだ。

顔を綻ばせる、よれよれスーツを着込んだ中年営業マン。
沈んだ顔をする、清楚で可憐な女子学生。

場違いなほど対照的な二人だが、これからの時間を共に行動することだけは決定済みである。

「待ったかい? 千佳ちゃん」

「いえ、別に。アタシも今来たところですから。さ、行きましょうか?」

千佳は卓造の顔を一瞥すると、身を翻すようにしてさっさと歩き始めた。

何か雰囲気が違う。
昨夜まで兄である和也に痴態を晒していた線の細い少女のイメージとは、違和感を感じる。
なんかこう、闊達というか……

「どうして、お断りにならなかったんです?」

「え、何が?」

「その……兄からの提案です。佐伯さんは、何も知らないから」

突っかかるような勢いで歩く千佳に、卓造は歩幅を拡げて追い付いた。
その矢先、少女が意味深な言葉を吐いた。『何も知らないから』と。

「確かに、キミのお兄さんと知り合ったのは昨日のことだし、あの人のことは詳しく知らないよ。でもね、こんな夢みたいな話に飛び付かないなんて、普通の男だったら有り得ないと思うよ。まあ、千佳ちゃんにとっては不幸なことだし、その同情もするけどね」

「はぁ、そう言うと思った。やっぱり佐伯さんは、この前の男の人と、その前の男の人とも一緒かも。何も分かっていないわ。それとアタシは、別に同情して欲しくて言ったわけじゃないから」

急に立ち止まった千佳は、30センチは上にある卓造の顔を見上げた。
ほんのりとした桜色のほっぺたをキュッと引き締めると、失望と怒気を孕んだ投げやりっぽい目線をぶつけてくる。

(やっぱり違う。これがこの子の本当の姿なのか?)

深夜の街中で白い肌をくねらせていた千佳と、清潔感溢れるセーラー服に身を包んだ目の前の千佳は、まるで別人である。
薄い太陽の日差しに照らされた少女の全身からは、気高いオーラが漲っている。
見えるはずのない気を、卓造は見た思いがする。

「佐伯さん、こっち来て」

「お、おい!」

ちょっと不機嫌な表情をする女神は卓造の手を引くと、オフィスビルの脇に設置された自動販売機へと誘った。

別にジュースを買うわけではなさそうだ。
千佳は並んだドリンクの見本に目もくれずに、細身の身体を自動販売機と外壁で作られた三角コーナーへと寄せる。
そして幅の広い道路の向こう岸に目を運ぶと、卓造の身体を衝立代わりに見立てるように、向かい合う形で立たせたのだ。

「思った通りだわ。あの人ったら、あんな悪魔に命じられて……ダメ、佐伯さんは振り向かないで。気付かれちゃう」

そう言うなり千佳の両腕は、卓造の背中に回り込んでいた。
コートの上からしっかりと腕を絡めると、自分の身体に押し付けたのである。

「おい、千佳ちゃん。いくらなんでも、こんな所でなんて……マズイよこれは」

「だめよ、こうしないと。でないと、佐伯さん。アイツに用済みの烙印を押されて消されるわよ」

「け、消されるって?! それにアイツって、和也君?」

「そうよ。だけどそれより今は……佐伯さん、アタシとキスして。それに恥ずかしいこと……いっぱいして頂戴。ここで」

髭が剃り残された卓造のアゴに、上目遣いの千佳の目線が重なった。
二重まぶたから覗く瞳が、投げやりっぽいものから悲痛な哀しみの色を湛えて、それでも顔を逸らせようとはしない。

「分かったよ、千佳ちゃん」

卓造は、少女の気迫に押されたまま深く頷いていた。








放課後の憂鬱   第9章  初めてのキス(6)


  
                                          


【第9章 (6)】



        
        「・・あん・・あっ、ああ・・みんなくるよぉ・・」
        「だぁいじょうぶだよ。そんなすぐこねーよ。気にすんなよ。それより
        も・・」
        「あぁぁぁ! だめだったらぁ・・・・」

        ゆうこは甘ったれた声で悶えている。
        吉田はゆうこのTシャツを脱がした。ゆうこの豊満な胸があらわになり、
        吉田と唇を重ねた。
        藍はどきどきしながら、息を殺してその光景を覗いていた。

        (・・・あ、あんなこと・・・ああ・・)

