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子作り試練第二弾! シーソーで騎乗位?

























【第10話】



        
        「どうします? このまま続けますか? それとも今夜は……」

        「いえ、続けさせてください。お願いします」

        暗闇から聞こえるお父さんの提案を、美帆さんの凛とした声が遮った。

        「外でその……愛し合おうと決めたときから、考えてたんです。とって
        も恥ずかしいけど、これも赤ちゃんを授かるための試練なんだって……
        だから、そのためなら私も夫も耐えられます。ですから、ピンクの傀儡
        子様。撮影をお願いします」

        美帆さんと毅さんが連れ立って、植込みの中のあたしたちに頭を下げる。
        全裸のままで男女の大切な処を晒して、さっきまで隠すのに使っていた
        お互いの手を固く握り合わせて……

        「わかりました。では本番ですが、場所を移動して愛し合ってもらいま
        しょうか。そうですね。右隣にあるシーソーなどいかがですか?」

        「シーソーですか……?」

        「ええ。シーソーの上で旦那様は仰向けに寝てください。両足は地面に
        下して身体を支えて。そして奥さんの方ですが、旦那様の身体を跨いで
        もらいましょうか? そうです。シーソーの上で騎乗位セックスをお願
        いします」

        お父さんはまたまたノートをめくりながら、渋い声音で事も無げに説明
        する。

        でも騎乗位って? 確か……そうよ。寝転んだ男の人の上で女の人が腰
        を動かしてダンスするっていう……あれよ! ものすご~くエッチな体
        位よ!
        それも、シーソーの上で……?
        う~ん。バージンの雪音にはわかんない。
        でも、ひとつだけわかっちゃった。
        お父さんって、案外むっつりスケベかも。

        「あなた、お願い」「ああ……わかっているよ」

        ここでも、リードしているのは美帆さんの方。
        躊躇する毅さんを励ますように軽いくちづけをする。
        唇を密着させながら、毅さんの右手を自分の股間へと誘導する。

        「うふふっ、私も濡れちゃった♪ 毅のオチ○チンを舐めてたら、美帆
        のアソコもジンジンしちゃって。ねえ、指をもっと中まで……そう……
        はぁぁぁぁ、いいぃっ……」

        立ったままの姿勢で美帆さんが腰をくねらせた。
        毅さんの手首を握りしめて、指先を割れ目の中へと沈めさせている。

        「ほんとだ。美帆のオマ○コ、ヌルヌルじゃないか。それに、いつもよ
        り熱い」

        「でしょう。はああ、くふぅぅ……ふふっ、毅のも元気になってきた♪」

        美帆さんが下を見てクスリと笑った。
        さっきの射精で元気を失くしていた肉棒君が、もう復活している。

        そんな股間を、毅さんが恥ずかしそうに覆った。
        覆いながら照れ隠しをするように、シーソーの台の上で寝そべった。

        「さあ、美帆。おいで……」

        「もう、仕方のない人ね……まるで子供みたい……」

        あたしは生唾を飲み込みながら、お父さんを見上げた。

        「写真……撮らなくていいの?」

        「カメラを持っていること……忘れてた」

        「そう……でも、仕方ないよね……」

        あたしとお父さんは、蚊に刺された処を掻くのも忘れてふたりして頷き
        合っていた。
        そして、お互い知らない顔を装って、指を大切な場所へと這わせている。

        ズズズッ、ズ二ュッ……ズ二ュ、ズ二ュ……

        「んんんっ、ああぁっ、太いっ! 太くて硬いのが入ってくるぅっ……
        ふああっ」

        シーソーのベッド。
        そこに横たわる逞しい身体の上で、美帆さんが喉元を反らせた。前に折
        り曲げた。
        毅さんの身体ごとシーソーを跨いで、中腰の姿勢のまま成熟したお尻を
        太股に密着させている。

        「んっ……はあ……全部入っちゃった」

        瞳を潤わせた美帆さんが、舌をちょろって覗かせて悪戯っぽく笑った。
        つられるように毅さんも薄く微笑んだ。

        もう言葉の合図なんていらない。
        毅さんの軽い突き上げに、美帆さんが腰を前後に動かして応えた。
        両足を踏ん張ったままの腰の上げ下げに、均整のとれた肉感的なお尻が
        前後左右に揺れている。
        連動するように柔らかい乳房も波打っている。

        「あんっ、はうぅぅっ……美帆のクリトリスぅっ、こすれてぇ……あう
        ぅぅっ、きもちいいぃっ!」

        「はっ……はああっ……俺もだ。いつもより締め付けられて……はあ、
        はぁぁ……」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        ようやくカメラマンだったことを、お父さんが思い出した。
        ふたりの愛の営みを、白い光と鳥の羽ばたきのような乾いた連射音が記
        録に収めていく。

        「はあぁ、ふあぁぁ、乳首もぉ、もっとぉっ……んんっ」

        這い上がった両指が、ボリューム満点の乳房を揉んでいる。
        感じて尖ったピンク色の先端を摘んだり捻ったりして、可愛く鳴く妻の
        反応を楽しんでるみたい。

        「あっああぁぁぁっ、素敵っ! お、お外なのに、誰かにぃ見られるか
        もしれないのにぃぃっ……いい、いいのぉっ!」

        「ふぅ……はあ……美帆、美帆ぉッ!」

        夜の公園に響き渡るエッチなハーモニー。
        そしてその歌声は、ぴたりと寄り添ってぴたりと合わさって……

        あたしは緩めたジーンズの隙間に指を突っ込みながら考えてた。
        きっと、オナニーより気持ちいいのよね。
        だって、こんなお外で生まれたままの姿で愛し合えるんだもん。
        赤ちゃんが欲しいってことで、こんな刺激的なセックスをしているんだ
        もん。

        いいなぁ~。羨ましいな~。
        あたしも露出セックスでバージンとお別れしようかな?

        「あんっ、はふぅ。ふぅぅぅん……んんっ」

        爪先で尖っているお豆を撫でてみる。
        指の先端が、エッチな勇気に唆されて膣の入り口に向かおうとしたその
        時……?!

        カサ……ガサッ……カサ、カサ……

        どこからか、乾いた土を踏みしめる音がした。








放課後の憂鬱   第8章 無邪気な悪魔・後篇(6)


  
                                          


【第8章 (6)】



        
        「だってこれじゃヘンすぎるし、おねーちゃん下手だから大事なとこ、
        切っちゃうかもよ。」
        「そ、そんなことないもん・・」
        「ほら、やってあげるって。さ、座って、座って。」

        藍は秋があまりしつこいので、観念して座った。

        「足、広げてよ。・・・なに恥ずかしがってるのよぉ。ヘンなおねーちゃ
        ん。もっとだって。」

        藍は恥ずかしかったが、しかたなく足を大きく開いた。

        「じゃあ、剃るよ。」

        秋はシェービングクリームを藍の股間にたっぷりと塗った。

        「ひぃぃ!」

        藍の股間に冷たい感触が走った。
        そして、カミソリを持った秋の手が藍の股間に迫った。

        (・・・あぁぁ、やだよぉ・・)

        秋は、そんな藍の気持ちに構うことなくカミソリを当てた。

        ジョリ、ジョリ・・
        秋は楽しそうに藍の陰毛を剃っている。

        藍は、はじめの内はカミソリを当てられている自分の股間をじっと見て
        いたが、やがて目をつぶり、首を横に向けてしまった。

        「ちょっとぉ・・おねーちゃん、動かないでってば!」
        「もっと、足広げてよっ! それじゃチャンとできないよ」

        屈辱・・・屈辱とはこんな気分なのかな、と、ふと藍は思った。
        藍は今、秋に支配されている。秋の言うとおりしないと傷つけられるか
        もしれない・・

        でも、それだけではなかった。自分の一番恥ずかしい部分をさらけ出し、
        しかも身動きできない・・

        藍の頭に、また昨日の真里とのことが浮かび上がった。
        身動き一つできず、少しの抵抗も許されず・・・自分の一番恥ずかしいと
        ころを、好きなようにされている。
        藍の目の前にいるのは、藍にとっては秋ではなかった。藍は「だれか」
        に辱められているのだった。

        「おーわり。」

        秋はそう言うと藍の股間にお湯をかけ、残りのクリームを洗い流した。
        流れてゆくクリームの後、姿を現したのは、まるで子供のようなつるつ
        るした股間だった。しかし、性器は発達し妙にアンバランスだった。

        (あぁぁぁ! なにこれ・・)

        陰毛すべてを剃るつもりはなかったのに・・きれいになくなっていた。
        藍は恥ずかしさに真っ赤になった。

        「どぉ、おねーちゃん、きれーに剃れたでしょ?」

        秋はニコニコしながら言った。

        「なっなんで全部剃っちゃうのよぉぉ! バカッ。もう、やだぁ・・」
        「だっておねーちゃん、なんにも言わなかったじゃん。」

        藍には、今の秋の邪気のない声が悪魔の声に聞こえた。

        「もう! 先に出るよっ!」

        藍は怒った様子でもう一度シャワーを浴びると、風呂場から出て行った。

        「ふ~んだっ!・・せっかく剃ってあげたのに、なに怒ってんのよ。」

        秋は湯船につかりながらそう言って、藍の出て行く様子を面白そうに見
        ていた。

        藍は風呂場のドアを閉め、脱衣場で体を拭こうとした。が、すぐに動作
        が止まった。

        (・・あっ!・あぁ・で、出てる・・・)

        藍の股間から一筋の愛液が垂れていた。
        藍はなぜ自分が濡れているのか、よくわからなかった。





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




目次へ    第9章(1)へ

揺れるブランコ 試される夫婦の絆?

























