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もえもえ マーメイド・ママレード  第5話



  
                                          



【第5話】



そんな安堵感が皮肉にもプールへの誘導を早める結果となってしまった。
もえもえはその場から逃れるようにプールへと身体を沈めた。
男たちももえもえの後を追うようにプールに入っていった。
プールの水を吸収したもえもえの水着は収縮し、さらにピッタリ肌に密着してしまった。
もえもえは水着が肌に張り付いていく感触に恥ずかしさを覚えながらも男たちの前で平泳ぎを始めた。

もえもえのすぐ後ろに車山が続いた。
ゴーグルを着けた車山の目に水中で大きく脚を広げて泳ぐもえもえの姿が映っていた。
白く美しい脚が広がる度に水着に包まれた股間は大きく開き車山を興奮させた。
飛び込み台下の白い壁に手を着いてもえもえは立ち上がった。

「プハ~……」

後を追っていた車山ももえもえの泳ぎが止まったのに合わせて立ち上がった。

「車山さん……平泳ぎはできるんですね?」

もえもえは大きく息をしながら彼女を見つめている車山に言った。

「ハ~、ハ~、先生……あのね……?」
「なにか……?」

車山がいやらしい微笑を浮かべて質問してくる姿に、もえもえは少し怪訝な表情を見せた。

「先生……サポーター着けてないでしょ……」

車山の言葉にもえもえは激しく狼狽した。

「えっ……」

「肌に水着が吸い付いてるから……よく分かるんだよ……」

遅れてきた野崎が横にいる宮本に呟いた。

「そうそう……先生の乳首とか……なぁ……」

「割れ目ちゃんとかも……くっきりと……へへへへへへ……」

「…………」

先日までは比較的健全そうに見えていた男たちのイメージからは想像できない恥辱的な言葉に、もえもえは言葉を詰まらせてしまった。

「どうせなら、裸で泳いでよ。もう見えているのと変わらないんだから」

車山は顔を赤らめているもえもえにささやいた。

「そんなぁ……」

もえもえの顔が更に赤く染まっていく。
車山に続いて、宮本たちも言葉を続けた。

「そうだよ、その方が俺たちも練習に身が入るってもんだよ」
「サポーターを着けない先生の方が悪いんだから……それぐらいいいんじゃないの?」
「そんなこと……」

もえもえは恥かしくてまともに彼らの顔を見られない。
どのように返事をすれば良いのだろうか。
もえもえは困り果てた表情でやっと言葉を選んだ。

「忘れてしまったことは謝ります……本当にすみません……だから許してください……」

もえもえは彼らに何度も頭を下げて詫びた。
だけど誰ひとりとして「もういいよ」とは言わなかった。
それどころか、車山がさらにもえもえを困らせるようなことを言い出した。

「どうしても言う事を聞けないって言うんなら仕方ないね……俺……スクール辞めさせてもらうよ……理由をきっちりと言ってね」
「そんなぁ……だけどいくら何でも裸でなんて……」
「担当の先生がサポーターを着けずに泳ぐんで、気が散って練習に身が入らないから、って言うからね」
「私も車山さんと同じだね。スクール辞めるよ、もう」
「俺も同感だ」
「僕も」

他の3人も車山に同調するかのように口々に言い出した。

「や……辞めるなんて……そんなこと言わないでください!」

思わぬ展開にもえもえの頭はパニック状態になってしまった。
自分が裸になって指導するなど言語道断ではないか。
とは言っても、自分が担当する生徒たちが一斉に辞めてしまえば、指導していたもえもえの責任が大いに問われるだろう。
来春大学進学以降、もしかしたら選手生命まで危うくしてしまうかも知れない。
あるいは将来、この世界においてインストラクターとしての道を閉ざされてしまうかも知れない。
高校生活最後のアルバイトで大失態を演じたという汚点だけは絶対に残したくない。
それに自分を雇ってくれたスポーツジムにも大きな迷惑をかけることになってしまう。
スポーツジムが乱立する昨今、大量に生徒が辞めたという噂が広がれば、スポーツジムとしても信用をなくすのは間違いないだろう。
それも自分のせいで……。
責任感の強いもえもえとしてはそれは耐えがたいことであった。

もえもえは苦境に立たされた。
男たちの無言の圧力がもえもえに苦しい選択を求めてきた。

「辞めるなんて言わないでくれて言ったって……じゃあ、いいのかい?」
「どうなの?」

「…………」

男たちから浴びせられた言葉にもえもえは拒むこともできないまま黙って俯いていた。

「もう胸のポッチとかアソコの割れ目とか見えてんだから裸と変わらないよ」
「…………」

「先生っ、どうするんだい?」
「……許していただけないでしょうか……」

もえもえは小さな声を漏らした。

「じゃっ……辞めるしかないか」

車山はそう言うとプールサイドに向かって歩きだした。
それに連られるように宮本たちももえもえの方に目をやりながら水を漕ぎつつ歩いていた。

(どうしよう……みんな辞めちゃう……)

もえもえはプールから出ようとしている男たちの後姿を茫然と眺めていた。
もえもえの脳裏には進退問題で呼び出されている自分の哀れな姿が浮かんでいた。

「ま……待って……」

バスタオルで身体を拭き出した男たちにありさは悲壮な表情で叫んだ。
もえもえは水着の肩ひもをそっとずらした。

両肩から次第に降りていく水着に合わせて、もえもえのピンと張った瑞々しい素肌があらわになった。

(これで……これで……ジムのアルバイトが続けられるなら……)

男たちは水着を脱ぎ出したもえもえの姿をプールサイドから見下ろしていた。

「そうかい……先生……物分かりがいいや……」






 




この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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闇色のセレナーデ 第3話  運命の出会い


























【第3話】




あの衝撃的な夜から卓造の様子が変わった。
周囲は気付いていないようだが、チカという少女の痴態が目に焼きついて離れなくなったのである。

それ以降も卓造は、会社帰りにわざわざ時間をつぶしまで、深夜のあの時間、あの場所で待ち続けたみたものの、結局出会うことはなかった。
しかし、出会えなければ忘れられるといった甘いものではない。
かえって『もう一度あの少女を』の想いは更に強まり、次第に仕事にも身が入らなくなっていたのだ。
そして、1カ月が過ぎた頃……



「佐伯君、ちょっと!」

卓造は、課長の山下に呼ばれた。
慌てて席を離れると、棒グラフの記されたホワイトボードを睨むその男の元へ向かった。

(どうせまた、嫌みを言うつもりだろう)

ここ最近の恒例行事になりつつある課長の呼びつけに、歩きながら溜息を吐いてみせる。
もちろん、胸の中で。

「今日は、はっきりと言わせてもらいます。佐伯君、この成績を見て恥ずかしいとは、思わないですか? 営業畑20年のアナタが、どうして我が営業3課で最下位の成績なのです。今年入社したばかりの鈴木君にまで抜かされて……」

今年42になる卓造より5才は若い新任課長は、それでも先輩を敬うつもりなのか、多少は配慮した言葉遣いだった。
しかし、刺のある本音をづけづけとぶつけてくるのには変わらない。
まあ、営業3課15名の中で断トツの最下位では、申し開きひとつできないのだが。

「アナタも知っていると思いますが、我が社は現在、非常に厳しい状況にあります。このままだと、佐伯先輩……いえ、佐伯君。アナタの身の振り方も考えなければならなくなりますよ」

「えっ! いえ……それは困ります」

「そうですよね。ですからお願いします。どうか、私を悩ませるようなことをしないで下さい」

『どうせ、いつもの』と、高を括っていた卓造の予感は、ものの見事に外れていた。
長年の付き合いから、その男の目を見れば、言葉以上に自分の置かれている状況が危ういことは察しがつく。

(だからいって、どうしろというんだ。でもこのままだと……リストラ?!)

肩をすくめる卓造に向かって、チラチラと覗き見ては囁き合う冷たい視線が浴びせられる
だが、それにも気付かないほど、卓造は追い詰められていた。



(今更飛び込みで名刺を配ったところで、どうになる? だからといって、俺が握っている顧客だけでは……)

卓造は当てもなく繁華街を歩いていた。いや、彷徨っていたという方がしっくりとくる。

今から成績を挽回するとすれば、おそらくは2千万規模の受注を、それも短期で獲得しないと間に合わないだろう。
けれども、そんな気前のいい仕事を世話する者など、どう考えても思い浮かばない。
それもそのはずである。
元来、気弱でここぞという時の押しが弱い卓造には、両手の指があれば足りるほどの得意先しか持ち合わせていないのだから。

日が西に傾いてきた。
どこをどう歩いてきたかさえ分からないまま、閑静な住宅街に迷い込んでいた。
並び建つ家はどれも、威圧感のある門構えが象徴の豪邸と称されるものばかりである。
6畳一間と、お情け程度のキッチンが全てのオンボロアパートに暮らす卓造にとって、ここは踏み入れてはならない別世界である。

(こいつら、いったいいくら溜め込んでるんだ? いっそのこと有閑マダムを相手に、学習ノートと鉛筆の飛び込みでもするか? 消しゴムでもオマケにチラつかせて)

余りにものバカらしい策を思いついた途端、卓造は苦笑いを浮かべた。
そして、ツマラナイ誘惑を断ち切ろうと足を速めかけた時。

「見つけた! 間違いない、あの子だっ!」

思わず卓造は声をあげた。
チカと呼ばれ、メス犬として四つん這いで歩かされていて少女が、十字路から突然姿を現したのだ。
ちらっと横顔を覗かせた後、卓造の前を歩き始めたのである。
ただし2足歩行で、この街の住人なら誰でも知っている超有名私立高校のセーラー服を身に纏ってはいるが。

その少女は、まるでバレリーナのようにしなやかな足取りで歩いていた。
後ろを振り返ることもなく、卓造にも気付いていない風である。

(家に帰るつもりか? だったら、後をつけてやる)

尾行して、どうするつもりなのか?
答えは見つかっていない。
その少女を目にした途端、心臓が鷲掴みされたように鼓動を激しく打ち鳴らし、その他の思考回路を遮断していたのである。
男の本能に突き動かされている。これが正直なところだろう。

「どこのお屋敷に住んでいるんだ? あれか? それとも、こっちか?」

卓造の素人丸出しの探偵ごっこにも、少女は反応しない。
アスファルトに引かれた白線ラインに添って、真っ直ぐに歩き続けている。

そして、閑静な高級住宅地の更に奥まった地区にまで来た頃、少女のバレリーナのような足取りが急に乱れ始めた。
要するに、歩様が重くなったのである。

(ん、どうしたっていうんだ? 様子が……)

卓造がその異変に気付いた時には、少女の足は完全に停止していた。
明治時代を彷彿させる白亜の洋館を前にして、身構えるように立ち尽くしているのである。

やがて少女の顔が次第に上向き、館の2階。半円を描くように突き出たバルコニー付きの一室へと視線を走らせる。
夕闇を写し込む窓ガラスへと……

「なっ?! アイツは? あの男は確か……」

そう、忘れられるわけがない。

少女が見上げ、卓造の視線が追った先には、冷たい瞳を湛えたチカの飼い主が立っていたのだ。
こちらを見下ろすようにして……








放課後の憂鬱   第9章 初めてのキス(4) 


  
                                          


【第9章 (4)】



        
        高科が、不気味な声をだした。

        「藍、またか? ほんとはやめて欲しくないんだろ?」
        「・・は・・い・・・・やめないで・・ください・・」
        「ウソついたんだネ?・・ウソツキは、うんと痛い目に遭わせるよ」

        自分の鼓動が、ドキドキと聞こえていた。

        「ウソじゃ・・ありません・・・」
        「じゃ、やめるよ。いいんだね?」

        「いや・・やめないで・・・」
        「やっぱりウソツキじゃないか? 悪い子にはバツだよ、いいね」

        「は・・い・・・」

        もう藍は、止めることがきなかった。
        夢遊病者のように机に行くと、フデ箱から透明なプラスチックの定規を
        取り出した。15cm程の、小さな定規・・・。