        吉田の手はゆうこのブルマーの上から股間を触りだした。

        「あっ! あぁぁぁ!」

        その瞬間、ゆうこの声が大きくなり、気持ちよさそうに目をつぶってい
        る。
        藍は覗いているうちに変な気持ちになってきた。顔を赤くして、目はう
        つろになってきた。
        そして、廊下であることも忘れ、胸に手を持っていった。

        吉田はゆうこのブルマーを下ろすと、ク○○○スを触りだした。

        「あぁぁぁ! いいっ! いいよぉ!」

        (あぁ、すごいっ。あんなところ、触られてる・・あぁ・・)

        そして、藍の期待通りの展開となっていった。

        「ああぁぁ! いれてっ! いれてぇ!」

        ゆうこがそう言うと、吉田がズボンを脱ぎ始めた。
        そしてあっという間に吉田の下半身があらわになった。

        (・・・あぁ! す、すごく大きくなってる・・)

        藍の心臓は破裂しそうな勢いだった。はぁはぁと息が苦しくなってきた。

        吉田はゆうこを床に寝かすと、その上に乗りかかった。そして、ゆうこ
        の中に挿入した。

        「あぁぁぁぁぁ! いいっ。いいよぉ、もっと、もっと激しくしてぇ・・」

        ゆうこは悶えながら吉田に催促していた。吉田もスピードを上げていっ
        た。
        藍は知らす知らずのうちに手で股間を触っていた。スカートの前を捲く
        り、パンティに手を入れて・・

        (・・すごい・・気持ちよさそう・・あぁぁぁ!)

        「藍ちゃん?」

        藍はその声にハッとして、急いで手を戻した。

        「藍ちゃん、何してんの? そんなとこで。中にはいんなよ。」

        高科だった。藍は慌てて、部室に入ろうとする高科を止めた。

        「あ、だ、だめです。今は、ちょっと・・・」
        「だめ? どうして? いいじゃん。入ろうよ。」
        「だっ、だって・・これじゃ・・・」

        藍は高科に扉の隙間から中の様子を覗かせた。

        「またやってるな・・まぁあいつら付き合ってるからさ。しょうがない
        けどな。」
        「で、でも・・部室でなんて・・」
        「なに言ってるの、藍ちゃん。藍ちゃんだって抱き合ったりするだろ?」

        高科の質問に藍は顔を真っ赤にして反論した。

        「し、しませんよ。そんな・・まだ・・」
        「まだ?」

        藍は「経験ないから・・」といいそうになったが、すぐに詰まった。
        藍は自分が処女であることが遅れていて、恥ずかしいことのように思え
        た。

        「・・い、いや、こんなところでは・・しません・・」
        「いいじゃないか。別に。あのくらいするさ。」
        「・・・せ、先輩も・・スルんですか?」

        藍は思わず高科にそう聞いてしまった。

        高科はドアの隙間から覗きながら、
        「俺は付き合ってるヤツ、いないからさ・・」
        高科の答えに、藍は何故かホッとしていた。





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アブナイ体験とSMチックな官能小説




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闇色のセレナーデ 第6話  上唇にはペニスを! 陰唇にはバイブを!


























【第6話】




話は10分前にさかのぼる。

「それで佐伯さん、アナタを同士と見込んでお願いがあるんです。聞いてもらえますか?」

「あ、ああ。構わないよ」

卓造は曖昧に頷いていた。
だが悪い気はしない。同士という単語を口にして以来、和也の目付きが変わったのだ。蔑みから親しみへと。

「既に佐伯さんもご存じでしょうが、僕がペットと呼んでいるチカは妹なんです。血は……繋がっていませんけど」

「要するに、義理の妹ってことかな」

「ええ、そうです。その妹を僕はレイプし、恥ずかしい写真もたくさん撮って、性奴隷になるように脅迫したんです」

「ゴクっ、ゴクっ……そ、それで?」

「チカは最初。ものすごく抵抗しましたが、僕が父親と母親のことを話すと素直に従うようになったんです」

「千佳が逆らえば、キミが寝ているお父さんとお母さんを金属バットで襲うっていう、あれかな?」

「はい、そうです。なんだ、チカとの会話を聞いていらしてたんですね」

抑揚のないしゃべり方をする和也だったが、卓造の指摘に顔を綻ばせてみせる。
他人が聞けば身の毛もよだつ内容だが、この男には悪びれたところが全く感じられない。
寒風に晒されながらバイブの刺激に耐え続けている千佳さえ、目に入っていないようだった。

