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性奴隷~白い快楽 第4話



  
                                          


第4話



        藍子の無反応な表情に、亀山は決して焦る事はなかった。
        ねっとりとした舌先の動きには、むしろ余裕さえ感じられた。

        「ほう、、完全に勃起したぞ、、乳首が喜んでるじゃないか!」

        亀山の手は、藍子の豊満な乳房を鷲づかみにし、人差し指でこねくり回
        していた。

        「よ~し、今度は下の方を可愛がってやるからな!」

        亀山の舌先が、ゆっくりと下半身に向け這っていった。
        そして顎鬚が女陰に触れた瞬間、藍子は眉間にしわを寄せ小さく口を開
        いた。

        「よ~し、辿り着いたぞ、、たっぷり可愛がってやるからな、、」

        そして藍子の股間を大きく広げ、その中心部から、まるで縫合されてい
        るような肉襞が顕になった。
        亀山の目には頑なに閉じられている肉襞が、開花を待ち望んでいる蕾の
        ように映った。

        「ほう、いい眺めだ、、可愛いマンコじゃのう、、」

        亀山の卑猥な指先が、乳房から陰部に滑り落ち、肉襞を左右の押し広げ
        る仕草をみせた。

        「だ、だめ、だめです……」

        この時、藍子が初めて拒んだ。

        「そ、そこは、、」
        「そこ? そこってどこだ、、うふふ、ここか?」
        「ぃ、いやっ……」

        藍子の要求など、受け入れられる筈もなかった。
        それどころか亀山の指は、潤いを隠し切れない蜜壷までも顕にさせた。

        「おう、、いい色じゃ、、軟らかくて美味しそうじゃ、、」
        「……ぃ、いゃ、、しゃ、社長、、だ、だめです、、」
        「だめだと? うっふっふ、、今更なんだ? 可愛いやつじゃ、、」
        「だめ、だめです、、そこはだめです、、」
        「ここで止めるもんかっ! これからが面白いんだぞっ! うっふっふ
        っ、、」

        亀山の言葉に無理もなかった。
        小柄な体型で軟らかく引き締まった身体。
        弾力性に富んだ豊満な乳房。
        目鼻立ちは人形のように整い、透き通るような白い肌。
        藍子の肉体は、亀山が好む女の全てを兼ね揃えており、亀山の興奮が最
        大限に達しない筈がなかった。


        「ああっ、、」


        亀山の舌先が、押し広げられた肉襞の最下部から最上部にかけ、一気に
        舐め上げられた瞬間、藍子の口から溜息のような淫声が漏れた。

        「おう、とうとう感じたか、、ぐふふう、、」

        陰裂に沿って舐め続ける舌先が、連続した動きになった。
        そして、時折バキュームのように吸い上げられた女陰は、みるみるうち
        に柔軟性を高めた。

        「あっ、あっ、あああっ、、」
        「おう、気持ちいいか! もっとやって欲しいか、、」

        皮肉にも藍子の淫声は、亀山の興奮を後押しさせていた。

        「あ~~、、しゃ、社長、、だ、だめ、、あああ~~~」

        そして藍子の花芯は、拒絶する意思は遠のき、快感への扉が開かれよう
        としていた。



        執拗に舐め回された陰部は、例え険悪感がある男からの愛撫であっても
        反応しざるを得なかった。
        抉じ開けられた洞窟のような蜜壷は、愛液の滴りを防ぐ防波堤が撤去さ
        れ、肛門を通過してシーツを濡らしていた。

        「あぁ~ん、、あぁ~ん、、あふ~~ぅ、、」

        藍子の咽喉から発せられる喘ぎ声は、亀山の愛撫に屈服したかのような
        響きだった。
        そして亀山の次なる行為に、藍子の口から悲鳴のようなよがり声が発せ
        られた。


        「あああっ、、、ぃいや~~ん」


        肛門の真上から肉裂に沿って舐め上げられていた亀山の舌先が、陰核で
        留まったのだ。
        この振る舞いは、藍子が最も恐れていた事だった。
        これまでも往復を繰り返していた舌先は、時折陰核に触れていた。
        その度に藍子の子宮は刺激を受けていた。
        しかし、女の性感帯の根源とも言える陰核への徹した愛撫は、藍子の身
        体はひとたまりもなかった。

        「あ~、、ああぁ~~、、も、もう、、あああああ~~~」
        「どうだ~~、いいだろう~~、ひひひ、、」

        亀山の陰核への執拗な愛撫は、延々と続けられた。
        藍子の突起したその部分は、たちまち大きさを増し、包皮から淡い紅色
        の亀頭が顔を覗かせた。

        「ほう、美味しそうな実が見えてきたぞ~~、皮を剥いてやるからな~
        ~」
        「だ、だめ、だめですぅ~~、、、あっ! あああああ~~~」

        亀山の両手の親指は、薄い包皮を一気に剥き去り、顕になった陰核の実
        は、既に大豆ほどの大きさに膨張していた。


        藍子は、こんな経験をするのは初めてだった。
        夫の武彦は、局部への愛撫は淡白だった。
        そんな夫に不満を抱いた事は一度もなかったが、亀山の愛撫に今まで経
        験した事のない快感が身体に押し寄せていた。
        そして、次にどんな仕業が待ち受けているのか、藍子は察していた。


        「ひぃ~~~、、」


        藍子の予想は的中した。
        亀山の丸く窄められた舌先が、包皮を剥かれた陰核に直接触れた。
        そして単調な動きはせず、上下、左右と変則的な動作が繰り返された。

        この行為は、藍子にとって予想というよりも、むしろ期待に近かった。





※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


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友の涙は恥辱演武へのいざない その2























(2)


9月 8日 月曜日 午後0時20分  早野 有里



わたしたち3人は、負け犬のように肩をすぼめて駅へ向かって歩いていた。
気まずいのか、誰も話し掛けようとしない。

せっかくの嬉しい気分が全部パーになっちゃった。
久々にいい気分だったのに……
そう思うと、イラつくわね。
なんだか無性に腹が立ってきて、誰かに……?!

……ふふふふっ……きみがいるじゃない。
さあ、なにをしてもらおうかな……? いひひひひひッッ……!