        鏡の前に戻ると、藍は股間の割れ目に指をあてると、思い切ったように
        それを押し開いた。

        「悪い子は、ここにお仕置きしよう。いいな」
        「ああぁっ、やめてぇっっ・・・いやあぁっ!!」

        藍は押し拡げたままの割れ目に、もう一方の手に持った定規を当てた。
        定規が当たった瞬間、ひんやりとした冷たさをク○○○スに感じた。

        「さあ、いくぞっ! せーのっ」
        「あぁぁっ! やめてぇ・・・・・い、いたっ!」

        定規がピチッとク○○○スを弾いた。一瞬、全身が硬直するほどの衝撃
        が走った。そのあまりの痛さに、藍は我に返った。
        次の瞬間、高科も、吉田も消えていた。

        (あぁ・・・あたし、なにしてんだろ・・・おかしくなっちゃいそう・・・)

        藍はびっしょりと汗をかいていた。そして疲れたのか、そのままベッド
        に倒れ込むと、いつのまにか眠っていた。



        次の朝、藍はいつもより早く起きると、シャワーを浴びた。シャワーを
        浴びてから学校へ行った。
        学校の門をくぐろうと歩いていると、後ろから呼ぶ声が聞こえ、振り返
        った。

        「・・・藍ちゃん!」
        藍が振り返ると、そこには高科がいた。

        「・・せ、先輩!」
        藍は昨日の夜のことを思いだし、顔を赤くした。

        「おはよう! やっぱ、風邪か? 顔赤いし。まだ熱があるの?」
        「い、いや、そんなんじゃないんです。・・元気ですよっ!」
        「だって部活来ないから藍ちゃんのクラスの奴に聞いたら、二日も学校
        休んだって。どしたん?」

        「えっ? あっ、し、仕事で・・」
        「あっ、そうか! 仕事だったの・・なんか心配して損したかな?」

        「あ、ごめんなさい・・何にも言わないで部活休んで・・」
        「こないだの撮影、ハードだったからさ。水かけたりしちゃったし・・
        それで風邪引いたのかと思ったよ。でもよかったよかった。」

        この前の撮影・・高科の言葉に、その時の事が頭を過ぎった。

        (・・・恥ずかしい格好、みんなに見られたんだった)

        しかし高科の何事もなかったかのような笑顔を見ると、藍はすぐにその
        ことを忘れた。それどころか、高科が自分を心配してくれていたことが
        嬉しかった。

        「あ、今日は部活、来れるよね?」
        「大丈夫・・です。ちゃんと行きます。」
        「じゃ、待ってるから。放課後に、ネ。あ、藍ちゃん、今日はそのまま
        の格好で来てね。」
        「あ、はい・・またあとで。」

        高科は笑顔で手を振ると、藍を追い越していった。
        藍は高科と別れると教室に向かった。まだ頬が、赤いままだった。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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闇色のセレナーデ 第2話  メス犬の衣装


























【第2話】




口を開けばアルコールの匂いはするが、酔いは醒めていた。
それだけに許せないのである。
いつも損な役割ばかりを押し付けられるチッポケナな正義感が、ムラムラと沸き起こってくる。

「アンタ、冗談もほどほどにしろよ。女の子にこんなひどいことをするなんて」

卓造は若い男を睨みつけたまま羽織っていたコートを脱ぐと、それを少女の背中に掛けてやる。

「ちょっと待ってくださいよ。メス犬を散歩させただけで、ひどいことなんて。ねぇ、チカもそう思うだろ?」

そんなチカと呼ばれる少女の脇に男はしゃがみ込んでいた。
そして、彼女の耳元に顔を寄せると何事か話しかけている。

数秒もしないうちに、四つん這いの少女は、持ち上げかけた首を力なく項垂れさせていた。
その姿を目で確認した若い男が、勝ち誇った表情のまま立ち上がる。

(こいつ、あの少女に何を話した?)

卓造が怪訝な表情を浮かべたその時だった。

「んんっ、は、はぁ……いりません、こんなモノ」

少女は細い肩を揺らせると、卓三が掛けてやったコートを払い落していた。
寒々とした路上に再び白い肌を露出させる。

「ふふふっ、そういうことです。メス犬に服なんて必要ないですからね。それに震えているのは、なにも寒いだけではないですよ。ねぇ、チカ」

唖然とする卓三だが、男の方は気にする風でもなく少女に語り掛けていた。
まるで彼の行動を待っていたかのように、更に何事か追加で囁きかけてみせる。

「んんっ……はあぁぁっ……」

甘い吐息を吐きながらも、男を見上げたチカはイヤイヤをするように首を振った。
美しいというより愛らしく整った顔立ちを、悲痛なほど歪ませて、目尻にはたっぷりと涙を浮かべて。

けれども、その抵抗は長くは持たなかった。
リードを握る男の目に冷たい炎が宿ると、少女は諦めたように目を伏せ、身体の向きを反転させていく。
キュッと引き締まった未成熟なヒップを曝け出していた。

「……イヤ……見ないで」

チカが初めて人の言葉を吐いた。

「お、おい……そんな……嘘だろ?!」

卓三は声を上ずらせて唸った。

「くくくっ……どうです、おじさん?」

若い男は、喉の奥で笑いながら訊いた。

本当は目を逸らせないといけないのだろう。
けれども卓三の両目は、少女の下半身に釘付けになったまま離れようとしない。

おぼろげな街灯の明りを受けて、剥き身のゆで卵のような双丘を。
その下に潜む女の部分。柔肉の狭間を。
その恥肉のスリットを貫いている……?!

ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン……

「どうです、おじさん。チカが震えている理由がお分かりになりましたか?」

「あ、ああぁ……確かに……」

少女自身がずり落としたコートの件が尾を引いているのかもしれない。
卓三は曖昧ながらも頷いていた。

「でしょう。よかったね、チカ。オマ○コから生やしている尻尾を認めてもらえて」

「あはぁぁっ……ダメェ、んんっ……はふぅんんっっ!」

それは、バイブだった。
グリップだけを残したバイブが、サーモンピンクの亀裂を割り拡げるように、深々とヴァギナに突き刺さっていたのである。

「いつから、散歩を?」

「そうですね、1時間ほどでしょうか」

「えっ! 1時間も、バイブを挿入させたまま散歩を?」

淡々と話す男の説明に、卓造は衝撃を隠せなかった。
そして男を習い自分もしゃがみ込むと、潤いすぎたチカの股間を凝視する。

なるほど、男が話す1時間は嘘ではなさそうだった。
呻りながら小円を描くグリップの先で、おそらく膣肉は相当掻き回されているのだろう。
おびただしい量の愛液が割れ目の縁から溢れ出し、内股から膝のあたりまでをべっとりと濡らしている。
邪魔な北風が吹き付けなければ、ここまで淫水の匂いが届きそうな具合だった。

俺と出会うまでに、この少女は何回気をやったのか?
人通りが途切れたとはいえ、俺みたいな酔っ払いの目を気にしながら、惨めな姿を晒して。
吹きっ晒しの寒風の中で。

(いったい、この男は何者なんだ? どうして、このチカって少女はこんなバカげたプレイに付き合っているんだ? どう見ても本意とは思えないが)

ズボンのフロントを膨らませたまま、至極当たり前の疑問を展開させる卓造。
だがその疑問の答えを探し出す暇はなさそうだった。

ヴゥーン、ヴゥーン、ヴゥーン……
じゅにゅ、じゅにゅ、じゅにゅ……ぬちゃ、ぴちゃ……

「だめっ、あっ、あぁぁっっ……イク、イク……イキ……ます……イヤァァァッッッ!!」

お腹に溜まった空気を全部吐き出して、チカが絶頂したのだ。

男と卓造の真ん前で、唸るバイブを脂肪の付ききっていない太股が挟み込んでいる。
美しい背中のラインが湾曲し、せり上がった両肩がブルブルと痙攣する。

どぴゅ、どぴゅ、どぴゅぅぅっっっ!!

「ううっ……はあぁ……」

それを目の当たりにした卓造は、下半身がすっと解放されるのを感じた。
不覚にも、バイブで昇りつめた少女に感化されて射精していたのである。
それも、ズボンの中で。

「どうも驚かせてしまったようで、すいません。ホント、盛りのついたメス犬を管理するのは、骨が折れるんです」

泣き腫らしたように真っ赤な瞳のまま、チカは肩で息をしていた。
その少女の花弁では、今もバイブが暴れ続けている。
次の絶頂の準備に移ろうと、蕩けそうな秘肉を刺激し続けているのだ。

「では、失礼します」

男は、唖然とする卓造を残して去って行った。
四つん這いのまま腰をくねらせるチカを引きずるようにして。

「夢にしちゃあ……出来過ぎだよな……」

卓造は、冷たくなったズボンの前を手で拭った。







もえもえ マーメイド・ママレード  第4話



  
                                          



【第4話】



もえもえは片脚を伸ばしてしゃがみこんだ姿勢になった瞬間、自分がとんでもない状態であることを思いだし、身体から血の気が引き貧血を起こしそうな気分になった。
男たちはもえもえの股間にくっきりと浮かんだ恥丘の膨らみから目を離そうとしない。

(すげぇ~!絶景かなっ!割れ目がはっきりと分かるじゃないか!)
(あの薄い布の向こうにもえもえ先生の若いおま〇こが……)
(ふっくらとしたあの土手、柔かそうだなぁ……ああ、一度でいいから揉んでみたいなあ)
(あんなに脚を伸ばしたら、水着の奥はきっとパックリと……割れているんだろうなあ……)

男たちはそれぞれ水着の奥に秘められたもえもえの恥裂の様相を想像し逞しく思い描いた。

耐えようのない恥ずかしさが急にもえもえの中に広がっていった。

「つ……次は……前屈してから身体を斜めに反らします……1……2……3……4……」

さすがにもえもえの身体は柔らかい。
指先をピンと伸ばしてつま先まで深々と身体を折り曲げた後、両手を上げて真上から後にグイグイと反らせていく。
身体を後に反らせる時はどうしても腰が前に突き出すような格好になってしまう。
男たちは当然、その美味な瞬間を見逃すはずはなかった。
男たちの矢を射るような視線はもえもえの下半身の一点だけを鋭く突き刺していた。

元々薄い素材の競泳用水着を着てなおも身体をうしろに反らすことで、身体のラインやパーツがほとんど浮き彫りになってしまっていた。
なだらかな曲線の中央には臍の窪みがあって、さらに少し下った場所にはこんもりと盛り上がった恥丘がある。
丘は前方に突き出され、その真下には深い渓谷が走っているのが一目で分かった。

(ひゃっ!みんな、見てるう。私がアンダーショーツを着けていない事をみんな気づいているんだ……どうしよう……)

もえもえの顔がカ~ッと紅潮していった。

「最後に……深呼吸……ゆ……ゆっくりと……」

もえもえはできるだけ身体のラインが現れないように手足の動きを押さえ気味に動かした。

「ぜ、前回で……クロールは……しゅ、終了しました」

普段もえもえはハキハキとしゃべるタイプである。
だがこの時ばかりは、気持ちが上擦ってしまって、言葉が滑らかに運ばない。

「きょ……今日から平泳ぎの……練習をします」

4人の男たちに局部を見つめられる恥かしさに耐えながら、もえもえはレッスンに集中しようとしていた。

「平泳ぎの基本は手と脚のタイミングなんです。では、先ず手の動きから練習しましょう」

喋り始めるといつもの調子が出て来た。

(そうだ。この調子だ)

「このように腕を思い切り伸ばしてかき出します~」

手本を見せるもえもえは男たちの前で上に向かって両腕を伸ばした。

大きく伸びをしたもえもえの胸は内側に押し寄せられていった。
男たちの目にはプルプルと大きく歪むもえもえの乳房の動きが映っていた。

(あ、まずい!また胸の辺りを見られてる……)

