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バスタオルを落として、身体を回転させて

















(5)



        篠塚美里の視点


        バスルームを出てからベッドまでの距離が、異様に長く感じた。
        バスタオルを巻き付けているだけで、ブラもパンツも着けていないから、
        身体だって軽くていいはずなのに。

        「お、お待たせしました」

        やだなぁ、声が裏返っているじゃない。
        しっかりしなさいよ、美里。

        わたしは、自分の部屋のベッドより2倍くらい大きい、ダブルベッドの
        横に立っていた。
        両手をピタって太腿の横にひっつけて、学校の朝礼のときのように気を
        付けの姿勢で。
        ……見下ろしていた。
        白いバスロープを羽織って横になる男の人を、情けないくらいに弱々し
        い目線で。

        「どうした? 自分から誘っておきながら緊張しているってこと、ない
        よね?」

        目を閉じたまま話しかけてくる男の人……黒川さんに、わたしは素直に
        頷いていた。
        声に出さないと伝わらないのに、黒川さんが薄眼を開けていることに期
        待して、そのままじっと立ち尽くしていた。

        どうしよう? このままベッドに上がって、彼の隣に寝転べばいいの?
        横になって、お人形のように身を固くしていれば、彼の方がリードして
        抱いてくれるの?

        「美里、身体を見せてくれないかな?」

        「……はっ! ……はい……」

        そんなわたしの迷いを、黒川さんの一言が吹き飛ばしてくれた。
        『美里』って、下の名前を呼び捨てにされて、心臓がドクンって鳴って
        ……
        『身体を見せて』で、その心臓を鷲掴みにされて……

        それでもわたしは頷いていた。
        今度は掠れた声だけど、『はい』って素直に答えていた。

        そして身体に巻き付けたバスタオルを解こうと、おっぱいの左上に右手
        を移動させる。
        きつく挟み込んだバスタオルの端を、引っ張って引き抜いて外していた。

        あとはこの手を放すだけ。そうすればバスタオルが勝手に床に落ちて、
        美里の身体を……

        「まだかな、美里? 早くキミの身体を見せてよ」

        ここまでして躊躇するわたしに、黒川さんがせっついてくる。
        美里と一緒。ちょっと掠れた声で、それにバスロープに覆われた下腹部
        を大きく膨らませたまま。

        ファサッ……!

        「は、ああぁぁ……んんっ……」

        指先からゴワゴワとした生地の感触が消えた。
        同時にそのゴワゴワが、おっぱいを撫でてお腹の皮を擦って、わたしの
        身体を囲む円形のまま床の上に積み重なっている。

        役目を終えた右腕が、胸のふくらみを押さえようと高速で移動する。
        太腿の横に貼りついていたはずの左腕が、真横にスライドするようにし
        て大切な処をカバーしようとした。

        ダメよ、美里! その手を外しなさい!

        キツネのように目を吊り上げたもうひとりの美里が、怖い声で命じた。

        そうよ、今夜のことはアナタの方から誘ったんでしょ?
        さあ、もっとベッドに近付いて挨拶なさい。

        両目を閉じていた黒川さんが、いつのまにかこっちを見上げている。
        わたしは心の声に誘われるままに、足を一歩前へ押し出した。
        そして、相変わらず掠れたままの声で黒川さんに話しかける。

        「……どうでしょうか? み、美里の身体は……気に入って……もらえ
        ましたか?」

        そこまで命じられてもいないのに、恥ずかしい言葉を口にした。
        こんなポーズも命じられていないのに、身体をゆっくりと回転させなが
        ら、美里の背中のラインも発達途上のお尻もお見せした。

        もう一度停止して、ほんのちょっぴりだけど太腿を開いていた。
        そんなことをしたら、美里のアンダーヘアーはとっても薄いから、恥ず
        かしいお肉が覗いちゃうのに、それでもいいの。
        ついでだから、目を細めて鼻をちよっと鳴らして、男が大好きな女の顔
        も。
        まるで熱病に浮かされたように、脳裏に次々と恥ずかしい指令が飛び出
        しても、美里はそれに従っていくの。

        どうして? なぜなの?

        あどけない表情をしたわたしが、涙声で聞いてくる。
        だけど今は答えられない。
        だって、ホントのことを話すと、大人になりきれない未熟な美里だもの。
        きっと、バスタオルをもう一度巻き付けて逃げ出しちゃうよ。
        このホテルから。

        「ふっ、俺もまだまだ……だな。女の品定めも出来ないとは」

        そんな美里を見つめる黒川さんの目が変わった。
        なんとなく眩しそうな視線を送っていたのに、その瞳は失望の色に塗り
        替わっていた。
        それは間違いなくわたしに向けてのもの。

        だけど、それでいいのよ。
        黒川さんは何も気にせずに、美里を抱いてくれたらそれでいいの。
        初対面の男性に平気で身体を差し出す、遊び好きな少女と思われたって
        ……

        「は、早くセックスしてください。身体が……疼くんです」

        はしたない言葉を口にして、わたしはモノ欲しそうに目を更に細めた。
        ついでにチラっとだけど、バスロープを持ち上げているモノに目をやっ
        た。

        美里の心が少しひび割れしたけど、気にしない。
        そのままわたしは、大きなダブルベットに這い上がっていた。
        黒川さんの隣に寝そべっていた。仰向けのまま気を付けの姿勢で。
        まだ誘われてなんかいないのに。

        「ちっ、仕方ないな、抱いてやるとするか」

        「はい……お願いします」

        わたしの態度に、黒川さんの声まで変化した。
        舌打ちして、溜息を吐くような投げやりの声で。

        そしてベッドの上で身体を起こすと、唇を尖らせて顔を寄せてきた。
        美里の身体に覆い被さるようにして、それでも体重が掛らないように配
        慮してくれて。

        そんな仕草がちょっぴり嬉しかった。
        この人の心の奥の優しさに触れた気がして、美里の砕けそうな精神に柔
        らかい勇気をもらえた。

        だからわたしも唇を尖らせていた。
        首の後ろを反らせて、あごを突き出すようにして。

        美里と一緒。小麦色に日焼けした太い眉毛の下の瞳がどんどん近付いて、
        わたしはそっと目を閉じていた。
        その瞬間だけでも、きらびやかなドレスを纏ったお姫様になりきって。
        王子様とのファーストキッスを待ちわびるように……






放課後の憂鬱  第1章 新しい仕事(2)


  
                                          


【第1章 (2)】



藍は「・・いきなり呼び捨て、感じ悪い・・」と思ったが「よろしくお願いします」と素直に返答した。
そうしているうちに所長が、仕事について話を切り出した。

「今日は早速CMの打ち合わせとテスト撮影をしてきてもらう。岸田、案内してくれ!」
「わかりました、じゃ、行こうか。」

岸田は藍の腕を掴み、藍は引っ張られるようにして連れて行かれた。出かけ際に所長が言った。

「今日のクライアントは大切なお客様だ。粗相のないように頼むぞ!」

少しおびえたような声で藍は「わかりました。」と返事をした。

藍に不安が再び訪れた。話を持ちかけてきたときの所長と、今の所長ではまるで別人のように思えたからだ。この岸田という男も恐い感じたった。
藍は岸田に、どこへ行くのかもわからぬまま車に乗せられていた。

少し走ったら車はあるビルの前で止まった。岸田が「さぁ、着いたぞ。」と藍に言った。

結構大きなビルだった。

「ここの会社のCMかなぁ?」
藍のイメージは、期待に膨らんでいった。が、それはすぐに打ち崩されることになる。

二人はビルの中に入り、受付に岸田がなにやら話すとすぐに別のフロアに通された。
そこには撮影の機材やセットが用意されていた。

「よく来てくれました。」

そのフロアで二人が待っていると、そういって白髪の男とすこし若めの長髪の男が現れた。

岸田が「どうもどうも、例のコ、連れて来ましたよ。」とへつらうように白髪の男に言った。

「思ったとおりだね。いい子だな。」と白髪の男が藍を舐めるように見ながら言った。

藍は悪い気はしなかったが、少しいやらしさを感じた。ただ「粗相のないように」と所長が言っていたのを思い出し笑顔を作った。

白髪の男が言った。
「藍ちゃんだったね。私がここの広報部長です。彼はカメラマンの吉田氏・・」

紹介をさえぎるように長髪の男が「カメラマンの吉田です。よろしく。」と藍に手を差し出した。
藍も「よろしくお願いします」と手を出すと、吉田は藍の手をぐいと引っ張って引き寄せようとした。

「きゃあ!」
藍は驚き、吉田の手を振り払ってしまった。

「こらこら、おふざけはまだ早いよ。ははは」と白髪の男が吉田をあしらった。

「ごめんね、藍ちゃん。この男はかわいい子を見ると、すぐにふざけてこうするんだ。吉田のせいで私の挨拶が遅れてしまったな。私は多田といいます。よろしく。」

藍は多田の言葉ですこし冷静を取り戻したが、まだ胸がどきどきしていた。

「よ、よろしくお願いします・・」藍は少し引きつった様子で返事をした。

「ではあっちで打ち合わせをしよう。みんな座って・・・」
多田は終始落ち着いた声で会議室のような部屋に皆を集めた。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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お願いします……美里を抱いてください

















(4)



        黒川信人の視点


        さらに3日が経過する。

        俺は、当たり前すぎる女子高生の行動に焦りを感じ始めていた。
        金持ちの令嬢らしからぬ徒歩での通学以外、これといって違和感を嗅ぎ
        取ることが出来なかったからだ。

        調べろというからには、なんらかの理由があるはずだ。
        窃盗、恐喝、不純異性行為、そんな大げさなものでなくても構わない。
        ちょっとボーイフレンドと手を繋いで歩く。
        そんな些細な行為からでも、決め手となる糸口は解れてくるものなんだ
        が……

        「ちっ、今日も空振りってか……さすがにマズイな……」

        彼女の自宅までおよそ200メートル。
        校門を出てから寄り道ひとつせずに黙々と歩き続ける姿に、俺は小声で
        愚痴っていた。

        そう、この時の俺はいつもの自分を見失っていたのかもしれない。
        あれだけの人気者の美少女が、たったひとりで毎日登下校している違和
        感に……
        そしてシロート丸出しの探偵ごっこは、ターゲットである少女によって
        幕を下ろされた。



        「やばい! 気付かれたか?」

        突然だった。同じペースで歩いていた彼女の足が不意に止まった。
        そのまま、キョロキョロと周囲を見回したかと思うと、10メートル後
        方の電柱柱を目指して後戻りを始めた。
        いや、彼女の視線は電柱など見てはいない。
        その陰に半身を隠しているこの俺に向けられていた。

        「いつから俺のことを?」

        「3日前から……です……」

        異性と話すのは気恥ずかしいのか、うつむき加減の彼女だったが、俺は
        それどころではなかった。

        3日前からだと?!
        だったら俺の尾行は初日からバレていたってことか? こんな小娘を相
        手に!