「ねえ、有里。聞いてるの……? さっきから、なにをブツブツ呟いてんのよ」

「えっ? ああ。理佐、ごめん。そ、それで……なに食べようか……?」

慌ててキョロキョロと目を動かした。

「こうも暑いと、コッテリ系よりアッサリ系よね。
軽くピザもいいけど、ここはガツンと豚骨ラーメンでも?」

「違うわよ。もうっ、なに訳のわかんないことを言ってるのよ。
向こうで手を振っている人、有里の知り合いじゃないの?
ほらぁ、赤いスポーツカーの前に立っている人……」

「……えっ!?」「……ひッ!?」

理佐の指摘に、わたしが小さく悲鳴を上げて……
後ろで舞衣も小さく声を……悲鳴を上げて……?

どうしてアンタがそこにいるのよって、わたしが悲しい顔をしたら、舞衣も悲しい顔? をしていた。

「さあ、早く行ってあげたら。……あの格好、かなり浮いてるわよ」

理佐の指摘は充分に的を得ている。

金持ちの道楽の象徴みたいな真っ赤なスポーツカー。
真っ白なスーツに大きめのサングラス。
真っ赤な乗り物の横で、真っ白な人が大げさに手を振っている。

そして、あたしは感じた。
周囲に群がる興味津津の視線が、わたしとその彼の間を行ったり来たりしているのを……
ここは急用が出来たことにして、回れ右をすることに決める。

「有里さぁ~ん……ッ!」

お願いだから名前で呼ばないで……

「ほらぁ有里、呼んでるよ」

「……うん」

わたしは理佐に引きずられるようにして、真っ赤なスポーツカーに近づいた。

「はじめまして。私、副島と申します。
あなたたちは、有里さんのご友人でいらっしゃいますか? それは、それは……」

副島は頼んでもいないのに自分の方から名乗りでると、理佐と舞衣の顔を交互に見比べた。
咄嗟にわたしは、副島の視線を遮ろうと前に立ち塞がった。

ところで理佐、目にハートマークが浮かんでいるよ。
さっきのかなり浮いてる格好って発言は、なんだったのよ!
それに比べて、舞衣はどうしたのよ?
肩が震えているじゃない。それに顔色も悪い。……怯えているの?

「あのぅ……副島さん。有里とはどういう関係なんですか? 
……まさか、深い仲ってことは……?」

理佐は、わたしを押しのけるようにして副島に話しかけている。

「さすがは有里さんのご友人。察しが早いですねぇ。
ええ、彼女とふたりきりで過ごす時は『有里』『徹也』と、ファーストネームで呼び合う仲なんですよぉ。ねえ、有里ぃ」

「……ううぅぅッ……ううッ……」

「ちょっと有里、犬みたいに何唸っているのよ。お腹でもすいたの?
でも驚いたわね。有里はこの手の分野には、かなりの奥手だと思っていたのになぁ。
まさかアタシより先に彼氏が出来ていたとは……
ねえ、舞衣もそう思うでしょ」

「……私は……そのぉ……有里……」

理佐の呼び掛けにも舞衣は顔を背けて、時々すがるような視線を副島に送っている。

……!?
まさか、副島との秘密を舞衣は知っているの?
……ううん、そんなことあるわけないじゃない。
ていうか、あって欲しくなんかない。

それよりも、舞衣の体調の方が気になるわ。
顔から血の気が引いて、唇まで真っ青!
……貧血……かな? だったら早く手当てしてあげないと!

「ふーぅ……舞衣、理佐、ごめ~ん。
わたし……徹也さんとドライブすることにしたから♪ お昼のランチは、また今度ね。
……ああそれと。理佐、舞衣を頼むわね。ちょっと具合が悪そうだから……
どこか涼しい所にでも連れて行ってあげてね。
それじゃぁ、舞衣、理佐……バイバ~イ♪」

どうせ今日の運命は決まったも同じ。
わたしはご機嫌を装って両手を振ると、真っ赤なスポーツカーに乗り込んだ。

「……徹也さん、行きましょ♪」

「有里……」

舞衣がそれでも何か言いたげに、副島とわたしに交互に視線を送った。

「有里、彼氏とのドライブ楽しんできてね。バイバイ。
副島さんも有里をよろしくね。さよなら~♪ ……さあ舞衣、行くわよ」

理佐は舞衣の手を引っ張り、近くのカフェへと入っていった。

……これで、良かったんだよね。

「有里様も変わりましたねぇ。ご自分の方から、私をお誘いになるとは……」

「そんなことより、早く車を出してよ」

わたしは、座席に深く身体を沈みこませると下を俯いた。

「……で、どこをドライブ致しましょうか?」

「どこだっていいわよッ!……だから、早く車を動かしてッ!」



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友の涙は恥辱演武へのいざない その1























【少女涙の羞恥生活 第1部  あらすじ】
  


「早野有里さん。あなたのお父さんを治療するためには、多額の費用が必要となります。
最先端医療のため、保健は使えません」

そう担当医に宣告され、精神的に打ちのめされた有里に、その医師が今度は耳元で囁いた。
「ですが、費用を工面する方法がないわけではありません。あなたの身体を自由にしたいとのお申し出があるのですが、いかがでしょう?」と。

彼女に迷う時間は残されていなかった。
思い心臓病で苦しむ父親のため、18歳の美少女は重い決断を下す。

「わかりました。わたしの身体でよければご自由にどうぞ」

どんな恥ずかしいことでも、わたしが我慢さえすればお父さんを助けることができる。お母さんを楽にしてあげられる。
この思いを胸に、その日から父の治療費を肩代わりしてもらうため、有里の恥辱に満ちた日々が始まる。

少女にとって掛け替えのないバージン喪失。
その傷の痛みも癒えぬままの羞恥に満ちた行為の数々。
通学する電車内で。学びの場での大学校庭で。
有里の穢れのない肢体は、男の指に下半身に思うがままに弄ばれていく。