もえもえは羞恥にグッと堪えながら喉の奥からやっと声を絞り出した。

「は……はい……では始めてください……」

もえもえの指示に従って、男たちは同様に腕を上に伸ばして外にかき出す動きをした。

「つ……次は足の動きですが……あの……今日はプールの中でやりましょう……」

その時、生徒の野崎が少し意地悪な言葉を挟んだ。

「先生、今日は平泳ぎの1回目だし、床の上でお手本を示してくれませんか。最初から水の中じゃ分かりにくいですよ」

さらに宮本が追い討ちを掛ける。

「そう言えば前回のクロールは床の上で教えてくれましたね?私も野崎さんの意見に賛成だね」

確かに彼らがいうとおり、前回もえもえはクロールの方法を床の上で丁寧に示したのだった。
つまり『平泳ぎは水の中』でなければならないという理由などどこにもなかったのだ。
もえもえは少し辛そうに口を開いた。

「わ……分かりました。では、この場所で手本を見せますので、しっかりと……覚えてください」

『しっかりと』という言葉の後、もえもえは少し口ごもった。
本当は『しっかりと見てください』と言おうとしたのだったが、途中で語尾だけを変えてしまったのだ。

タイル床のプールサイドにうつぶせになったもえもえはその場で平泳ぎの動きを始めた。
男たちはもえもえの足もとに近づいて、蛙のように足を動かすもえもえの姿を見下ろしていた。

(あぁ、見られてる……は……恥ずかしい……)

アンダーショーツを着けていない股間を男たちの前で大きく広げなければならない。
もえもえは恥かしさのあまり激しく鼓動が高鳴った。

最初に行動を起こしたのは車山であった。
もえもえの股間を覗き見るように車山はしゃがみ込んだ。

車山は白い太股が開く度に、その内側にはっきりと見え隠れする少し色素の違う肉の膨らみをじっと覗き込んでいた。
宮本、野崎、山下たちも車山に続いて同様にしゃがみ込んでいた。
薄い布の両縁から隠し切れない大陰唇の裾野が、開脚時にははっきりと見えてしまうのだ。
アンダーショーツを着けていればたぶん防げたであろう。
少し色の濃いその部分はもえもえの陰唇の色あいを車山たちに想像させた。

男たちが何も語らないで自分の下半身をじっと見つめている姿にもえもえは戸惑いつつ、早口で義務的に説明をしていった。

「分かりましたか……」
「ええ……何となく……」

薄ら笑いを浮かべて車山が答えた。

「で……では……実際に泳いでみましょう……」

もえもえはそう言った後、少しホッとしたようで小さな溜息を漏らした。
床の上だと丸見えになってしまうが、水中であればおそらく大丈夫だろう。おそらく……。






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


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闇色間セレナーデ 第1話  闇に溶け込む白い裸体


























【第1話】




人通りの途絶えた深夜の裏通りを、ひとりの男が歩いていた。
ただし異様なほど無駄の多い歩様である。
幅3メートルほどの道路をジグザグに移動しては、道端に立ち並ぶ電柱にタッチするように身体を接触させて、反対側へと弾かれていく。

「うぃー、ひっく……ひっく……」

そう。この男、佐伯卓造は酒に酔っていたのだ。
会社帰りに、行きつけのスナックでビールの大瓶を5本ほど空けたまでは覚えている。
けれども、その後の記憶は白いモヤに包まれたように思い出せていない。

気が付けばこうして、家路に向かって歩いている。
本人の目線に合わせれば真っ直ぐに。
第3者の目線に従えば、溝にはまらないのが奇跡というレベルの千鳥足で。

「ちっくしょー! やまんした課長めぇ。なーにが佐伯君だぁ。年下のおめぇにクン読みされてよぉ、肩に手ぇを置くなぁってんだぁ。だいたい、やまんしたぁ。おめぇの尻拭いを誰がぁ、したと思ってんだぁ。おぉぅっ……ひっく……」

卓造の愚痴と共に吐き出される酒臭い息が、真冬の大気に触れて白く反応する。
節分を目前に控えた氷点下の風が、だらしなく着込んだコートの隙間に潜り込み、アルコールで温められた肌から貴重な体熱を奪っていく。

「うぅぅっ、さむぅ……だれだぁ、俺っちの胸元にぃ、手ぇ突っ込む奴はぁよぉ。ま、女ならぁ……ひっく……許してぇやるけどよぉ」

普通の酔っ払いレベルなら、この辺りで素面に戻るものだが、この男は違った。
月に一度の給料日の夜になると、浴びるほど酒を飲んでは何もかも忘れ、仕事の憂さを晴らしているのだ。

卓造は、中堅規模の文房具卸売会社で営業畑20年のベテランだが、融通の効かない性格からか出世は遅れ、今では窓際族候補生と陰口を叩く者さえいる。
今年で42になるが、未だに独身である。
そこそこ背も高くルックスも悪くないのだが、不思議と女運には恵まれず、これまで5度の恋愛を経験したものの、身の周りの世話から夜の営みに付き合ってくれる妻というパートナーはついに現れなかった。
その代わりといってはなんだが、アパートに帰れば、連れ添って8年になる三毛猫のミニィが待ってくれてはいるが。
もちろんメス猫である。



「ひっく……ひっく……」

千鳥足ながらも、スナックを後にして1キロほど歩いた頃だった。
目指すアパートの明りが、素面なら遠目に確認できる程になって、卓造の耳は聞き慣れない音を拾った。

ぼそぼそと話す若い男の声と、これは女のものだろうか。
ハードな運動でもしたかのような激しい息遣い。それに、耳障りなモーターの音も。

(なんだぁ、いったい?)

気にならない訳ではないが、酔いの回った卓造にそれを詮索する気力など持ち合わせていない。
立ち止まろうともせずに、ヨタヨタとした足取りのまま更に数メートル歩いた時だった。
今度は、視野の隅っこに人影のようなモノを捉えたのだ。

「誰かぁ、立っていやがる」

狭い路地通しが交差する十字路に差し掛かっていた。
その進行方向の左側。ここから数10メートル離れた所で、長身な男が紐状のようなモノを引っ張るようにして佇んでいる。

「ふーん、犬の散歩ねぇ。寒い中ぁ、ご苦労なこって」

ご苦労なと言うわりには、全然同情のない口ぶりでそう呟いた卓造は、虚ろな目でその人影を眺めていた。

真っ暗な道端に取り残されたような街灯がある。
その光の輪から少し距離を置いて立つその男は、卓造が『犬の散歩』と言わせたように、路面にうずくまった白い物体に視線を落としていた。

(ションベンでもさせているのかもしれんが、この吹きっ晒しの風に当たって、飼い主だけじゃない。犬だって可哀想に)

アルコールが回っている割には、妙にそこだけ冷静になれた卓造だった。
しかし長居は無用とばかりに、再び歩き出そうと前を向いた。
年季の入った皮靴が一歩踏み出そうとして……なぜかその足が止まった。

上半身を捻る形で、もう一度その男を見つめていたのである。
正確には男ではなく、男が連れている真っ白なペットの方を。

(あれは……犬なんかじゃねぇ。そう、あれは……!)

卓造は上半身だけではない。下半身も捻っていた。
左向け左をすると、帰り道から外れて真っ直ぐにペットを連れた男の元へと向かった。
リードを引き寄せるようにしてペットを立ちあがらせ、卓造に背を向けようとする人影を、いつのまにか懸命に追い掛けていた。

「おーい、待ってくれぇ」

足がもつれそうになりながらも、確実に目標としたモノとの距離は縮まっていく。
そして耳障りなモーターの音は、はっきりと聞き取れるほど大きくなり、激しい息遣いがやはり女のものであることを認識する。

「こんばんわ。寒いですね」

見た目20代半ばの男は、卓造が到着する前に向き直り、悠然とした態度で口を開いた。

「あ、あぁ……こんばんわ。それよりも、アンタ。これは?」

酔いはかなり冷めていた。
卓造は歯切れの悪い口調でそう返事すると、それを補うように足元で固まっている白い肌をしたペットを指さしていた。

「え? あぁ、これですか。こいつは僕の飼っているメス犬で、名前をチカって言うんです」

「メス犬ってアンタ。こ、これはどう見たって、そのぉ……女の子だろう?」

「女の子? まあ人間の年齢に直せばチカも17才くらいだから、当たっているといえば当たっているけど。おじさんって、変わった表現しますね。ちょっとお酒臭いし、酔っていらっしゃるでしょ」

ダウンジャケットを着込んだ男は、赤ら顔の卓造をじっと見るなりそう言うと、顔を伏せたまま震えているチカの首筋を撫で始めた。

うなじの上あたりで真っ直ぐに切り揃えられた黒髪。
その直ぐ下で純白の肌に喰い込む、なめしの効いた本皮製の首輪。

(俺は……何を見ているんだ? 人間の少女? それとも……メス……犬? イヤ、そんなわけはない。いくら酔っ払っているからって、犬と人間を見間違えるなんて?!)







放課後の憂鬱  第9章 初めてのキス(3)


  
                                          


【第9章 (3)】



        
        「藍ちゃん、見ないでって、こんなにつるつるにしちゃってさ。ほんと
        は見せたいんだろ?」
        「違います・・そ、そんなこと・・・ありません・・」

        高科はまじまじと、藍の股間を覗き込んで言った。

        「そうだよなぁ、剃っちゃえばしっかり見えるしねぇ。」
        「そんなこと・・」
        「じゃあ、藍ちゃんのご希望どおり、ここを苛めてみようかな?」
        「えっ? あぁっ! だめっだめです。触っちゃだめっ!」

        しかし高科は藍の言葉に耳を貸さず、手を藍の股間に近づけてゆく。

        「あぁっ! だめっ! 触らないでっ・・あっ!」

        藍の手は、またゆっくりとク○○○スを捕らえた。

        「あああぁぁぁぁぁっ!」

        高科がにやにやしながら言った。

        「藍ちゃん、ほんとはこんな風にされたくてしょうがないんだろ? ち
        がう?」

        藍は指を休めることなく、声を上げた。

        「ち、違います・・そんなこと・・ありません・・あぁぁぁ!」

        藍の指は、何度も何度もク○○○スを弾くようにしていた。その度に体
        が波打っていた。
        何者にも遮られることなく触られているク○○○ス・・藍の指は自分の
        ク○○○スをいたぶるかのように弾きつづけた。

        「いや、や、やめてください・・」
        「やめてくれだって? ほんとにやめちゃうよ? いいのかなぁ?」

        藍は悶えながら言った。

        「や、やめ・・ないで・・・」
        「やっぱりな。藍ちゃんはエッチだなぁ。今度はもっと恥ずかしいコト、
        しようね?」

        藍はすぐに返事をした。

        「は・・い。もっと・・・もっと恥ずかしいコト・・・して・・くださ
        い・・」

        それを聞くと高科が吉田に指示する。

        「ようし、じゃあ吉田、藍ちゃんの乳首、摘んでやれよ。」

        藍は遊んでいたもう片方の手で乳首を摘んだ。

        「あぁぁぁぁ! やめて、吉田君、やめて・・・」

        高科が吉田に言う。

        「おい、吉田、もっとやってくれってよ。もっと強くだと!」

        藍は乳首を思いっきり摘んだ。

        「えっ?・あああぁぁぁぁぁぁっ! い、痛いっ! やめてっ!」
        「はははは。藍ちゃんはうそつきだからなぁ、ねぇ先輩。やめてってこ
        とはもっとってことですかね?」
        「そうだよ、吉田。わかってきたなぁ。おまえも。もっと、つ・よ・く、
        だってよ。」

        藍は思いっきりの強さで乳首を摘むと、ちぎれんばかりに引っ張った。

        「あぁぁぁっ! 痛いっ、痛いよっ! 引っ張らないで・・お願い・・」

        高科はますます激しく藍のク○○○スをいじっている。

        「ああぁぁっ! いやっいやあぁぁぁ・・・いじらないでぇ・・・ヘン
        になっちゃうよぉ・・・」
        「藍ちゃん、まだまだこれからだよ。伊藤、おまえ、藍ちゃんに咥えて
        もらえよ。」