「それ以降のチカの調教は、順調に進みました。教えた性技も一生懸命覚えるようになったし、こうしてペットの姿で散歩までこなせますしね」

「それだったら別に、俺に頼みごとなんて……」

「それがですね。最近なんだか、飽きてきちゃったんですよ。僕の言いなりになって、セックスして、バイブで絶頂させられて。まあ、他にも色々試したけど、なんかワンパターンというか……」

(なにが、ワンパターンだ。義理とはいえ、こんな可愛い少女の身体を弄んでおいて、それで飽きたなんて! 羨ましいというか、なんというか……)

卓造は、千佳の身体に目を落としていた。
その少女は、聞くのも辛いのだろう。腰を震わせて漏らす吐息に、すするような泣き声を混ぜ込んでいる。

「そこでです。佐伯さんにチカをお貸しするので、アナタの好きなように調教してもらえませんか? 1か月間ほど」

「えっ! 1ヶ月間、俺がこの子を?! 調教?!」

和也の突拍子もない提案に、卓造の声は裏返っていた。
そこから斜め下の地面では、卵のように丸まり掛けた千佳の肢体が、バネ仕掛けの人形のように跳ねた。

「もちろん、これだけの事を頼むんです。佐伯さんへの報酬は考えています。アナタが抱え込んでいらっしゃる2千万円の受注の件は、明日にでも引き受けようと思いますが、いかがでしょうか?」

「き、キミは一体?」

「ああ、僕ですか? 僕は、小嶋技研って会社で広報部長をしています。父はそこで社長をしていまして。あの、ローカルテレビのCMとかで聞いたことありませんか? 家を建てるならコジマ♪ 土地を買うならコジマ♪ マンションも学校も病院だって♪ とかいう?」

「あ、あはははっ、知ってる。もちろん知っているよ」

卓造は笑うしかなかった。
感情を消した抑揚のない歌声よりも目の前に立っている男が、この地方全域で事業を展開している企業の御曹司だったことにである。

(俺は1ヶ月前から夢を見続けているのか? それなら、いっそのこと覚めるな。このまま俺はこの世界の住人になってやる。この有り得ない世界で自由気ままに生きてやる)

卓造は決めた。
優柔不断がトレードマークの男が、最後は誰の目にもはっきり分かる態度で頷いたのだ。



「ちゅぶっ、ちゅぶ……ちゅばっ、ちゅぶぅっっ……」

「うう……はあぁ……気持ちいいよ、千佳ちゃん」

夢はまだ続いているようだった。
膝立ちの姿勢で舌を這わせる少女に、卓造は深く息を吐いて応えた。

かつての力を取り戻し、怒張したペニスを口いっぱいに頬張り、舌と唇を使ってフェラチオを続ける千佳。
おそらく兄に仕込まれたのだろう。その滑らかな舌使いでエラから裏スジを舐められては、平凡な卓造のペニスの暴発は時間の問題である。

チュッ、チュッと千佳の舌先がキスを繰り返すたびに、卓造のペニスは硬度を増し、下腹に大量の血流が流れ込むのを感じた。

「佐伯さん、これをどうぞ」

このまま千佳のフェラチオに屈したのでは面白くない。
和也はそう判断したのか、手にしたバイブのリモコンを卓造の手に握らせる。

「いいのかい、本当に?」

「ええ、好きなだけどうぞ」

男達の会話に、千佳が怯える仕草をする。
幾分弱められていたバイブのお陰で、なんとかフェラを続けられたのである。
ここでバイブが暴れると……!

カチッ……! ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……!

「んむぅぅっ! ぷはぁっ、あ、はぁぁぁっっ……やだ、許して……佐伯様、許して……ください」

喉奥にまで挿し込んでいたペニスが、透明な唾液と共に勢いよく吐き出されていた。
千佳は顔を苦しげに歪めると、卓造のペニスの前で背中を丸める。

花弁に埋まっているバイブが、呻り声をあげて運動を開始していた。
何度も絶頂を迎えさせられ過敏になり過ぎた膣壁を、バイブが容赦なくこすり上げていく。
全身をくねらせながら膣ヒダを引き伸ばし、疼くような刺激を摺り込んでいく。