だがその男は、出資者と言われている金融界のドン時田謙一本人ではなかった。
彼から派遣され、有里の調教係となる男の名は副島徹也。
冷徹であり計算高い男であった。
そして、副島は有里に対する調教のかたわら、もうひとりのターゲットを模索する。
その少女の名は、吉竹舞衣。
かつては、将来の夢を語り合うほどの親友であったが、舞衣の父親の策略に掛り有里の父が入院する嵌めになったことから、今は絶縁状態に陥っていた。
そんな舞衣に副島は巧みに近付き、強い負い目を感じる彼女の心を手玉にとっていく。

どんな辛いことでも、私が耐え抜けば親友を助けることが出来るかもしれない。
そう、これは私に課せられた贖罪なんだ。
舞衣もまた、副島によってバージンを奪われ、有里と同様に恥辱の調教を受けることになる。

自らの身体を差し出してまで親友を守ろうとする舞衣の犠牲愛。
だが、大切な父が生死の境を彷徨っている姿に、有里は舞衣を許せないでいた。

そんな彼女たちの心を急速に和解へと導く女性が、偶然の出来事とともにふたりの前に姿を現すことになる。
彼女の名は、水上千里。
奇しくも、入院している有里の父親を担当するナースであった。
しかし、男たちの性欲の牙は、有里と舞衣がお姉さんと慕う千里まで襲おうとしていた。

有里と舞衣を調教する副島。
医師でありながら千里の肢体を狙う松山。
そして、自らは決して動かず、美女・美少女の痴態を撮影、映像化し、自分のコレクションとして保有していく金融界のドン時田謙一。

ここに『少女涙の羞恥生活』第2部の幕が開く!!






(1)


9月 8日 月曜日 午後0時  早野 有里


「有里ぃ、今日は寝なかったのね」

「ちょっとぉ、理佐。いい加減あのことは忘れてよね。
あの日は体調が悪かっただけなの」

「はいはい、そうでした。ねえ舞衣」

わたしと理佐は、歩きながら後ろを振り返る。
でも、そんなふたりの視線にはにかむようにして、舞衣はうつむいてしまった。

「ほらぁ、舞衣が困っているじゃないの。その話題は……はいっ、ここまでっ!」

両手でバッテンを作り、都合の悪い話を転換させる。
そして、さりげなく目の端で舞衣を捉えた。

ついこの前まで、わたしは彼女を憎悪の目でしか見ていなかった。
でも、今は違う。
半月ほど前の出来事が、ふたりのわだかまりを急速に溶かしてくれた。
ううん、正確には千里さんのおかげ……
全てのきっかけを作ってくれたのは、千里お姉ちゃんだから……

「今からランチにしようと思うんだけど……舞衣も……一緒に来るでしょ」

わたしは、視線を微妙に外して舞衣を見つめた。
いくらわだかまりが無くなったといっても、やっぱり気恥ずかしいもの。

「……うん……」

そんな変化球みたいな視線を、舞衣はストレートに受け止めてくれた。
にっこり笑って頷いくれた。

「じゃあ、決まりだね♪ 行くわよ、ふたりとも!」

両手を大きく振って元気よく……
わたしはガキ大将のように号令を掛けると、正門に向かって歩き出した。
こんな嬉しい気分って、なんだか久しぶり……♪
だから、もう一度振り返って舞衣を見てみる。今度は目を逸らさずに……

舞衣は、前を歩く理佐との会話に夢中になっているのか、こっちに気付いていない。
彼女に普通の視線を送れるなんて、有里も変わったなぁ。
でも嬉しい♪

……うーん? さっきから嬉しいを2回も言った気がする。
まあ、いいわ。だって、今はとっても嬉しいんだから……あっ、また言っちゃった。
……これで3回だ。



「……有里、後ろ見てみなよ」

それなのに、理佐が水を差すようなことを話してきた。
続けて「また、門田さんたちだ」って……

わたしと舞衣も振り返っていた。
ただし、さりげないアドリブをを装いながら、出て来たばかりの校舎の方を見る感じで……

「有里ぃっ! 私っ、講義室にバッグを忘れて来たかもぉっ!!」

「舞衣っ、わたしもぉっ……!!」

理佐がわざと聞こえるように大きな声で叫んで、舞衣も続いた。
でも、絶対に嘘だとバレていると思う。
だって、ふたりともしっかり肩からバッグを掛けているから……

「ホントだ。それに今日は4人もお仲間を引き連れているね。
やだーっ、みんな笑ってるよ。こっちを見て、ニターッて……」

わたしは、ふたりにだけ聞こえる声で実況中継した。
でも、これだってバレていると確信している。
なぜかって? 両手で望遠鏡を作って覗いていたから。

「どうする……有里」

理佐が心細い声を出した。
舞衣も心細い顔をしている。

「じゃあ、こうしましょ。さあ、3人揃って……」

ニターッて、笑ってあげた。

…… ……

「……有里、もう行きましょ。私……怖い……」

「そうね、早くいこっ……あの人たち、本当にヤバいんだから……」

舞衣が弱音を吐いて、理佐も弱音を吐いた。
大学生にもなってどこがヤバいのよって、突っ込みたくなったけど、やっぱりやめにしておく
だって、あの人たちに薄気味悪いのを感じていたのは、わたしも一緒だったから……



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『少女涙の羞恥生活 2』をよろしくです♪♪





















 
みんなぁ、食欲モリモリハッスルしてるぅ? 有里でぇ~す。
ただいまより『少女涙の羞恥生活 2』のアピールをさせてもらいまぁ~す。よろしくね♪♪
ほらぁ、舞衣もこっちに来なよ。

(舞衣)
あ、う、うん……
……皆様、お久しぶりです。有里のお友達の吉竹舞衣です。
本日から、あの……その……またまた、お世話になります。

(有里)
もう、舞衣ったら……表情が、カチカチじゃない。
もっと、スマイル、スマイル!
有里みたいに……ねっ、ニタ~ッ……?!