        藍は乳首を摘んでいた手を自分の口に咥えた。

        「えっ? いやっ、あっ! むぐぐっ・・」

        藍は上と下の口を同時に責めた。激しく責め続けた・・・。

        「ああぁっ! ああぁぁっ! ああああぁぁあぁぁっっ!!」
        「許してっ、もうヤメテッ!!・・壊れちゃうよっ!」

        ふと藍の手が止まった。藍の頭の中を、それまで感じたことのない何か
        が通り過ぎた。
        その影を感じた途端、藍の胸は早鐘のように波打った。





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  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
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同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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濡れた指先~女の決意

























【後篇】



        
        目線を外しても、美佳の指は迷わなかった。
        恥丘に生え揃うヘアーの毛並みを誘導路にして、秘肉の扉へと辿り着い
        ていた。
        人差し指と中指、それに薬指がピタリと密着したまま、大陰唇の狭間に
        沈む。

        ちゅく、ちゅく……ちゅにゅ、にゅちゃ……

        「やだぁ、もう濡れちゃってる……」

        思った通り、いやらしい水の音がした。
        3本の指先が恥肉のヒダを掻き分けるたびに、スリットに満ちた愛液が
        纏わりついてくるのだ。

        「ふぅっ……はあぁんんっ……」

        それと同時に、美佳の唇から鼻に掛った声が漏れる。
        乳房の愛撫とは違うストレートな刺激に、背中の芯までゾクゾクとする。
        座布団の代わりに敷いたジーンズの上で、大き目のお尻がもっと快感を
        と前後に揺れた。

        (雅人のオチ○チン……欲しい。美佳のオマ○コに入れて欲しいの)

        さすがに口に出すのはためらわれた。
        舌を伸ばして唇を舐めると、唾液のリップに輝かせながら吐く息に混ぜ
        込んだ。

        ずにゅ、ずにゅ……ずりゅ、ずりゅぅ、ずずずぅ……

        「あはぁ……入ってくるぅ……美佳の指がぁ、ずぼずぼって……ふぁ、
        あぁ、奥までぇ、はいっちゃうぅっ」

        刷毛のように真っ平らだった3本の指が、ひとつに束ねられて膣腔に沈
        む。
        毎夜待ち望んでいる夫のペニスに見立てて、指のペニスが付け根まで挿
        入される。

        美佳は背伸びするように背筋を反らせていた。
        取り残された片手を乗せたまま、熟れきった乳房が青空に向けられる。

        「雅人……愛して……美佳をメチャクチャにしてぇっ!」

        指のペニスが抽送を開始した。
        股間に這わせた利き腕を盛んに前後させて、膣肌を擦りあげていく。

        「はうう、いいわぁ……気持ちいい……もっとぉ、はふぅっ……もっと
        ぉ、突いてぇっ」

        厚い胸板の男が覆い被さっていた。
        舌を伸ばして美佳と濃厚なキスを繰り返しては、怒張した肉棒で抉るよ
        うに膣肉を掻き回している。
        新鮮な愛液を湧き出させては、陰唇の縁まで溢れ流していた。

        ずにゅ、ぬちゃ、ぬちゃ……にちゅ、にちゅ……

        「はあぁっ、雅人……おっぱいもぉ、美佳のぉ……恥首も苛めてぇ……
        ふわあぁぁ」

        誰の目にも触れられない。
        彼女だけの愛する夫は、尖った蕾を口に含んだ。
        舌先で転がしてくれた。
  
        それに合わせて美佳の手のひらも動いていた。
        汗ばんだ乳房の肉をいびつに歪ませては、恥首を指先で挟む。
        母乳を絞り出すように、キュッキュッと扱いた。

        「ああ、おっぱいも……オマ○コもぉ、感じるぅ……雅人のぉ舌とオチ
        ○チンで、私……もう……」

        温存していた単語を絶叫するように美佳は口にした。
        瞬間、踏ん張っていた腹筋が力を失って、身体が後ろ向きに倒れていく。

        美佳は仰向けに寝そべったまま、顔を真横に向けた。
        浴びせられる朝の日差しを見ていられなくて、ほっぺたをザラ付くコン
        クリートに押し付けていた。
        乳房を愛撫して、濡れそぼる花弁を力強く貫いてくれているのに、夫の
        姿はそこには存在しないのだ。
        1年前まで毎晩愛してくれた雅人のペニスに代わって、美佳は彼女自身
        の指を意識していた。
        自慰という単語を思い起こしていた。

        「はあぁっ! いいのぉ、快感なのぉ……ふぁ、はぁ……だめぇ、くう
        ぅっ!」

        膣奥にまで届いた指の束に、膣ヒダが絡み付き収縮する。
        切なくて我を忘れそうな疼きに、肉感的なボディが右左にくねる。
        官能のダンスを披露する。

        (雅人……愛してる……)

        美佳は胸を焦がしながら、恥ずかしげに囁いていた。
        片方の手に胸の膨らみを鷲掴みにさせると、もう片方の手が絶頂のリミ
        ットを切らせるように股間で蠢かせた。
        手首を反り返らせたまま、指の束で強く激しく突いた。
        花弁に付着した愛液が飛沫となって飛び散っている。

        「あひぃっ……指がぁ、奥に当たってぇ……美佳の子宮がぁ……!」

        全身を包み込む柔らかい快感に涙が零れ落ちていく。
        愛液にコーティングされた指の肌が、秘膜をゴムのように引き伸ばして
        いる。
        深々と挿入させたまま、指の関節を折り曲げだのだ。

        じゅにゅぅっ! ぬちゅうぅっ! 

        「はひぃっ! 太いのにぃ、掻き回されてぇ……あぁ、んはぁぁっっ……
        イクッ、んふぅぅぅぅっっっ!!」

        鋭角に尖らせた指の関節が、グラインドしながらヴァギナを刺激した。
        火照り切り蕩けていく膣肌が、脈打ちながら収縮を繰り返して、美佳の
        身体が跳ねた。
        脳天まで駆け上がるギスギスした快感の波に、ふくよかなボディを何度
        ものたうたせている。

        (うふふ、イッちゃった……美佳ってまた、あなたのことを想ってオナ
        ニーしちゃった。思いっきり絶頂しちゃった……)

        けだるさだけが残る肢体を美佳は投げ出していた。
        座布団代わりに敷かれた衣類から全裸な身体を大きく食み出させて、む
        き出しのコンクリートを肌で感じた。
        改めてここが、自宅のダブルベッドではない。
        秋風が吹き抜けるマンションの屋上だと実感させる。

        「はあ、はぁぁ……ふうぅっ……」

        美佳は身体を起こしていた。
        はしたなく開いた股の付け根から、突き刺さったままの指を引き抜いた。

        背筋をいやらしい悪寒に撫でられて身震いをする。
        引き返そうとする指の束を目の前まで持ち上げると、降り注ぐ陽の光に
        翳した。

        「淫らだよ、美佳。たった1年で、こんな淫乱な身体に変身させて……
        ふぅー、雅人が見たら驚いちゃうだろうな」

        ぽってりとして官能的な唇から、笑みが零れた。
        性欲の虜にされた妖艶な表情が、清々しい空気に包まれて消滅していた。

        そして彼女は立ち上がっていた。
        人妻らしい成熟したボディを晒したまま、両腕を天に突き上げて伸びを
        する。
        その空の上を飛ぶジェット機の影を掴むように。

        (あと半日よ、美佳。午後4時の飛行機で雅人は帰ってくるから……)

        石油プラントのエンジニアとして働いている夫が、1年ぶりに海外の赴
        任先から一時帰国するのだ。
        愛する夫との待ちに待った再開が実現するのだ。

        美佳は慌ただしく脱ぎ棄てた服を身に着けていく。
        乱れた髪も手櫛で軽く整えると、晴れ晴れとした顔付きで昇降口へ向か
        った。
        鉄製の扉を開けた。
        もう振り返ろうとはしない。
        二度と訪れることはない空間に別れも告げずに、階段を下りて行く。

        そう。次に夫が出国する時には、美佳も妻として同伴するつもりなのだ。
        そこが砂嵐の吹きすさぶ異国の地でも構わない。

        (え~っと、今夜は……雅人とプチ贅沢なディナーして、それで夜景の
        きれいなホテルにお泊まりするの。うふふふ♪ 今夜は寝かせてあげな
        いからね。時差ぼけなんて言い訳させないから)


        【濡れた指先 完】





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もえもえ マーメイド・ママレード  第3話



  
                                          


【第3話】



「おお、来た来た。先生、遅いじゃないの~」

既に集まっている生徒たちはプールサイドで談笑しながらもえもえが現われるのを待っていた。
今日は集まりが悪くわずか4人しか来ていない。
会社帰りの生徒たちがメインだから、土曜日の今日はわざわざスポーツジムに行くのがつい億劫になり少ないのかも知れない。

逆に土曜日でもきっちりとやって来る今日の生徒たちの意欲は並々ならぬものであった。

「すみません……遅刻してしまって……」

時計の針は8時5分を指していた。
開始時間よりも5分の遅刻である。

「先生が遅刻するなんて珍しいじゃない。どうしたの?」

宮本はもえもえに尋ねた。
中年太りで太鼓のような大きな腹をした男である。

「ちょっと……用事があって……」

まさか直前に彼氏とデートをしていてレッスンのことを忘れていたなんて言えないもえもえは、バツが悪そうに言葉を濁した。

「まあ、いいじゃないか。さあて、準備体操だ」

車山はもえもえをかばうように、自ら率先して屈伸運動を始めた。
他の三人も同様にもえもえに笑顔を見せながら、車山と同じように両足の屈伸を始めた。
生徒たちが日頃運動の機会の少ないサラリーマンが主力で、しかも熟年層が多いことから、もえもえは準備運動を入念に時間を掛けて行なうよう心掛けていた。

最初は遅刻をしたという気まずさもあって少しぎこちない仕草のもえもえだったが、車山たちのいつもと変わらない明るい笑顔を見ているうちに次第に気持ちはほぐれていった。

「じゃあ次は両手を腰に当てて首を廻しましょう。背筋をちしっかりと伸ばして。いいですか?は~い、1、2、3、4……」

もえもえは自分がサポーターを着用していないことをすっかり忘れて指導に夢中になってしまっていた。
お手本として背筋を伸ばし姿勢を正したため、胸がググッと前面に突き出された。
その姿を目撃した男たちは目を丸くした。
何と水着越しにもえもえの乳房の陰影がくっきりと浮き出ているではないか。
中央に位置する小さな突起の存在までが明らかとなっているのに、男たちは言葉を失っていた。
もえもえは男たちの目の色が変わった事も知らないで、相変らず胸を張り掛け声を上げている。

(こりゃすごい……先生のおっぱいの形がはっきりと分かるじゃないか……)

(すげぇ~、乳首までがくっきりと浮きあがっている……)

(あぁ、いいオッパイしてるなぁ……)

もえもえが彼らのインストラクターとして担当してからと言うもの、当然、彼らは若くて美しいもえもえの肉体に興味は持ってはいたが、それはあくまで『憧れ』のようなものであり、実際には遠い存在でしかなかった。
それが今、目前で生々しい光景を見せつけられて、『憧れ』から『現実的なもの』に意識が変わりつつあった。
言い替えるならば『手の届かない存在』から『手が届くかも知れない存在』へと変化していた。

「1、2、3、4……」

掛け声をかけ準備体操の手本を示すもえもえはまだ何も気づいていない。
男たちの視線が自分の乳房を、いやもっと厳密に言うと、乳房の輪郭を注意深く見つめていることを。
男たちは何気ない振りをして、目だけは一点だけを捉えていた。
細い肉体にEカップの豊かな乳房はかなり目立つ。
ピチピチの競泳用の水着を着用しているから尚更に。
張りのある豊かな乳房はもえもえの動作に合わせてぶるぶると揺れ動き、その様は男たちの情欲をかき立てるには充分と言えた。

「はい、では少し開脚して、両手を腰に宛がって、腰をうしろに曲げましょう~。はい、1……2……3……4……」

もえもえは最初に自分から手本を示した。
それは上半身がグググとうしろに反りかえった瞬間のことだった。

(……。おおっ!!)
(ま、まさか!!)
(え?マジで!?)
(マ、マンスジが!!)