        俺の中で、元興信所勤めというプライドが音を立てて崩れていく。
        こんな猿でも出来そうな尾行をドジるとは、俺も焼きが回ったな。

        「いえ、違うんです。これには訳がって……」

        俺が落ち込んでいるのが顔にも表れているのか、彼女が慰めるように話
        しかけてきた。
        ますます俺のプライドは、深く深く沈んでいく。

        「わたし、あなたのことを知っているんです。あ、いえ……名前とかじ
        ゃなくて、その河添課長と一緒にいるところを……」

        「おい?! 今なんて?」

        俺は思わず声を荒げていた。
        慰め役だった少女が、首をすくめて口に手を当てる。

        「いや、驚かせてすまない。でも教えてくれないか? キミがどうして
        俺たちのことを?
        あっ、申し遅れてすまない。俺の名前は黒川っていうんだ」

        俺は自分の名前と、自分の携帯番号だけが刷り込まれた名刺を手渡した。

        「……黒川……信人さん?」

        彼女は名刺に記された名前と俺の顔を交互に見比べてから、その名刺を
        胸ポケットにしまった。

        情けないが、探偵がターゲットから情報をもらうことになるとは。
        だが、こうなった以上覚悟を決めて聞き出してやる。

        「それで、さっきの件なんだけど?」

        「ごめんなさい。ここではちょっと……」

        「それだったら……えーっと。あっ、そうだ。喫茶店ならいいかな?
        ジュースでもパフェでも、なんでも好きなモノをご馳走するよ」

        「いえ、わたし……そういうつもりでは……」

        俺の誘いに下心が見え見えだったのか、気まずそうに彼女が俯いた。
        だろうな。良家のお嬢様が、見ず知らずの中年男と喫茶店なんて。
        やはり、今の俺はどうかしている。

        ここは一度、撤収した方が……? ダメ元で日を改めて……?
        それでも、下手をしたら……いや、確実にチェックメイトだろうな。
        河添課長から勝ち得た信頼も、小さいながらも必死の思いで立ち上げた
        俺の会社の命運も……

        俺の理性が白旗を振る。
        ペラペラと軽い言葉で墓穴を掘る自分が情けない。

        「あははは……そう、だよね。こんな時間に喫茶店に行ったりしたら、
        ご両親が心配するよね。だけど、話だけでも聞かせてくれないかな? 
        明日、校門の近くで目立たないように待っているから。ね、頼むよ」

        俺は両手を合わせてお願いした。

        「……」

        彼女は黙って俯いたままだった。

        「うーん、だめか……」

        諦めきれずにオレンジ色の空を仰ぎ見る。
        そして、彼女の返事も待たずに背を向けていた。

        元から色よい返事など期待していない。
        そうだ。会うか会わないかは、彼女に任せよう。
        もしかしたら……有り得ないかもしれないが明日彼女と校門で……

        辿って来た道を後戻りするように歩き始めた。
        背中の少女も、自分の家へと向かう姿を想像して。

        「ま、待ってください。黒川さん……でしたよね? お話が……」

        不意に掛けられた彼女の声に足が止まった。

        「あ、あの……聞いて……くれますか?」

        俺は無邪気な子供のように頬を緩めて振り返っていた。
        そのまま、俺の身体は金縛りにでも合ったように固まった。

        思いつめたように唇をきゅっと噛んだ彼女の表情に。
        全身からオーラのようにみなぎる、恥じらいと凛とした決意が同居する
        のを感じて。
        そして、俺と彼女だけの時間が止まった。

        「お、お願いします……わたしを……み、美里を抱いてください。美里
        とその……セ、セックスしてください!」

        直立不動のまま、自分の耳を疑った。

        「はあ?! 今……なんて……?」

        「ですから、わたしとセックスしてください。どうか、なにも仰らずに
        ……」

        オレンジ色に染まる世界の中に、華奢な少女の身体がシルエットのよう
        に浮かび上がる。
        話し終えてもなお震えている桜色の唇。
        純水のような透明な涙を湛えた縦長の瞳。

        それにもまして、羞恥色に満たされた少女の無垢な肌に、俺は目眩を感
        じた。
        胸の奥が掻きむしりたいほどに焼け爛れて、俺は……黒川信人は?!

        頷いていた。
        無言のまま、油の切れたロボットのように、カクカクとした動きで首を
        下に落としていた。

        『なにも仰るな』というより、声帯が働くのを放棄している。
        いや声帯だけではない。彼女の放つオーラに魅せられた身体の機能が、
        すべてダウンしたように動かない。

        セックス?! こんな天使のような少女がこの俺と?! それも自分か
        ら?!
        いつ? どこで? ホテルはあそこが……?

        それなのに俺の中の男だけは、本能で活動を開始している。
        少女の言葉の意味をほとんど理解しないまま、マグマのように蓄積した
        性欲を満たそうとして、ムクムクと頭をもたげてくる。

        「本当にいいんだな? この俺とで」

        「は、はい。黒川さんとなら美里は……」

        再び時間が動き始めて、俺は彼女の手を引いて歩いていた。
        学校帰りの制服に身を包んだ少女が俺の元から逃げないように、手首を
        ちぎれるほど握り締めてホテルへ向かった。



        おっ、そろそろお出ましのようだな。回想もここまでだ。

        俺はバスルームからの微かな気配を感じ取り、逸る鼓動をなだめるよう
        に両目を閉じていた。
        そして、数分。
        おぼつかない足取りで少女が近付いてくる。
        喉仏がごくりと生唾を飲み込むのを、無意識に俺は聞いた。






ありさ ブルースネイク  第14話


  
                                          


第14話



        瞳を閉じると瞼に浮かぶのは雅治の優しい笑顔だった。

        (雅治・・・あたし、もうダメだよ。あなたの元にはもう戻れそうもな
        いよ・・・身も心ももうボロボロ・・・)

        ありさの目頭から涙が伝った。


        その頃、雅治はありさの携帯に何度も通話を試みていた。しかし留守電
        のメッセージが繰り返されるばかりであった。
        当然マンションへも何度も電話してみたが一向に出なかった。

        雅治は取りあえず、ありさが住むマンションに向かった。
        だが部屋の灯りが消えており帰った形跡がまったく無かった。

        (これはおかしい・・・ありさの身にきっと何かあったに違いない。
        すぐに手を打たないと・・・)

        雅治はすぐに最寄りの警察署に出向き事情を話した。
        最初は若い刑事が1人で対応していたが、途中から貫禄のある年配の刑
        事が加わった。

        「警部の山元です。もう少し詳しくお話しいただけませんか」

        警察はこの事件をかなり重要視しているようであった。
        雅治は包み隠さず事の次第を一部始終伝えた。
        その間、刑事は真剣な眼差しで雅治の話に耳を傾けていた。

        「事情はよく分かりました。ありささんは彼らに拘束されている可能性
        が高いですね。実は彼ら暴走族『ブルースネイク』は、暴走族がらみの
        事件だけにとどまらず、数多くの刑事事件を起こしているのです」

        「それはどのような?」
        「婦女集団暴行事件です・・・」
        「え、本当ですか!?」
        「はい・・・ただちにありささん救出に向かいます」

        警部は雅治の気持ちを察してか、あるいは警察ではあまり使用しない言
        葉なのか『強姦』という言葉の使用は避けた。
        婦女暴行とは女性に対して性行為など淫らな行為を強制し力で相手を抑
        圧する行為のことを指し、強姦と比べるとはるかに広い意味を表す。ま
        た、婦女暴行は強姦や強制わいせつを置き換える言葉であり、新聞等の
        報道で用いられるのもほとんどこちらである。

        雅治はありさから彼らのアジトを聞いていたので、その所在地をすぐに
        警察に伝えた。
        早速多くのパトカーが現場に急行した。


        パトカーの後部座席で腕を組む山元警部は悩んでいた。
        もしかしたら証拠が乏しく警察として大失態を演じるかも知れない。
        だが、雅治には話さなかったが、山元警部の脳裏には『ありさという女
        性は間違いなく彼らに監禁されている。しかもレイプまでも・・・』と
        いう確信があった。
        それは雅治が持参したありさの写真を見て、一層確信を深めたものであ
        った。
        警部が過去幾多の刑事事件を担当してきて、レイプされた女性は偶然に
        も美女が多かったのだ。

        (思いたくはないが、ありささんもおそらく彼らの魔の手に・・・)

        被害者の共通項が『美女ばかり』などとは、警察が発表できる事項では
        なかったし、調書にそのような記述すらできなかったのだ。
        しかし、そんな事実は担当警部の記憶には深く刻みこまれていたのであ
        った。


        皮肉にも山元警部の勘は当たっていた。
        踏み込んだ彼らのアジトから、ボロ布のようになったありさが見つけ出
        された。
        ありさはすぐに病院に運ばれ手当てを受けた。
        全身を丹念に検査された結果、膣内や肛門等数個所に裂傷が見つかった。
        また複数の男性の精液が検出されたが、幸いにも妊娠していないことは
        のちに判明する。
        雅治は病院の待合室で、検査が終わるのをじっと待っていた。









この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
画像(ありさ嬢)も 、Shyrock様のご好意によりお預かりしたものです。
  尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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尾行ターゲットは、副社長の娘

















(3)



        黒川信人の視点


        俺はクッションの効きすぎたベッドに寝転んで、天井を見上げていた。
        5分……10分……20分……30分……
        要するに、あの娘がバスルームに消えてから、ずーっとってことだ。

        初めのうちは、壁一面を覆う窓ガラスからの夜景に見とれていたが、い
        つのまにか興味が消え失せていた。
        それは内装に関しても同じだった。
        向かい合うように配置された、高級感漂うひとり掛けソファー。
        シックな黒を基調とした木目が美しいキャビネット。
        裸足で歩くことまで想定しているのか、肌触りが心地よい絨毯まで。
        俺の中での感動は、そう長続きはしなかった。

        河添課長が手懐けている岡本という女も、このホテルで抱いたと聞いた
        から利用してみたが……
        俺のような零細企業の社長には、分不相応ってやつかもしれない。

        「それにしても、あの娘……本気で俺に抱かれるつもりか?」

        このベッドに横になってから、この言葉を何回口走っただろう?
        同時に、濃紺のブレザーに身を包んだ少女の姿が、思い返されてくる。

        『お、お願いします……わたしを……み、美里を抱いてください。
        美里とその……セ、セックスしてください!』

        熟れたリンゴのように頬を赤く染めて、薄い唇をわなわなと震わせなが
        らも、はっきりとした口調で少女は言った。
        夕暮れ時の人通りの途切れた道端で、俺はその気迫に押されるように頷
        いていた。
        いや、可憐な少女の大胆な告白に、俺の男が突き動かされていた。
        そうに違いない。

        ふっ、まさかこの俺が……?
        元、興信所あがりのこの俺が……?