(舞衣)
有里ぃ、そんな顔しないでよ。
せっかくの『少女涙の羞恥生活 2』公開記念日なのに、舞は、副島さんを思い出しちゃったじゃない。

(有里)    
ごめ~ん。舞衣。
でもね、あんなやつに、さん付けする必要なんてないよ。
副島で充分なんだから。
ううん、それだけじゃ物足りないから。
バ○副島! ア○副島! ク○副島! ……え~っと、それから、それから……
はあ、はあ、はあ……

(舞衣)
あ~ん。有里が壊れちゃった。
……ということで、ここからは、舞衣が皆様のお相手をさせていただきます♪♪
まずは『少女涙の羞恥生活』をご存知ない可哀そうなあなた。
ぜひぜひ、第一話からのご愛読をお願い致します。
そうすれば、有里や舞衣。
それに今日は欠席してるけど、千里お姉さんのプロフィールなどもしっかりと理解できると思いますので……
因みに、そのお話の中で舞衣たちは、悪い人たちによって色々とエッチなことをさせられているの。
ちょっとここでは、口には出せないような恥ずかしいことをね。
だから……あっ! 有里が復活してる。
もう少し、話したかったのに……

(有里)
はぁ~い、舞衣。後半は有里に任せて。
でも、その前に恒例の『少女涙の羞恥生活 2』公開予定日のお知らせでぇ~す♪


   第1話  7月 26日  土曜日
   第2話  7月 29日  火曜日
   第3話  8月  1日  金曜日


時刻はそれぞれ午後8時を予定しています(あくまで目安です)

羞恥地獄に耐え忍ぶ美少女有里と親友の舞衣。
そして、彼女たちが姉として慕う若きナースまでもがその身を捧げることに……
自己犠牲愛……それは恥辱の宴なのか?!

羞恥の風、王道ストーリーをぜひご堪能くださいませ。


(舞衣)
ねえ、有里。この『姉として慕う若きナース』って、千里お姉さんのことなの?
でも誰に犯られちゃうのかな? 千里お姉さん。

(有里)
犯られちゃうって……?!
舞衣、言葉使いが乱れてますよぉ~。せめて犯されるとか……う~ん、あんまり変わらないような。
それよりも、ブログ立ち上げおめでとうって、祝電がきてるよ。

(舞衣)
えっ! 誰から?

(有里)
『羞恥の風』管理人兼作者の、とっきーさっきーから。
え~っと、なになに……?

『親愛なる有里様、舞衣様。
このたびは『少女涙の羞恥生活 2』の公開。誠におめでとうございます。
あなたたちが、このブログで一層盛り上がられるよう、これからも私、とっきーさっきーが、エッチで淫らなお話を発表していく所存ですので宜しくお願い申し上げます。
有里様、舞衣様。これからも、いい声で鳴いてくださいね』

(舞衣)
なにこれ……?!  
これからも舞衣たち、恥ずかしいことをいっぱいさせられちゃうの?

(有里)
……そうみたい。
おまけにこれって、とっきーさっきーの所信表明? 

(舞衣)
せっかくの記念すべき日だったのにね。
舞衣たち、これからどうなるのかな?

(有里)
う~ん……
それも、とっきーさっきー次第かも……
わたしたちがここで話すネタは、羞恥の風があってこそだからね。

(舞衣)
有里は大人なんだね。
それじゃ、有里お姉ちゃん。
記念すべき『少女涙の羞恥生活 2』公開記念日の締めをお願いね。

(有里)
そんなぁ~。舞衣の意地悪。
え~っと、え~っと、え~っと……

(副島)
それでは、皆様。
これからも有里様と舞衣様をビシビシ鳴かせますので、ご期待のほどを……ククククッ……

(有里)
げっ、どうして副島が……

(舞衣)
あ~ん。
舞衣もショック……ですぅ。


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希望へ……水面に咲く花火























(7)
 


(だめだッ、佳菜! 言っちゃダメだよっ)

「んんっ、あぁぁっ……の、ノブくん……?!」

熔けそうな心に愛する人の声が届いた。
目の前の人ではなかった。窓の外、死人の群れからでもない。

どこから? ノブくん、どこにいるの?

わたしは乳首とクリトリスを刺激されて、子宮まで揺らされながらも目だけを左右に走らせた。

(佳菜に辛い思いをさせてごめん。でも川上先輩、いや、川上の言葉に従ったりしたらいけないよ。
君が彼の愛に従ったその時、僕だけじゃない。佳菜、君までもがその肉体を失うことになるんだ。
あいつはそれを知ってて……)

耳を澄ませても聞こえない。
細くて途切れそうな声で、まるで月の光に掻き消されているお星様みたいで。

(ちょっと待ってよ。ノブくんは今どこにいるの?
身体を乗っ取られて、どこから話しかけているの?
佳菜、会いたい。会って本当のあなたの顔を見たいの。あなたの本当の肌に触れたいの。
そうでないとわたし……)

(佳菜、負けちゃだめだ。気をしっかり持つんだ。
肉体を奪われても僕は君の傍にいる。佳菜が僕を助けようとして身体を差し出したときも、ずっと隣に寄り添って泣いていたんだ。
悔しくて川上が憎くて、不甲斐無い自分も憎くて、でも僕にはどうすることもできなくて……)

(ううん、ノブくんは……あの男に騙されていただけ。だから自分を責めないで)

「おい、佳菜ぁ。どうしたんだい? 早く言いなよ『はるひこさん、愛してる』って。
それともまだ刺激して欲しいわけぇ? だったら気が狂うくらい責めてあげてもいいんだよぉ」

グニュグニュ、グチュウゥッッ……グチュグチュゥゥッ……

「はあっ……ふあぁぁっ、ひっくぅ……わぁ、わたしは負けないぃ、負けないんだからぁぁっ」

右指が佳菜の乳房を鷲掴みにする。
指先が乳首を捻りつぶして真ん中に爪先を押し立てくる。
左指が佳菜のクリトリスを引っ張った。
皮を引き剥かれてビンビン弾かれて、こっちも抓られた。思いっきり。