不埒な期待をしていた男たちは、まさかの予感が的中した事に驚きを隠せなくてお互いに顔を見合わせた。
車山の慌てた表情を宮本は敏感に察知し、お互い目配せをし合っていた。
また他の2人も既に気づいたようで、野崎に至っては目を爛々と輝かせ、もえもえの股間を覗き込むように見入っていた。

競泳用水着と言うものは生地が薄く出来ており、いつもなら水着の下にサポーターかアンダーショーツを着けていることを示すラインが腰骨の下辺りに見えているはずであった。
そのため、女の最も大事な部分が完全に覆い隠され、股間はツルリとした印象しか受けなかった。
ところが今夜に限っては、目前で体操を演じるもえもえの下腹部にはサポーターを着用していることを示すラインが見えないばかりか、柔らかそうな恥丘の膨らみが存在を明らかにし、中央部では割れ目の筋に沿って水着の一部が食い込みを見せていた。
因みにもえもえの大陰唇は左右の土手がかなり盛り上がっており、俗に言う『ドテダカ』であったため、その食込みはひときわ鮮明に映し出されていた。

もえもえが上半身をうしろに曲げる度に、恥肉の膨らみがアップになり、もえもえの柔らかい肉裂の様子を映し出す割れ目筋が露骨に男たちの目に飛び込んで来た。

男たちはチラチラと互いに視線を交わしながら存在感を訴えているもえもえの局部を眺めていた。
だが、もえもえはまだ気づいていない。

「次は脚を伸ばします……はい……1……2……3……4……」

もえもえは掛け声に合わせて左足を大きく伸ばしながら腰を落していった。

「……!?」

その時、自分の姿を見つめる男たちの目が異様なほど輝きを放っていることにようやく気がついた。
それとなしにその視線の先を辿っていくと男たちは自分の股間に注目している事が分かった。

(もう、男の人って本当にエッチなんだから……)

もえもえはスクール開始当初も男たちが自分を観る視線に戸惑いを感じていた事を思い出していた。

(しょうがないなあ……)

次の瞬間。

(……!!)

男たちのスケベ心と諦めかけたもえもえはハッと思い起こした。

(あっ、いけない!今日、私、アンダーショーツを穿いてなかったんだ!!)






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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届かない指先~癒されない心

























【前篇】



        
        階段を昇るたびに胸が高鳴っていた。
        静まり返った鉄筋コンクリートの壁に靴音が響いて、呼吸が乱れるのを
        感じた。
        そして目の前に鉄製の扉が姿を現した時、女は胸の鼓動を鼓膜で聞いた。
        同時に艶めかしく吐き出される熱い吐息も……

        「また来ちゃった……雅人……」

        背中で油の切れた扉が閉まる音がした。
        美佳は張り詰めた緊張をほどくように肩から力を抜くと、寂しそうに呟
        いていた。

        空を舞う小鳥のさえずりがどこからか聞こえ、心地よい秋風が耳元を掠
        めていく。
        ここがコンクリートとアスファルトに覆われた都会の一部だということ
        を、思わず忘れさせてくれる空間。

        (それなのに私ったら、こんな所で何を? ううん、知っているくせに、
        自分になんか訊かないでよ。だからこそ、今日も来たんでしょ?)

        胸の鼓動も荒ぶる呼吸も、幾分は収まり掛けていた。
        その代わりに込み上げてくる狂おしい何かに、美佳は突き動かされてい
        た。
        言い訳とも肯定とも付かない会話を自分自身と交わしながら、ひび割れ
        たコンクリートの床に足を滑らせていく。

        ここはマンションの屋上である。
        12階建て高さ36メートルの世界に拡がる長方形のスペースの中心に、
        彼女は立っているのだ。
        とにかく何もない。
        外周を彼女の背丈ほどフェンスで囲まれている以外、四角い箱のような
        昇降口が屋上の両端に設置されているのみである。

        「今日はここでしようかな?」

        東西南北全てが均等に見渡せるポイントで、美佳は青い空を見上げた。
        ぱさつくセミロングの髪を額の辺りで撫でつけながら、切れ長の瞳を泳
        がせた。
        そして、ぽってりとした肉厚な唇に含み笑いを浮かべると、身に着けた
        服に手を掛ける。

        スルスルと衣擦れの音が、無人の屋上に沁み渡っていく。
        夜が明けて数時間。まだまだ東に傾いた朝の光を全身に浴びたまま、美
        佳はサマーカーディガンに始まり、ストライププリントされたブラウス。
        続けて薄く脂肪の乗った両足にフィットするスキニージーンズと、まる
        でここが脱衣場のように躊躇することなく脱いでいく。

        カチッ……ファサ……

        「ふあぁぁ……」

        夫に褒められてちょっぴり自慢の白い肌を晒したまま、突き上げるよう
        なバストを覆うブラジャーも外した。
        支えを失った豊満な乳房がプルンプルンと揺れる。
        同時に解放的な気分に浸った唇からは、やるせない溜息が洩れた。

        主婦という職業を連想させるベージュ色のカップが、取り除いた右手に
        ぶら下げられている。
        それを美佳は、軽く折り畳んだジーンズとブラウスの隙間に挟み込んだ。

        (ショーツも脱いだ方がいいかな? やっぱり汚れるといけないよね)

        残るはブラと同色のベージュのパンティーのみである。
        高級感など微塵も感じさせない、伸縮性に富んだ逆三角形の薄布が、豊
        かに発達した下腹部を覆っている。

        美佳はほんの数秒悩んだ後に、右手と左手を腰骨のサイドに当てる。
        程よい緊張で伸ばされたウエストのゴムに指を絡めた。
        腰を曲げ気味にヒップを後ろに突き出して、滑らかな肌に添わせてパン
        ティーを下ろしていく。

        「ふぅっ……なんだか、恥ずかしい……」

        口にして、羞恥心が拡散する。
        ホンワカと温かい最後の一枚を抜き取って、ブラジャーと重ねてしまい
        込んだ途端、どうしようもない心細さも感じた。
        心地よかった筈の秋風が、手入れの行き届いたアンダーヘアをくすぐっ
        たのだ。

        ドキドキしていた。胸が? 心が?

        無人の屋上で全裸になった美佳は、両手で後ろ髪を掻き上げるようにし
        てポーズを決めた。
        左足を半歩前に進めて、腰を軽くしならせて。

        夫の雅人と結婚して3年。
        今年28才になる熟れた女体は、それでいて無駄な脂肪を感じさせない
        瑞々しさも兼ね備えていた。
        まだ妊娠、出産を経験していないせいだろうか、下腹のたるみなども感
        じさせない。

        (見てよ。もっと私を見て……近くで……ううんと近くで……)

        美佳は潤んだ瞳を足元に落とした。
        黒髪に沈んだ両手を、胸の膨らみにへと移動させる。

        「あはぁ、美佳のおっぱい……柔らかい……」

        すらりとした指先が、弾力のある肉を歪ませた。
        女として成熟の頂点を迎えた乳房に、指をすべて潜り込ませる。
        やわやわと揉みしだいていく。

        「あふっ、はあぁぁぁ……きもちいい……」

        胸の奥が、キュッと締め付けられる感じがした。
        指先だけでない。手のひらまで利用した愛撫に乳房の肉がほぐされ、甘
        い吐息が唇を伝って漏れた。

        (アソコも……下の唇も愛してあげないと……)

        足元に落とした目線が引き寄せられるように、太股から股間へと這い上
        ってくる。
        彼女の想いに期待して、くびれたウエストが微かに震えた。
        ファッションモデルよろしく捻らせた腰が前後左右に揺れ出して、股関
        節からもヒザ関節からも力が抜けていく。

        美佳は畳んで積み重ねた服の上に腰を下ろすと、大げさに息を吐き出し
        た。
        鎖骨の浮き上がった細い肩を何度か上下させてから、股を開いていた。
        誰もいないマンションの屋上で、けれども誰かに覗かれている錯覚を意
        識して、女の部分を余すことなく曝け出すと顔を背けていた。







放課後の憂鬱   第9章 初めてのキス(2) 


  
                                          


【第9章 (2)】



        
        今度は、あの時の記憶が鮮明に蘇った。あの時の水着・・・薄い布で、
        股間の形が浮き上がっていた・・・
        藍は、両手でブルマーの両脇を掴むと、グーッと引っ張り上げた。その
        まま藍はブルマーを、自分の腰骨にかけるようにした。

        あの時の恥ずかしいビキニのように、ブルマーの足の付け根のラインが
        切れ上がり、股間にくい込んだ。
        そして左右から藍の秘丘が、半分ほどはみ出していた。

        藍は、再び万歳をしてみた。あの光景の続きを、思い浮かべながら・・・。

        (お願い・・・許して・・・)

        胸が苦しいほど高鳴っていた。
        あの時は、水着の股布をずらされ、剥き出しにされたのだった。
        片手をそろそろと降ろすと、ブルマーの股間の部分にそっと触れた。ビ
        クンと身体が震えた。

        ブルマーの股布を掴むと、持ち上げてみた。そのまま片側にずらし、す
        っかり剥き出しにすると手を離してみた。

        (あぁっ・・・信じられない・・・)

        藍は驚いていた。
        その「セクシー」な雰囲気は、水着が透けるどころではなかった。まる
        で、何かを期待しているように、苛められるのを、弄ばれるのを誘って
        いるように見えた。

        藍は、ジッと鏡を見つめていた。そして、手を股間に持っていった。
        そこには・・・陰毛がすっかりなくなったつるつるした感触・・・今ま
        で感じたことのない妙な感触が手に伝わってきた。

        (あぁ・・なんかヘン・・・)

        いつもなら毛を分けて、初めて触れる性器・・・それが直に指に触れる・・
        藍は少し怖くなった。指がク○○○スに触れた瞬間、思った以上に身震
        いがしたからだ。

        腫れ物に触るかのように、もう一度ゆっくりと藍の指がク○○○スに触
        れた。

        (うっ!)

        藍の体は感電したかのようにビクッとして、指をすぐに離した。

        (・・・す、すごい・・こんなに感じるなんて・・)


        いつしか藍の頭は、学校のことを思い浮かべていた。
        それは今、鏡に映っているのが体操服姿だったからかも知れなかった。

        (えっ、あっ、明日・・・学校・・で・・)

        学校のことに気が付くと、藍は急に心配になってきた。
        学校に行くと・・いや、部活に出ると・・必ず恥ずかしいことをされて
        しまう。
        もしこんな姿を見られたら・・・きっと今まで以上に酷いことされてし
        まう。

        酷いこと?・・・今度はどんな?・・・

        藍はハッとした。

        (あ、あたし、なに考えてんだろ・・やっぱり・・されたい・・の?・・)

        ふいに、高科の顔が浮かんだ。

        「藍ちゃん、苛めて欲しいんだろ・・」
        高科が囁いた。

        「いやっ、いやっ、やめてっ」
        藍の胸は、破裂しそうだった。
        しかし、もう藍は「本当の藍」ではなくなっていた。

        「だってさぁ、自分からこんなカッコしてるし・・みんなにも見て欲し
        いのかな?」

        藍は、高科の前に立たされていた。いや、いつの間にか吉田や伊東たち
        も藍を取り囲んでいた。

        「せっ、先輩・・・み、見ないで下さいっ・・やっ、やだっ!」





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




目次へ  第9章(3)へ

結果良ければ全てよし……かな♪

























【最終話】



        
        翌日……

        「雪音、ちょっと小耳に挟んだ噂だから気にするなよ。お前、数学の授
        業中に居眠りして廊下に立たされたんだって?」

        「ち、ちょっとその話、誰から聞いたのよ?!」

        気にするなっていう方が無理な噂話に、あたしは上目遣いにお父さんを
        睨んだ。

        「おっ! その目の吊り上げ方は……ふふふっ、本当に立たされちゃっ
        たんだ。それってやっぱり、昨日のアレのせいで寝不足かな?」

        「な、何よ……アレって? まさか覗いてたの……?」

        上目遣いだったジロリ目線が、指で輪っかを作ってシコシコさせるお父
        さんに難なく跳ね返される。
        その指使いは女の子ではなくて男の子だって指摘したかったけど、今は
        それどころじゃないの。
        本気でお父さん、雪音の部屋を覗いて……?!