【第9話】



        
        「ちゅぶっ、れろッ。ふんむぅ、硬くて熱い。はぐぅ、毅のオチ○チン、
        もっともっと元気に気持ちよくしてあげる」

        「あぁ、美帆……そのまま……」

        首を傾げて、舌と唇で根元から先端まで丹念に舐め上げていく。
        ぼんやりとした照明灯の下で、口の端から唾液を垂らしながら大切な旦
        那様のモノを頬張り続けている。

        やだなぁ。雪音ったら、また変な気分になってきちゃった。

        あたしはしゃがんだままの姿勢で、ジーンズの股の部分を触った。
        指で、感じるお豆の処を突っついた。

        「あぁっ……う、うぅぅんん」

        ビリッって電気が流れて、喉の奥を鳴らしてごまかした。
        でも、アソコがジーンとして、もっと刺激が欲しいってせがんでくる。

        せっかく出発する前にオナニーをいっぱいしてあげたのに、これじゃ全
        然効果がないじゃない。
        ダメよ雪音。これ以上弄ってはいけないの。

        指をつねってメッ!ってしてあげて、あたしは大人の男女が戯れるブラ
        ンコに視線を送った。

        「はむ、むちゅうぅ。毅……気持ちいい?」

        「ああ、美帆。最高だ……はあぁ」

        ブランコの鎖を握り締めたまま、毅さんは肩を震わせた。
        自分からもっと気持ちよくなろうとして、ブランコを前後に揺らせ始め
        てる。

        「ちゅっ、ちゅぷ、ちゅぷ……んんッ、んんぐッ! んんぷっ!」

        目を瞑ったままの毅さんが、ブランコを揺すった。
        そのたびに硬直したオチ○チンが、ピストン運動のように美帆さんの口
        を犯した。

        「んぐぅぅっ、んむぷぅぅ! げほっ、げほっ……んぐっっ!」

        毅さんの硬くて長いオチ○チンを、美帆さんは根元まで飲み込んだ。
        喉の奥にまで突き刺さっているのに……
        顔を歪めて吐き出しそうになっているのに……
        笑顔がお似合いの美帆さん眉間に深い縦じわまで刻まれているのに……

        毅さんは、揺れるブランコに合わせて、何度も何度も美帆さんの柔らか
        い唇を貫いている。
        自分ひとりだけで快楽の世界に浸っている。

        「ちょっとひどいよ! 毅さん、美帆さんが苦しんでいるのに、自分だ
        けなんて……!」

        「待ちなさい、雪音」

        植え込みから飛び出そうとしたあたしを、お父さんの手が止めた。

        「これは、小野寺さん夫婦の問題だ」

        そう言いながら、お父さんは平然とシャッターを押した。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        今夜のお父さん。なんだか格好いいわね。様になっているわね。
        これで、ズボンの前を膨らませていなかったら、きっとお母さんも見直
        してくれたのにね。惜しい!!

        その間も、美帆さんは必死にフェラチオを続けている。
        苦しいのに、だから肩から背中にかけて脂汗をにじませているのに。

        でも、どうして? 
        どうして、そんなに辛い顔をしているのに、ほっぺたのお肉を凹ませて
        まで毅さんのオチ○チンを受け入れるの?

        「あぁ、美帆っ。出る……出そうだよ」

        「んぐぅ、はんむっ……はあ、はぁ、出してぇ。美帆の口に熱いのを出
        してぇ。毅の精液、全部飲んであげる」

        毅さんが悦に浸った表情のまま、腰を突き出した。
        ブランコがお寺の鐘突きみたいに片方に揺れて、ヌラっと光る肉の棒が
        唇の中へと吸い込まれていく。

        「ああ、あっああぁぁっ……美帆ぉっ!」

        「んむぅぅっ、ぐふぅっ……うれしい……あなた……」

        どぴゅう、どぴゅどぴゅどぴゅ……ドクドクドク……
        ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ、ゴクッ……

        ブランコに腰かけたまま、毅さんは背伸びするように上体を反らせた。
        美帆さんは、オチ○チンを口に含んだまま、喉仏のあたりをコクコク動
        かした。

        愛する人の精液を胃に流し込みながら、美帆さんの表情が和らいだ。
        それは、まるで悪戯っ子を見守るお母さんの瞳。
        愛する人の悦びのためなら、その身を差し出せる自己犠牲の眼差し。

        「むちゅぅぅっ、れろっ、れろっれろっ……」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        お父さんがシャッターを押した。
        全てを射精した旦那様のモノを、唇と舌で清める美帆さんの姿を被写体
        に収めていく。

        「やるじゃない、お父さん。ふたりの最高の瞬間をわざとずらしてあげ
        るなんて……あたし、お父さんを見直しちゃった♪」

        「あっ、いやそれが……」

        お父さんが、首元をぼりぼり掻いている。

        「撮ろうとした瞬間、耳元で『プ~ン』ってやられて……そのパシッ!
        ってやってるうちにだな……あは……あははははは……ぼりぼりぼり」

        拝啓、お母さん。当分、帰って来なくて結構です。
        やっぱり、お父さんは、お父さんでした。







ありさ 割れしのぶ  最終章



  
                                          


【最終章】


        
        ちょうどその頃、浜の方では誰かが沖に向かって大声で呼んでいた。
        だが、その声は潮騒で打ち消され、俊介たちに届くことはなかった。

        浜辺に立って叫んでいたのは、俊介の伯父と駐在であった。
        そしてその横には、屋形の女将と男衆の北山の姿もあった。

        北山は喉が張り裂けんばかりに大声で叫んでいた。

        「ありさはん!俊介はん!早まったらあかんで~!!はよう、こっちへ
        戻って来んかい!女将はんがなあ、あんたらの恋を許すてゆ~てはるん
        やで~!丸岩はんもありさはんの心意気には負けたゆ~たはるんやで
        ~!せやから、死んだらあかんのや~~!!死んだらあかんでぇ~~
        ~!!」

        しかしいくら有りっ丈の声で呼んでみても、ありさたちには届かなかっ
        た。

        「これはぁダメだ。 うらぁぁはすぐに、漁師に舟をぉ頼んでくるわ! 」

        浜から呼んでも無駄であると判断した駐在は、慌てて網元の元へ走って
        行った。

        ◇

        「う・・・うう・・・ありさぁ・・・」
        「しゅ、俊介・・・はん・・・」

        次第に薄れ行く意識の中で、ありさは俊介と出会った高瀬川でのできご
        とを思い浮かべていた。

        「あの時はおこぼの鼻緒を・・・なおしてくれはって・・・おおきにど
        したなぁ・・・。俊介はんと出会えて、うち、ほんまに幸せどしたわぁ
        ・・・」
        「ぼ、僕も・・・君と出会えて・・・とても幸せだったよ・・・。
        だ・・・だけど、できることなら、い、生きて・・・君を幸せにしてや
        りたかった・・・」
        「いいえ、うち・・・今でもこうして俊介はんと寄り添えて幸せどすぇ
        ・・・あの世でいっしょに・・・なりまひょうなぁ・・・」

        死の瀬戸際と言うのに、ありさの表情には苦しみの表情もなく、実に穏
        やかなものであった。
        やっと自由を得た歓び・・・
        とこしえの愛を得ることのできた歓び・・・

        ありさの瞳が閉じ、動きがピタリと止まった。
        その時、ありさの懐(ふところ)から色鮮やか蛤貝が水面にポトリとこ
        ぼれ落ちた。
        それは愛する俊介から貰った大事な大事な贈り物・・・

        息が絶える直前まで肌身放さず大切にしていた貝紅であった。
        貝紅は寄せては返す波に吸い込まれ、水中へと消えていった。


        【ありさ 割れしのぶ  完】







野々宮ありさ
 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




目次へ

子作り試練第一弾! ブランコで?






















【第8話】



        
        ぷ~ん……プ~ン……ぷ~ん……パチッ!

        「あ~ん。また逃げられたッ! もぉっ!」

        あたしは、サツキかツツジかヒマワリか全然わからない植え込みの中で、
        お父さんを睨んだ。

        「雪音、まだまだ修行が足りないよ。心頭滅却すれば、蚊の羽音なんて
        ……ちょっと、かゆいなぁ。ぼりぼり」

        「だから言ったじゃない。こんな盗撮みたいなマネ。いくらふたりのム
        ードを高めるからって、やりすぎよ。あ~ん。また刺されちゃったぁ。
        雪音の自慢のお肌が……もう。ぼりぼり」

        それから3日後。
        あたしとお父さんは、美帆さん夫婦と一緒に駅の東側にある通称『市民
        公園』へ向かった。
        もちろん暗くなってから。
        というより、今何時かな?
        確かお店を出たのが午後11時半過ぎだったから、もうすぐ日付変更線
        を越える時間帯よね。
        さすがにこの時間になると、公園を散歩する物好きさんもいないと思う
        けど……

        あたしは、木の枝の中から顔だけ出して、周囲を窺ってみる。

        一周4キロ? 5キロだったかな?
        とにかく広くて、あたしたち市民の憩いの場なんだけど、樹齢何十年、
        何百年っていう大きな木がうっそうと繁っている。
        なんでも、江戸時代にはお殿様のお庭だったようで、こんな所でいかが
        わしい撮影をするあたしたちって、当時だったら……
        磔よ! 打ち首よ! 晒し首よ! 
        きっと美少女のあたしなんか、その前に変なこともされちゃうかも
        ……? ブルブルブル。

        「おい、雪音。なに震えてるんだ? ほら、仕事を始めるよ」

        小型のストロボ付き一眼レフカメラを手にしたお父さんが、遊具広場を
        指差した。

        ジャングルジムにブランコ。シーソーに鉄棒に滑り台。
        子供の頃にお世話になった昔懐かしい遊具の世界に、全裸で抱き合う男
        女の姿がある。
        そして、あたしの足元には、ふたりの身に着けていた洋服の入ったボス
        トンバッグが……

        美帆さんと毅さんは、お父さんからの指示を待っているのか?
        広場の端にあるブランコの前でお互いの大切な処を隠すように、身体を
        密着させたまま人形みたいに固まっている。

        「それでは、用意はいいですか? まずは……そうですね。奥さんが旦
        那様のモノを慰めてみましょうか?」

        「な、慰める?」

        美帆さんが首だけこっちに向けて聞き返した。

        「ええ。ブランコに腰かけた旦那様のアレを、奥さんのあなたが口の中
        で気持ちよくしてあげるんですよ。要するに、フェラチオです。知って
        いるでしょ?」

        それに対してお父さんは、いつもと違う調子で事もなげに応えている。
        でもあたしは、知っているんだな。お父さんの秘密。
        だって、昨日の夜。徹夜で作ったノートを植込みの中から丸読みしてい
        るだけだもん。

        「あなた……」「美帆……」

        それでもふたりは、軽く頷き合うと互いに回した両腕を離した。
        お父さんのアドバイス通りに毅さんがブランコに腰を下ろすと、美帆さ
        んがその前でしゃがみ込む。
        和式トイレのスタイルで、ちょっぴり股を拡げて大切な処も覗かせて。

        「うふふ、どうしたのよ? 今夜は全然元気ないじゃない。いつものあ
        なたらしくないわよ」

        「し、仕方ないだろ。こんなアブノーマルな体験、初めてなんだから」

        「もう、あなたがそんな弱気じゃ、いつまで経っても私、妊娠できない
        わよ。毅も私たちの赤ちゃんを早く見たいでしょう? だから……元気
        にしてあげる♪ 美帆に任せて……ちゅぷちゅぷ、ちゅぱぁっ……」

        「あ、あぁ。そんないきなり……」

        美帆さんが、毅さんの股の間に顔を埋めた。
        ふにゃりとした肉の棒の根元を指で支えながら、口いっぱいに頬張って
        いる。

        「んんむぅ、ちゅぷっ。毅のオチ○チン……はむぅ、どんどん熱くなっ
        てるぅ」

        「はあぁ、美帆。気持ちいい……」

        あたしは、木の枝の隙間からじっと覗いていた。
        この前のセックスに続いて、またまた初めてみる男女の行為。
        これがフェラチオ?
        雑誌とかで知っているけど……知ってはいるけど、お、オチ○チンをく
        わえるなんて……
        できるのかな? あたしにも大切な人ができたら、してあげられるのか
        な?