        謎が謎を呼び、それが脳ミソを溶かすように渦を巻いている。
        俺はその渦から這い上がる糸口を探ろうと、これまでの経緯を思い返し
        ていた。



        それは1週間ほど前のこと……

        「黒川、この娘を頼む」

        俺は上司である河添課長から1枚の写真を手渡され、簡単な指示を受け
        た。
        頼むとは、要するに写真の娘を尾行し、素行を調査しろということだ。

        「ですが、この娘さんは副社長の……?」

        そこまで口にして、俺は声を消した。
        おそらくだが、この人は写真の彼女を利用して、自分を陥れた副社長に
        復讐しようとしている。
        そのために彼女の身体を奪って……

        「それでいつ頃までに?」

        俺は顔を引き締めると、会話を元に戻した。

        「なるべく早く頼む。なーに、その間のお前の業務は気にしなくても大
        丈夫だ。俺がお前の分まで面倒を見てやる。
        帰ってきたら、仕事が倍増しているかもしれんがな」

        そう言うと、課長は白い歯を見せて豪快に笑った。
        日焼けした現場主義の肌に、輝くような前歯のコントラストがいかにも
        この人らしい。
        そう思った俺も、つられるように笑い声をあげた。

        この上司と出会って、まだ3カ月余り。
        だが、この人になら自分の人生を賭けても構わない。
        ここ最近の俺は、そう思い始めていた。

        そして、その日から俺の特命業務が開始されることになる。

        篠塚美里(しのづか みさと)
        私立宮下学園に在籍、現在2年生。学業成績は平均値よりやや良。
        クラブ活動は陸上部に所属。
        主に中距離走を得意とし、インターハイでも上位の成績を残す。
        性格は勝気な面があるものの、誰とでも分け隔てなく付き合えることか
        ら慕う者多数。

        「要は勉強もそこそこ出来て、運動神経抜群。おまけにクラスでも、ク
        ラブでも人気者ってやつか」

        調査を始めて2日。
        俺は宮下学園の裏門脇に待機しながら、ターゲットの基礎情報を読み返
        していた。
        そのうえで、写真の中の彼女とイメージを重ね合わせていく。

        陸上に打ち込んでいるせいか、首筋をすっきりとさせたショートカット
        の髪型。
        健康的な小麦色の肌をした面長な顔立ち。
        勝気な性格を表す、やや縦長の意志の強そうな瞳。
        薄いながらもぷっくりと膨らんだ、穢れを知らない桜色の唇。

        「天は全ての者を平等に……って、わけではなさそうだな」

        初めてこの写真の少女を目にした時からそうだった。
        三十路に差し掛かったこの俺が、こんな乳臭い少女に惹かれるなど……

        有り得ない!
        そう、有ってはならないはずだったが、胸の中がざわつくのを抑えられ
        なかった。
        はるか昔に感じた淡い恋心を思い出させる、そんな美少女だった。

        だがな、ここからは真剣勝負のビジネスだ。
        元興信所勤めの俺が、ターゲットにほだされてどうする?
        それに、この娘の父親は『篠塚 唯郎』
        この国の金融界をリードする、時田グループ副社長の娘さんだ。
        課長と副社長の関係なら、俺も耳にしている。
        それだけに、今回ばかりは、相当性根を入れて努めないとヤバいかもし
        れん。
        俺も、命じた河添課長も……

        「おっ、出てきやがった」

        夕暮れ時の校門から姿を現したターゲットに、俺は身体を起こすと尾行
        を開始する。
        迫る暗闇と同化させるようにして。






放課後の憂鬱  第1章 新しい仕事(1)



  
                                          


【第1章 (1)】



次の日、藍は朝からの仕事のため、学校を休まなければならなかった。
昨日の楽しかった放課後のことを考えると、後ろ髪を引かれる思いだった。
しかし、幼い頃から楽しいことを抑えてでも仕事をしなければいけない習性が身に付いていたためか、気持ちの切り替えも人一倍早いようだ。
藍自身、そんな性格が自慢でもあり、一方では悲しかった。

藍は先日、所属事務所を変えたばかりだ。
新しく所属することになった事務所の所長自らが、藍に目をつけ話を持ちかけてきたのだ。藍は悪い気がしなかった。
まず第一に、条件が良かった。やはり言葉は悪いが、目の前に餌をちらつかされると弱い。

しかしそれよりも、今までいた事務所に妹の「秋」が入ってきたことが本当の理由だった。
藍は姉でありながら、秋に対して対抗意識を燃やし続けてきた。

芸能界で脚光を浴び、秋とは違う世界で生きていることで、秋に対して優位に立っているつもりだった。
ところが、秋がスカウトされ自分と同じ世界に入ってきてしまった。しかもよりによって、同じ事務所に籍をおいた。

藍にとってかなりショックな出来事だった。
そして家と同じように、秋がちやほやされているのを見ていられなかった。どうしても妹の方をかわいがるのは、親も、仕事場も一緒だった。

そこにこの話がきたので、藍は迷うことなく飛びついた。

「あそこの仕事はハードだよ、悪いことは言わない。断りなさい。」
元の事務所の所長が藍を説得した。
しかし藍には、自分を利用して金儲けをしようとしている嫌な大人にしか見えなかった。

「今までのようにわがままの通用する仕事はこないよ。絶対に後悔するから・・」

その言葉に藍は反発するように「後悔するかどうかは私が決めることです!」と言い切り、前の事務所を後にした。

新しい事務所になってから、今日が初仕事だった。
「ハードな仕事」と聞かされていたため少し不安だったが、勝気な性格はその不安をかき消していた。

「・・わがままなんて言った覚えないよ。でもハードな仕事って、どんなんだろ・・」

そういえば前の事務所では、写真集でも水着になることなんてなかった。

「水着になんなきゃいけないのかなぁ・・」
藍は少し抵抗があったが、そのくらい割り切ろうと決心し事務所に向かっていた。

*---

「・・おはようございます。」
藍は少し小さな声で挨拶し事務所のドアをくぐった。

「お、来たな! おはよう。」

豪快な感じの大男が立っていた。
その奥の大きな椅子には、藍に話を持ちかけてきた所長が横柄な態度で座っていた。

「俺が藍のマネージャーの岸田だ! よろしくな!」
大男はそう挨拶した。






※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




目次へ    第1章(2)へ

シャワーを浴び続ける理由

















(2)



        篠塚美里の視点


        「後悔なんてしてない。うん……美里は……決めたんだから」

        わたしはシャワーを浴びながら呟いた。
        熱めにセットしたお湯を全開にして、頭のてっぺんから滝のように流れ
        落とさせたまま、同じセリフを何度も何度も繰り返していた。

        口を開けるたびに、肌を伝うお湯が流れ込んでくる。
        天井を見上げるように首を反らせて、そのたびにむせ返した。
        肺の中にまでお湯を侵入させて、激しくせき込みながらも、同じポーズ
        でシャワーを浴び続ける。

        バスルームが真っ白な霧に覆われても、まだダメなの。
        美里の身体から、世間知らずな女の子の匂いを消し去られるまで。
        振り子のように揺れ動く美里の決心が、固定されるまで。

        ふふっ。わたしったら、シャワーを浴び続ける理由を探しているだけじ
        ゃないのかな?
        たぶん解決しない難問を無理に作り出して。
        あの人が、首を長ーくして待っているかもしれないのに……

        「でも……ちょっと上せてきたかも。早く身体を洗って出ようかな?」

        気まぐれな振り子が大きく傾くのを待って、わたしは呟いた。
        頭に刻み込まれたセリフじゃない言葉を、このバスルームに入って初め
        て口にした。

        そして、ボディーソープが滴りそうなタオルで身体中を擦り上げていく。
        両腕も両足も背中も、最近、急に大きくなったおっぱいだって、キュッ
        と引き締まったお腹も……

        特にアソコの部分は念入りに。
        普段はそこまで丁寧に洗わないのに、石鹸でヌルヌルの指を使って割れ
        目のヒダの奥の奥まで。
        そうよ。ちょっと怖いけど、膣の入り口から指先だけ突っ込んでクルク
        ルって洗うの。

        「ここも、きれいにしないと……」

        最後に美里の指が向かった処。
        それは割れ目の先端からピンク色の頭を覗かせている、ちっちゃなお豆。
        クリトリス。

        ちょっと触れただけでも痛痒いような電気が走っちゃう、美里のとって
        も感じる処。
        でもこの部分はよく洗わないといけないって、雑誌とかにも書いてあっ
        たし、わたしもそう思ってる。
        だからいつも、勉強のこととかテストの成績とか、暗~くなりそうなテ
        ーマを思い浮かべては、指先をくちゅくちゅ動かすの。
        そうすれば、変な気分にならないで済むでしょ。

        だけど今夜は……

        「……んんっ……はあぁ……ダメ……なのに」

        思わず甘い声を漏らしちゃった。
        人差し指と親指がクリトリスに触れているから、いつものように想像し
        てあげたのに。
        美里、どうしちゃったの?
        勉強のこともテストのことも思い浮かぶ前に消えちゃうよ。

        代わりに映しだされるのは、筋肉を盛り上がらせた男の人の裸体。
        モザイクに包まれているけど、反りかえって凶器みたいにそそり立つ男
        の人のシンボル。
        その男性がこのシャワールームのように、その姿をおぼろげなシルエッ
        トにして美里を抱きしめてくる。
        おっぱいを揉まれて、アソコを弄られて、とっても気持ちよくさせられ
        る。
        硬いモノが大切な処に触れて、割れ目の中に吸い込まれていって……

        「ああっ……は、はあぁ……指が勝手に……」

        わたしは石鹸に塗れた指で、クリトリスをくちゅくちゅしていた。
        もう、ここを洗っていたことなんて忘れかけている。
        ひとりエッチしている時のように、硬くなってる突起を指で転がして、
        エッチな気分に浸らせようとしている。

        美里の心を……?
        なぜ? どうしてこんな所で?

        わからないよ、そんなこと。
        なんとなく、わかるような気がするけど、でもこれ以上考えると自分自
        身が惨めになっちゃうかも。

        「ふあぁっ、はあぁっ……だめよ美里。これ以上は……」

        わたしはクリトリスを弄り続ける指たちを、なんとか引き剥がした。
        オナニーという形で現実逃避しようとする、気弱な美里をメッってして
        あげた。

        「ホントにホント。上せちゃうかも」

        火照った身体をごまかすように、シャワーの温度を下げる。
        真水に近い冷水で一気に身体を冷ますと、そのままバスルームを後にす
        る。

        そして洗面台の上に、乱雑に放置された衣類の塊を見つめた。
        今日一日、学校という場所で身に着けていた制服に目を落としていた。

        「どうしようかな? パンツだけでも穿こうかな?」

        頭に浮かんだものをそのまま口にして、蓋をするように覆いかぶさるチ
        ェック柄のスカートを取り除いてみる。
        小さなイチゴがプリントされた薄い布を掴もうとして、その手を止めた。

        「やっぱりパンツなしの方がいいかな。穿いたって、どうせすぐに脱が
        ないといけないから」

        自虐に満ちた笑みが浮かんだ。
        わたしはその気持ちが萎えないうちに、素肌の上からバスタオルだけを
        巻き付けた。

        高鳴る心臓をなだめるように深呼吸を繰り返す。
        急速冷凍されたように強張る顔の表情筋を解きほぐして、ドアのロック
        を外した。

        「後悔なんてしてない。うん……美里は……決めたんだから」

        わたしは、あの人が待つ部屋に足を踏み入れていた。






性奴隷~白い快楽  第12話


  
                                          


第12話



        亀山の股間の奥からは、藍子が悶え狂う様子が映し出されていた。
        顔をシーツに沈め、眉間にしわを寄せ、大きく開いた口からは唾液が滴
        っていた。
        相川の興奮を再び目覚めさせたのがこの情景だった。

        そして背後にいる相川の存在も、亀山の興奮を高ぶらせていた。
        相川が成し遂げることができなかった性器への挿入が、亀山を優越感に
        浸らせていた。
        まさにこの心理は、権力に勝る雄の本能そのものだった。
        亀山の腰の動きは、弱者を嘲笑うかのごとく激しさを増していった。

        「それっ! それっ! それっ! ほりゃっ!……」
        「あぁぁ! あぁぁ! あぁぁ! あふぅぅ!……」

        挿入の拍子も、深浅と速度が不規則に変化していた。


        この挿入形態に、藍子もまた絶頂へと導かれようとしていた。
        延々と継続される不規則な前後運動に、理性よりもいち早く子宮が反応
        していた。
        そして微かに目を開くと、股間の後方で自慰をしている相川の姿が目に
        入った。