        「キィィィッッ! 見たなァッ! この変態! 覗き魔! エロオヤ
        ジ!」

        「わ、わあぁぁっっ! 誤解だよ、雪音! 知らない! 見てない! だ
        からぁ……うぐっ! ぐがっ!」

        アルバムが飛んだ。
        カメラが飛んだ。
        三脚が飛んだ。
        夫婦喧嘩じゃないから、茶碗とお鍋は飛ばないけど、代わりに格好良す
        ぎたお父さんの思い出も投げ飛ばそうとして……?

        あらら、お父さんったらその前に目を回している。
        う~ん、嫌疑不十分のまま拷問死させちゃったかも……反省です。



        「あのぉ……構いませんか?」

        「あ、はいぃ……いらっしゃいませ♪」

        そんな時だった。
        お店の入り口から、聞き慣れた声が聞こえた。
        美帆さんが目を丸くしながら、嵐に遭遇した店の中を覗き込んでいる。

        「おほほほ、ちょっと盗撮ネズミを退治しようと……どうもお見苦しい
        ところを……」

        あたしは、伸びたままのお父さんをツマ先でチョンチョンさせて蘇生さ
        せると、思いもよらない美帆さんの訪問に愛想笑いを浮かべた。
        転がったカメラを跳ね除けると、とりあえずソファーに勧めた。

        「あ、あの……そのぉ……」

        だけど美帆さんは、腰を下ろしたものの口は重たかった。
        両手をヒザの上に乗せたまま、頬を赤く染めて俯いている。

        「あ、あははは……何か不都合なことでも有りましたでしょうか? こ
        のピンクの傀儡子も人の子。ツマラナイミスも、たまにしでかしますし
        ……ねぇ、そうよね?」

        「はい……その通りであります」

        KOされた後遺症かな。
        お父さんはネジが抜けたロボットのように、ぎこちなく答えて、カクっ
        と首を項垂れている。

        「い、いえ……そんなことは……」

        「ということは、あたし共の不手際ではないと?」

        美帆さんが深く大きく頷いてくれた。

        「はあ~良かったというか、なんというか……」

        あたしは宙を飛んで脱走をはかった札束の霊を回収すると、ほっと胸を
        撫で下ろしていた。

        「実はあの……出来ちゃったんです」

        「はあ、それは、それは……」

        だから続く美帆さんの告白に、いい加減に返事をしていた。

        「今日、産婦人科で検査してもらったら、お医者様が『おめでたです』
        って……」

        「はい、それは、それは……えぇっ! 昨日、その毅さんとアレをして
        ……もう赤ちゃん?!」

        そしてようやく、事の重大さに気が付いた。
        思わずあたしは、お父さんのホッペタをつねって、これが夢じゃないっ
        て実感を……

        「いえ、そうではなくて、こちらへ伺う前に妊娠してたみたいで……ど
        うもご迷惑をお掛けしました。本当は主人共々、お詫びをしなければな
        らなかったのですが、生憎主人は手の放せない仕事がございまして……」

        「いえいえ、そんなお気遣いなく……おほほほ、そうですよね。昨日ア
        レして、さっそく赤ちゃんって……ないですよねぇ」

        だったら、どうなのよ?
        雪音とお父さんが、蚊の大群と盗撮小僧と闘った昨日の夜はどうなるの
        よ?!
        お支払いは? これが回収不能になったら……
        しゃっきん! シャッキン!! 借金!!!

        「雪音さん? あの……顔色が悪いようですが、大丈夫ですか?」

        「ううっ……あ、いえ……平気です。最近よくある貧血ですから」

        あやうく、貧血を金欠と言い間違えそうになった。
        もう一度大脱走した札束の霊が、雪音の前でふわふわと浮遊している。

        「それでお支払いの方なんですが……?」

        「お、お支払いですね……はははっ」

        目の前が暗くなって左の胸が、キュッと絞め付けてきて……お父さん、
        雪音はもうサヨナラかもです。

        「ちょうど銀行へ行く用事がございましたので、これはお礼の分も込め
        たものとして、お納めいただけないでしょうか?」

        美帆さんは、セカンドバッグから紙の封筒を取り出すとテーブルの上に
        置いた。
        結婚指輪の輝く左手の指が、封筒の中から帯封付きの現金をさり気なく
        覗かせる。

        「あ、あぁぁ……はい、はいっ! 悦んで!」

        宙を彷徨っていた札束の霊が、一斉に成仏した。
        銀行印がまぶしすぎる福沢さんの集団が封筒の中へと吸い込まれて、雪
        音の身体も札束の後光に照らされて全回復しちゃった。

        「それと差し出がましいお願いなんですが、主人が管理しているサイト
        に『ピンクの傀儡子様』のサイトをリンクさせてもらえないでしょうか?
        私はパソコンとかインターネットに詳しくないのですが、主人が申すに
        は1日あたり1万人ほどのアクセスがあるとかで、ぜひにと」

        「は、はあ……少々趣味の悪いサイトではございますが……」

        「いやぁ、毅さんはお目が高い。僕のサイトの価値を良く理解しておら
        れる。はははっ、早速相互リンクさせていただきますよ」

        雪音に続けてお父さんも全回復しちゃった。
        頭のてっぺんに大きなタンコブをこしらえたまま、目をキラキラさせて
        早速パソコンを立ち上げている。

        あたしは、そんなお父さんを見つめた。
        お腹に手のひらを当てて幸せを満喫している美帆さんを眺めた。
        最後に、瞬間暴風にも耐え抜いてくれた『北原写真館』を見回した。

        結果良ければ全て良し♪
        遠回りして、崖から落っこちて、ジャンプして、ついでにワープして……
        雪音とお父さんの人生って、いつもジェットコースターに乗っているみ
        たいだけど、まあ、それも有りってことでしょ。

        お父さん、今夜はパァーっと張り込んで、特上の天ぷらそばでも出前し
        てもらおうよ。
        お向かいの『そばや並木』でね♪

        夕陽が差し込む、自称レトロチックな写真館で、あたしはニンマリと微
        笑んでいた。


        おしまい♪♪








もえもえ マーメイド・ママレード  第2話



  
                                          



【第2話】




生徒たちはもえもえに向かってにこやかに挨拶を返した。
入念な準備運動を済ませると、個別の目標に合わせてもえもえは指導を開始した。
今日はスイムボードを使ったバタ足の練習がメインだ。

当然のことだが、生徒たちは年代だけでなく運動経歴も様々だ。
運動不足で太鼓のような腹をした50代男もいる。
病気のリハビリ目的で地道に通っている40代男もいる。
他のスポーツで鍛えていることがすぐに分かる筋金入りの30代男もいる。
彼女に痩せすぎは嫌いと言われ筋肉を着けに来た20代男もいる。
 
しかし一様に、もえもえの指導を素直に受け入れ練習に余念がなかった。
若くて魅力的な女性インストラクターと言うこともあって、彼らは無意識のうちにライバル心が芽生え、少しでももえもえの注目を浴びようと会社帰りの疲れた身体に鞭を打って必死に練習に励んでいた。

2時間のレッスンを終えてロッカーで着替えを済ませたもえもえは、ジム内に設けられたカフェで暖かいコーヒーを飲みながら1日の疲れを癒していた。

「同じように教えてもやっぱり個人差ってあるな~。早く覚えてくれる人、時間の掛かる人。う~ん、どの辺りにレベルを合わせたらいいのか、考えれば考えるほど難しいなあ~」

◇◇◇

それから1週間が過ぎ再び土曜日がやって来た。

「あ、しまった!もう7時30分を廻ってる!大変だ!雅春、わたし、スイミングに行かなくちゃ~!」
「おっと、いけねえ!わりぃわりぃ!オレ、気づかなかったよ~。もえもえといっしょにいるとさぁ、つい時間を忘れてしまうんだよな~」
「嬉しいセリフだけど、そんなこと言うと後ろ髪引かれて行くのが辛くなってしまうよ~」
「なら、今日はスイミング休むか?」
「そんな訳には行かないよ~。じゃあ行くね」
「あら、そう~、じゃ~な。あっ、でも間に合うのか?タクシー拾ってやろうか?」
「タクシー代、雅春の奢りってことで?」
「冗談はよくないな~。もちろんもえもえ負担で」
「ふうん、それじゃ拾ってやろうかなんて言い方はないと思うんだけど」
「じゃあ言い直し。もえもえさん負担でタクシーをお拾いしましょうか?」
「ぷっ!何よ、急にバカ丁寧に。気持ち悪い。タクシーはいいよ。タクシーに乗らなきゃならないほどの距離でもないし」
「うん、分かった。じゃあ、気をつけてな」
「じゃあ、バイバイ~!」

その日、もえもえはスポーツジムに行く前に、ボーイフレンドの雅春とデートに出掛け、つい話が弾んでしまい時の経つのを忘れてしまっていたのだった。
そのため、危うくスポーツジムの時刻ギリギリになってしまったのだ。

もえもえは雅春と別れて、スポーツジムに向かって小走りに駈けて行った。
日が暮れたがまだまだ昼間の熱気が残っている。
ちょっと動いただけでも額から汗がじわりと滲んでくる。

「あ、まずい!間に合うかなあ……」

時計を見た。
レッスン開始時刻まであと10分しかない。
もえもえの足取りは一層速くなった。

「あぁん、スニーカーを履いてくれば良かった。もう~、こんな時、ミュールって走りにくいんだから~」

ようやくジムに辿り着いたもえもえは、受付けの女性に挨拶をして更衣室に駆け込み、慌ただしく服を着替え始めた。

「急がなきゃ、急がなきゃ……」

幸い更衣室には誰もいない。
もえもえはためらうこともなく一気に下着を脱いで裸になった。
プリンプリンの尻を屈ませて、ロッカーの中を探りはじめた。

「あれ?ない……」

確かポーチが入っていたはずだ。

「どうして?どうしてポーチがないの?」

いぶかしげに思いながら、もう一度ロッカーの中を探してみた。
それでもやっぱりポーチは見つからない。

「あっ、そうだ!一昨日、洗濯するために持って帰ったんだ!しまった!」

ポーチの中にはサポーターとして使用しているアンダーブラジャーとアンダーショーツが入っていた。
それを洗濯するために家に持ち帰り、スペアを持って来るのを忘れてしまったのだ。

「あぁ、困ったなぁ……サポーターがない……」

今にも泣き出しそうになっているもえもえは、更衣室の時計を見た。
レッスン開始まであと2分しかない。

「どうしよう……」

もえもえは時計に目をやると諦めたように水着を着始めた。
日頃もえもえが着用している競泳用水着は身体によく密着し、なだらかな身体の曲線を鮮明に映しだしていた。

「あぁ、あぁ……やっぱり写ってるぅ……」

紺色の水着の表面に胸の突起が二つポツリポツリと浮き出ているのが分かる。
不安のせいかもえもえの表情が青ざめている。

「プールに行かない訳にはいかないし、しょうがないか……」

もえもえは諦め顔で更衣室を出て、急ぎ足で生徒たちの待つプールへと向かっていった。






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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露出オナニーって快感?

























【第12話】



        
        あたしは地面に転がる小石をササッと跳ね除けると、両手を突いて両ヒ
        ザもひっ付けていた。
        それだけでお股のお肉がヌチャって鳴いた。

        雪音、オナニーってどうやってするの?
        割れ目の中までムズムズさせておきながら、サングラスに表情を消した
        あたしが白々しく訊いた。
        せっかく足止めさせた盗撮カメラ君を失望させたらダメなのに、オナニ
        ーまでのカウントダウンを引き伸ばそうとする。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        急かしているの? 興奮して期待しているの?
        盗撮カメラ君が四角いボディを鳴らして、たぶん数分後の雪音に訪れる
        真っ白な世界をフラッシュライトで予言してくれた。
        ザワザワと草木が擦れる音と一緒に、ススーッてファスナーを引く音が
        して、「はあ、はあっ……」って荒い息遣いも聞こえて。

        やるっきゃないでしょ、雪音! 
        日夜鍛えた指使いを今こそ披露する時よ!