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        そんな思いをジャマするように、一瞬世界が白く輝いた。
        同時に響くシャッターの連続音。

        黒い本体の上に2階建てみたいなライトを取り付けたカメラをお父さん
        が構えている。
        その光に音に動きを止めた美帆さんが、ちょっとだけ顔を引き締めると、
        またフェラチオを再開する。

        やっぱり、美帆さんだって恥ずかしいんだ。
        そうよね。いくら深夜の公園だからって、裸のまま男の人のモノを愛し
        ているんだもんね。
        それに毅さん。立派な身体の割に、ちょっぴり初心な感じだし、奥さん
        の美帆さんがリードしなきゃって……
        がんばって、美帆さん。







放課後の憂鬱  第8章 無邪気な悪夢・後篇(5)


  
                                          


【第8章 (5)】



        
        秋の声だ。藍はハッとして、
        「あっ、も、もうちょっとかかるから、ま、待っててよ!」
        と答えた。が、秋は待てないらしく、
        「じゃあ、一緒に入ってもいい? 今日は早く寝たいんだ!」
        と言った。

        藍は慌てた。

        「だっ、だめよ。だめだってば!」
        「なんでー? いいでしょ? 別に。前は一緒に入ったじゃない!」

        秋はもう脱衣所で服を脱いでいる。
        藍は慌てて洗面器にお湯をすくい、股間にかけた。泡の流れた後に、い
        かにも中途半端な剃り跡があらわれた。片側の一部だけが陰毛がなくな
        っていて、余計にヘンだった。

        (あぁぁ! まずい、秋に見られる!)

        秋は風呂のドアを開けると、すぐに入ってきてしまった。

        「もう、おねーちゃん、のんびりなんだからぁ! なにしてんのよ。
        ・・あっ!」

        藍は秋が入ってくるのと同時に股間を手で隠していた。が、秋は見逃さ
        なかった。

        「おねーちゃん?・・」

        秋は、股間を手で隠しもじもじしている藍に聞いた。

        「なっ、なによ?」
        「おねーちゃん、カミソリなんか使って、なにしてんの?」

        「な、なんでもない。なんでもないよ・・」
        「なんでもないって、ちょっと見えちゃったもん。どこ剃ってるのよ。
        ヘンなの。」

        「しょ、しょうがないのよ・・今度撮影で・・」
        「じゃあ、別に隠すことないじゃん。・・ねぇ、おねえちゃん、見せてよ。」

        「やっ、やだよ。」
        「いいじゃん、見せてよ、み・せ・てっ!」

        秋はますます面白がって、股間をしっかりと隠す藍の手を掴んだ。

        「や、やめなさいよ、ねっ。やめてよ。」

        藍は隠さなければならないため、手に力が十分入らなかった。秋はあっ
        という間に藍の両手を股間から離すと、左右に広げて覗き込んだ。

        「あ~っ、おねーちゃん、ヘンなの~。ヘンなとこ剃ってる~・・」

        藍は泣きそうな顔で秋に言った。

        「う、うるさいなぁ・・だって、だってしょうがないじゃん・・仕事な
        んだから・・」

        秋はまじまじと藍の股間を凝視している。

        「ちょっとぉ、じろじろ見ないでよぉ。ねぇ。」

        藍は恥ずかしくなってそう言った。

        「へ~、おねーちゃんのココって、こんななんだ~。」

        秋は平気な顔で、藍の股間を指で触った。

        「あっ! なにするのよ。やめてったら。・・・ちょっと、秋ったら、や
        めなさい!」

        藍は真っ赤になって秋を注意した。秋は一向に平気な様子で
        「おねーちゃん、かわいー。なに照れてんのよ。姉妹じゃない。・・・で
        もさぁ、ちゃんと剃れてないよ。」

        藍の陰毛はまだ3分の2以上残っている。

        「おねーちゃん、下手だなぁ。あたしの方がうまいよ、きっと。あたし
        が剃ってあげる。ねっ? やらせて!」
        「やだっ! やめてよ。秋! だめだってば!」

        秋はカミソリを取り上げ、その手を後ろに廻して藍から隠してしまった。

        「秋っ、返して!・・・カミソリ、返してよぉ」





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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露出願望は危険な香り






















【第7話】



        
        「ふ~ぅ。お陰ですっきりしました。ありがとうございます」 

        「雪音さん、ごめんなさいね。シャワーまでお借りして……」

        「いえいえ、そんな……気になさらないでください」

        肩にタオルを掛けた美帆さん夫婦を見ながら、あたしは微笑んで会釈し
        た。
        正式には、上に寄ったまま硬直しているほっぺたのお肉を利用して、作
        り笑いを浮かべただけなんだけど。

        その隣では、顔じゅうに何枚も絆創膏を貼ったお父さんが、あたしに習
        って会釈した。
        こちらはきっと、可愛い子猫ちゃんに顔を引っ掻かれたのに違いない。
        うん、たぶんそうよ。

        「それにしても、ピンクの傀儡子様の撮影技術は最高です♪ 私……毅
        とあんなに……うふふ、あんなに燃えたのって新婚旅行以来かしら?」

        「おい美帆、よさないか。こんな可愛らしいお嬢さんの前で……」

        「はぁ~い。あなた♪」

        美帆さんが、紅い舌を覗かせて笑った。
        旦那様は、元のシャイな感じに戻っちゃったのに、彼女の方はなんだか
        肩の荷が下りたように顔全体を輝かせている。

        「でも、正直に話すと……あっ、気を悪くしないでくださいね。実は、
        ピンクの傀儡子様のことを疑っていたんです。友人の律子に紹介されて、
        あなた様のブログを拝見したときも、なんだか怪しいなって……」

        美帆さんの言葉に、あたしもうんうんって頷いた。
        そうよ、あんなブログを信じてお父さんに会いに来る女性って、詐欺師
        に全財産持っていかれて、それでも詐欺師さんラブ☆っていう、絶滅危
        惧種みたいな人だけよ。

        「だけど……ごめんなさい。私の思いすごしでした。撮影中に響くシャ
        ッターの音に、あんなに身体が疼くなんて、思ってもみませんでした。
        うふふふっ。もしかしたら私って、露出の気があるのかしら?」

        「で、でしたら今度は、夜の学校での撮影などいかがかと。とりあえず、
        娘の通う高校など、うってつけの環境かと……うぅッ!?」

        あたしは、調子に乗り始めたお父さんの足を踏んずけた。
        そして、囁いてあげた。

        「今度は縦横に引っ掻いて、オセロゲームでもしてあげようか?」
        って……
        いひひひひひ……

        それなのに、まさかまさか、お父さんの案が実現するなんて……?!



        1週間後……

        「お父さぁ~ん! 大変たいへん、たいへんよぉ!」

        「落ち着きなさい。雪音」

        あたしは店の奥から飛び出すと、ショーウインドの陰から外を覗いてい
        るお父さんの元へ走った。

        「はあ、はあ、はあ……それが、今、美帆さん……ううん、小野寺さん
        から電話があって……はあ、はあ……」

        「はあ~、ダメだ。数え直しだ」

        「お父さん、並木のそば屋さんの行列なんか、後でいいから。それより
        も聞いて、小野寺さんからお仕事の依頼なのよっ!」

        いつも行列のできるお店『そば屋並木』のお客さんを、指折り数えてい
        たお父さんが、恨めしそうにあたしの方を見る。
        な~んか、いつもと真逆の光景。真逆になった親子の関係。

        でもでもいいの。そんなこと、どうでもよくなっているの。

        「それで、小野寺さんはなんて……?」

        「それが、今度は公園で撮影して欲しいって。そ、その……愛し合うと
        ころをだけど……もちろん、夜のそれも深夜で人通りがなくなってから
        なんだけど……でも、そんなこと……」

        「あはははっ。ほら、ごらん。僕の提案が早速通ったじゃないか。それ
        に雪音。『でも』も『そんなこと』も関係ないさ。公園での屋外セックス
        だろ? ああ、あれだよ。露出プレイってやつだろ? ふふふふ……は
        ははは……ピンクの傀儡子の腕がなるなぁ」

        「その割にはお父さん。ヒザが震えてるわよ。は~ぁ。大丈夫かしら?」

        雪音の脳みそが、危険だよって赤色灯をクルクル回転させている。
        でもその日から、やる気まんまんのお父さん主導で撮影の準備が始まっ
        ちゃった。
        外で使用する機材の選定に始まって、撮影する公園の下見。
        最後にあたしの提案で強制採用させた、大量の虫よけスプレーに蚊取り
        線香まで。

        だって、盗撮マニアさんのサイトに書いてあったもん。
        夏場のお楽しみでの必需品って……

        あっ、言っておきますけど、雪音はエッチな写真は覗いていませんから。
        公園のベンチで男の人のアレを口に含んで、うっとり顔の恋人が写って
        いて。
        ベンチの背もたれに手を突いて、アソコをお見せしたままおねだりする
        恋人も写っていて。
        息をハアハアさせて次のページをクリックしたら、合体! ドッキン
        グ! していたなんて。

        な~んて絶対に絶対に知りませんからね。ホントだよ。







ありさ 割れしのぶ  第十一章



  
                                          


【第十一章】


        
        「俊介はん、ちょっと待って。この薬を飲む前に、もういっぺんだけう
        ちを愛しておくれやすな・・・」
        「・・・・・」
        「水の中で抱合うて、ほんで、薬をいっしょに飲みまひょ・・・」
        「うん・・・わかった・・・」