        「あぁぁぁ~~~、ゃ、やだわ~~~、、相川さん、、み、見ちゃだめ~
        ~~」(藍子)
        「はぁ、、はぁ、、せ、先生、、俺、なんか、なんか興奮してきた、、」
        (相川)
        「相川君、見えるかっ! ぐひひひ~~~、、いい眺めだろ~~~、、そ
        れっ!」(亀山)
        「あぁぁぁ~~~、そ、そんなの… そんなのだめ~~~、あぁぁぁ~
        ~~」(藍子)
        「せ、先生、、気持ちいいですか~? 先生、俺、興奮してます、、先生、、」
        (相川)
        「それっ! それっ! それっ! ほりゃっ! ほぉ~~~、気持ちい
        い!」(亀山)
        「はぁぁぁ~~~、だめ、、も、もう、、あぁぁぁ~~~」(藍子)
        「せ、先生、凄いです、、せ、先生、凄いです! はぁ、、はぁ、、はぁ、、」
        (相川)
        「それっ、、あふぅ、、うぅぅぅ、、そりゃ、、うぅぅぅ~~~」(亀山)
        「あぁぁぁ~~~、、も、もう、あぁ、、あぁぁぁ~~~」(藍子)
        「うぅぅぅ、、あふぅ、、俺、俺、うぅぅぅ……、、あああ、、」(相川)
        「おぉぉぉ~~~、あふっ、、で、出そうだ、、あふっ……」(亀山)

        3人共、ほぼ同時に限界を迎えていた。
        藍子は顔を紅潮させ、相川の男根は鋭く反り返っていた。
        そして女陰に突進している亀山の肉棒からは、濃厚な液体が滴っていた。
        その液体は蜜壷に挿入されているため確認することが不可能だが、明ら
        かに精液の一部に他ならなかった。

        「だ、だめ、、もう、もう、だめだゎ~~~、い、逝きそう~~~、あぁ
        ぁぁ~~~、逝くぅ~~~~~」(藍子)
        「せ、先生、、俺も、俺も、俺も出る、、出る、、出る、、あぁぁぁ、、、出
        るぅ~~~~~」(相川)
        「そりゃ、、い、いくぞっ! いくぞっ! うぐぐ、、それっ! うわゎ
        ~~~~~、、うぅぅぅ~~~~~」(亀山)

        その瞬間、藍子の意識は遠ざかり、目の前が真っ白になった。
        そして相川の肉棒からは精子が散布され、亀山の精液は、藍子の肉体の
        最深部で散乱した。





        ――1年後――

        仙台市郊外にある総合結婚式場「グランデール宮城」で今日も新たな幸
        福が2つ誕生した。
        新緑が芽生える5月上旬、爽やかな晴天の下、とても清々しい2組のカ
        ップルだった。
        純白のウェディングドレスと可憐なブーケに彩られた花嫁は、まさに天
        使そのものだった。

        「ご苦労様!」

        午後9時過ぎに、藍子は専属サロンの控え室に戻った。

        「あっ、先生、お疲れ様でした」
        「先生、疲れた~、もう動けません」

        2名のスタッフは微笑みながら答えた。

        「今日も2本(2つの披露宴)無事こなせてほっとしたわ。あなた達の
        お陰よ!」

        藍子はテーブルの上の紙コップに、ペットボトルのお茶を入れながらス
        タッフを称えた。

        「でも先生……、披露宴2本を3人でこなすのは大変です。もう少しス
        タッフを増やしてほしいです」
        「私も賛成です!」

        「はいはい、でももう少し我慢して。お店だってスタッフが不足してる
        んだから……」
        「は~い、わかりました」

        現在ヘアーサロン・モダには、店長、マネージャの他、8名のスタッフ
        が在籍し、内2名のスタッフが婚礼を担当していた。
        この婚礼を担当する2名のスタッフは、開業当初から働いていたスタッ
        フだった。
 
        昨年の秋に、大成ホテル系列の結婚式場「グランデール宮城」の専属サ
        ロンとして活動を始めてからは、モダの経営状況も順風満帆だった。
        店長やマネージャ、スタッフの人件費と、材料費、光熱費などの営業経
        費、その他交際費などを差し引いても、純利益が数百万円を超える月も
        少なくなかった。
        そして何よりも藍子の私生活を豊にしたのは、亀山からの援助だった。
        藍子は、少なくても月に2~3度は亀山と身体を重ね、時には相川も同
        席していた。
        そしてその都度亀山から現金が手渡され、その額が100万円に達する
        月もあった。

        「そろそろ帰りましょうか? 今日はお疲れ様でした」
        「はい、先生お疲れ様でした」

        2名のスタッフと共に、藍子は裏の駐車場に向かった。

        「じゃあ、気を付けてね!」
        「先生、おやすみなさい!」

        藍子は、愛車のベンツに乗り込んだ。
        この車は、3ヶ月ほど前に現金で購入した。
        真っ白のボディと黒の本皮シートが、絶妙に調和していた。

        愛車を走らせ約15分ほどで仙台市中心部にある高級マンションに着い
        た。
        駐車場に愛車を止め、エレベーターで10階に昇り、部屋のドアの前で
        立ち止まった。

        藍子にとって、この瞬間がたまらなく辛かった。



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  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
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ありさ ブルースネイク  第13話


  
                                          


第13話



        ありさは絶叫した。
        サムの肉杭が未開の地に打ち込まれていく。
        菊門が張り裂けそうなくらいパンパンに腫れ上がっている。

        「無事開通したようだな~。さてと、じゃあ、オレも再開と行くか」

        生まれて初めてアナルへの挿入を許し、その痛みに顔を歪ませるありさ
        を、動きを止めてじっと見つめていたサブローが、おもむろに腰の律動
        を再開させた。
        下からサブローに突き上げられ、後方からサムに攻められ、痛みとおぞ
        ましさにありさは気も狂わんばかりにもがき泣き叫んだ。
        2穴攻めが初体験のありさにとっては、まさに生き地獄にも思えた。
        2人の男たちは呼応しながら延々と2穴攻めは続いた。

        上下からサンドイッチにされ激しく責められ泣き叫ぶありさを、リーダ
        ーはニヤニヤとほくそ笑みながらビデオを撮影している。
        後程明らかになったことだが、実はリーダーは不能者であった。
        しかしながら、時折、規則に反した女性隊員を複数でレイプし、その場
        面をつぶさに撮影したあと、裏ビデオとしてこっそりと暴力団に売り捌
        き、チームの資金源としていた。


        延々と続いた2穴攻めから解放されたありさは全裸のまま、綿のように
        ぐったりと横たわっていた。
        そのありさに対して、リーダーは吐き捨てるように宣告した。

        「やっと4人か。まだまだ休憩はできねえぜ。おまえは人気者だからな
        ~。おまえを抱きたい野郎どもがまだワンサカ順番を待っているぜ。は
        ははははは~!せいぜいがんばってくれよ~。野郎どもとの一戦が一回
        り終わったらちょっこら休ませてやるぜ。メシも出してやっからな。腹
        が減っては戦ができねえって言うしな~。はははははは~!そうそう、
        次の野郎はちょっとアブノーマルな野郎で浣腸マニアなんだ。尻を突き
        出してたっぷりと可愛がってもらいな。だがトイレには行かせねえぜ。
        スキを見て逃げられると困るからな。隅に便器を用意しておいたからそ
        れを使いな。ただし、衝立は無いから用便中覗かれるかも知れねえけど
        よ~。がはははははは~~~!!」

        ありさは憎々しそうな表情でリーダーを睨みつけた。

        「リーダー・・・あんた言ったね。8時間耐えたらあたしを解放してく
        れるって・・・?約束は守ってくれるんだろうね・・・?」

        「うん・・・?それがなぁ・・・そうは行かなくなってしまったんだよ。
        おまえと交わった野郎どもがさぁ、1回だけじゃなくって、もう数回ヤ
        リたいって言って聞かないんだよ。だから、まあ当分は帰してやるわけ
        には行かないなぁ。まあ、悪く思わないでくれ。ありさ、美人なうえに
        名器と来りゃ仕方ねえよな~。まぁ、恨むならてめえを器量を恨むんだ
        なあ。がっはっはっは~~~~~!!」

        「そ、そんなぁ・・・8時間我慢したら帰してやるって言ったじゃない
        か・・・今更・・・汚い野郎がぁ・・・」

        ありさは僅かに託していた一縷の望みを断ち切られ、ただ愕然とするば
        かりであった。
        耐え難い辱めであっても、ぐっと歯を食い縛って耐え忍べば助かるもの
        と信じていたありさであったが、リーダーの冷酷な言葉に、身体中の力
        が抜けてしまい抗う気力も失せてしまった。









この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
画像(ありさ嬢)も 、Shyrock様のご好意によりお預かりしたものです。
  尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
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ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




目次へ    第14話へ

戻れない……あの日……

















【見果てぬ夢  あらすじ】
  


        典子の見果てぬ夢。
        それは亡き夫と共に築いてきた、かけがえのない想いを守り、そして実
        現するため。
        拓也の見果てぬ夢。
        それは誇り高き自分を傷つけた者たちへの復讐。己のプライドを満足さ
        せるための野望。

        そのために、男は女の身体を踏み台に夢を掴もうとする。
        女は、その成熟した身体を差し出す見返りに、男の野望に微かな期待を
        寄せる。

        半年前に愛する夫を亡くした岡本典子(おかもと のりこ)は、絶望と
        悲しみに追い立てられるようにして懸命に生きてきた。
        夫と共に苦労して開業した店を守るため。
        夫と共に愛した街並みを再開発の嵐から守るため。

        99パーセント勝ち目のない戦いに挑むように、朝と夜の区別もなく働
        き続けて、やがてその気力さえ失いかけたとき、典子はひとりの男と出
        会う。
        その男は、河添拓也(かわぞえ たくや)
        典子が高校時代に、初めての身体を捧げた元恋人であった。

        拓也もまた、勤務する会社内での理不尽な派閥争いに巻き込まれて左遷。
        行き場を失い、傷ついた心を引きずったまま彷徨っていたのだった。

        そして再開まもなくして、典子は拓也に抱かれた。

        『俺の男を満足させてみろ。典子、お前の身体でな。
        ふふっ、そうだ。俺の命じるままに痴態を演じれば、お前の夢を叶えて
        やってもいいぞ』

        その後も、成熟した肢体を拓也のアブノーマルな要求に応えさせて、様々
        な痴態を演じる典子。
        だが、彼女の心の中には愛する夫の面影が生き続けていた。

        『どんなに身体を弄ばれても、心だけは穢されない』

        『だったら典子。お前のその身体、もっと利用してやろうじゃないか。
        この俺様のために』

        互いの心が開かれないまま、男と女は絡み合っていく。
        それぞれの『見果てぬ夢』実現のため。

        そして今、典子と拓也。
        このふたりの男女をなぞるように、新たな男と女がもがき苦しみながら
        報われない愛を追い求めていく。
        おぼろげでしかない、夢を掴み取ろうとして……







(1)



        篠塚美里の視点


        1年前のある日……

        「ここも再開発されちゃうのかな?」

        わたしは歩きながら、黒目がちの瞳を左右に走らせた。
        昭和の面影を色濃く残した街並み。
        車がすれ違うのがやっとの細い路地。
        その至る所で目に付くのが、街の再開発に反対するおびただしい看板の
        群れ。

        合板を真っ二つに切り裂いた感のある立て看板には、『再開発反対』と書
        き殴られたような文字が。
        また、威勢のいい声で呼び込みをする魚屋さんの入り口にも『時田の横
        暴を許すな』って。

        そうだよね。この街が変わっちゃうのは美里も反対かも。
        わたしのお父さんは、その時田グループで働いているけど、そんなの関
        係ない。
        鉄筋コンクリートのビルばかりが並んだ街なんて、息が詰まっちゃうも
        の。
        このお空だって……

        わたしはオレンジ色に染まる空を見上げた。
        明日も天気かな?
        お天気だったら、思いっきり走ろうっと。嫌なことをなんか全部忘れて。
        美里は走ることが大好きだから。

        グーぅぅっっ!