同時に、腰をバンバン打ち付けてきた。
骨盤が軋むくらいの勢いでぶつけては、子宮の中まで揺らせた。
デリケートな膣の壁が削り取られていく。

「ふふふっ、驚いたねぇ。ここまで来てまだ抵抗するとは。
でも俺は好きだよぉ。そんな勝気な女の子がねぇ」

「ンウゥゥッ……アグ、クゥゥゥゥッ! ならないッ、なら……くはッ……ないんだからぁっ」

全身を感電死するくらいの刺激が駆け廻ってる。
無抵抗な両腕をバタバタさせて、背骨が折れるくらい背中を反らせて……
舌を突き出して酸欠のお魚さんみたいにパクパクさせても、わたしは負けない。
佳菜は絶対に屈したりしないんだから。

「不愉快だねぇ。その表情」

初めて目にする憎悪に満ちた男の顔。余裕を失ったその表情。
わたしの身体を貫きながら、両眼を血走らせて眉毛を吊り上げて、ノブくんの仮面が外れ掛っている。

「んんっ、あぅぅっ……はあっ、はあっ、か、可哀そうな人…ね。あなたって……ひぎぃぃぃぃっっ!」

窓の外では死人たちがざわついている。
互いの顔を潰し合いながら、周辺から青白い炎が燃え尽きていく。

絶望と希望……
相反する心のせめぎ合いが、わたしから力を奪い、男の精神力さえ中和していく。

「あっああっ?! な、なんだぁ? どうなってぇっ?」

そして、腰の動きが止まった。
膣の中で破裂寸前の肉の棒を残して、わたしを感じさせていた10本の指が停止する。

(今だ。佳菜! 逃げてっ、ドアを開いて外へ!)

ノブくんが叫んだ。
わたしも「エイッ」って叫ぶと、残る力を振り絞って男をはねのける。
ドアを開いた。裸のままアスファルトの上に身体を投げ出した。

「うっうぅぅっ。か、佳菜ぁっ……あっあぁぁぁ」

車内から情けない声がして、ダークグレイのシートに白い放物線が描かれていく。
ヌメヌメと光った肉の先端から、いつまでも虚しい射精が続いている。

(走るんだ、佳菜!)

(ノブくんは、ノブくんはどうなるの?)

わたしは振り向いた。わたしと同じ全裸のまま車外へと身を乗り出す男。
その身体に視線を合わせて……

(大丈夫だよ、佳菜。僕は死なない。
だから、信じて。僕を信じて目の前のダムに飛び込むんだ。早く!)

「か、佳菜ぁ……待ってぇ……俺とぉ、俺にその身体を……」

月が山の稜線に姿を消し、青白い光が消えた。
掻き消されていた星々の輝きが力を取り戻し、比例するように男の動きが鈍くなっていく。

わたしは僅かに残った人魂を払いのけながら、水面へと走った。
怖くなんかない。佳菜はノブくんと一緒なんだから。

「ノブくん、佳菜はあなたのことを愛してる! だから一緒に……」

ドボンッ!

宝石箱のように煌く水の中へと落ちていった。
ノブくんを信じて。
もう一度ノブくんと一緒になれることを夢見て……



バーンッ! ヒュルヒュルヒュル……バーン、パァーン!

色鮮やかな光の花が何発も空に浮かんでは消えていく。

わたしはノブくんの手を握り締めて立っていた。
人ごみからちょっと離れた土手の上で、水面に映る花火を見つめながら並んで立っていた。
そして打ち上がる花火の音に紛れさせて囁いた。

「か、佳菜……ノブくんとなら……して……いいよ」

「佳菜……」

お互いギュッと手のひらに力を入れた。
肩と肩をひっつけた。

「ただし、初めてなんだから綺麗なホテルだよ。
間違っても、車の中でカー……カーセックスなんてイヤだからね」

「うん。わかってる。実はホテルの予約も取っているんだ。この日のためにね」

「ホントぉ?! もう、ノブくんったら。エッチなんだから。
でも、うれしい。佳菜、とっても幸せ♪」

ふたりの人生を祝うかのように、いなか町の花火大会はフィナーレを迎える。
その夜空に青白い月の光はなかった。
あるのは満天の星々の輝きだけ。

わたしとノブくんが、会社の先輩『川上春彦』の自殺を知ったのは、高級ホテルでの幸せな一夜を明かした後。その翌日のことだった。


『 水面に咲く花火 完 』



※ 長らくのご愛読、誠にありがとうございました。
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バージンと引き換えに得たもの























(6)
 


「ふふっ、佳菜はもう準備万端ヌレヌレってことか。
それじゃあ、遠慮なく処女をいただくとするかなぁ」

男がほとんど姿勢を変えずに宣言する。
汗にまみれたおっぱいに分厚い手のひらを感じながら、わたしはコクコクと頷いた。

さっきから歯が噛み合わなくてカチカチ鳴っている。
怖い。佳菜、とっても怖いよ。
でも決めたんだから。
佳菜のバージンと引き換えに、ノブくんの心を取り戻すって決心したんだから。

わたしは両腕を突き出して、ノブくんの背中を撫でた。
男も柔らかい仕草で乳房をマッサージしてくれた。

それなのに、ゾクリとしたモノが心臓を締め付ける。
佳菜の唇が小さく円を描くように開いた瞬間、ノブくんのお尻がぐっと落ちていく。
割れ目を撫でていた肉の棒が、先端からズブズブと沈んでいく。

チュブッ、チュプゥゥゥッッ!

「あっ! きゃぁぁッッ、んんっ、熱くて太いのがぁっ……痛ッ、い、痛いィィッ!」

「佳菜の膣(なか)は、気持ちいいぞぉ。ぐしょ濡れの肉に締め付けられてぇ、これが処女のおま○こってやつかぁ」

狭い穴がこじ開けられちゃう。
指を入れるのだって怖くて、生理のときもタンポンじゃなくてナプキンだったのに。

痛いよぉ。とっても痛いよぉ。
皮膚を剥がされるみたいでズキズキして。
もっと優しく挿れてほしいのに、ノブくんだったら……きっと、そうしてくれたのに……

ズズッ……ズズズズゥゥッッ!