「んんっ、きついぃっ! だ、だめぇ……エッチなお汁がぁ……んあぁぁっ」

真新しい蜜液が、迸るように内股を汚していた。
ペニスの根元を支えていた千佳の両手が宙を掴むように彷徨い、股間へと伸ばされていく。

「ダメだろ、チカ。ちゃんとフェラチオをしないなら、お仕置きだよ」

「ふぁっ、はあぁ……します……お口でするからぁ、んん、お仕置きは……イヤぁっ!」

和也のお仕置きに、バイブに触れようとした千佳の指が止まった。
バイブを倣って、くびれたウエストをいやらしく躍らせながら、再び両腕を持ち上げていく。
突き出されたペニスの根元に震える指を被せると、露出した残りを唇の粘膜で覆った。

「ふんむぅ……はぅ、はぁぅっ……ちゅる、ちゅばっ……」

千佳は泣きべそをかきながら、フェラチオを再開した。
卓造のペニスを暴発させるのと、バイブによる5度目の絶頂を競わされながら。







もえもえ マーメイド・ママレード  第6話



  
                                          



【第6話】



乳房の谷間まで水着を降ろしたもえもえは思い切りがつかないのか、その手を水着のストラップに当てたまま立ち尽くしていた。

「さぁ……時間が無いから早く……」

車山たちはプールの縁にしゃがみこんで顎で指図した。
逃れることのできない状況に自分を追い込んでしまったもえもえは、羞恥心に震えながら自ら水着を下げていった。
胸まで水に浸かってはいるが次第に白い肌が露出していくのが分かる。

(…………)

揺れ動く透き通った水中で次第に白い乳房の全貌が明かされていった。
露わになっていくもえもえのピンク色の乳輪に男たちは息を潜めて見つめていた。

「おぉっ……」

可憐なもえもえの乳首が姿を表した瞬間、男たちから歓喜に満ちたどよめきの声があがった。

「もう……これで……」

もえもえはふくよかな胸を腕で隠すように廻しながら呟いた。
だが量感のある乳房を彼女の細い腕で隠すことなど所詮は不可能であった。
しかも皮肉にも、もえもえの恥らう動作が男たちの情欲を一層そそる結果となってしまった。

「…………」

男たちはもえもえに向かって首を横に振った。
最後まで脱ぐようにとの無言の催促である。

もえもえはこれで許されるとは思っていなかったが、「やはりだめか」と落胆して首まで身体を水中に沈めた。

(…………)

もえもえは乳房の下まで降ろした水着に手をやると、ゆっくりと下に降ろしていった。
腰骨の辺りまで水着を降ろし終えたもえもえはそっと目を閉じ足先から包まった水着を抜き去った。

(…………)

スクールのプールではある程度水温調節はしているものの、当然ながら風呂のように温かい訳ではない。
素肌に直接触れる水は意外と冷たいものだ。
目前の男たちの視線が下半身に集まっているのをもえもえは感じ股間を手で押さえた。

「さあ、レッスン開始だ」

車山は嬉しそうに叫んだ。

「先生……平泳ぎ教えてくださいよ……」

宮本が口元にいやらしい笑みを浮かべながら意地悪な催促をした。

「え?この格好で……ですか……?」
「もちろんですよ。さあ、時間がないんだ、早く」

もえもえは顔を真っ赤に染めている。
他の泳法ならまだしも平泳ぎは必ず開脚しなければならない。
水着を着けていない姿で開脚。
もえもえはその光景を思い描いて茫然としていた。
だが無言の圧力はもえもえが躊躇うことを決して許さなかった。

もえもえはゆっくりと腰を浮かせ水面に両手を伸ばした。

「あ、お手本の前に……あのぅ……少し説明をします……」
「…………」

もえもえは一旦は手本を示そうとしたが、平泳ぎだと脚を引きつけた瞬間どうしても開脚になってしまい股間が丸見えになってしまう光景が脳裏を過ったため、手本を躊躇い口頭による説明で時間を繋ごうとした。

「平泳ぎ足の裏で水を蹴って進む独特な泳法です。水面で身体に受ける抵抗が大きいので、足で蹴った身体を十分に伸ばして進むことを覚えてください」
「…………」
「蹴る要領ですが、膝を閉じ踵から蹴り出すとうねりが生じやすくなり、のびのある泳ぎになってきます。蹴り終わった足は、踵をつけて足先を水面近辺に置いて伸びていると後の動作にスムーズにつながります。伸びが弱まる直前に足をお尻の方にひき戻しますが、両膝はやや開いて持って来ましょう。水をかく時手の動きは……」
「先生」
「え?」