        やだな。お空を見てたらお腹が空いてきちゃった。
        こういうときは、迷わずに『ベーカリーショップ 岡本』だよね。
        あそこのあんぱんは絶品だし、それに典子お姉ちゃんも旦那様の博幸さ
        んも、とってもいい人だから。

        「おや、美里ちゃん。今、学校の帰り?」

        美里が買い食いしようとしているのが、バレちゃったのかな?
        お店の引き戸を開ける前に、博幸さんが顔を覗かせた。

        「あのぉ~、あんぱん……まだ、ありますぅ?」

        学校帰りって言葉が胸に刺さったけど、そんなことくらいで成長期の食
        欲は抑えられないの。
        わたしは博幸さんを見上げて、横目にお店の中も覗き込んでいた。

        「う~ん、せっかく寄ってくれたのに申し訳ない。あんぱんは、ついさ
        っき売り切れちゃって。ごめんね、美里ちゃん」

        「え~っ! あんぱん、売り切れちゃったんですかぁ。残念だなぁ」

        顔の前で両手を合わせる博幸さんに、お腹のムシも残念がっている。
        ググーって。

        「でもせっかく来てくれたんだし、美里ちゃん。さ、中へどうぞ」

        そんな美里に深く同情してくれたのか、博幸さんが引き戸を大きく開け
        てわたしを迎え入れてくれた。

        「おじゃましま~す。クンクン……いい香り♪」

        焼き立てのパンの香りに、わたしは鼻を上向かせた。
        美里の肌と一緒、小麦色をしたパンくんたちが、わたしを出迎えてくれ
        ている。

        「あら、美里ちゃん。お帰り」

        「ただいま、典子お姉ちゃん」

        お客さんを知らせるベルが鳴ったからかな?
        水色のエプロンをした典子お姉ちゃんが、顔を覗かせてくれた。

        「典子。美里ちゃんが来てくれたんだけど、もう、あんぱんは残ってな
        いよね?」

        「ええ、さっきのお客様で完売。あっ! ちょっと待っててね。確か試
        作品が……」

        典子お姉ちゃんはポンと手を打つと、また店の奥に消えた。
        ちょっと、そそっかしいところがあるけど、美里は典子お姉ちゃんがだ
        ーい好き。
        美人でスタイルが良くて、それなのに、とっても気さくで優しくて。

        お母さんのいない美里に、お母さんのように接してくれて。
        1人っ子の美里に、本当のお姉さんのように寄り添ってくれて、いろん
        な相談に乗ってくれて。

        血は繋がっていないのに、家族のよう。
        ううん、絶対に家族だよ。一緒に暮らしていなくたって。

        「美里ちゃん、このあんぱんを試食してくれないかな?」

        「えっ、いいの? わぁ、おいしそう♪」

        典子お姉ちゃんが持ってきてくれた試作品のあんぱんは、表面が艶々と
        輝いていて、とってもいい香りがした。

        「いただきま~す♪」

        パクっ……ムシャ、ムシャ……

        「どう? 美里ちゃん。おいしい?」

        典子お姉ちゃんが、お茶を差し出してくれた。
        その様子を博幸さんが、目を細めて眺めている。

        「ごく、ごく、ごく……ふぁぁ、こんなあんぱんを食べたの初めて。最
        高です♪ 美里お姉ちゃん、もう一個お代わり!」

        「あらあら、美里ちゃんは食いしん坊ね。でも、そう言ってもらえると
        嬉しいな。ね、博幸」

        「ああ、そうだな典子。美里ちゃんのお墨付きももらえたし、早速商品
        化決定だな。はははは……」

        「もう、博幸ったら、気が早いんだから。それに気が早いといえば、そ
        うだ。ちょっと美里ちゃん、これを見てくれる?」

        典子お姉ちゃんが、大き目の画用紙をわたしの前で拡げた。

        「えーっと、おいしい……焼き立てのあんぱん……あります……? 
        う~ん……」

        わたしは黒い墨で書かれた文字を口にした。
        ついでに唸っていた。
        お世辞にもあまり上手じゃない。
        美里も習字は苦手だけど、このレベルなら勝てるかも。
        それに余白に描いてある、丸いお饅頭のようなものって……もしかして
        あんぱん?
        でも湯気まで描いてあるし……

        「あんぱんはOKとして、でもこれはねぇ。博幸が張り切って作ってく
        れたんだけど……」

        「これって、博幸さんが……? う~ん、人は見かけに寄らないという
        か……」

        「おいおい、美里ちゃんまでなんだよ。そんなに俺って、センスないの
        かな」

        博幸さんが、顔を真っ赤にして頭を掻いている。

        「でも……いいかも? これを引き戸のガラスに貼り付けておけば、意
        外とお客さんの目に留ったりして」

        「そうねぇ、美里ちゃんの言うとおりね。ふふっ……」

        美里のアイデアに、典子お姉ちゃんの顔が綻んだ。
        隣では博幸さんが、ポカンとした顔で典子お姉ちゃんとわたしを見比べ
        ている。

        雲ひとつない澄み切った秋の夕暮れ。
        ほんわかとしていて、まったりとしていて……
        いいよね、こんなひと時。

        いつまでも浸っていたい。
        わたしはオレンジ色に染まった世界の中で、そう思っていた。






放課後の憂鬱  序章 眼覚め(2)



  
                                          


【序章 (2)】



「そ、そんなことないよぉ、みんな気軽に話してくれればいいのに・・」
そっか、ごめんごめん。あっ俺、3組の吉田です。映研なんだ。」
「ふーん。そうなんだぁ。別のクラスだね。見たことないと思った。
あっ、2組の前田です。よろしく」

吉田は邪気のない笑顔で続けた。

「こちらこそ、よろしくね。でさぁ、藍ちゃん、映画とかでてるでしょ?」
「・・うん。」

藍は学校では仕事の話はあまりしたくなかった。が、しょうがないか、と思った。

「いまさぁ、今度の文化祭に出す映画撮ってるんだけど、藍ちゃんにいろいろ教えてもらえないかな、と思ってさ。」
「そんなぁ、教えることなんかないよぉ!」
「そんな事言わないで一度見に来てよ。頼むよ!」

「・・うん、わかった。」
「ほんと!? 絶対だよ! 約束な!」
「うん。今日の放課後は仕事ないから、今日でいい?」
「OK! やったぁ! 放課後、部室でね。絶対来てよね!?」
「わかった。行く。」

吉田は喜びながら帰っていった。
藍もなんとなく嬉しかった。今までの憂鬱がうそのように消えてゆき、放課後が待ち遠しかった。

*---

放課後。
藍は映画研究会の部室を訪ねた。

「・・・こんにちは」

藍は恐る恐る部室のドアをあけ、小声で挨拶した。
部員は男子4名、女子2名で昼休みに来た吉田もそこにいた。

「前田藍じゃん、ほんとに来てくれたよ。」
「なっ! 来てくれただろ?」

吉田は鼻高々にそう言った。

「部長の高科です。映研にようこそ!」
部長の高科がそう切り出した。

「前田藍です。よろしく・・」
藍もにこやかに挨拶した。

「こちらこそ、よろしく」 と部員たちは代わる代わる挨拶した。

「さて、はじめよっか。」
高科がそう言うと部員たちがそれぞれ準備をはじめ出した。

「どんな映画撮ってるんですか?」
藍は高科にそう質問すると、高科が答えた。

「昭和初期の戦争時代に、愛を全うするために一人で戦った女性の話をネ・・・」
「すごいじゃない! 私も参加しようかな!?」
藍は目を輝かせてそう言った。

「そう言ってもらえるとうれしいよ! 主役をどうしようか困ってたんだ!」
「えっ? 主役なんて・・脇役でいいですよ。」
「いや、藍ちゃん主役ならばっちりだ! ぜひやってよ!」

「うーん、わかりました。いいですよ! なんでもやります! わたし。」
「そうこなくっちゃ! 今脚本書いてるから、上がったら早速読んでもらおう!」

藍は久しぶりに楽しかった。「仲間」といっしょにいることに酔っていたのかもしれない。

しかし、これが悪夢の始まりであることを藍が知る由もなかった・・・





※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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さらば、エスパー達よ!!























(6)
 


        朝原の右手が奈菜の股間へと潜り込んでいく。
        左手があやめの内腿をなぞりながら、半分開いた裂け目に指を沈めた。

        「やっぱり処女のおま○こは違うねぇ。なんというか肉全体が締まって
        いるというか。
        それにしても面白いね。時が止まっていても奈菜のやつ、感じてるのかな。
        クリトリスを撫でてやると、あっという間に頭をもたげてきちゃったよ。
        あやめの方はどうかな?
        おっ、肉壁を引っ掻いてやると濡れてきた。濡れてきた。もう挿れてく
        ださいって感じだね」

        無防備な彼女たちを前にして、好き放題の朝原。
        このままだと奈菜とあやめの処女膜がこんな男に……!
        でもどうすれば……?
        圧倒的な能力を持つこの男をどうすればいい?

        僕が唇を噛み締めている間にも、朝原の指が彼女たちを穢し続けている。
        とうとう、突き出されたお尻の割れ目にも触手を伸ばし、恥ずかしい穴
        にまで指を沈め始めている。

        「おい宏。見えるかい? 俺の人さし指がどこに入っているのか。
        ケツの穴だよ。そうさ、奈菜とあやめのアナルを弄っているのさ。汚い
        ねぇここは。指が臭くなっちまうよ」

        朝原が指の匂いを嗅ぐ振りをしながら僕を笑った。
        そうして、硬くなり準備の出来た肉棒に自分の指を添える。
        最初の狙いを奈菜に定めて、片手で腰を掴む。

        そうだ! その手があったんだ!

        その時、僕の頭を電流が駆け抜ける。
        一か八かのアイデアだけど、やるしかないよね。

        僕は目を閉じる。全てを無心に戻して精神を一点に集中させる。

        (みんな、お願いだ聞いてくれ! 今、生徒会室で大変なことが起きて
        いるんだ!
        僕たちのアイドル。磯山さんと高山さんがピンチなんだ。
        なにが起きているかは、自分の目で確かめて欲しい。でも時間がないん
        だ。急いで! 早く!)

        研ぎ澄ました全神経を念波に変換させる。
        精神が崩壊しそうなくらい自分を追い込みながら、校舎内の隅々まで。
        グラウンドにまで念波を行き渡らせる。

        できるか宏? いや、絶対に成功させないと!

        朝原のモノが奈菜の割れ目をなぞった。
        先走りを垂らした先端を裂け目の中心にあてがった。
        同時に心に響くたくさんの声。

        (なに今の?)
        (そんなのどっちでもいいッ! 奈菜ちゃんがぁッ!)
        (違うッ、あやめちゃんの方だッ!)

        そうだ、いいぞ。でも早く! 早くして、時間がないんだ!

        朝原の腰がピクリと動く。
        グッと腰の筋肉に力が入って、前に押し出されようとして……?!

        ガラガラガラァッ! ドタ、ドタ、ドタァッ!

        「なにやってんだッ! お前ッ!」
        「おい、やめろぉッ。奈菜ちゃんとあやめちゃんを解放しろ!」
        「朝原ぁッ、お前。生徒会長のくせしてなんてことをッ!」
        「きゃあ~ッ?! 朝原君のエッチィッ。下半身、丸見えぇっ♪♪」

        「なっなんだ? えっ、どうしてッ?!」

        勃起したモノを思わず両手で隠す朝原。
        その周囲を鬼の形相の男子生徒たちが取り囲む。
        続けて入って来た女子生徒が、自分が着ていた制服の上着を、奈菜とあ
        やめの下半身にかぶせてくれる。

        「よかったぁ……間に合ったぁ~」

        僕の全身から力が抜けていく。
        でも朝原の念波のせいで、しゃがみ込むことさえ許されない。

        (おい宏。まさかお前、念波で……?!)