        あたしは左手だけで身体を支えると、右手をお腹の下から侵入させて割
        れ目のスリットに這わせた。
        中指にリーダーを任せて、ヒダヒダの底にまで一気に沈めた。
        人差し指と薬指がサポートみたいにサイドの感じる壁を引っ掻いて、カ
        メラ君が覗いているのにお尻がバウンドする。
        閉じるのを忘れた前歯の隙間から、お約束の声が漏れた。

        ズニュ、ズニュ、ぬちゅうぅ……にちゃ、にちゃ……

        「ひゃぁっ! は、はぁぁぁ……指がぁ、勝手に……ンアぁぁっっ!」

        膣の粘膜が悦んで、エッチなお汁を沸き出させてくる。
        それが、シュッと音を立てて割れ目の縁まで溢れてきて、あたしは本能
        に任せて指を動かしていた。
        とっくの昔に蕩けちゃってるエッチなお肉を、摩擦ですり減るくらいに
        擦り上げていた。

        飾りっ気なしに気持ちいい。
        夜の公園で風に吹かれて独りエッチするのって、快感!
        ううん、そんなことより誰かの目を気にしてオナニーするのが、いいの!
        カメラの被写体にされて、フラッシュをバンバン焚かれると、疼いちゃ
        うの!
        アソコが……雪音のオマ○コが……ヒクヒクってして、まだ経験したこ
        とがないオチ○チンと仮想セックスを体験してるの!

        「んぐ、はぁぁ……美帆ぉ、愛してる!」

        「あぁ、ふあぁぁぁっっ! 毅ぃっ、私もぉ愛してるわぁ……だからぁ、
        出してぇ……赤ちゃんの元、いっぱい膣(なか)にぃ、はあぁぁぁっっ」

        その時、愛し合う二人の営みを風が運んだ。
        セックスのラストを飾る夫婦の饗宴を、雪音の鼓膜が素直に拾った。

        「き、気持ちいいよぉ……はぁっ、アソコがぁ感じるぅ……だめぇ、ダ
        メぇっ!」

        ピアノも弾けない雪音だけど、鍵盤を叩くように感じるお肉を弾いてい
        た。
        押さえるだけでエッチなジュースが溢れるスリットを、束にした指先で
        シュルシュルと撫で磨いていた。
        これが露出オナニーの最後の快感だって、あたし自身に知らせるつもり
        で。

        撤収だよ、雪音! もう、あなたの役目は終わったの!

        真っ白な階段を駆け上って頂上一歩手前の雪音が、口元から涎を垂らし
        て振り向いた。
        イヤイヤって首を振って、目を潤ませて、最後の一段に足を掛けようと
        する。

        「ふあぁぁっ……な~んか、このポーズって疲れるのよね。やっぱりオ
        ナニーするなら、ベッドの中だよね」

        あたしは割れ目に這わせていた指を引き剥がすと、お父さん顔負けの棒
        読みセリフを夜空に向けて口走っていた。
        身体を起こすと、オナニーしてたことも忘れたみたいにパパッと土埃を
        払った。

        ザザッ……ザワザワザワ……
        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        そんな雪音の心変わりに、草むらがどよめいて、盗撮カメラ君が全力で
        引き留めようとする。
        決して振り返らない後ろ姿だけの裸体に、真っ白なフラッシュ光線を明
        滅させる。

        ごめんね、盗撮カメラ君。アナタと一緒に天国へ昇れなくて。
        お詫びに雪音からプレゼントを置いておくね。

        あたしは足元に脱ぎ棄てられた服を引っ掴むと、ほんわりと温かいブラ
        とパンツだけ地面の上に置き去りにした。
        そして、素裸のままで始めゆっくり、10歩進んで全力ダッシュした。
        なぜか太股を捩らせて。
        オシッコをお漏らししたわけじゃないのに、なぜか内股をべっとりと濡
        らして。

        走りながらなのに雪音の頭は、家に帰ってからの行動をシュミレーショ
        ンしていた。
        シャワーを浴びて、夜食にカップラーメンを平らげて、ベッドに潜り込
        んで……

        オナニー! オナニー!! オナニー!!!



        全裸なのにサングラスだけを掛けた女の子がジョギングする姿に、もし
        居合わせた人がいたら腰を抜かしていたかもしれない。
        ううん、突然オオカミさんに変身して、太くて硬~い注射の餌食になっ
        ていたかも。

        幸いあたしは、ドロドロに濡れたバージンだけは守り通して、お父さん
        の後ろ隣に帰還した。
        急いでジーンズとTシャツだけを着込むと、レンズを覗いたまま『返事
        はないただの屍だ』状態になっているお父さんを突いた。
        脇腹をコチョコチョって。

        「どうやら、撮影はうまくいったみたいね」

        「ああ、写真もばっちりだけど、見てみなよ、雪音。夫婦仲も羨ましい
        限りってとこだな……ぼりぼりぼり」

        雪音が蘇生してあげたことも忘れて、お父さんはえっへんって顔をして
        みせる。
        蚊の集団に弄ばれたのか、赤くなった首筋を掻きながら、それでも二人
        してシーソーに跨っている美帆さんと毅さんを指差している。

        「ホント……絵になる光景ね」

        二人とも既に服は身に着けている。
        その上で、童心に帰ったように目を輝かせてシーソーを漕ぐ姿に、あた
        しのハートもジンとしちゃう。
        あっ! 子宮が疼いて熱いお汁が……もう、エッチなんだから、雪音は。

        「ところで、雪音。例の足音はどうやって追い払ったんだい? まさか
        ナイフでも突き付けて脅したり……してないよね?」

        「してません! というか、お父さんは実の娘をそんな風に見てたのね。
        ま、まあ……でもそれでもいいかも……ごにょ、ごにょ……」

        結果良ければ全て良し……かな。
        お父さんはカメラを片づけながら、チラッとあたしの顔を覗いて「ふふ
        ふっ♪」って意味の分からない鼻声を残した。
        あたしもチラチラッと覗き返して曖昧に笑うと、転がっている蚊除けス
        プレー缶を拾った。

        お幸せにね。美帆さん、毅さん。
        きっときっと、元気な赤ちゃんが授かりますように。

        「おっ! 流れ星か……なんでもいいからお願いしないと」

        まるであたしの心を見透かしたように、お父さんが夜空を指差していた。
        その短くて太い指先を雪音の目が追い掛けて、夫婦熱愛中の美帆さんも
        毅さんも追った。

        「わぁ、きれいな星空♪ 街の真ん中でも見えるんだね、天の川って…
        …」

        「ほんとね。こんなに美しい星空が輝いてたのに、私……気付かなかっ
        たわ。ねぇ、毅はどうなの?」

        「僕も気付かなかったな。だって、ほら……美帆に夢中になってただろ」

        肩を寄せ合って微笑む美帆さんと毅さんは、なんだか目を潤ませている
        みたい。
        そういう雪音も伝染しちゃったのかな?
        まるで川底から見上げるようにお星様がユラユラしている。

        お父さん、気を使ってくれてサンキューだよ。
        流れ星は一瞬の贈り物。
        だけど夜空に瞬く星々の輝きは、永遠の宝物。

        あたしは、相変わらず首筋をポリポリやっているお父さんの手を取ると、
        代わりにカキカキしてあげた。







放課後の憂鬱  第9章 初めてのキス(1)


  
                                          


【第9章 (1)】



        
        (・・・秋のバカ・・全部剃っちゃうなんて、信じられない・・)

        藍は、バスタオルを巻き付けただけで、自分の部屋に戻った。
        まだ興奮が冷めていなかった。秋に剃られて、クリームが洗い流された
        下から現れた、あのつるつるになった股間を初めて目にした時のショッ
        クから、まだ立ち直っていなかった。
        大事な部分の毛が、すべて無くなっている・・藍は頬が熱くなるような
        思いだった。

        (でも、わたし・・どんなになってる・・の?)

        ふと思った。それは、最初は単なる好奇心だったかも知れない。
        しかし、一度そう思うと「見てみたい」気持ちが、強く膨らんでくるの
        を意識した。

        藍は鏡の前に立った。いつも仕事の練習の時に使う、全身を映す大きな
        鏡の前だった。
        鏡の前で、藍はゆっくりとバスタオルの裾を開いた。少しずつ、少しず
        つ、ゆっくりとタオルを開いていった。

        (あっ、いやっ!)

        バスタオルの下から股間がチラリと見えた瞬間、慌てて藍はタオルを元
        のように閉じてしまった。
        しかしホンの一瞬、鏡に映った衝撃的な姿が目に焼き付いていた。
        そこは、まるで幼女のようにつるっとしていた。それでいてフックラと
        盛り上がり、その真ん中を筋が、割れ目がクッキリと切れ込んでいた。

        (でも・・・どうなってるの?)

        再びバスタオルをゆっくりと開いた。好奇心だけではなかった。何か得
        体の知れない衝動が、隠したままにしておくのを許さなかった。
        藍の目は、鏡に釘付けになっていた。目をそらすことができなかった。

        割れ目の下から、ピンクの襞が僅かに覗いていた。それを見つめたまま、
        藍はバスタオルをはらりと落とした。全身を鏡に、自分の目に晒した。
        藍の目から見てもとてもセクシーだった。

        (どうすんのよぉ・・・こんなの見られたら・・・)

        藍の脳裏に様々な思いが巡っていた。
        仕事で、着替えるときに見られたら・・もし写真に撮られでもしたら・・

        (あっ、真里さん・・)

        その時、ふいに真里とのことが頭をよぎった。
        真里の部屋で拘束されたこと、拘束されたまま股間を剥き出しにされ、
        そのまま弄ばれたこと・・・。

        (またあんなこと・・されたら・・・)

        真里の部屋で、鏡に映っていた自分の姿を思い出していた。
        あんなことされたら・・・今度は何も隠すことができないのだ。そのこ
        とに気が付くと、藍の頭はボーっとなってしまった。

        頭の中で、拘束されている自分が、あの時の姿が朧気に浮かんでいた。
        一瞬ハッキリと見えた気がした。しかしすぐに、ボンヤリと霞んでしま
        った。

        (真里さん・・・やめて・・・)

        藍は、あの時されたように、両手を万歳の形に伸ばしてみた。が、すぐ
        に降ろしてしまった。

        あの時は、恥ずかしい水着だった・・・。藍は自分の部屋を見回すと、
        隅に転がっていた学校の手提げ袋の処へ行った。
        そして袋から体操服・・Tシャツとブルマーを取り出すと、全裸の上に
        着けた。
        再び鏡の前に立ち、もう一度万歳をした。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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迫る足音! 囮になるペチャパイボディ?

