泳ぎ方の説明をしているもえもえに車山は口を挟んだ。

「先生、説明の最中に悪いんだけど、今日は時間があまり無いんだから先に手本を示してくれないかなあ?なあ、みんなもそう思うだろう?」

車山は他の3人に同意を求めるべく声を掛けた。
返ってくる答えは言うまでもなかった。

「俺も同感だね。先生、今日は実践だけでいいですよ」
「先に手本を見せてくださいよ」
「車山さんの意見に賛成」

生徒たちの強制に近い要求を受けざるを得なくなったもえもえは、ついに観念して手本を示すべく平泳ぎをはじめた。

両手を伸ばして水をかく。
脚をグイっと引き寄せて外に蹴り出す。
その引き寄せた瞬間を男たちは息を潜めて覗き込むように見入っていた。

よく鍛えられプリプリとした双臀の中央には、縦に走る一条の川が美しい佇まいを見せている。
脚を引き寄せる度に覗く桃色の川床が、まだ成熟し切っていない女のエロティシズムを醸し出していた。

男たちが昂ぶるのに多くの時間を要しなかった。
水中のためはっきりとは見えなかったが、スイミングパンツの前面が盛り上がって窮屈そうになっている生徒もいた。

手本を示すもえもえに車山は神妙な顔つきで質問をした。
平泳ぎが出来るはずの車山がだ。

「先生、ちょっと教えてくれないかなぁ?」
「はい……どのような……」
「う~ん、ちょっと口では説明しにくいなあ……。あの、先生、もう一度脚を折り曲げてくれない?」
「え……?脚を折り曲げるのですか?」
「うん、すまないんだけど」
「分かりました……」

もえもえは再び水に浮き脚を屈曲させようとした。
その瞬間、車山はスルリともえもえの後方に回り込み、もえもえの両脚の間に割り込んだ。
車山の胴体がじゃまになって脚が動かせない。
もえもえは驚いた。

「しゃ、車山さん!な、何をするつもりですか!?」






 





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闇色のセレナーデ 第5話  淫具の響きは、同士の囁き


























【第5話】




「さあ、千佳。今夜はここで思いっきり鳴いてもらおうかな」

昼間になると子供の声で賑わう遊具広場も、月明かりに照らし出される無人のそれは、物悲しさを通り越して不気味にさえ思えてくる。

「はうぅぅっ、あぁっ……お兄ちゃん、きついのぉ……バイブが暴れて……ふぁっ、わたし、また……」

千佳はここまでの道すがら、既に2回は絶頂を極めている。
突然歩様が止まり、突き出したヒップをブルブルっとさせたかと思えば、上半身を仰け反らせて嬌声をあげる彼女の姿を、卓造は目撃しているのだ。
そして、3回目がまもなく。

「ふふっ、だったら、もっと暴れさせてあげるね。バイブを」

カチッ……! ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ、ヴゥゥーンッ……!

「ひゃぁっ! だめぇっ、きつく……しないでぇ。あうあぅっ、バイブがぁ、中でぇ……も、もうっ……イク、イク……イキますぅぅっっ!!」

和也がリモコンを操作したのだ。
明らかに大きくなったバイブの音ともに、千佳が3度目の絶頂を経験させられる。

ビクン、ビクンと何度も両肩が震えた。
愛液で汚れた内股が、膣肉を嬲り続ける玩具をギュッと絞め付けていた。
桜色の唇が空を見上げて、哀しい声で鳴いた。

「あーぁ、イッちゃった。千佳ったらそんなにオマ○コが気持ちよかったの? ちょっと、はしたなく鳴きすぎだよ。でも、イク時にはイキますって。これだけは褒めてあげる。ちゃんと言えるようになったからね」

「んんっ……は、はぁぁ……だって、お兄ちゃんがそうしろって……んぐぅっ」

次の快感の波が押し寄せてきたのだろう。
千佳は砂地に指先を突き立てると、漏れる吐息を減らそうと唇を噛み締めている。
だが、激しいバイブのうねりに蕩け切った恥肉は、少女の乙女心を嘲笑うかのように淫靡な快感をもたらそうとする。

植え込みの陰からその様子を覗いていた卓造は、ズボンのファスナーを引き下ろし、硬くなったペニスをひたすら擦り上げていた。
間違っても、1カ月前の夜みたいに下着の中での射精はごめんだった。
あの時の惨めさは、今でも忘れられない。