「あ、ああ……入っちゃうぅっ。佳菜の膣に、痛いッ……キャ、うっくぅっ……ぜんぶ全部ぅっ」

男が深く息を吐きながらお腹を密着させる。
太ももを下腹部をピタリとひっつける。
そうして、プチップチッって何かが破れる音がした。裂ける音もした。
同時に涙腺が決壊したように涙が溢れた。

バイバイ、佳菜のバージン。
こんな形で奪われちゃってごめんね。

密着して、焼けるような痛みしか感じない下半身に、わたしは話しかけていた。
はあーはあーって、いやらしく息を放つ男から顔を背けて、流れ落ちる涙を座席シートに吸わせている。

「どうだ、佳菜ぁ。大好きな信雄のち○ぽで貫かれて気分は……?」

「……くぅっ」

「おっ、嬉しすぎて声も出ないかぁ。ふふっ、だったら悦びの声を上げさせてやろうかなぁ。こんなふうに」

ズズゥッ……ジュブゥッ……ズズズズゥゥッッ!

「うっぐぅっっ、ま、待ってぇっ、まだ……んんくぅぅぅっ……痛いッ!」

青白いシルエットを纏いながら、男が腰を動かした。
無感情なノブくんのお尻が上下に往復する。

「んあっ、あぁぁっ、もっとゆっくりぃっ……中が擦れてぇっ……くぅっ、いたいのぉっ」

「ふぅっ、はあっ、バカだな佳菜は。
こうしてチ○ポを抜き刺ししてやれば、処女のおま○こだって直ぐに気持ちよくなってくるさ」

そう言うと、座席が鳴った。車全体が揺れた。
大きくお尻を持ち上げては、力任せに硬いモノを刺し込んでくる。

繊細な女の子の気持ちなんて、この男はわかってくれない。
それよりも、バージンを失った哀しみの顔がきっと快感なんだ。この男にとって……

ズ二ュッ、ズニュ、ズニュ……ズズズ……

「はぁん……ひぃっ、お、奥に当たってぇっ……はうぅぅぅっ」

ノブくんのおち○○んが膣に入るたびに、身体をビクビク震わせる。
それを見た男が、涎を垂らしながら笑った。
窓の外では、人の顔を浮かばせた炎が追随するようにユラユラと笑った。

何回打ち込んだら終わるの?
何回鳴いたら解放してくれるの?

じゅぶ、じゅちゅ、じゅぶ、じゅちゅぅ……

「どうだぁ佳菜。気持ちよくなってきただろう? 信雄のチ○ポに感じてきただろう?」

「はぁっ、だめ……うっく、そんな……はぁぁぁっ」

挿入するごとに硬いモノが違う壁を擦りあげていく。
火傷しそうな熱い壁を円を描くように順番に刺激される。

「あうぅっ、あぁぁ……ひうぅっ!」

わたしは言葉にならない声を上げていた。
哀しい痛みが快楽に変化していくのが辛くて悔しいよ。
佳菜って淫乱体質なのかな?
ノブくんの身体に抱かれて、ノブくんのおち○○んに貫かれても、やっぱり心はあの男なのに、それなのに……

じゅぶぅ、じゅちゅぅ、じゅぶぅ、じゅちゅぅ……

「んふぅ、ふううんんん。どうしてなのぉ? 熱いよぉっ。切ないよぉっ……んぐぅっ」

「そうだぁ佳菜。その顔だぁ。さあ、思いっきり大きな声で『はるひこさん』って……はあ、はぁぁ、『はるひこさん、愛してる』って」

男が腰をひねりながら囁いてくる。
佳菜の心をエッチにマヒさせて、佳菜の割れ目からエッチなお汁を太ももから座席にまで垂らさせて、恋人の言葉を急かしてくる。

窓の外ではたくさんのこの世でない男たちが、ガラスに顔をひっつけて覗き込んでいる。
頭だけの身体が隣の顔をへこませながら、佳菜の心が淫ら色に染まるのを待ち構えている。

でもホントに気持ちいいの。
熱くて硬いのに奥の扉までノックされて、頭の芯までズキンズキンするの。疼いちゃうの。

「ほらぁ、早くぅ。でないと……!」

「いぃぃっ、ひぃぃっ! 乳首摘まないでぇっ! ひぃあぁぁっ、クリトリスをグニグニしないでぇっ!
言います。言いますからぁっ」

ごめん、ノブくん。佳菜はもう……

顔色まで青白くなった男。
その人の望む言葉を口にしようとした……その時?!



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もしかしてのミスキャスト?!





















 
え~皆様、ごきげんようでございます。
『見果てぬ夢』の主演女優、岡本典子でございます。
ただいま、小説『水面に咲く花火』の広報のお仕事をしております。

(佐緒梨)
うふふふ♪ 聖なる日まで半年あるけど、期間限定で復活しているのです。
『聖なる日の贈り物』に出演していた二宮佐緒梨、またの名を魔法使いサリーでぇ~す。
とっきーさっきーに召喚されて、典子お姉さんとコンビを組んでがんばっていまぁ~す♪

(典子)
佐緒梨、知ってた?
『水面に咲く花火』の広報も、惜しまれつつ今回がラストなんだってぇ。
とっきーさっきーから聞いて驚いちゃったぁ。

(佐緒梨)
あのぉ、典子お姉さん。白々しいでございますよ。
それよりも紙面の都合上、今から『水面に咲く花火』の壮大な趣旨について語り合うです。
まずは、今作品のメインコンテンツ、ホラーからでございます。
典子お姉さん、ホラーと言えば?