【第11話】



        
        「お父さん、聞こえた?」

        「うん。誰かがこっちに近づいて来る。でも、どうしよう? やっぱり
        こんなことなら……」

        「もう! こんなところで怖気づいてどうすんのよぉッ!」

        あたしは熱いお肉から指を引き抜くと、Tシャツの裾でぱぱっと拭った。
        そのまま音を立てないように植え込みから抜け出し、近づく靴音を聞き
        分けようと耳の後ろで手のひらを拡げた。
        ツマ先立ちになって、黒い絵の具で塗りつぶしたような空間に目を凝ら
        してみる。

        なにも見えない。
        厚い雲に覆われた月明かりさえ届かない世界。あるのは不気味な暗闇だ
        け。
        でも聞こえる。
        足音を忍ばせながら接近する人の気配。

        「ここは、あたしたちでなんとかしないと……」

        目線をシーソーのふたりに送る。
        そして、「うん」って深く頷いて撮影機材用のバッグをまさぐった。
        中から取り出したのは、いざという時に備えて持ち出したサングラス。

        もちろん雪音の持ち物じゃない。
        お父さんが当時流行ってた西○警察のリーダーさんに憧れて衝動買いし
        たものの、ある事情でタンスの中に封印されちゃったモノ。

        理由は……?
        そんなの『自分は知らないであります』ってことで、夜なのにサングラ
        スを掛けたあたしは涙目のお父さんに言ってあげた。
        「ふたりのエスコート頼んだわよ。ピンクの傀儡子さん」って……



        暗い。真っ暗。
        それなのにサングラスなんか掛けているから、真っ平らな地面で3度も
        転びかけちゃった。

        ここは公園を縦に貫くメインストリート。
        あたしは大げさに両手を振りながら足音を立てて歩いていた。
        ついでに音階を無視したハミングも熱唱した。

        唄いながら、あごから滴る汗を拭って首筋を流れる汗も手の甲で拭いた。
        汗ばんだ肌を冷ましてあげようと、Tシャツの裾もおへそが覗けるくら
        いめくり上げてパタパタさせた。

        その間も、首の関節をフル回転させて暗闇に潜む人影を探す。
        『お願い、雪音に気付いて』という思いと『やっぱり怖いよ』という本
        音を同居させながら、一歩また一歩と遊具広場から引き離していく。
        そして、半径5メートルくらいしか照らさない街灯の下に、あたしは辿
        り着いていた。

        ワサッワサッ……ガサッガサッ……

        耳を澄ませないと聞き取れない小枝を揺する音。
        それでも聞こえない聞きたくない、男のいやらしい息遣い。

        見ている。見られている。
        誰かが雪音を息を殺しながらジッと覗いてる!

        「ふ~ぅ。ウォーキングしてたら汗びっしょり。なんだか気持悪いなぁ~
        ……誰も……見てないよね。ちょっと、脱いじゃおうかな?」

        キョロキョロと周囲を窺うふりをして、頭に浮かぶセリフを棒読みして、
        こっそりと止まりそうな心臓をトントンと叩いてあげて……
        あたしはTシャツの裾を掴むと頭から抜き取った。
        そのままグッと息を止めて、ほっぺたのお肉を噛みながらジーンズのホ
        ックを外した。
        ファスナーを引いた。
        お尻を人の気配のある草むらに向けて、焦らすようにゆっくりと下して
        いく。
        ついでにサービスだよ♪って、腰でダンスもしてあげた。

        恥ずかしいよぉ。こんなお外でパンツとブラジャー姿になるなんて。
        それも正体不明のお客さんに、雪音の美肌を無料で見せないといけない
        なんて。

        あたしはお出かけ専用のレースたっぷりの下着姿でポーズを決めた。
        お父さんに撮影されるみたいに、悩殺立ちポーズを次々と披露していく。

        腰をくの字に曲げてお尻を突き出して……
        前屈みになって無理して垂れ下がらせた胸の隙間を強調させて……
        遠くから聞こえる女性の感じる声なんか幻聴だよって、目の前の美少女
        モデルにもっと注目してよって……

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        「ひいぃぃっ……イヤッ……んんっ」

        そしてお父さんが手にしたモノと同じ音を聞いた。
        覚悟はしてたけど、雪音はエッチなモデルだからこんなこと想定済みだ
        ったけど、だけど一瞬悲鳴を上げかけて口を押さえた。
        口に手を当てたまま気付かれないように、背中をくねらせてお尻もくね
        くねさせた。
        ちょっとだけパンツをずらせて、ヒップの割れ目も半分見せてあげた。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        そうしたら、悦んだカメラ君が拍手するようにまた鳴った。
        それでもあたしは、身体が覚えてしまった淫らな振り付けを踊り続ける。

        「……ふぅぅん、はああぁぁん……はぁっ、毅ぃっ……きもちいいのぉ
        っ……」

        遠くからも張り合うように淫らな声が流れてくる。
        あたしはカメラを手にしたお客様を引き止めようと、もっともっと過激
        なショーに切り替えていく。

        草むらに笑顔を振りまきながら、背中に回した右手がブラのホックを緩
        めた。
        真横にした左腕を胸に押し当てたままブラジャーを引き抜いた。
        脱ぎすてられた服の上にそっと落とした。

        「恥ずかしい……でも、がんばれ♪ 雪音!」

        あたしは、藍色のジーンズの上に乗っかったブラジャーを恨めしそうに
        見つめた。
        でもそんなの一瞬だけ。
        またおバカな雪音に戻ってお客様にサービスを始めた。

        胸のふくらみに両手で蓋をしたまま、挑発するようにお尻を揺らした。
        白いパンツをもっとずらせて、ふたつに割れたお肉を全部覗かせてあげ
        た。

        これが汚れのない女子高生のヒップだよって。
        こんな淫らな踊りをしているけど、雪音はバージンなのって。

        なにもここまでしなくたって……
        雪音、いくらなんでもやりすぎだよ。

        良心があきれた顔で警告する。
        そうよ、あたしだって恥ずかしいし情けないよ。
        でもね、見ちゃったの。決めたの。
        どんなに馬鹿げていても、愛に満ち溢れた協同作業をする夫婦のジャマ
        はさせないって。
        だからあたしは……!

        「は~あ。今夜は開放的な気分♪ パ、パンティーも脱いじゃおうっと
        ……♪ だ~れも見ていないし、ふふっ、見ないでね♪」

        スルッ……スススッ……
        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        草むらに背中を向けて、両手をおっぱいから引き剥がして、お尻丸出し
        のパンツを下していく。
        前だけ隠してウエストのとこが紐になっちゃった最後の1枚を、棒読み
        ハミングしながら脱いじゃった。

        あたしは手にした白い布を、クルクルとボールみたいに丸めてブラジャ
        ーの横に並べた。
        でもそれは湿っていた。
        ううん、水気を含んだみたいに雪音のパンツはズシリと重たかった。

        カメラ君に全裸の後ろ姿をみせてあげる。
        隠したって意味がないのに、おっぱいと女の子の部分に両手の下着をひ
        っつけて、そっと密着してた太股なのに隙間を拡げる。

        「はあぁ、ううっ。雪音のアソコ濡れちゃってる」

        生ぬるい風なのに、股間がヒンヤリと感じた。
        中途半端に期待した恥ずかしい割れ目が、オナニーの続きをせがんでく
        る。

        「んんはあぁっ、毅ぃっ、たけしのぉっ感じるぅっ! だめぇっ……美
        帆っ、気持ちよすぎてぇっ」

        カメラ君を誘惑するように、真夜中の公園に響く美帆さんの女の声。

        ザザッ……ザワザワザワ……

        草むらに潜んだ気配が、雪音と美帆さんを天秤に賭けた。
        せっかくピチピチボディを晒してあげているのに、旦那様に愛されるム
        チムチボイスと互角だなんて。
        ちょっぴり落ち込んで、哀しくなっちゃう。

        「は、はあ~ぁっ……なんだか解放的♪ お、オナニーしちゃおうかな?」








もえもえ マーメイド・ママレード  第1話



  
                                          



【第1話】



「わ~い、明日から夏休みだ~!勉強もしないといけないけど、高校最後の夏休みだし想い出になるような夏休みにしたいなあ」

もえもえは現在18歳。年が明けると大学入試センター試験が控えているが待ち受けているが、たった一度の高校生活だし夏休みを有意義に謳歌したいと思った。
あれこれと考えたあげく、もえもえは得意の水泳を活かし市内のスポーツジムでスイミングのインストラクターとしてアルバイトをすることにした。
現在高校のクラブは休部中だが、過去水泳部のエースとして活躍し国体にも選出され、全国にその名を轟かせるほどであった。
もえもえがスポーツジムに願書を持参し競技歴を告げると、しらっとしていた担当課長の態度が一変した。

「ほほう、国体で3位入賞とはすごいじゃないですか。ちょうどこちらも先日1人辞めちゃって、新しいインストラクターを探していたんですよ。渡りに舟とはまさにこのことですかね。ははははは~、インストラクターされた経験はないようですが、これほどの実績をお持ちならたぶん大丈夫でしょう」

かなり良い感触だ。
もえもえの輝かしい競技歴はもちろんのこと、小柄だがシャープに引き締まった見事なプロポーションと、『加藤あい』を彷彿させる端正な顔立ちが担当課長の心をかなり動かしたようだ。
採用は順風満帆と思われたが担当課長の表情がにわかに曇った。

「ただし1つだけ問題があるんですよ」
「え?問題……ですか?」
「実は当ジムの規則だとインストラクターは成人もしくは大学生以上はオーケーなんですが、高校生は採用できない決まりになっているんですよ」
「え!?じゃあ私はダメじゃないですか」
「まあ最後まで聞いてください。確かに規則ではそうなっているのですが、現在インストラクターが不足し緊急に必要なこと、1か月以内の短期採用であること、そして水泳が並外れてお上手であること……等々を考慮してここは私の責任であなたを特別に採用させていただきます。よろしくお願いします」
「ええっ!採用していただけるんですか!?すごく嬉しいです~!」

一瞬不採用と思い沈みかけていたもえもえであったが、担当課長の『採用』の一言を聞き思わず歓喜の声をあげてしまった。

「あ……大声を出してすみません……」
「別にいいですよ。で、早速のお願いなんですが、明日から来ていただく訳にはいかないですか?」
「え?明日からですか?」
「はい、急な話で申し訳ありませんが、何分インストラクターが足りなくて弱ってるんです。特に夜間の部のコーチが足りなくて明日のスクールがやばいんですよ。突然スクール中止というのも会員さんに申し訳なくて……」

スポーツジムが困っているならここは自分が何とかしなくては、ともえもえは思った。

「分かりました。じゃあ、明日から来ます」
「え?来てくれますか!それは助かります!」
「で、生徒さんって全く泳げない方々なんですか?」
「はい、ほとんど泳げない方々ばかりなんです。クラスは初級で夜間の部なんです。なまじっか少しだけ泳げる人を教えるより、初めての人を教える方がやりやすいと思いまして」
「ありがとうございます」
「では、早速ですが、初級のメニューをご説明しますね」

◇◇◇

もえもえが受持った夜間コースの生徒達は初級クラスで、仕事帰りのサラリーマンが多かった。
年代はまばらで20代から50代までの男性が主体であった。
今まで後輩たちの指導を行なったことはあったが、大人の指導を行なうのは初めてであった。
そのためインストラクターのアルバイトを始めた当初は不安もあったが、持ち前の明るさと人懐っこさから年上の生徒たちからの評判も良く、最近では気持ちに少し余裕が生まれていた。
週3回、火・木・土の午後8時からの2時間がもえもえの担当するスクールであった。
泳ぐことに掛けては優れた能力を持ち、水中での救急救命の基本知識を持ち合わせているもえもえだが、人を教えるとなるとそれなりの知識と経験が必要となってくる。
もえもえはインストラクターとしてはまだまだ未熟であり、常に緊張から解放されることはなかった。
スポーツジムからは、生徒たちに対して現役の高校生であることは伏せておくよう言われていたので、彼らに自己紹介をする場合は常に大学生と偽らざるを得なかった。

その日も緊張を隠せないまま、競泳用水着に着替えて生徒達が待っているプールへと向かっていった。
50メートルの室内プールは半分に仕切られ、自由に泳げるフリーコースと、もえもえが指導するレッスンコースとに分かれていた。
しかしこの時間ともなるとフリーコースに人影はなかった。

もえもえが担当するスクールの登録者は12人を数えたが、その夜は9人出席していた。

「皆さん、こんばんは~」

もえもえは既にプールサイドに集合している生徒たちに笑顔で挨拶をした。
スイミングスクールの女性コーチといえば、肩幅があり筋肉隆々としているのが一般的だが、もえもえの場合はほっそりとしていて外見からは一般女性と変わらなかった。
ただし胸は案外大きく、フィットした競泳用水着の上からだとその大きさが一目で計り知れた。
そんなスイミングコーチらしからぬ体形のもえもえであったが、ひとたび泳ぎ始めるとそのスイミングフォームは実にダイナミックなもので、あっと言う間に向い側のプールサイドまで泳ぎ切ってしまった。

「こんばんは~。今日もよろしくお願いします~」






 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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