しかし今夜も、中途半端な惨めさは付き纏うことになる。
それまで千佳を見下ろしていた和也だが、不意にその顔を上げたのだ。
全てを知っている。
そんな顔付きで、卓三が潜む植え込みに目を向けたのである。

「佐伯さん。そんな所に隠れてないで、こちらへどうぞ」

「ひ、ひいぃっっ!」

もう少しで放出という時になって、卓造は女のような悲鳴をあげた。
和也に見抜かれていたのだ。

「アナタのことは、何もかも調査済みです。ご自宅のアパートも、勤めていらっしゃる会社のことも。ああ、会社と言えば、2千万の受注は目処がつきましたか? それがないと、リストラ候補とか……くくくくッ」

「な、何がおかしいんだ?! お前のようなお金持ちには……俺の……」

立ち上がり、言い返そうとした卓造の声が尻すぼみになって消えた。
急速に萎え始めた肉棒を両手で隠したまま、棒立ちしている。

(もう、何もかも終わりだ。この男は、俺のことを全部調べ上げたうえで泳がせてたんだ。この1カ月間、ずっと)

絶望の二文字が急速に現実味を帯びてきた。
リストラ……無職……ホームレス……
卓造は自棄になったつもりで二人の元へ歩み寄っていた。
ただし両の手のひらは、股間の前で交差させたままである。

「で、出てきてやったぞ。わ、笑うな……!」

「くくくくっ、申し訳ありません。どうやら僕は佐伯氏の自尊心を傷付けたようです。ですが勘違いしないでくださいね。僕はアナタの心根を知ったうえで、同士に迎え入れたいと思っているんですから」

「ど、同士だって?」

突飛もない和也の答えに、卓造は唾を飛ばして聞き返していた。

「ええ、僕にとってたったひとりの同士にね」

呆けた顔をする卓造を前にして、和也が大きく頷いてみせる。

「俺が、たったひとりの同士……」

希望を失った顔をしていた。希望を失った声をしていた。
だが卓造は感じた。腹の中で蠢き始めた心地よい快楽を。
そして足元では、湧き上がるバイブの刺激に限界を迎えた千佳が、4度目の絶頂を可愛い声で知らせた。



それから10分後。和也から信じられない相談を持ち掛けられた卓造は、夢見心地のままOKサインを送る。
社会の底辺へ転落し始めた営業マンにとって、和也から垂らされた糸は細い蜘蛛の糸ではない。両手でしっかりと握れる太いロープだったのである。

「チカ、佐伯さんがお呼びだよ」

話がまとまり落ち着いたのを見計らったように、和也が千佳に声を掛けた。
一瞬首を上げて、はっとした顔をする少女だが、兄の命令は絶対なのだろう。
紅潮した顔をすぐに伏せると、四つん這いのまま卓造の足元へ移動する。

「か、和也君……お、俺はなにも、そんな……」

全裸の少女が目の前で畏まるのを見て、卓造はうろたえた。

「いいんですよ。佐伯さんは、そのままじっとしていて下さいね。チカ、佐伯さんのを、お前のお口で気持ちよくさせるんだ。できるよね?」

「は、はい……お兄ちゃん……」

(俺のを? お口で? 気持ちよく?)

卓造の脳ミソが、和也が口にした単語を復唱する。
その間にも膝立ちになった千佳によって、股間で揃えられた手のひらが解かれる。

「お嬢ちゃん……いや、そこは……その……」

半立ちのまま垂れ下がるペニスを露わにされて、千佳に負けないほど卓造も赤面していた。
そんな中年男の性器を目の当たりにした少女も、目を潤ませたまま言い様のない憂いを湛えていた。

「失礼します」

けれども、千佳の憂いは数秒で消えた。
氷の目で見下ろす和也に射すくめられたのか、目尻に涙を溜めたまま顔を寄せてきたのである。
卓造の股間へと。

(こんな可愛い少女を、1ヶ月間も自由に出来るなんて……)

ペニスを包み込む柔らかな肉の抱擁に、卓造は10分前に和也と交わした約束事を思い返していた。








放課後の憂鬱   第9章  初めてのキス(5)


  
                                          


【第9章 (5)】



        
        藍は授業など上の空で考え事をしていた。高科にはあんなに恥ずかしい
        ことをされたのに、どうしても嫌いになれない。
        とても複雑な気分だった。