(典子)
ウラメシヤ~♪ の幽霊でしょ、やっぱり。
キャアァァッッ! のモンスター系も捨てがたいわね。
ドラキュラ・フランケンシュタイン・狼男の古典系ビッグスリー怪物とか。
う~ん……ドラキュラさんとなら、ベッドインOKだけど。
フランケンさんは、アレが大きすぎて規格外だし、狼男さんとしたら、きっと交尾ね……ムニャムニャムニャ……

(佐緒梨)
典子お姉さん、勝手に話をワープさせないでくださいっ!
両手は膝の上っ! 股の中心で遊ばないっ! パンツの中に指を入れないっ!
で、佐緒梨はあえて断言致します。
ホラーと言えば、幽霊なんですと。

(典子)
そんなぁ~、幽霊みたいな気体とどうやってエッチするのよぉ。
穴に突っ込まれても全然感じないでしょう?
それにホワイトソースって、どうなのかな? やっぱり気体だから水蒸気みたいに……?
う~ん、やっぱり一度、試してみたいような……

(佐緒梨)
どうぞご勝手に。全国墓地巡りでもして、お友達をたくさん作って乱交パーティーでもしてください。
それで話を戻しますと、『水面に咲く花火』の登場キャラである川上春彦……う~ん、妖しい匂いがプンプンとしてますねぇ。
魔法使いサリーの直感が、あの男は幽霊であるとささやいてくるのであります。

(典子)
そうねぇ、確かにノブくんに取り憑いているみたいだし、妖しいわねぇ。
でも、実はリモコンか何かで遠隔操作しているかもしれないわよ。

(佐緒梨)
ノブくんはラジコンですか?
脳ミソに機械が埋め込まれていると? う~ん、それも新手のホラーですね。
ということで、後半はネトラレをテーマに語り合いましょうね。
ここでCMです。はい、典子お姉さんバトンタッチね。

(典子)
えっ、ええ……こ、ここからは小説『水面に咲く花火』の公開予定日のお知らせです。


  第6話  7月 20日  日曜日
  第7話  7月 23日  水曜日


夜空を色鮮やかに彩る花火の群れ。威勢良く打ち上がる大音響は真夏の大気を振動させる。
高校を卒業したばかりの若い二人は、手と手を握り合い漆黒の空に咲くその大輪を眺めていた。

『羞恥の風』創設初の、ホラー系ネトラレ系官能小説をぜひお愉しみくださいませ。

因みに典子は、カーセックスをしたことがありませぇ~ん。
だって、典子のパートナーって運転免許を持ってなかったんだもぉ~ん。
カーセックスに興味津々の典子がお送りしましたぁ♪


(佐緒梨)
だったらタクシーにでも乗って、運転手さんとズッコン・バッコンしてください。
はい、次いきます。ネトラレでございます。
典子お姉さん、ネトラレ気分はいかがですか?
亡き夫を思いながらエッチしているんでしょ? 拓也さんと。
でも次第に、心と身体は肉体派の拓也さんを求めるようになり……むふふふでございます♪

(典子)
ちょっと佐緒梨、どうしてネトラレで拓也が出て来るのよ。
それに、ネトラレは奥が深いの。お子様サリーには100年早いわよ。

(佐緒梨)
あ~ん。100年経ったら佐緒梨はお婆ちゃんですぅ。
ズッコン・バッコンしてもらえないですぅ。
ついでに典子お姉さんは、お墓の下ですぅ。
アッチの人たちと毎晩乱交プレイしてるですぅ。
やっぱり、ネトラレてるですぅ。

(典子)
こらこら、話がホラーにUターンしてるじゃない。
だったら典子のベッドインはドラキュラさんと……

(典子)(佐緒梨)
そろそろ、お別れの時間がきちゃいました。
ホラーとネトラレ。どちらも深くて禁断のテーマのようでございます。
語り出せば、エベレストの頂上からマリアナ海溝の深海まで、未熟な典子と佐緒梨には手に負えないであります。
ということは……?
とっきーさっきーのミスキャストということで、これにて。
さようなら~♪♪ バイバ~イ♪♪


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春彦さん……佳菜は……気持ち……いいです……























(5)
 


「うくぅっ、い、いきなりなんて……」

「安心しろぉ。前戯くらいしてやる、ほらよぉ」

「あっあぁぁ、痛ッ! おっぱいに指を立てないでぇっ」

節くれだった男の指が乳房の中へと沈み込んでいく。
揉むというより力任せに掴まれた。
握りつぶすように握力を加えながら、ふたつの膨らみをちぎり解していく。

「ほらぁ、鳴いてみろぉ。気持ちいいとか感じるとかぁ、なにかあるだろう?」

「あ、あぐぅっ、痛いっ。ううぅっ……き、きもちいい……くぅッですぅっ」

わたしは男の期待に応えようと、心にもない言葉を叫んでいた。
蠢く指先から逃れようと、背中を座席シートに沈ませながら、涙目のまま口の端を緩めていた。

「そうかぁ、佳菜は気持ちいいんだねぇ。だったら春彦さんが抜けているだろう?」

それなのに、この男はノブくんの瞳をキツネ目に変えた。
吊り上げた目で、まだまだという感じで佳菜の心と身体を切り裂こうとする。

「ふぐぅぅぅっ、やめてぇッ……こわれるぅッ! ……き、きもちいいです……はぐぅっ、はるひこ……さん……」

おっぱいをいたぶる激痛に、ほっぺたまで緩めて微笑んでいた。
微笑んで涙をいっぱい溢れさせて、好きでもないのに、この人の名前を呼んだ。
心の中でノブくんって置き換える。
ノブくんの指だったら、我慢できるって自分を信じこませて。

「ふふっ、春彦さんかぁ。いいねぇ。では、こっちはどうかなぁ?」

ちゅくぅ、ちゅぷっちゅぷっ……

「ひぃ、ひゃあぁぁっ! そこはぁ、だめぇっ!」

そんな佳菜の心を見透かしたように、男が腰を動かした。
引き締まった筋肉を小刻みに運動させて、割れ目のお肉に硬いモノを擦り付けてきた。
座席シートいっぱいに開かされた佳菜の下半身。
その間に割り込んだノブくんの身体が、今にも挿入しそうな態勢をとっている。

「はあっ、あぁっ、い、いやぁ……ゆるしてぇ」

初めての感触に、佳菜の女の子が恐怖して強張った。
それに追い打ちを懸けるように、窓を埋め尽くす人魂の群れが揺れる。
ユラユラと漂って、その数が2倍にも3倍にも膨れ上がっていく。

「よかったなぁ佳菜。どう見積もっても百人くらいいそうだぜ。死人のギャラリーがなぁ」

「イヤイヤ、見ないでぇっ! はぅぅんんっ、みないでよぉっ!」

まるで佳菜の恐怖心がエネルギー源のように、ノブくんの身体は更に腰を揺すった。
硬くなった先端のヌルヌル液を、恥ずかしい処全体に万遍無く塗り付けてくる。
仕上げのように尖ったクリトリスもグリグリされた。