        二人は手を繋ぎ、浜辺をゆっくりと沖合いに向って歩き始めた。
        季節はもう夏だと言うのに、打ち寄せる波が氷のように冷たく感じられ
        た。

        「あ、痛・・・」

        ありさは小石を踏んだのか、少しよろけて俊介にもたれ掛かった。

        「だいじょうぶ?」

        ありさをしっかりと受け止める俊介。
        足首が水に浸かる。
        一瞬ン止まった二人だったが、また歩き始めた。
        深い海に向かって。

        膝まで浸かる深さで二人は立ち止まり、抱き合いくちづけを交した。

        「ありさ、君を幸せにしてあげられなくてごめんね・・・」
        「なに、ゆ~たはりますんや。うちは、俊介はんに巡り会うて幸せどす
        ぇ・・・」

        ふたりは頬を寄せ硬く抱き合う。
        息も詰まるほどの濃密なくちづけ。
        俊介は目を閉じて、ありさのふくよかな胸の膨らみをてのひらで味わっ
        た。
        そしてその感触を永遠の記憶の中に刻み込んだ。
        死出の旅・・・いや、そうではない、あの世でともに暮らすのだ。
        ありさは心にそう誓った。

        「あ・・・ああ、嬉しおす・・・最後まで俊介はんに愛されて、うち嬉
        しおすぅ・・・」
        「ありさ・・・君が好きだ・・・君がいとおしい・・・」

        俊介はありさの襦袢の裾をかき分けて、愛らしい亀裂を指でなぞる。

        「あああぁ~・・・、俊介はん・・・うち、好きどす・・・あんさんが
        好きどすぅ・・・」

        (グチュグチュグチュ)

        ありさの亀裂はほんのりと熱を帯び、早くも甘い蜜を滴らせ始めた。

        二人は抱合ったまま、水の中に腰を沈めた。
        冷たい水の中であっても、俊介の熱した鉄柱のような感触はあの日と同じ
        だ。
        そう、蛸薬師で愛し合ったあの日と・・・。

        ありさは腰を沈めた。
        身体の奥に俊介の熱くなったものが食込んでいく。

        「はあぁ~~ん・・・、俊介はん、これが、これがうちらの最後の愛な
        んどすなぁ~?」

        ありさの目頭からは止めどもなく大粒の涙が溢れ出した。
        俊介の頬も涙が光っていた。

        「そうだよ、これが二人にとってこの世で最後の愛だよ。でもね、死ん
        でからも二人はずっといっしょだよ」
        「俊介はん、そうゆ~てくれはって、うちすごぅ嬉しおすぇ~。あの世
        でもうちをずっとずっと愛してくれはりますなぁ?」
        「もちろんだとも。ずっとずっと君を愛してる・・・永久に君を愛して
        る・・・」

        俊介のものは恐ろしいほど硬く大きく怒張し、ありさの蜜壷に深く収ま
        った。
        俊介は激しく腰を揺さぶる。

        「ああぁ~・・・俊介はん・・・す、すごおすわぁ~・・・あっ、ああ
        っ・・・」
        「あ、ありさ、僕もすごくいいよ・・・」

        俊介はズボンのポケットから濡れた瓶を取出した。

        「ありさ・・・後悔しないね・・・いいんだね・・・?」
        「へぇ、うち、後悔なんかしまへん・・・俊介はんといっしょやったら・・・」
        「じゃあ・・・」

        俊介は瓶の蓋を開け、てのひらに量の約半分を取り出し、ありさの口に
        含ませた。

        「俊介はん、短い間やったけど、楽しおしたぇ~・・・俊介はん、さい
        ならぁ・・・・・」

        (ゴクリ・・・)

        「あ、ありさ~~~~~~~~~~!!」

        俊介は大声で叫びながら、自らも残った半分を口の中へ放り込んだ。

        「ありさ・・・僕のために許して・・・僕とめぐり合ったためにこんな
        ことになってしまって・・・」
        「そんなことあらへん、そんなことあらへん、うちは俊介はんと巡りお
        うて幸せどしたぁ・・・・」
        「それじゃ、ありさ、あの世でもう一度逢おうね・・・さようなら、あ
        りさ・・・」

        (ゴクッ・・・)

        「しゅ、俊介はん!!」
        「ありさ・・・」






野々宮ありさ
 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




目次へ    最終章へ

セックスって、オナニーより快感ですか?






















【第6話】



        
        「美帆……」「あなた……」

        ずりゅっ、じゅちゅ、ずりゅっ、じゅちゅ……

        「ふあぁぁっ、か、硬い……毅の硬いよぉっ! はうぅぅんん」

        ヒザ立ちの毅さんが、腰を前後させている。
        熱く濡れている美帆さんの割れ目をめがけて、何度も何十回も打ち込み
        続けている。

        リズム感のある動き
        陽に焼けた四肢に比べて明らかに白いお尻。
        でも角張っていて鋼みたいに鍛えられていて、そんな下半身に愛されて
        いる美帆さんが、ちょっぴり羨ましくなりかけて……
        雪音はまだ経験ないのに……まだ処女なのに、バージンなのに……

        くちゅ、くちゅ、くちゅ……

        「んんんっ、んくぅっ……いやだ、びしょびしょ……?!」

        あたしは、お父さんに気付かれないようにイケナイ遊びを再開した。
        腕組みしながら乳首をいじっていた右手を、肌を伝わせながら下してい
        く。
        そして、薄いスカート生地の上からアソコに触れさせた。
        中指のお腹を縦に走るスリットに沿わせて、素早く往復させた。

        あ~ん。気持ちいいよぉ。
        ビリビリ電気が、頭のてっぺんまで駆け上がっちゃう!

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        そんな愛娘の痴態を背中に受けて、お父さんがカメラを操作している。
        スタジオでは、あたしたちの視線を浴びながら、若い夫婦による愛の営
        みが継続中。

        ずりゅッ、にゅちゅ、ずりゅッ、にゅちゅ……

        「んうぅっ、はあぁん。毅……うくぅ、じ、焦らさないでぇっ、掻き混
        ぜないでぇっ」

        「はあぁっ、だったらぁ美帆。いつもの姿勢で……くっ」

        「もう……んああぁっ……毅のいじわるぅっ」

        美帆さんは口を尖らせたまま身体を起こすと、四つん這いになる。
        熱っぽくて薄ピンク色に染まるお尻をカメラに対して斜めに向けると、
        顔をマットにひっつけた。

        丸いお尻が山のようにせり上がって、逆Vの字に開いた股の付け根が、
        エッチなお汁に妖しく輝いて。
        それだけで十分淫らなのに、美帆さんはそのお尻を揺らせた。
        待ち切れないって感じで、毅さんのモノをオネダリするように、両ヒザ
        を左右に滑らせた。
        恥ずかしいお肉を曝け出そうと開いちゃった。

        「美帆。お前のいやらしいオマ○コが丸見えだよ。ふふっ、お尻の穴ま
        で見えちゃってる」

        「毅、いやぁ。そんなこと言わないでよ、意地悪。それよりも早くぅ、
        早く美帆の割れ目を埋めてぇ。美帆の子宮をもっともっと疼かせてよぉ」

        初めて会った時とは、ふたりともまるで別人?
        チャーミングな美帆さんも、ちょっとシャイな感じの毅さんも、オレン
        ジ色のステージの上では淫靡な世界の住人みたい。

        セックスって、魔法の儀式なの?
        人に見られるセックスって、心まで淫らに染める快楽の魔法なの?
        だって雪音も……

        くちゅ、くちゅ……ぐちゅ、ぐちゅ、ぐちゅ……

        そっとスカートの中に手を突っ込むと、太股の下までパンツをずり下げ
        た。
        そのまま指先を熔けそうな肉の狭間に沈めた。

        「あふぅっ、感じちゃうぅぅっ。雪音のあそこぉ、洪水になってるぅ……
        ううんはあぁっ」

        あたしは、お父さんの真後ろに移動すると指を加速させた。
        乳首を刺激していた左手で口を覆いながら、熱くて感じるヒダの間を円
        を描くように掻き回した。

        ステージ上で、犬の交尾のようにセックスするカップルを見つめて。
        四つん這いのまま、愛されている美帆さんに、雪音を重ね合わせて。
        この前、お父さんに撮ってもらったポーズを思い浮かべて。

        パンッ、パンッ、パンッ、パンッ……
        ずちゅ、じゅちゅ……ずちゅ、じゅちゅ……

        「ああぁっ、いいっ、もっとぉ! 毅っ、もっとぉ……美帆の子宮をゆ
        らせてぇっ!」

        「はぁぁっ、締め付けてるぅっ。美帆のオマ○コ、気持ちいいぃっ」

        「あっああぁぁっ、嬉しい……うれしいから、はうぅぅん、もっと締め
        付けてあげるぅっ」

        腰を掴んだまま、毅さんがあごを上げた。
        その仕草に感じたのか? 美帆さんもうっとりした表情のまま、湾曲し
        た背中を波打たせる。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        引き続き、お父さんはシャッターを連射させている。
        あたしは肩を震わせて口に含んだ指を噛みながら、右手を激しく動かし
        た。
        感じるお豆を弾いては膣の入り口すれすれまで指を沈めて、ヒダの隙間
        も壁も引っ掻いた。

        「むぐぅっ、はぐぅっ……雪音、いいのぉっ! もっと……んくぅぅぅ
        っ、もう少しぃっ!」

        パンッ、パンッ、パンッ、パンッ……
        ずちゅぅ、じゅちゅぅ……ずちゅぅ、じゅちゅぅ……

        「わ、私……美帆、もう……ふぁっ、はあぁっ……毅、い、一緒にぃぃ
        ぃっ」

        腰を打ちつけるたびに、恥ずかしい飛沫が飛び散った。
        腰のリズムに合わせて、豊かなバストが揺れた。
        恥ずかしい水音が、打ちっぱなしコンクリート壁に響き渡った。

        「はうぅっ、はあ……み、美帆! いくぞぉっ!」

        「ああぁ、すごいぃっ! あなたぁ、出してぇっ。美帆のお腹にいっぱ
        い出してぇ……ふぁぁぁぁっ」

        腰の振り子が動きを変えた。
        肉と肉がぶつかる音が大きくなって、早くなっていく。

        毅さんが、獣のように呻いた。
        美帆さんも、獣のように叫んだ。

        あたしも、メチャクチャに指を使った。
        ヒザも……ううん、下半身全体をガクガクさせながら、心の中の男性に
        お尻から突いてもらった。
        硬い硬いオチ○チンに、ワンワンスタイルでセックスしてもらっている
        の!