        それに、昨日の夜の妄想・・あんな風にされている姿を想像しながらオ
        ナニーしてしまうなんて・・
        藍は高科への恋愛感情を確信していた。
        信じられないけれど、信じている。これが、恋なのかな、と思った。
        それから藍は、放課後が待ち遠しくて仕方なくなった。



        まだ一日の最後の授業も終わらぬ頃、高科と吉田は屋上でサボっていた。

        「吉田、例のモノ、買ってきたか?」
        「先輩~、ひどいっすよぉ。あんなもの、オレ買えっこないじゃないっ
        すか。さちとゆうこに頼んどきました。」

        「はは、まぁいっか。で、買ったのか。」
        「二人とも喜んで行きましたよ。そんで、すんごいの選んじゃって・・
        スケスケのギチギチッ。ばっちりっすよ。」

        「そりゃおもしれぇや。・・で、小道具のほうはどーした?」
        「それもついでに買ってきてもらいましたが・・・ほんとにいいんっす
        かねぇ。ありゃ、きついっすよ。」

        「だいじょうぶだって。例の切り札、ばっちりだからな。・・・それよか
        吉田、今日はおまえとゆうこは早めに部室行ってろ。で、中で抱き合っ
        ててな。」
        「いいっすけど・・またどうして?」

        「ば~か、あいつぁ部屋入ろうとしたとき、中でおまえらがいちゃつい
        ててみろよ。ビックリして、ポーッとなっちゃうだろ。それでワケわか
        んないうちに、かまそうっつーのさ。」
        「なるほどっすねぇ。しっかし先輩も、結構知的に責めてきますねぇ。
        がぁっとやっちまえばいいのに。」

        「まだ青いなぁ、おまえ。プロセスが大事なんだよ、プロセスが。そん
        なしたらそれこそ大変だろ。ここ使うんだよ。ここ。」

        高科は得意げに指で頭を指しながら言った。

        「了解っす。けどゆうこに、ちゃんと言っといてくださいよぉ~。やら
        せだって。」
        「ははは。わかったよっ。ゆうこも嫌がったりしねぇよ。あいつをハメ
        るためだったらな。・・それにおまえら、どうせできてんだろ?」

        「てへっ、知ってました?・・でもアイドルものにできるなんて、めち
        ゃすごいっすネ。これからも先輩に付いて行きますよ~。」
        「ば~か。いつまでもやってられっかよ。バカやんのもこれが最後よ。
        最後だからな、上物狙ってるってわけ。」
        「な~るほどぉ。」

        高科と吉田はそう言って笑った。



        放課後になった。
        藍は教室を出ると、一目散に部室に向かった。
        高科に逢える、そう思うと嬉しくて仕方なかった。

        部室の前にきて、藍は扉を開けようとした。が、すぐに躊躇った。
        少しだけ扉が開いていたからだ。
        そして、部室の中からなにやら声が聞こえる。

        「・・・あっ、あぁ。いいっ・・」

        藍は扉の隙間から、恐る恐る中を覗いた。
        そこには吉田とゆうこが抱き合っていた。

        (・・えっ?、何してる・・の?・・)

        吉田は机に座り、体操服姿のゆうこを膝の上にのせていた。そして吉田
        の手はゆうこのTシャツの中でもぞもぞと動いている。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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闇色のセレナーデ 第4話  妹はメス犬奴隷


























【第4話】




(しまった! 見付かっちまったか)

慌てて卓造は、電柱の陰に身を伏せた。
そのまま顔を半分覗かせて、2階の窓ガラスを。目の前に立ち竦む少女を。視線を交互に走らせて様子を探る。

「ふぅ、良かった……セーフみたいだな」

2階の男の表情に変化は見られない。セーラー服姿の少女の背中にも。

だがその時だった。
不意に少女の背中が揺れたと思うと、小さなソプラノボイスが流れていた。

「お兄ちゃん……」

聞き間違いではない。卓造の耳には、少女がそう囁いたように聞こえた。
そして、その言葉の意味を確かめる間もなく、ネイビー色のセーラー服が吸い込まれていた。
『小嶋』という表札が掲げられた白亜の洋館に。