        みんなに囲まれ追いつめられながらも、朝原が話しかけてくる。

        (ああ、そうだよ。僕の能力では君には敵わない。
        だから自分に出来ることをしたまでさ。念波を使ってみんなに呼び掛け
        ようってね)
 
        「そうか、他の奴らにかぁ……ふっ、俺の負けだ」

        朝原は声に出して呟いた。
        そして、放心したように膝から崩れ落ちていく。
        床におでこをひっつけて、剥き出しのお尻を突き出したまま泣いた。

        でも、生徒会長の下半身に制服を掛けてやるお人好しは、結局現れるこ
        とはなかった。



        僕の物語はこれで終わり。

        えっ? その後どうなったのかって?
        あれだけのハレンチ事件、僕も朝原もただじゃ済まないだろうって?

        ちっちっちっ。わかってないね、読者のみなさんも。
        僕も朝原もエスパーなんだよ。その点を忘れちゃぁ困るね。

        あの騒動で朝原の呪縛から解き放たれた僕は、もう一度念波でアイツに
        話しかけた。
        ふたりの力を合わせて、ここに集まった全ての人の記憶を消し去ろうと
        ね。
        朝原も素直に納得してくれた。
        そして、アイツの方から言い出したんだ。

        今から使う念波で最後にする。今後、2度とこの力は使わない。
        いや、これだけの人数の記憶を消し去るんだ。おそらくこの作業が終わ
        ったころ、俺には何の能力も残っていないだろうと。

        だから僕も言ってあげたんだ。
        お互い、ただの学生に戻ろうぜって。
        そうして、残り少ない学園生活は……ふふっ、決まっているだろう?

        双壁の学園アイドル、奈菜とあやめのパンチラを、実力でものにするの
        さ。
        超能力なんて、もうこりごりだからね。


        おしまい♪♪      




ありさ ブルースネイク  第12話


  
                                          


第12話



        「サム、確かお前は後の穴が好きだったな。女と致す時はいつもバック
        ばかりだと聞いているぜ」
        「ボク、マエノアナ、アマリキョウミアリマセン。デモ、ウシロノアナ
        ハダイスキデス」

        たどたどしい日本語であったが、どうにか意味は理解できた。
        サムはアナルマニアのようだ。

        ふたりの会話を聞いていたありさの表情が険しくなった。
        過去性経験はそこそこあったが『アナル』の経験は皆無と言えたし、以
        前からそのような性行為に嫌悪感を抱いていた。

        「サブロー、サム、お願い、それだけは許して・・・あたしそっちは嫌
        なんだ。絶対にダメ!」

        「サイショハダレデモ、イヤガリマス。デモスグニナレマス。アリササ
        ン、コワガラナクテモダイジョブデス。ソレデハ」
        「ありさ、サムのいうとおりだ。大人しくヤツに任せてりゃいい気持ち
        にしてくれるぜ!わっはっはっは~!さあケツを高く差し出せ!!」

        「やだぁ~~~~~!いや、いや、いや~~~!!絶対に嫌!!」

        ありさは子供が駄々を捏ねるように激しく拒絶した。
        だがサブローもサムも全く聞く耳を持たない。
        サブローは嫌がるありさを自分の真上で覆いかぶさらせる形に、すなわ
        ち『伸ばし茶臼』の体位に切り替えた。
        尻が後に突き出た格好だ。
        これであれば、前門と後門の『二丁掛け』が可能となる。
        サブローの太い腕ががっしりと背中に巻き付いてきたため、ありさは動
        きが取れなくなってしまった。
        もちろんサブローの肉棒は先程からありさにきっちりと挿入を果たして
        いる。

        気も狂わんばかりに泣き叫ぶありさの頭を、サムはやさしく撫でながら、
        ゆっくりと菊門へと指を滑らせた。

        「ひぃっ!!いやぁ~~~~~!!」

        サムはマッサージをするように菊門を揉みほぐしていく。

        まもなく何やらクリーム状のものを取り出して菊門に塗り始めた。
        おぞましさで身も震えた。
        たっぷりとクリームの付着した指は菊門へと沈んでいく。

        「うう・・・うううっ・・・」

        内部を掻き回われる不快感に、ありさは思わず叫び声をあげた。

        「いやあ~~~!!もうやめて~~~~~!!」

        サムは動じない。
        指による蹂躙は数分に及んだ。

        「サア、アリササン、ボチボチイレヨウカ。サイショダケ、チョットイ
        タイケド、ガマンシテクダサイネ」

        サムは最初情けないほどに萎んでいたモノが、ありさの菊門を愛撫して
        いるうちに激しい怒張を見せていた。
        ありさの角度からは幸い見えなかったが、もしも彼女が目にしていたな
        ら気絶していたかも知れない。
        それほどにサムのそれは大きく立派なイチブツと言えた。

        後ろに双臀を突き出した格好は、次章への布石であった。
        少しでもサムが挿入しやすいように、サブローが準備を整えていた。
        サムは水密桃のようなありさの臀部をしっかりと抱えた。

        そして尻の割れ目の中央に息づく菊門目掛けて鉄槌を押し込んでいく。

        (ググググ・・・)

        「ひぇぇぇぇぇ~~~~~!!ぎゃぁ~~~~~~~~~~
        ~!!!!!」









この作品は、愛と官能の美学 Shyrock様から投稿していただきました。
画像(ありさ嬢)も 、Shyrock様のご好意によりお預かりしたものです。
  尚、著作権は、愛と官能の美学 Shyrock様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


ラヴラヴから凌辱ものまで多ジャンル官能小説取り揃え。
体験談、投稿体験談、夜学問、官能詩、エロエッセイ、その他カテゴリー多数。




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まさか、お前がエスパー?!























(5)
 


        いったい何が……? どうなっているんだ?

        (……ったく。使えんなお前は)

        そんな狼狽する僕の心に誰かの声が響いた。
        誰だ? 誰が僕に……?

        (どうした、そんな驚いた顔をして……まさかエスパーはお前だけとで
        も……ふふふっ。だとしたら、お前って奴は、どうしようもなくオメデ
        タイな。笑えるぜ)

        僕を見つめる射すような視線。
        ふっと口の端を持ち上げて、冷めた笑みを浮かべる男の顔。

        そんな……朝原?!

        もはや会議の体をなしていない中、生徒会長の朝原だけが冷めた目付き
        で教室を見渡している。

        (ようやく気付いたようだな。そうさ、俺も君と同じ能力が使えるのさ。
        というより君と比べられるのさえ不愉快だけどね)

        (それじゃあ、奈菜をこんな目に合わせたのも……?)

        喧噪の中で僕も精神を集中し、朝原と念波で会話する。

        (こんな目に合わせたぁ? ふふっ、言ってくれる。
        あやめに痴態を演じさせた君には言って欲しくなかったな。
        俺はただ、もう少しショータイムを華やかに演出したかった。それだけ
        さ)

        (ということは、今朝の校門でのふたりのことも……?)

        (ああそうさ、全部お見通しさ。そして、君に大事なことをひとつ教え
        てあげる。まもなく平凡な一生徒『中山宏』に戻る前にね)

        ビリビリビリビリ……!

        「なっ! か、身体が……痺れて動かない……くそっ!」

        まるでロープで縛りあげられたように、念波の戒めが全身を締め付けて
        くる。
        パワーが断然に違う。とても太刀打ちできる相手ではないみたいだ。

        (ちょっと大人しくしていてもらうよ。この方が後の段取りを付けやす
        いんでね)

        そう念波で話掛けてくると、今度は教室のみんなに向かって右腕を下か
        ら上へと振り上げた。

        ピシピシピシッ!

        「な、なんだ?! みんな、どうしちゃったの?」

        音が消える? 気配が消える? 動きが止まって、時間が止まる?!

        ギラギラとした視線のまま、股間を押さえた男子生徒。
        大きく息を吸い込んで、悲鳴を上げる瞬間の女子生徒。
        剥き出しの下半身を晒したまま、ボールペンを握り締めているあやめも、
        自分だってノーパンなのに、親友を守ろうと必死の奈菜も。

        みんな止まっている。生きた人形に変身してる。

        「まさか、朝原。時間を止めたのか? 僕たち以外の!」

        「ああそうさ、この教室のね。でも、この程度の能力、なんということ
        もないさ」

        朝原は僕に対して侮蔑の表情を浮かべると、あやめに覆いかぶさる奈菜
        の身体を移動させる。
        ピクリとも動かない彼女を、教卓の前に立たせた。
        親友をかばう両腕に机を掴ませて、剥き出しのお尻を晒させる。

        「おい、朝原。お前、奈菜に何をする気だ」

        「ふっ、ツマラナイことを聞くんだな君も。犯すのに決まっているだろ
        う。目の前にこんな上玉の女がいるんだ。やらないでどうする」

        「やめろ! ここは学校だぞ。それに無抵抗な彼女に何もそんなことま
        で」

        「宏、以前から俺は君のことをバカにしていたが、どうやらその見立て
        は正しかったようだね。それじゃあ仕方ない。最後に特別サービスとし
        て、もうひとつ教えてあげるよ。
        本来の君はスケベでも変態でもない。ただ、ちょっとした能力の使える
        小心者の男だった。それをこの俺が操っていたのさ。君を俺の手先とし
        て人形みたいにね。ははははは……」

        「そんなぁ……そんなことって……」

        情けない声を出しながらも、僕には思い当たる節があった。
        ここ数日の記憶は鮮明なのに、それ以前の記憶はものすごく曖昧になっ
        ている。
        そして常に誰かが囁いているような耳鳴りがして、頭の中がエッチなこ
        とでいっぱいになって、まさかそれがこの男の策略だったなんて……

        「ようやく理解してくれたようだね。うれしいよ」

        朝原は奈菜だけでは飽き足らないのか、あやめも隣に並ばせた。
        お尻を突き出させて同じポーズをとらせる。

        「ふーん。こうしてみると川野辺学園の双壁アイドルも、個性の違いが
        はっきりして面白いね。
        オマ○コの付き具合だって全然違う。奈菜は下付きで、あやめは上付き。
        大陰唇の色は奈菜の方が黒ずんでいるし、陰毛はあやめの方が濃いよね。
        後はと……おっ、あやめの奴、割れ目から中のビラビラが顔を覗かせち
        ゃってる。こういう女は感度も……」

        「もういいッ! そんな話もう聞きたくない。頼む朝原、彼女たちを解
        放しろ。解放してやってくれ」

        「あらら、どうやら俺の特製念波が切れちゃったようだね。
        でもまあいいや。君は動けない身体のまま、彼女たちが大人の女になる
        のを見届けるんだね」

        朝原はそう言うと僕に見せ付けるように、ズボンと下着を脱いだ。
        見たくもない男のモノを、ブラブラと揺らせてみせる。

        「どうだい、宏? 君のモノより立派かな。
        ふっ、なんだいその悔しそうな顔は……わかった。ははは、わかったぞ。
        小心者の君も、元をただせば我が校の双壁アイドル信奉者だったってこ
        とだね。
        で、どっちが好みだったのかな? 奈菜? それともあやめ? まさか
        両方ともということはないだろうねぇ」




放課後の憂鬱  序章 眼覚め(1)



  
                                          


【序章 (1)】



「いやぁぁぁぁ!」

藍は目を覚まし、同時にほっとした。
毎日、同じような夢でうなされ、決まって同じような場面で夢から覚める。
全身汗でぐっしょりと濡れている。

「また朝が来てしまった・・」
心の中でそう呟いた。

*---

藍は小さいころから女優をしている。最近は仕事も軌道に乗り順調だ。何一つ不満のない毎日。しかしそれはついこの間までのことだった。

幼かった藍にとって仕事と学校を両立させるのは、細かいことを気にしていてできることではない。
いや、そんなことすら考える必要がなかった。
学校に友人らしい友人はできなかったし、仕事場ではみな自分より大人だったので、藍ぐらいの子供のするような会話など皆無に等しい。