        「で、出る!」って、感情を高ぶらせた声。
        「あぁ、私もぉっ!」って、歓喜の悲鳴。
        「イクイクイクイク、イクゥゥゥッッッ!」って、どこかで聞いた少女
        の鳴き声?

        パンッ! って大きな音を立てて、毅さんは美帆さんと密着したまま背
        筋をブルブル震わせた。

        「はあぁ、はああぁんんっっ、美帆もぉ……イクぅ、イッちゃうぅぅっ
        っっっ!!」

        美帆さんも突き出したお尻をブルッてさせて、ブレイクダンスのように
        上半身までビクビクさせた。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……!!
  
        カメラ君も仕事収めのように張り切った。
        お父さんは肩で息をしながら、それでもプロカメラマンの誇りとプライ
        ドをかけて微動だにしない。
        そして、あたしは……?

        濡れ濡れになった指を急いでスカートの中から引き抜くと、ふたり分の
        バスタオルを取りに行こうとしてつまづいた。
        ヒザまで下していたパンツのことを忘れて、かた~い床と熱いキスをし
        ていた。

        「あらあら、大丈夫。お嬢さん♪♪」 

        「ゆ、雪音?! お前……まさかお漏らしでもしたのか?」

        う~ぅぅぅぅっっ!! お父さんの……バカァァァァァッッッ!!







放課後の憂鬱  第8章 無邪気な悪魔・後篇(4)


  
                                          


【第8章 (4)】



        
        「いいわよ。で、こんどはどうすん?」
        「ふふ・・どうせあいつぁ、いじめられたいんだ。だから、な・・・」

        「え~っ!? そりゃすげぇ! でも、そこまでやっていいっすか?」

        聞き終わった吉田が目を輝かせた。伊東と柴田がゴクッと唾を飲み込ん
        だ。

        「そうよ、やっちゃえばいいんだわ。あいつ、自分が違うと思ってるん
        だから。いい気味よ」

        それまで黙っていたゆうこが口を挟んだ。

        「みんな、なんて顔してんのよ。どーんとやろうよ!」

        高科が押さえるように言った。

        「まぁな。ただ・・・傷にしちゃマズイ、いいな? まぁ、こっちにゃ
        また切り札が手に入りそうだが・・」
        「またビデオ、撮るんっすね!?」
        「ははは。それだけじゃねぇんだよ。まぁ黙ってみてなって。」

        高科は不気味な笑みを浮かべ、吉田たちに言った。
        あまりに自信満々な態度に、吉田も伊藤も次の言葉は出てこなかった。



        その日、藍は前日ほど遅くならずに家に帰った。藍は秋や両親と食事を
        済ませると、風呂に入った。
        吉田の言う通り、カミソリを持って・・

        藍は今まで自分の陰毛を処理したことなどなかった。せいぜい腋にカミ
        ソリを当てる程度だった。
        体を洗い終わり、湯船につかっていた。が、藍はどうしよう、とずっと
        そう考えていた。

        そしていよいよ覚悟を決めて、カミソリを手にした。が、すぐに置いた。

        (あっ、シェービングクリーム、つけなきゃ・・)

        本当は、そんなコトはしたくなかった。剃るのを、少しでも先に延ばそ
        うとしていた。
        しかし、諦めたように父親がいつも使っているシェービングクリームを
        取り、泡を手のひらに乗せた。そしてそれをつけようと、自分の股間に
        目をやった。

        藍はそれまで自分の性器をまじまじと見たことなどなかった。まるで、
        不思議な物を見るように、目を開いて自分のそこを覗き込んだ。

        (あ、こんなになってるんだ・・)

        泡のないほうの手を、見慣れない性器にやった。

        (・・あっ!)

        藍の手が性器に触れた時、ビクッとなった。しかし藍はすぐに我に返っ
        た。もう片方の手の泡が気になったからだ。

        (・・・剃らなきゃ、ね。でも、なんかやだなぁ。)

        そう思ったが、藍は自分の股間に泡をこすりつけた。

        (・・あっ! すーっとする・・)

        男性用シェービングクリームの、メントールの冷たい刺激が股間に走っ
        た。
        藍はそれだけで、少しとろーんとしてしまった。その夢の中のような気
        持ちのまま、カミソリを当てた。

        (あっ! やだっ・・)

        カミソリの冷たい感触が股間に触れ、それと同時に陰毛が藍から離れて
        ゆく。

        (なんか・・・ヘン・・)

        その時だった。

        「おねーちゃん! いつまで入ってるのよ! あたし、明日早いんだか
        ら早く出てよ!」





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




目次へ    第8章(5)へ

夫婦熱演ハメ撮りショー






















【第5話】



        
        呼び合って、見つめ合って、くちびるを吸い合って……
        毅さんの身体が、ゆっくり下へとスライドしていく。
        美帆さんの首筋にキスの雨を降らせながら、浮き出た鎖骨を通って、仰
        向けでも存在感のある乳房に舌を這わせている。

        「はんむぅっ……ねろっ、ねろっ、ねろっ……」

        「あはぁ……ふうぅぅ……」

        薄く目を閉じた美帆さんが、甘く呻いた。
        右、左とおっぱいを交互に舐められて、ショートボブの髪型を軽く乱れ
        させた。

        「ひいぃっ、はあぁっ……乳首いいのぉ……」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        シャッター音が響く中、毅さんの舌先が乳首を刺激している。
        舌の裏と表を刷毛のように使い分けて、乳首を側面から先端まで、念入
        りに愛撫している。

        「ふうぅんん……はあぁぁん……気持ちいい……」

        毅さんの舌が、右から左へと乳首を乗り換える。
        それと同時に、美帆さんが首を左右に振った。小さめなあごを突き出し
        た。

        どんな感じなの? 男の人におっぱいを刺激されると、そんなに気持ち
        いいの?

        あたしは腕組みをする振りをして、Tシャツの上から自分の胸を触った。
        レンズに目を当てているお父さんをチラ見しながら、そっとブラジャー
        を押し上げる。

        毅さんの唾液にテラテラと光る美帆さんの乳房。尖った乳首。
        それを見ながら、薄い布地越しに乳首を摘んだ。
        雪音の、美帆さんに負けないくらいに硬くなったサクランボを指の腹で
        前後に刺激する。

        「あはぁっ……いけない……うぅっ……」

        ダメ、声が出ちゃう。
        雪音の乳首、ものすごく敏感になって、ビリビリってしちゃう。

        そんなあたしを、もっともっとエッチな気分に追い立てるように、毅さ
        んの舌が美帆さんの身体を降りていく。
        無駄なお肉のないウエストを通過して、手入れの行き届いたアンダーヘ
        アーに鼻を埋めながら、恥ずかしい処を舐め始めた。

        「ふんむぅ、ちゅぷ……美帆、もっと足をひらいて」

        「はあぁぁ、くぅっ……こう?」

        美帆さんの太股が、毅さんの舌を受け入れるように左右に開かれる。
        その付け根の奥を目指して、毅さんの顔が沈んだ。
        沈んだと思えば、何度も何度も顔を上下させて、恥ずかしい亀裂に舌を
        差し入れている。

        ちゅぷっ、ちゅぷっ、ちゅぷっ……ねろっ、ねろっ、ねろっ……

        「んんっ、はぁぁあん……毅の舌ぁ、いいよぉ。もっと、美帆のビラビ
        ラを舐めてぇっ……ふぅぅぅっ」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        美帆さんが白い歯を見せて、背中を浮かせた瞬間をカメラが捉える。
        でも、そんな音も、あたしとお父さんの視線も気にしないって感じで、
        毅さんの舌と唇が美帆さんを感じさせることに集中している。

        「はぐぅ、ちゅぶぅ……美帆、気持ちいいんだね。ほら、濡れてきたよ」

        「ふあぁっ、だめぇ。美帆のお豆ぇ、感じるぅ……感じるのぉっ」

        直角に折れ曲がっていた美帆さんのヒザが、力が抜けたようにマットレ
        スの元へ落ちていく。
        落ちたままツマ先をピンと伸ばして、彼女が軽く絶頂したのを教えてく
        れた。

        「んんっ、うっ……くぅっっ……」

        あたしは、半開きになりかけた口元を慌てて閉じた。
        目の前で繰り広げられる本物の男女の世界に、引き込まれて吸い寄せら
        れて、乳首をいじる指先にも力をいれていた。

        「雪音? ……って、あれ?」

        レンズから目を離したお父さんが、消えたあたしを探してキョロキョロ
        してる。
        でも別に、忍者さんみたいにドロンしたわけじゃないよ。
        お父さんの隣に立っていたのを、半歩下がって2歩下がって、気が付い
        たら地下室の壁に背中を押し付けている。
        ただそれだけ……うん、それだけなんだから……

        スタジオでは、ヒザ立ちになった毅さんが、美帆さんの腰を引き寄せた。
        大きく拡げられた美帆さんの両足の間で、毅さんは硬くなった肉の棒に
        自分の指を添えている。

        いよいよね! いよいよセックスするのね!