「お兄ちゃんって……あの男と女の子は兄妹なのか? 兄妹で、なぜあんなことを?」

2階の窓から男の気配が消え去り、卓造はレンガ造りの門に近寄った。
ブロンズ製のネームプレートの脇にある、はめ込み式の郵便受けに目を留める。

(小嶋啓治……一番上に書かれてるってことは、きっと世帯主だろうな。えーっと、小嶋美弥子。これが多分母親で……小嶋千佳? チカ? そうだ! これがあの少女の名前だ。千佳だから、メス犬のチカねぇ。それと後は……)

卓造は、わざと読み飛ばした若い男の名前を口にする。

「小嶋和也。たぶんコイツが、千佳の兄貴だな」

2階から見下ろしていた男と、千佳を引き連れていた時の男の顔がぴたりと重なり、まったく変化のない冷たい表情を作る。
『禁忌の交じり合い』『近親相姦』
脳内に背徳な単語が並び、どうしようもないくらいに気持ちが昂ぶっていく。

もう一度見てみたい!
その禁断の想いを胸に秘めて、卓造はただひたすら立ち尽くしていた。



やがて夕闇が漆黒の闇に移り替わり、時計の針は午後11時を指そうとしていた。
皮靴の中でツマ先の感覚が無くなって、もうどれくらい経つだろうか。
真冬の夜空の下、身体の芯まで冷え切らせた卓造は、それでも洋館に変化が訪れるのを待ち続けた。

(おい、いい加減に諦めたらどうだ? 妹を全裸にして街を徘徊させるなんて、そうそう出来やしないぞ。下手をすれば警察沙汰だからな)

寒さに凍える理性が、正論をぶつけてきた。
その声を否定するように卓造は首を振ると、祈る思いで洋館を見つめた。
そして更に30分が経過した頃、その洋館に変化が訪れた。
2階に灯っていた2か所の照明が消えたのである。

卓造は白く吐き出す息を止めた。
用心のため電柱に身を隠すと、じっと気配を探った。

「出て来た……!」

やがて重厚な作りの玄関ドアが音もなく開かれ、続いて金属製の同じく重厚な造りの門扉も開けられる。

「千佳、バイブを落としたりしたら、お仕置きだからね」

「あぁんっ! わかってる……お兄ちゃん……はあぁぁっっ」

それは場所こそ違うが、1か月前と同じ情景だった。
防寒具に包まれた兄の和也が、全裸のまま四つん這いにした妹の千佳を引き連れているのだ。
おまけに少女の花弁には、唸りをあげて運動するバイブまでもが挿入されて。

「うーん、今夜はどこを散歩しようか? 昨日の駅前はスリルがあったけど、お巡りさんに見付かりそうになったからね。そうそう、あの時は千佳。よっぽど怖かったんだね。オシッコを漏らしちゃったでしょ。パシャパシャって恥ずかしい水音まで立てて」

「ふうんっ、イヤっ、聞きたくない……そんな話。千佳、ホントに掴まるって思ったんだから。あ、あぁ、だから、もう……やめよ、こんなこと。千佳……お部屋でなら、お、お兄ちゃんの相手……するから。セ、セックス……するから」

「ダメだよ千佳。そんなワガママを言ったりして。あんまり駄々を捏ねると、寝ているお父さんとお母さんを僕が金属バットで襲ったりするかもしれないよ。それでもいいわけ?」

「ひいっ! ダメぇっ、それだけは……絶対にしちゃ、ダメ。んん、はあぁ……わかった……お兄ちゃんの言う通りにするから……だから」

「そう、分かってくれたんだね。だったら何もしない。その代わり、今夜もいっぱい絶頂して見せてよ。オマ○コに刺さったバイブでね」

ぼそぼそと会話を続ける、和也と千佳。
その声にじっと耳を傾けながら、卓造は二人の後を尾行した。

(なんて兄貴だ、この和也って男は?! 何も知らない両親を人質にして妹を脅迫してやがる。相当な悪だな)

卓造は足音に気を遣いながら、メス犬にされた哀れな妹を見つめた。
凍り付くアスファルトの路面を四つん這いで歩行する姿に、人としての同情を。
両足を交互に引きずるたびに、張り詰めたヒップがプルンと弾けて、花弁を貫くバイブがグリップを回転させながら腰を震わせる姿に、男としての情欲を。

どちらも、正直な卓造の想いだった。
だが次第に、その想いは下半身に引きずられ始めていた。
気弱でチッポケナ正義感は、所詮この程度のものである。
兄妹の姿が人気のない市民公園に辿り着いた時、卓造の精神は情欲側に大きく傾いていた。







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