いままでそれでも平気だったのは、やはり「幼かった」からなのだろう。
物心つくようになって、学校でも仕事場でも自分が「孤独」である事を知った。仕事場はまだよかった。

「もう一人じゃイヤ・・・ワタシだってオシャベリしたい・・・」

それが幼稚な感情だとは思っていた。
そんな感情を挟んでいては何一つ進まない、それどころか相手にされなくなる・・・そう体が理解していたから、仕事場では苦にならなかった。

藍は学校へ行くのが恐かった。
友人がいないだけではなく、周囲は自分を「別の世界」の人間として見ている事を知ったからだ。

朝食をとって登校する。
その日も誰とも声を交わすことなく学校の門をくぐった。

「おはよう!」

覚悟を決めて藍は声を出した。しかし教室の中の誰一人として返事を返すものはなかった。

「今日もだめか・・」藍は肩を落とした。

一日中声を出さずに過ごす事も稀ではなかった。藍には耐えられなかった。もう耐え切れそうになかった。しかし、耐えるしかないのだった。
ただ、授業中はあまり気にする必要がなかったため、気が休まった。

*---

昼休みになった。
いつものように一人静かに食事をとっていると、なにやら周囲が騒がしい。

「藍ちゃん! 藍ちゃんってば!」

藍が振り返るとそこには別のクラスだろうか、見覚えのない男子生徒が立っていた。

「えっ? わたし??」
藍は驚いて裏返った声で返事をした。

「ははは、どうしたの? そんなに驚いて!」
「えっ、あっ、私に声をかける人なんていないから・・」
「やっぱりなぁ! 藍ちゃんは有名人だからな!」

つかみ所のない感じだったが、悪い感じはしない。







※ この作品は、ひとみの内緒話管理人、イネの十四郎様から投稿していただきました。
尚、著作権は、「ひとみの内緒話」及び著者である「ジャック様」に属しております。
無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


同性の先輩や後輩達に苛められる女子○生ひとみの
アブナイ体験とSMチックな官能小説




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先輩……私たちの大切な処も見てください























(4)
 


        コロコロコロ……

        僕は白々しくボールペンを床に落とした。
        それは弾みをつけて転がり、奈菜の後ろあたりで止まった。

        「悪い、磯山さん。ボールペンを落としちゃったんだ。拾ってくれない
        かな?」

        同時に念波も送る。

        (ほら、中山君が、あやめちゃんのためにチャンスをくれたよ。
        ボールペンを拾う振りをして、大好きな朝原君にパンティを穿いていな
        いお尻を見せてあげようよ。
        腰をくの字に曲げて、ついでに紅い狭間のお肉もね)

        「はあ……ああぁぁっ……」

        張り詰めた精神の糸がプツリと切れる音がした。
        ふらふらとあやめが席を離れた。
        みんなの視線が集中する中で、現実逃避した夢遊病みたいな顔付きで、
        転がったボールペンの前に立つ。

        さすがに鈍感な朝原も、羞恥に身を固めていた奈菜も、周囲の異様なざ
        わめきに気が付いたみたい。
        ふたりの視線も、あやめに注がれる。

        「ボールペンを拾わないと……」

        抑揚のない声でそう呟いたあやめは、唖然とする朝原に背中を向ける。
        そのまま、柔軟な肢体を見せつけるように腰を折り曲げていく。
        もちろん、ひざを折り曲げたりしない。
        右手だけをピンと伸ばして、スカートが大きく捲りあげられるのもその
        ままにして、お尻を朝原の前に突き出した。

        「磯山さん……そ、その格好?!」
        「あ、あやめ。なんなのよ! アナタっ、パンツ穿いてないの?!」

        ふたりが驚きの声を上げて、僕はほくそ笑みながら念波を送った。

        (いいよあやめちゃん。君の白くて可愛いお尻に朝原君、ものすごく感
        動しているみたい。
        ついでだから、彼をもっと悦ばせてあげようよ。
        ほら、そのままの姿勢で両足を拡げて。あやめの恥ずかしい割れ目も見
        せちゃおうよ)

        「あやめの恥ずかしい割れ目? ……んんっ」

        白い上履きが超スローで左右に離れていく。
        丸いお尻を小高い山のように突き出したまま、次第に女の子の狭間が露
        になっていく。

        「くぅぅぅっ、いやぁッッ!」

        あやめの口から苦しげな溜息が洩れる。押し殺した哀しい声も漏れる。
        どんなに念波を送って暗示をかけても、あやめに宿る羞恥の心まではご
        まかせていない。
        でも身体は正直に反応して……

        「い、磯山……さん……?」

        僕の目にもみんなの目にも、一瞬だけ赤いお肉を目にする。
        左右に割れたふたつのふくらみの下に覗く、少し開き気味の女の子の割
        れ目。あやめのオマ○コ。

        「お、俺……女のアソコ見たの初めて」
        「ああ、それも学園のアイドル、あやめちゃんのオマ○コなんて……」
        「ちょっ、オマ……って、あんたたち何を見てんのよ。誰か、その子を
        止めてぇっ」

        立ち上がった何人かの男子生徒が、自分の股間を押さえている。
        メガネを掛けた女子生徒が、理解できないって顔で口に手を当てている。

        騒然とする教室。
        男女入り乱れての全視線を一身に浴びる、美少女のお尻。
        美少女の恥ずかしいオマ○コ。

        やったぞ。僕の念波が、あやめを操っているんだ。
        これで世の中の女は全て僕の思いのままだ。ははははっ。

        僕は高揚する心を抑えられないでいた。
        胸が割れそうなくらい嬉しくて、だから彼女が立ち上がるのにも気が付
        かなかった。

        「バカァッ! あやめ、何やっているのよッ! 見ないでぇっ!
        みんなぁ、見ないであげてっ……お願い!」

        そんな至福の光景が、悲鳴に近い少女の叫び声に一蹴される。
        それと同時に、あやめの白い下半身に誰かが覆い被さっている。

        「えっ、な、奈菜?! どうして……?」

        「いいの。もういいのよ、あやめ。私の負け。私が負けを認めるから……
        だから、こんな自分を辱めるようなことをしないでよ。
        だって……あやめは、奈菜の大事な大事な友達なんだからね」

        奈菜はあやめの痴態を隠すように、自分の身体を盾にする。
        両手を拡げて腰を90度に曲げて、ミニスカートが捲れ上がるのも関係
        なしに、必死の形相で彼女を守っている。

        「おい、高山さんもだぞ」
        「ああ、奈菜ちゃんもだなんて……」
        「もう訳がわかんない。いったい生徒会はどうなっているのよ」

        突拍子もない事態の連続に代表委員は大混乱。
        でも、それは僕も一緒。
        ううん、それ以上にショックは僕の方が大きい。だって……

        逆Vの字に開かれた太ももの上に、水色のパンティがなかったのだから。
        あやめより一回り発達した張りのあるお尻が、剥き出しのまま晒されて
        いるのだから。

        どうして、奈菜はパンティを穿いていないの?
        どうして、奈菜までノーパンなの?

        それに……それだけじゃない。
        小刻みに震えているのに両足をしっかり拡げて……
        あやめより少し薄めの恥ずかしいお肉を、割れ目を開いて中まで覗かせ
        て……
        見るなら奈菜のアソコを見て。だからあやめは許してあげて。そんな感
        じで……




性奴隷~白い快楽  第11話


  
                                          


第11話



        藍子はゆっくりと腰を沈め、肉棒の半分が体内に吸い込まれた。

        「ふぅぅぅ、、気持ちいい~~、、先生、最高です、、」
        「な、なんか、変な、変な感じ、、あぁぁぁ~~~」
        「じゃ、じゃあ、、今度は、今度は僕が、、、」

        相川は腰を浮かせ、肉棒の全てが埋没された。
        そして藍子の了承を得ず、腰を上下に浮沈させた。
        その運動は、雄の本能に全てを捧げるという、絶対的証明に他ならなか
        った。

        「うっ、うっ、うっ……」

        相川は、腹部と尻の筋肉を強張らせ、唇を尖らせながら溜息を漏らした。


        相川の女性遍歴は、それなりに豊富だった。
        しかしアナルへの挿入は未経験だった。
        経験した事のない感触に、相川の男根は興奮と熱気に包まれていた。

        「うっ、、うっ、、うっ、、はぁ~、、うっ、、うっ、、うっ、、はぁ~、、
        先生、、あぁ~~~、」
        「あっ、、あっ、、あっ、、あぁ~、、あっ、、あっ、、あっ、、あぁ~
        、、そ、そんな、、いゃ~~~」


        藍子から発せられる淫声は、相川の溜息と波長が合っていた。
        そして藍子の体内に存在する肉棒からは、溢れ出る潤滑油の量が更に増
        し、摩擦感が薄れていった。

        「せ、先生、、はぁ、はぁ、はぁ~~~、お、俺、、やばいっす、、あっ、、
        うぅ、、、」
        「はぁ、はぁ、はぁ……、あ、相川さん、い、いゃ、、はぁ、はぁ、あぁ
        ぁぁ~~~」
        「俺、、俺、、やばいっす、、出しちゃっても、出しちゃってもいいっすか
        っ?」
        「えっ、、そ、そんな、、あっ、あっ、うっ、、」

        上下運動の度に屈伸される肉棒の表皮が、快感を超え射精を促していた。



        「うぅ、、出せ! 出してやれっ! 中に出してやれっ!」

        この時、二人の動態を鑑賞していた亀山が、突然罵声を上げた。

        「出せっ! 出してみろっ! 尻の中ならいいぞ!」

        亀山の視線には、上下運動の度に開閉される藍子の女陰があった。
        そしてその箇所からは、おびただしい量の愛液が菊門に滴り落ち、上下
        運動を円滑にしていた。
        目の前で繰り広げられている異様な光景に、亀山の興奮度も極点に達し
        ていた。

        「社、社長、、い、いいんですね、、じゃあ、、じゃあ、出しちゃいますよ、、
        はぁ、、はぁ、、」

        相川の動作が速度を増した。
        そして背後から乳房を鷲掴みにしている両手の握力も、次第に強さを増
        してきた。

        「あぁ~~~~~、だめ~~~~~、あぁぁぁ~~~~~~~~」

        身体の下から激しく突き上げられる感触に、藍子も異様な興奮に襲われ
        ていた。
        相川のいきり立つ肉棒が、自らのアナルに挿し込まれている様子が想見
        され、妖しい興奮を覚えていた。
        そして尻に叩きつける打撃音と相川の呻き声が調和し、快楽の泉へと導
        いていった。

        「せ、先生、、あぁぁぁ~~~~~、先生、、あ、あ、あ、で、出そう、
        出そうですっ!」

        相川の動きがベッドを軋ませ、尻への打撃音と呻き声が激しさを増した。

        「うぅぅぅ~~~~~、あっ、あっ、うぐっ、、あぁぁぁ~~~~~~~~」
        「ひぃ~~~~~、あぁ~~~~~、い、いい、いい、あぁぁぁ~~~
        ~~~~~」