        あたしは、太股を捩り合わせながら、瞬きも呼吸も忘れて見入っていた。
        お父さんも、身体を屈めてレンズを覗いたままピクリともしない。

        「はあ、はぁ……美帆、そろそろ……」

        「ええ、挿れて……あなた……」

        ズズズッ、ズ二ュッ……

        「くうぅぅん、はあぁぁぁん……はいってぇ、膣(なか)に入ってくるぅ
        っ」

        「うぅぅっ、はあ……」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        美帆さんが叫んで、毅さんが呻いて、カメラも鳴いた。

        ヒザ立ちの毅さんが腰をゆっくりと前に押して、美帆さんの膣へと挿入
        していく。
        その夫婦だけの秘密の営みを、あたしとお父さんは唾をゴクンゴクンさ
        せながら見守った。

        「ふふっ、さすがに恥ずかしいかな?」

        美帆さんと深く密着しながら、毅さんがカメラに視線を向けた。

        「だいじょーぶ♪ 私は平気よ。さあ、突いて……思いっきり美帆の……
        お、オマ○コを突っついてぇっ!」

        気弱になる旦那様を美帆さんが励ました。
        明るい声で明るい笑顔で、禁句の単語を……全身を羞恥色に染めながら
        ……







ありさ 割れしのぶ  第十章



  
                                          


【第十章】


        
        ありさと俊介が駆け落ちをしてから1ヶ月の時が流れた。
        越前海岸で料理旅館を営む伯父の一平宅に身を寄せた俊介とありさは、
        伯父の世話に甘んじることを極力避け、二人して一生懸命働いた。
        俊介は海産物の卸問屋に勤め、ありさは伯父の旅館を女中奉公して汗を
        流した。

        そんな折り、街の駐在がやって来て伯父の一平に尋ねた。

        「本村さん、元気でやってるんかぁ。 おめぇの甥の本村俊介さんちゅ~
        のはぁ、こっちゃに来てぇましぇんか? もしも、来てぇもたら教えてん
        で 」
        「やあ、駐在さん、ご苦労さんですってぇ。 う~ん、俊介けぇ? 久し
        く会ってねぇ~ね」
        「いやあ、それならいいんほやけどぉね」
        「俊介が何ぁんぁしでかしたんやってかぁ? 」
        「いやいや、何でもぉ京都で、舞妓ぉを連れて逃げてるそうで。もほや
        けどぉおて、こっちゃをぉ頼って来てぇねぇ~かと」
        「え!?俊介のやつ、ほんなもぉんことをぉ!? もしも来てぇもたら、
        あんなぁぁに連絡するんから」
        「頼むでぇね」

        二人の会話を柱の陰で立ち聞きしていたありさは、遠く離れた福井にま
        で捜査の手が及んでいることを知り愕然とした。

        (あぁ、もう、あかんわ・・・、どこに行っても、あの執念深い丸岩は
        んは追っ掛けてきはるわ・・・もうあかんわ・・・)

        ありさは、伯父に少し出掛けたいと告げ、俊介の働く卸問屋に向かおう
        とした。
        その時、俊介から詳しい事情を聞いていた一平は優しい口調でありさに
        語り掛けた。

        「ありささん、心配せんでいいよ。うらぁぁちゅ~のはぁ、おめぇや俊
        介をぉ絶対に匿うからぁ。間違ってもはやまってもたら、あかんよ」
        「あ、はい・・・。心配をお掛けしてすまんことどすぅ~、ほんまにお
        おきにぃ~」

        ◇

        ありさが血相を変えて尋ねてきたため、俊介は職場の上司に暫しの休憩
        を申し出で、ありさを連れて越前海岸に向かった。

        「そうなんだ・・・、警察が尋ねて来たとは・・・。もうここにもいら
        れないね」
        「俊介はん・・・」
        「ん?なに?」
        「俊介はん、どこに行ったかて、あの蛇みたいにしつこい丸岩は追っ掛
        けて来はるわ・・・」
        「あの男は警察まで巻き込んで、僕たちを捕まえようとしている。ずる
        賢い男だ」
        「もしも捕まったら、俊介はん、半殺しの目に遭わされはる・・・うち、
        そんなん絶対いやや・・・」
        「いや、僕のことよりも君のことが心配だ。どんな仕打ちをされるや
        ら・・・」
        「俊介はん・・・」
        「ん?」
 
        ありさは悲しそうな表情で、白い錠剤の入った睡眠薬らしき瓶を俊介に
        見せた。
        俊介は驚いた。

        「いつのまにこんなものを・・・」
        「どうしようものうなった時に飲も思て、用意してたんどす・・・」

        ありさの瞼には今にも落ちそうな涙がいっぱい浮かんでいた。

        「そうだったのか・・・、僕も君と引き離されるなら死んだ方がましだ」
        「あぁ~ん!俊介は~ん~!うちかて、うちかて~、俊介はんと離れと
        うない~。俊介はんと離れ離れになるんやったら死んだ方がええ!俊介
        は~ん~!」
        「ありさ・・・」

        ありさはついに号泣し、俊介の胸に頬をうずめた。
        堪えていた涙がまるで堰を切ったように流れ落ちた。
        俊介はありさを抱きしめた。
        強く強く抱きしめた。
        俊介の目にも熱いものが光っていた。

        「それじゃあ・・・飲もうか・・・?」
        「よろしおすんか?」
        「うん・・・」
        「うちのために、うちのために・・・俊介はん、堪忍しておくれやすぅ
        ~」
        「いいんだ、いいんだ・・・僕はありさが好きだから・・・絶対に離し
        たくないから・・・」
        「嬉しおすぅ~、俊介はん、うち、ほんまに嬉しおすぇ~・・・」

        俊介は薬瓶の蓋を開けようとした。






野々宮ありさ
 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
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ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




目次へ    第十一章へ

キスし合って、脱がせ合って、裸を見せ合って






















【第4話】



        
        カチャ、カチャ、カチャ……

        あたしとお父さんは、キッチンで遅い夕食をとっていた。
        メニューはもちろんカレー。

        「雪音。今度の撮影、上手くいくかなぁ?」

        「そんなの……もぐもぐ……やってみないとわからないわよ。でも、お
        父さんだってプロのカメラマンのひとりなんだし、もぐもぐ……白黒の
        撮影や、ハメ撮りくらい経験あるんでしょ?」

        「お、お前……い、今なんて……うっうぅぅぅぅ……」

        「ほら、泣かないの。いまどき、こんな情報は、ネットでいくらでも手
        に入るのよ。それより、スタジオの方なんだけど、さすがにベッドを持
        ち込むわけにはいかないでしょ。マットで我慢してもらおうかしら?」

        あたしは、スプーンを口にくわえたまま、お父さんの方を見る。
        ここは、人生経験豊富。あっちの方もあたしが産まれたんだし、一応、
        豊富のはず?
        まずはご指南を……

        「うん、雪音に任せる……それよりも、カレーお代わり。ついでに卵も
        ……」

        「ダ~メ。我が家では卵は1日1個まで! ホントに頼りにならないん
        だから」



        翌日、美帆さんと共に旦那様の毅さんが、スタジオを訪れた。

        「よ、よろしくお願いします」

        「こちらこそ。撮影アシスタントの北原雪音です」

        日焼けした精悍な顔をしているけど、ちょっと気弱かな?
        目が泳いで表情が硬い。
        まあ、今からやることが、その~やることだし、これで普通かもね。
        それに、さっきからソプラノボイスで撮影準備をしている『ピンクの傀
        儡子』さんより、ずぅ~っとずっとマシかも。

        「雪音、照明はオレンジ色に……」

        だからお父さん、声を裏返えさないでって……もう!

        「小野寺さん、こっちは準備が整いました。始めてもらって結構ですよ」

        そのお父さんが、むせ返るほど声を殺しながら合図を送った。
        あたしは、カメラの横で待機する。

        薄オレンジの世界に、大きめのマットレスが1枚。ただし掛け布団はな
        し。
        ここは、撮影に関しては冷静なお父さんの判断で……?

        「あなた……」「あ、ああぁ……」

        美帆さんに促されるようにして、ふたりがマットレスの脇に立つ。
        鼻息が届くくらい間隔でしばらくの間、向き合っている。
        そして……突然のキス。

        背の高い毅さんが、首を折り曲げるようにして美帆さんの唇に触れた。
        毅さんが美帆さんの肩を抱いて、美帆さんが毅さんの背中に両腕をまわ
        して……
        ふたりとも目を閉じたまま喉仏のあたりを、唾液を呑み込むようにゴク
        リゴクリと動かして、濃厚なキスを続けている。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        お父さんがシャッターを押した。

        これが大人どおしのキス……?!
        想像していたのと全然違う! でも、なんだかすごい!

        あたしは、ふう~って熱い息を吐いた。
        隣でお父さんが羨ましそうな顔をしている。

        いつのまにかキスを終えたふたりが、また鼻息が掛る間合いで向き合っ
        ている。
        そして、どちらからとなく両腕がお互いの身体に触れた。

        シュルシュル……スス、スススッ……カチッ……シュルシュル……

        あたしの見ている前で、毅さんの逞しい筋肉のボディが露にされていく。
        美帆さんの成熟と若さを兼ね備えた、魅惑的な肉体も晒されていく。

        スス……スススス~

        膝立ちになった美帆さんが、毅さんのトランクスを慣れた手付きで下ろ
        していた。
        ウエストの前部分をつまんで、はち切れそうな男の……そのシンボルを
        交わしながら片足づつ抜き取っていた。

        「わ、あわわわぁ?!」

        生まれて初めて目にする男の性器。
        太くて長くて、斜め45度で天井を上向いていて……先っぽがぬらりと
        光って……

        そうしたら、目が合った美帆さんが自分の身体で毅さんを隠した。
        彼女だって、腰に白い下着1枚だけなのに、カメラの前にその背中ライ
        ンを晒した。

        「あなた……早くぅ……」

        「あ、あぁ……美帆」

        美帆さんの甘い催促に毅さんが応える。

        スルッ……スススス~

        慎重に、滑らかな肌を指先が傷付けないように、最後の1枚を引き下し
        ていく。
        毅さんは、露にされた女性の部分に顔を埋めたまま白い布切れを脱がせ
        ると、手のひらに収めた。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        その瞬間を逃すまいとシャッターが鳴いた。
        その音に、美帆さんの若々しいお尻のお肉が震えた。
        彼女の腰に貼り付いた褐色の両腕が、強く強くギュウっと喰い込んだ。

        あたしは口の中をカラカラにしながら、乾いた空気みたいな唾を飲んで
        いた。
        全身がオーバーヒートするを感じながら、瞬きだって忘れかけていた。

        どうなるの? この後は、ふたりで何をするの?!

        そうしたら、美帆さんが先に動いていた。
        小さなお花が散りばめられたマットレスに仰向けに寝転ぶと、毅さんを
        呼ぶように唇を動かす。
        それに呼び寄せられるように、毅さんが上から覆いかぶさっていく。

        「ああ、あなた……」

        「美帆……」







放課後の憂鬱   第8章 無邪気な悪魔・後篇(3)


  
                                          


【第8章 (3)】



        
        「冗談だよ。そんなにムキにならなくたって。ははは。」
        「・・・・・」

        吉田が笑い飛ばすと、藍は少し膨れて下を向いてしまった。

        「まぁ、まぁ。怒らない、怒らない。それより藍ちゃん、この前の水着
        の撮影のとき気付いたんだけど・・」

        吉田がそう言うと、藍は元に戻って聞いた。

        「・・えっ? なにか・・」
        「藍ちゃんさぁ、処理、してないよね?」
        「えっ? ショリって? な、なんの?・・・あっ!」

        藍は吉田の質問の意味がわかると、真っ赤になってしまった。
        藍は確かにこれまで「陰毛の処理」など、したことはなかった。

        「・・・ど、どうすれば・・・いいですか?」

        藍は恥ずかしそうに吉田に聞くと、吉田が藍の耳元に顔を近づけ、小声
        で言った。

        「・・・ちゃんと、剃っといてね。あれじゃはみ出しちゃうよ・・」

        藍はますます恥ずかしくなり、しどろもどろで答えた。

        「えっ? あっ、えっと、は、はい。・・・わかりました。」
        「今晩ぐらいから、ね。剃り始めてすぐだと、肌が荒れてることもある
        から・・気をつけて剃ってよね。傷つけないように。」

        吉田がそう言うと、藍は下を向いて答えた。

        「はい・・わかり・・ました。」

        「よしっ、じゃあ今日はここまでだ。藍、次の仕事に行くぞ。・・・吉田、
        頼んだぞ」

        時計を見ていた岸田が、区切りをつけるように言うと立ち上がった。
        藍は岸田と次の仕事に向かった。



        その頃、藍の学校の昼休み。映研の部室では、部員が顔を揃えていた。
        奥の椅子に、すぐ前の机に足を投げ出して高科が座っている。藍がいる
        ときに見せる、優等生のような表情が消え、不良っぽい雰囲気だ。
        すぐ横にさちが座り、やや離れた中央の机を囲んで、他のみんながひそ
        ひそと話し込んでいた。

        吉田や伊藤たちは、藍が昨日今日と間学校を休んでいることが気がかり
        だった。
        そして吉田が不安そうに高科に言った。

        「・・先輩、あれって、やっぱまずかったんじゃないすか?」

        高科はそんな不安を吹き飛ばすかのように言った。

        「おいおい、なーに言ってんだよ。全て計算どおりだぜ! ぜーったい
        にうまくゆくって」

        「でも、ねぇ・・・二日も休んでんすよ?・・先公にでもチクられて、
        バレたら俺たち退学っすよ、きっと。」
        「だ~いじょぶだよ! 藍ちゃん、そんなバカじゃねぇって。あいつぁ
        芸能人なんだぜ。ゲイノージン!・・スキャンダルは一番まずいっしょ? 
        自分から晒し者の道、選びっこねぇって。心配いらねーよ!」

        「そんなもんすかねぇ・・」
        「それにな、あれはもう目覚めてるって。まちがいねぇ。ほれ、このビ
        デオ見ろよ。目覚めてなきゃ、自分からこんなカッコすんか?」

        「まぁそうっすけど・・」
        「まぁみてろよ、明日あたりまた顔出すよ、ちょっと苛められるのを期
        待してな。だから希望をかなえてやらにゃ、かえってかわいそーだ
        ろ!・・・そうだ、さち! 台本、書き直してくんないか?」




※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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ピンクの傀儡子、見参!!






















【第3話】



        
        あたしの名前は北原雪音。
        市内の高校に通う現役女子学生なの。
        知能レベルは中の下、運動レベルは中の上。
        スリ―サイズは超シークレットだけど、将来に向けて大いに期待かな。
        肝心のお顔の方は、うんうん♪ これだけは堂々と自慢してあげる! 
        宣言してあげる!

        びしょうじょ! ビショウジョ!! 美少女!!!

        こっそり、はっきり、テレビに出てくる瞳キラキラアイドルより可愛い
        って。
        ちょっと自惚れを込めて、うふふふ♪♪

        そして我が相棒、お父さんの名前は北原武雄。
        通称シャッター通り商店街で、写真館を経営しているの。
        名前だけで判断したら、頑固オヤジで生意気な娘のほっぺたをパッチー
        ンなんだけど、実際はねぇ……ごにょ、ごにょ、ごにょ……
        気弱で頼りなくて、優柔不断で、全然お父さん役をこなしてくれなくて、
        それなのに趣味の写真撮影になると見境が付かなくなって、気が付けば
        借金の山を大盛りでこしらえる超スーパーなダメオヤジなの。

        だからお母さんは実家に帰ったまま戻って来てくれない。
        父娘家庭を始めて早3年。
        雪音はお母さんの分まで、お料理、お洗濯、主婦の特権立ち話。
        夫婦のスキンシップ、夜の営みはパスだけど……
        とにかくだよ。全然輝けない青春生活を送っているわけ。



        「ねえ、お父さん。この前のネガ。いくらで売れたの?」

        あたしはいつもの『北原写真館、撮影スタジオ兼、自称、北原雪音・宿
        題丸写しの部屋』で、これまたいつものように宿題をしながら、いつも
        の感じでお父さんに聞いた。

        「あ、えぇっと……えぇっ~と……どうだったかな? ははは、お父さ
        んは忘れちゃったなぁ」

        「ちょっとぉ、頭掻いてごまかさないでよね。ねぇ……ホントに送って
        くれたの? 雪音の現役女子高生の無修正バージョン」

        「う、うん……そのぉ、送ったような? 送らなかったような? ごめ
        んなさい!」

        突然お父さんの姿が、店の奥から消えた。
        まるで瞬間移動したみたいに、すっと飛んで、あたしの前で土下座して
        いる。

        「まさか……まさかだよ。お父さん、雪音のことを思って没にしてくれ
        たの? 嫁入り前の娘のエッチな写真を人目に晒したくないとか?」

        「ま、まあ……そんなところかな。へへへっ」

        瞬間移動したお父さんは、屈辱四つん這いポーズも一瞬だった。
        目を潤ませたあたしを見て、さっと立ち上がると照れたように頭を掻い
        ている。

        「嬉しい♪ とっても嬉しいぃっ! だけどね、けどね……グスン、グ
        スン」

        「雪音、そんなに嬉しいのか? お父さんもだよ……ううぅぅぅぅっっ」

        そして始まった親子涙の共演。
        一緒になって涙に鼻水までミックスさせて号泣してるけど、ホントにど
        うしよう?

        しゃっきん! シャッキン!! 借金!!!

        こうなったらもう、一か八かの『ピンクの傀儡子さん』に頼るしか道は
        ないよね。
        美少女娘のヌード写真集が援護射撃できないんだもん。
        そうよ、鬼才! 異才! 変態!
        お父さん……ふぁいとぉ~

        因みにお父さんは、『ピンクの傀儡子』というハンドルネームでブログを
        やっている。
        キャッチコピーは、『今すぐお金が入用の貴女!! ピンクの傀儡子が参
        上致します!!』
        要するに、お金が必要な女の人のエッチな写真を撮影して、ネットで売
        りさばく。
        その代金から、撮影料を徴収して残りの売上を当事者に渡すって感じか
        な。

        でもねぇ……
        お父さんがブログを立ち上げてから2年になるけど、お仕事の依頼が来
        たのって、たったの1件なのよね。
        それも、ちょっと変化球って感じのお仕事で……
        そう、久藤律子さんの件。
        詳しくは、前作の『シャッター・チャンス』をよろしくということで……

        でも今夜、記念すべき2件目のお仕事の予定が入っているの。
        その久藤さんの紹介で名前は確か……小野寺美帆(おのでら みほ)って、
        言ったかな。
        午後7時に来るって電話があったから、もうすぐよね。

        あたしは、おじいちゃんの代から働き続けている柱時計を見上げた。
        ついでに、カメラ小僧のような顔で、ひたすらレンズを磨き続けるお父
        さんと見比べた。

        「それで、どうする? 夕食は小野寺さんのが終わってからにする?」

        「いいけど……だったら雪音。夕食は特上の天ぷらそばでも取ろうか? 
        お向かいの『そばや並木』で」

        「特上の天ぷらそば……?」

        「借金返済の前祝いに景気よく。どう?」

        「だ~め。今夜はカレーなの。だからお父さん、小野寺さんのお仕事、
        『華麗』に決めてね♪」



        「えっ……えええぇぇっ!! セ、セックスしているところを撮影って
        ……?」

        あたしとお父さんは、同時に目を丸くした。
        当然のように、顔を見合わせた。

        「ですから、『ピンクの傀儡子』である、あなたにお願いしているんです。
        その……律子……いえ、久藤さんからお話を伺って、ここへ来ればなん
        とかなると……」

        小野寺さんは、最後の方は口ごもりながら、恥ずかしそうに目を伏せた。
        ここは、いつもの地下撮影スタジオにある、いつもの丸テーブル。
        雪音のエッチでムフフな写真撮影も、もちろんここで。

        「で、ですが……」

        ツン、ツン……

        お父さんも口ごもりながら、あたしの脇を突いてくる。

        「あの、小野寺さん……ううん、美帆さんって、呼んでもいいですか?」

        無理やりバトンタッチされたあたしは、丸いテーブルの向い側にいる美
        帆さんという女性を見つめた。
        彼女は、グーにした両手をテーブルの上に置いたまま、小さくうなづい
        てくれた。

        可愛い……!

        あたしより年上の人にこんな言い方は失礼かもしれないけど、一言で表
        現するとずばりこんな感じ。
        年齢は、律子さんより若くて、20代後半かな?
        髪型は、ちょっとブラウンがかったショートボブ。
        丸顔に大きめの瞳。
        口も大きめで、美人というよりチャーミングって言葉がぴったり。

        きっと笑うと、ホッペタの上にエクボが浮かんで、可愛い系のアイドル
        をそのまま10年くらいタイムスリップさせたら……多分こうなるんだ
        ろうな。
        でも、こんな可愛らしい女性が、どうして無茶な相談を持ちかけて来る
        の?

        「それで美帆さん。その愛し合うお相手は、夫婦だから、その……」

        「ええ、夫の毅(たけし)と……」

        美帆さんは、あたしの問いに小声で答えた。

        つまりこういうこと。
        結婚して3年。いつまで経っても子供に恵まれない小野寺夫婦は、熟慮
        に熟慮を重ねて思い付いちゃったの。
        私たちの、そのそのその……セックスがマンネリしているんじゃないの
        かって……?
        色んなお医者様に相談しても結果が出ないんだから、自分たちで行動す
        るしかないって……!

        だからって、写真撮影しながらの、そのそのそのセックスって大胆!
        というか、アブノーマルな愛し方なら他にもあるんじゃないかと……

        例えば、お互いのオナニーの鑑賞会でもしてみるとか?
        SMチックなお遊びがOKなホテルで、SMチックなお遊戯をしてみる
        とか?
        美帆さんに首輪でも嵌めて……別にお婿さんの毅さんでもいいけど、い
        けない遊びをしてみるとか?