        「そりゃぁ! 出せっ! 中にぶち込め~~~~~」


        「あっ!、あっ! あっ! あ、出、出る! あぁぁぁ~~~~~~~~」
        「あぁぁぁぁぁ~~~~~~~~~~」

        次の瞬間、二人の身体は仰向けに倒れていた。



        二人は暫くの間、動けなかった。
        そして菊門に突き刺さっていた肉棒はすっかり衰え、自然に抜け落ちて
        いた。
        つい数分前までは、獣を狙う弾丸のようにいきり立っていた肉棒も、今
        はまるで抜け殻のような無惨な姿をしていた。


        「今度は、わしの番だ」


        相川が譲るような仕草を見せ、ゆっくりと藍子の身体から離れた。

        「相川君、君はそこに立って見ていなさい。見物するのも悪くないぞ~! 
        わっはっは~」

        そして亀山は、ベッドの中央で跪いた。

        「藤沢君、四つん這いになりなさい」

        藍子は亀山に尻を向けて四つん這いになり、自ら肘をつき腰を高々と上
        げた。

        「どれどれ、マンコはどうなってるかな? うっしっし~~~」

        亀山が、2本の指をゆっくりと女陰に差し込んだ。

        「ほほう、、潤ってるな、、ひっひっひ、、今、挿れてやるからな!」

        亀山の巨根の先端からは、白濁色の潤滑油が滲み出ていた。
        そしていきり立っている巨根を陰部の中央に押し当てた。


        「それっ!」
        「あぁぁぁ~~~」


        挿入時の抵抗感や摩擦感は、藍子も亀山も殆んど感じられなかった。

        「それっ!、それっ!、それっ!」
        「あぁぁ!、あぁぁ!、あぁぁ!」

        亀山は、大きな腰を力強く前後に往復させた。
        そして蜜壷に蓄えられていた愛液と白濁色の液体が混じり合い、卑猥な
        音を醸し出していた。

        「それっ!、それっ!、それっ! うっしっし、、いい音だ! それっ!」
        「あぁぁ!、あぁぁ!、あぁぁ! ぃ、いや~、、は、恥ずかしい~~!」


        相川は、この光景を真後ろから見ていた。
        亀山の尻は、割れ目の奥まで体毛が茂っていた。
        そして長く垂れ下がった睾丸が、往復運動により大きく揺れ、女陰を打
        撃していた。

        「うぅぅぅ……」

        時間が経過するにつれ、相川の身体にも変化が現れた。
        憧れの異性が目前で犯されている様子が、相川の脳裏を刺激した。
        そして、脳裏から男根に刺激が伝わるまで、長い時間を要しなかった。

        確かに目的は達成した。
        しかし相川が実行した射精場所は、本来望むべき箇所ではなかった。
        若い女体とはいえ、菊門への挿入と蜜壷への挿入とでは感度が歴然とし
        ていた。

        「うぅ、、、」

        相川の右手は、自らの男根を握っていた。



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ありさ ブルースネイク  第11話


  
                                          


第11話



        「くっ!あ、あんたまでが・・・見損なったわ・・・」

        この男だけは信頼できると思っていたサブローにも裏切られた形になっ
        てしまったありさは、悔しさで目の前が真っ暗になってしまった。

        チームのメンバーとはうまくやってきたはずなのに・・・
        自分なりに精一杯面倒は見てきたはずなのに・・・
        彼らには人の情というものがないのだろうか・・・
        所詮は烏合の衆であり、クズのような人間の集まりだったのだろうか。
        期待が裏切られたありさは怒る気にはなれず、ただただ虚脱感に包まれ
        るばかりであった。

        彼らの本性をやっと悟ったが、時はすでに遅かった。
        ありさは三度、白濁色の液体にまみれようとしていた。

        サブローは床に仰向けに寝転び、腹の上に乗るようにありさに指示を送
        った。

        「へっへっへ、憧れのマドンナありさ様のマンコを串刺しにできるとは、
        オレもやっと運が向いてきたぜ~。さあて、どんなお味かしっかりと確
        かめてやるぜ。さあ、早く乗ってこい。嫌だとは言わせねえぜ」

        (シャキッ!)

        後方でナイフの構える音がして、冷たい感触がありさの背中に触れた。

        「・・・」

        サブローはつぶやいた。

        「ありさ、オレのデカマラでマンコをぶち抜かれたいか、それとも鋭利
        な刃物で背中を貫かれたいか、さあどっちかを選べ!」
        「くっ・・・」
        「さあ、時間はねえぜ、すぐに決めな」

        サブローは冷ややかにささやいた。

        「この人でなしが・・・」
        「ふん、ほざけ」

        ありさはサブローをキッと睨みつけながら、おもむろに腹の上にまたが
        った。
        虚ろな瞳で天井を見上げながら、ゆっくりと腰を沈めていくありさ。

        (うっ・・・)

        ありさは膣内にかすかな痛みを感じた。
        もしかして2度の性交で膣内を傷つけてしまったのかも知れない。
        それでも拒むことは許されない。
        ありさは目を閉じ痛みに耐えた。

        「さあ、オレの腹の上で踊れよ。おまえ、クラブではダンスが滅法上手
        かったじゃねえか?」
        「い、痛いの、太すぎて痛いのよ・・・」
        「へっ、そんなこと言ってオレから逃げようって魂胆か?逃がしやしね
        えぜ」

        サブローはありさの腰に手を添え、自らの方へグイグイと手繰り寄せた。

        「い、痛い!痛いよぅ~、ああっ、やめてぇ~!」
        「踊れえ!踊らねえか!オレの言うことを聞かねえなら、オッパイをナ
        イフで切り裂くぞ!いいのか~!?」

        サブローはありさを貫きながら叫んだ。
        ありさは涙をサブローのぶ厚い胸板に落としながら、歯を食いしばって
        腰を振り始めた。

        「そうそう、その調子だぜ。マンコの締りは最高だぜ!いいぜっ!いい
        ぜっ!その調子だ!」

        上下動を繰返しているうちに徐々に潤滑油が滲んできたせいもあり、あ
        りさの痛みは少し和らいでいた。

        まもなく、痛みがほとんど消えて、やっとリズミカルな動きに戻ってい
        た。
        見下ろすとサブローが馬鹿っ面でアヘアへと喘いでいる。

        サブローは下からありさを突き上げながら、こちらを見つめている黒人
        のサムを呼んだ。
        サムはふたりの行為を興味深そうに覗きこみながら「何の用か」と尋ね
        た。
        サブローは隠微な笑みを浮かべた。








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画像(ありさ嬢)も 、Shyrock様のご好意によりお預かりしたものです。
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先輩、私……ノーパンなんです























(3)
 


        放課後の生徒会室。
        今日は月に一度の定例会議ということで、僕たち4人の他に各クラスの
        代表委員が20人ほど集まっている。

        会議用の書類が置かれた長机の席につく代表委員たち。
        対して、議事進行の役目を担っている僕たちもまた、向かい合う長机の
        席についている。

        「え~っ、校庭の花壇整備についてですが……」

        朝原が淡々と議案を読み上げていく。
        僕は、書記として書き留めていたノートから顔を上げると、隣に並んで
        座る美少女に視線を向けた。
        会長側から磯山あやめと高山奈菜。
        ふたりとも俯き加減で資料に目を通しているけど、身体を強張らせたま
        ま目は虚ろ。
        登校時に着用した超ミニのスカートだから、ひざ小僧をぎゅーって閉じ
        合わせている。

        まあ、仕方ないよね。
        この机。ただの会議用の机だから、ちょっとでも足を開くと、対面に並
        んでいる生徒たちに覗かれちゃうもんね。
        無防備なスカートの中を……

        特にあやめは、奈菜以上に辛いよね。
        何かに耐えるように、机の上に乗せた両手でグーの拳を作っているのも
        ……
        さっきからポタポタと、玉のような汗を資料の上に落としているのも……

        そう。あやめはパンティを穿いていないのだから。
        つまり、超ミニスカートの中はノーパンってわけ。

        僕は、あやめの心臓の鼓動を盗み聞きした。
        ドクドクドクドクッって、まるで激しい運動でもした後のように高鳴り
        している。

        ふふっ、それじゃあやめ。今から奈菜に負けた罰ゲームといこうかな。
        でもその前に、君が肩を落としているときに、僕がささやいた言葉をち
        ゃ~んと覚えているかい?

        (残念だったね。あやめ。でもまだ負けたわけではないよ。
        奈菜を逆転する方法だって、ちゃーんとあるから。
        それは、もっと恥ずかしい姿になること。
        ……そうだねぇ。スカートの下にパンティを着けないってのはどうか
        な?
        きっと、恥ずかしい姿が好きな朝原君なら悦ぶと思うけどね)

        まるでリピートするように、あやめの精神に念波を送る。

        「ああぁっ……んんんっ……」

        それだけで彼女の細い肩が震えた。ちっちゃな声で悲鳴も漏らしてる。

        ふふふっ。そうだよ、あやめ。
        君は今、パンティを穿いていない恥ずかしいノーパンなんだよ。
        生徒会の大事なお仕事、定例会議中なのにね。

        ビリビリビリビリ……!

        続けて念波を送る。

        (とは言っても、いきなり朝原君の前でスカートを捲るのは抵抗あるだ
        ろ?
        だからぁ、ちょっと練習しようよ。席に座ったままでね。
        さあ、あやめ。目の前に座っている代表委員に向かって、足を開いてご
        らん。
        太ももの付け根まで拡げて、君の大切な処を見てもらおうよ。ね、勇気
        を出して)

        (イヤぁ、そんな恥ずかしいこと……できないよ……)

        僕の指令に、ショートカットの頭が左右に揺れる。
        それに合わせて、あやめの心の声も聞いてみる。

        (いいの、それで? 大好きな朝原君を奈菜が独り占めしちゃうよ。
        誠君と奈菜ちゃんが手を握り合っているのを、あやめちゃんは許せる
        の?)

        (いやぁっ、そんなの絶対に嫌だよっ)

        (だったら、やるしかないでしょ。さあ、ひざの力を抜いて)

        「んんくぅぅッッ……」

        噛み締めた唇から苦悶の声が漏れる。
        握り締めた拳がブルブル震えて、肌から血色が失われていく。

        (み、見ないでぇっ! 誰も私のしていることに気付かないでぇっ!
        ああ、でもでも、足が開いちゃってる。あやめの恥ずかしい処に空気が
        ぁっ?! ひゃあんっ、冷たいっ)

        今度は背中までブルッて震わせた。
        この部屋は、エアコンが効きすぎているから、ノーパンだとおしっこが
        したくなったりして。

        でも、隣に座っている奈菜は気が付いていない。
        自分の恥ずかしい姿に頭がいっぱいで……
        ましてや、鈍感な朝原なんかもっと気が付いていない。
        さっきから同じ調子で原稿を読み続けている。

        ザワザワ……ザワザワザワ……

        でも、間違いなく空気が変わったね。
        学園で1・2を争う美少女が、超ミニスカートの上に両足を開くサービ
        スまでしてくれたんだから。
        おまけに、見えるはずの白いモノだって存在していないし。

        「お、おい。見たか?」
        「うん。磯山さん、あんな短いスカートなのに股を開いちゃって……!」
        「だけじゃないだろ? 中だよ中っ! あれって……ノーパンなのか
        な?」
        「やだぁ~。ウソでしょあの子。下着も着けずになんて格好しているの
        よ」

        (やっぱり、見られてる! あやめのアソコ、みんなに覗かれちゃって
        るぅっ! どうしよう? 私もう……)

        汗に湿った資料の上に、ぽたりと涙が落ちる。
        みんなの視線から逃れようと、あやめは真っ赤に染めた顔を俯かせてい
        る。

        でもこの子って、意外に根性があるよね。
        未だに僕の指令に従って、股を開いたまんまみたいだし。死ぬほど恥ず
        かしいのにね。
        ふふふっ。だったら、いよいよ本番といきますか。




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