        ……って、ダメダメ。
        花の女子高生が、こんなこと想像しちゃダメェェッ!!

        「おい雪音。顔が真っ赤だけど熱でもあるんじゃ……うぐぅッ!」

        「おほほほ……わかりました。あたし……じゃなかった、私たちにお任
        せください。つきましては、ご利用料金のご相談など……」

        真っ赤な顔のふたりの女性の横で、どうしたのかな?
        お父さんだけが、顔を真っ青にして白目を剥きかけていた。








ありさ 割れしのぶ  第九章



  
                                          


【第九章】


        
        「お~い!待たんかえ~!そこの学生っ!舞妓と駆け落ちしたらどんな
        目に遭うか分かってるんかあ~!」

        2人の男が血相を変えてありさ達の方へ向かって来た。

        「あっ!あれは丸岩の下にいつもいたはる人達やわ!えらいこっちゃ、
        捕まったら終わりやわ!」

        ありさは恐れ慄き俊介にしがみついた。
        追っ手はたちまちデッキまで辿り着き、ありさを匿おうとする俊介に詰
        め寄った。

        「おい!ありさを返さんかえ!ありさは屋形の大事な財産なんや。おま
        けに丸岩はんが高い金払ろてくれて水揚げまでした身や。お前の好きな
        ようにでけると思てんのんか!あほんだらが~!さあ、早よ返さんか
        い!」

        男たちはそう言いながら、俊介を押し退け、ありさの手を引っ張ろうと
        した。
        ありさはもう片方の細い腕でデッキの取っ手を握って必死に耐えている。

        「いやや~~~っ!」
        「やめろっ!ありさが嫌だって言ってるじゃないか!」

        俊介はそういって、男の胸座を無我夢中で押した。
        不意を突かれた男はホームに尻餅をついて転げてしまった。

        「あ、いた~っ!な、何しやがんねん!」

        入れ替りもうひとりの男が俊介に襲い掛かったが、間一髪、発車の直前
        で俊介はすがりつく男を脚で蹴り飛ばしてしまった。

        (ピ~~~~~ッ!ガッタンゴットンガッタンゴットン・・・)

        汽笛が駅構内に鳴り響き、ついに汽車が発車した。

        「こらあ~!待たんかあ~~~!」

        男たちは懸命に追い掛けたが、汽車の加速に敵うはずもなかった。
        一体何事が起きたのかと、車内にいた乗客の目は一斉にありさ達に注が
        れた。

        「皆さん、お騒がせして申し訳ありませんでした」

        俊介は角帽を脱いで、乗客達に深々と頭を下げた。
        俊介の冷静で潔い態度に乗客達にも安堵の表情が浮かんでいた。
        4人掛けのボックス席に隣り合って座ったありさと俊介はホッとため息
        をついた。

        「俊介はん、うちを守ってくれはっておおきに~。怪我はおへんどした
        か?」
        「君を守るのは当然のことだよ。怪我はだいじょうぶだよ」
        「今頃聞くのん、変やけど・・・この汽車でどこへ行くんどすか?」
        「あ、そうだった。ごめん。君に行き先を言ってなかったね。実は僕の
        伯父が福井県に住んでいるので、取りあえずそちらに一旦身を置こうと
        思ってるんだ」
        「そうどすか。あのぅ・・・、うちもしっかりと働くさかいに心配せん
        といておくれやすなぁ~」
        「食べるくらいは何とかなるから心配しなくていいよ」
        「そうどすか。おおきにぃ~」
        「あ、そうだ。君にあげたいものがあったんだ」
        「え?」

        俊介は鞄から丁寧に包装された小箱を取り出した。

        「これ、君にあげるよ」
        「うちにくれはるんどすか?何どすのん?これ・・・」
        「うん、以前、四条河原町の小間物屋で貝紅を眺めていたことがあった
        ろう?君にあげたくて買っておいたんだ」
        「ほんまどすかぁ?やぁ、嬉しおすわぁ~。今、開けてもよろしおすかぁ?」
        「もちろんだよ。気に入ってくれたらいいんだけど」

        ありさは好きになった男性から贈り物を貰うのは初めてのことであった。
        ありさは満面に笑みを浮かべながら、ゆっくりと包装を解いた。
        小箱の中から現れたのはとても色鮮やかな貝紅であった。

        「やぁ、きれいやわぁ~、俊介はん、おおきに~、うち、ほんまに嬉し
        おすぅ・・・。大事に大事に使わせてもらいますよってに」

        俊介はありさが大喜びする顔を見て、駆け落ちしたことが決して間違い
        ではなかったと思った。






野々宮ありさ
 





この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




目次へ    第十章へ

スリット! 割れ目! 光るレンズ!!






















【第2話】



        
        「ううっ……くぅっ!」

        せえのっ!って気合いを付けて、太股を開いていく。
        床にひっつけたヒザ小僧をズズッって擦りながら、左右に引き離してい
        く。

        カメラの丸いレンズが……
        その先で、雪音の知らないお客様の視線が……

        あ~ん。下腹部が炎に包まれたみたいに熱いよ。
        そのせいかな? 雪音の顔までお風呂でのぼせたみたいに真っ赤。

        「き、綺麗だよ……雪音」

        「イヤ、言わないで……」

        かすれた声で、お父さんが褒めてくれた。
        でもその褒め言葉が、こんなに辛いなんて。
        だって、お父さんの視線がどこに向いているのか、わかっちゃうんだも
        ん。
        もしかしたら、雪音のアソコの変化にも……?!

        「お、お父さんお願い、早く撮って……」

        「あ、ああ。すまない」

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        「雪音、もっと頭を下に……床にひっつけるようにして」

        「うぅ、うんわかった……こんな感じ?」

        あたしは、お父さんの指示に従っておっぱいを床にひっつけた。
        首を横向きにしながら、べたりと上半身を床の上に密着させる。

        「あ、あぁ、恥ずかしい……」

        真横になった唇が、我慢できないって囁いた。
        背中を弓なり湾曲させて、丸いお尻を高々と掲げて、その下に潜む恥ず
        かしい割れ目をカメラ目線で晒して。

        そう、恥ずかしい。こんな淫らなポーズ、絶対に恥ずかしい。
        でも……それでも、なにか違うの。
        アソコが疼いて、心臓がバクバク鳴って、なんだか気持いい開放感が込
        み上げてくるの。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        「うん、雪音……いいよ。素敵だ、最高だ」

        それなのに、お父さんの声がもっともっとかすれた。
        ううん、喉が震えている。

        やっぱり辛いのかな? 娘の裸でお金を稼ぐのに哀しくなっちゃったの
        かな?
        そんなこと気にしなくていいのに。
        淫らな雪音になろうって決めたのは、あたし自身なのに。
        尻込みするお父さんを唆したのだって、あたしなのに。

        だからだから、見てよ。お父さん、雪音の身体を全部見てよ。
        全国にいる隠れ雪音ファンのお客さんより、カメラ君より先に見て。
        男なんだから、もっともっと、オチ○チンを膨らませてよ。破裂するく
        らい大きくしてよ。

        「ああっ、んぅぅっ」

        あたしは呻きながら、更に股を開いていた。
        そうしたら、アソコが膣(なか)のほうからキュンとなって、お尻が勝手
        に揺れ出している。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        シャッター音が無限に続くほど長く感じた。
        その音を聞きながら考えていた。

        お父さんに冗談で渡したティッシュ……本当に必要なのはあたしの方な
        のかな?
        うん、きっとそう。
        淫乱な雪音の必需品。だって恥ずかしいアソコが、エッチなお水に汚れ
        ちゃうんだもん。



        あれから30分以上、お父さんはあたしを撮ってくれた。
        いろんなポーズで、いろんな角度で……

        「雪音、少し休憩しようか?」

        「ううん。大丈夫だから続けて」

        この会話。もう3度目だよ、お父さん。
        でも、お互い息が上がって呼吸が荒くなっているのは確かかも。
        でも、ここで一息吐くと、あたし……意味もわからずに発狂するかも。

        やっぱり、女性のすべてを見せるのって、エッチな水着や絆創膏なんか
        比べ物にならないくらいハードなのね。
        恥ずかしい割れ目も硬くなった乳首も隠さなくたっていいのに、断然ハ
        ードなのよね。

        「わかった。これがラストのポーズだから、頼むよ」

        「いつもの『M字』でいいのよね?」

        あたしは、お尻を床にひっつけるとヒザを立てた。
        そのままの体勢で、躊躇なしに足の裏をスライドさせて左右に拡げた。
        背中を反らし気味に、おっぱいも乳首も晒して、両足が逃げ出さないよ
        うに、ヒザ小僧を両手が左右に引っ張って……

        カメラを見つめた。
        お父さんと一瞬目が合って、一瞬、哀しさが湧いて、慌ててレンズの前
        で微笑んだ。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        もう恥ずかしさなんて感じない。
        ううん、頭がぼーっとしてきて、自分が何をしているのかさえ分からな
        いの。

        誰かがあたしに囁きかけてくる。
        見てぇ、雪音をもっと見てぇ。恥ずかしいオマ○コを、もっともっと見
        てぇって……

        目の前にいるお父さんの声が、遠くで聞こえた。
        指で、アソコを開けって……

        あたしは、返事の代わりに首を大きく縦に振った。

        ああぁっ、もう……びちょびちょ……

        ヒザ裏から侵入した雪音の両指が、熱くて溶けちゃいそうな扉を引っ張
        った。
        ぐちゅぅって音を立てながら、真ん中からはみ出している小陰唇のヒダ
        ヒダをよぉ~く見えるように拡げた。
        ピンク色をした恥ずかしいお肉を、膣の入り口まで見せてあげた。

        カシャッ、カシャ、カシャ、カシャッ……

        お父さんが、唇を真一文字に結んだまま、シャッターを押し続けている。
        ズボンの前が破れそうで、おでこに球の汗を浮かべて……

        あたしはそんなお父さんに、何度もエールを送った。
        もちろん、心の中で……

        『さすがは、雪音のお父さん。頼りなくて、とっても頼りなくて……で
        もね、あたし。お父さん、だ~い好き♪♪』

        そして、背筋をブルブルってさせながら、指先に力を込めた。
        溢れてくるエッチなお汁に指を浸しながら……

        どう? 雪音のアソコ。
        現役女子高生の濡れ濡れ画像だよ。それにね、バージンなんだから。
        すごいでしょ? ね、ね、だから高く買ってね。
        お願い♪♪







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