「んんんっくぅ、あっあぁ、はるひこさん感じるぅっ……お豆ぇっ、きついぃっっ……くぅん」

勝手にお腹の筋肉が痙攣してる。
ちょっと言葉は意識したけど、今度は自然に鳴かされちゃった。
だって、ノブくんのアレ、硬くて熱いだもん。
佳菜の大好きな、ノブくんのおち○○んなんだもん。
それが佳菜の感じる処を弄るんだもん。

「ふふっ佳菜。もっともっとぉ、甘い声をださせてやるからなぁ」

「あはぁ、くぅっ……乳首弾かないでぇっ。いやぁっ、クリばっかり刺激しないでぇっ! はうぅんんっっ」

無意識に揺れる背中。
ノブくんの身体を挟むようにして、無意識に揺れる下半身。

ノブくんの指に、佳菜の乳首を交互に抓られて。
爪先でもパチーンッってされて。
ノブくんの硬いおち○○んに、佳菜の感じるお豆をギューって押しつぶされて。

だんだんとじゃない。ゆっくりとじゃない。
あっという間に、本気で気持ちよくさせられちゃう。
青白いギャラリーさんだって、今では窓のお飾りみたいに見えちゃうもの。

「んんっ……はあぁぁっ……そんなの……だめぇ……」

これが抱かれるっていうことなの? 
これが男の人の愛し方なの?
わたしより上手だなんて。佳菜の指より感じちゃうなんて。

だって佳菜のアソコは、ホントに濡れちゃってるもん。
まだバージンなのに膣の中がキューってして、エッチなお汁が溢れてくるのがわかるもん。

じゅぷ、じゅぷ……じゅぷぅぅぅっ……

「あっ……ふぅ……感じるぅっ、はるひこさん、おっぱいが切ないのぉ。
アソコがジンジンするのぉっ」

ノブくん。ノブくん。ノブくん。ノブくん。

くちびるが動くたびに、わたしは愛する人の呪文を唱えていた。
ノブくんの指におっぱいを突き出して……
ノブくんの腰に合わせて、佳菜も腰をクネクネさせて……
バージンなのに、イッちゃいそうで。
バージンなのに、はしたなく乱れそうで。
だから……叫んでみた。

「んんっ、はあうぅんん。おねがい……はるひこさん。い、挿れてぇっ……佳菜とセックスしてぇっ!」

早く終わらせてほしい心。
ノブくんとの初エッチを期待する心。
互いにすれ違うふたつの心が手を結び、佳奈に淫らな勇気をくれた。

そして、外で揺れる青白い光と素肌を照らす月の光が同色になって、男の愛撫が止まった。



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性奴隷~白い快楽 第3話



  
                                          


第3話



        「社長、宜しくお願いします」

        沈黙を打ち消すかのように藍子が一礼した。

        「まあ、掛けなさい」

        藍子はゆっくりと歩きソファーに腰を降ろした。
        高級感が溢れるソファーは見た目よりも軟らかく、藍子の下半身をすっ
        ぽりと埋めた。

        「相川君の言ったとおりだ」
        「えっ?」
        「実に綺麗な女性だ」
        「そ、そんな……」

        亀山の大きな身体がデスクを離れ、藍子の隣に向かってきた。

        「ご主人と結婚されて何年かな?」
        「……」

        藍子は亀山が隣に座るのと同時に、腰をずらした。

        (話題を変えなければ……)

        「社長、ご契約は……?」
        「まあ、そう急がんでもいいじゃないか?」
        「……」
        「君はもう子供じゃないんだ、月に数百万稼ぐためには何をすればいい
        のかわかるだろう?」
        「……どういう意味ですか?」

        藍子は耳を疑った。

        「ここに来たからには、覚悟が出来てたんだろ?」
        「……」

        亀山の手が肩に触れた時、藍子は咄嗟に立ち上がろうとした。

        「仕事が欲しくないのか!」
        「……」
        「わしがその気になれば君は金持ちになれるんだぞ!」

        亀山の罵声が部屋中に響き渡り、藍子の身体は硬直した。


        「や、やめて下さい! 社長、な、なにするんですか! ちょ、ちょっ
        と、きゃ!」

        棒立ちになっていた藍子に、亀山が抱きついて来た。

        「おとなしくしなさい、、ほらっ、おとなしく!」
        「いやっ! やめて下さい、、いやです、、あっ……」

        藍子の小柄な身体は、亀山の腕力には抵抗するすべもなかった。
        亀山の大きな手が身体に絡みつき、藍子は自由を奪われてしまった。
        胸ボタンは千切れ落ち、着衣が乱れた。

        「きゃ~~~~~、だ、誰か! 誰かたすけて~~~~~」
        「うっふっふ~~~、無駄だ! いくら叫んでも無駄だぞ!」

        次の瞬間、亀山の股間から鈍い音がした。

        「ううっ、、」

        藍子は無我夢中で亀山の股間を膝で蹴り上げていた。
        そして亀山の大きな身体が床に崩れ落ち、藍子は部屋のドアに向かって
        逃げ出した。

        (あっ……)

        藍子はドアの前で立ち竦んでしまった。

        (ドアが開かない……)

        「ううっ、、さっき言ったろ、、無駄じゃ、、観念しろ、、」
        「……」
        「ここは密室だ、観念しなさい!」

        今度は藍子の身体が崩れ落ち、床に座り込んでしまった。



        亀山の大きな身体が藍子を抱き上げた。

        「何も怖がる事はない、心配せんでもいいぞ……」

        藍子の目からは涙が流れていた。

        「こっちに来なさい」

        亀山は藍子の腕を取り、デスクの横にある大きなドアに導いた。
        そして中を覗くと、そこには大きなダブルベッドがあった。

        「社長、私は何をすれば……?」

        藍子が虚ろな目で問いかけた。

        「何もしなくてもいい、横になりなさい」

        藍子は自ら上着を脱ぎ捨て、ベッドに横たわった。


        藍子は抵抗する気力さえも失せていた。
        今更後悔しても仕方がない。後悔したところで、この場からは逃げられ
        るすべもなかった。

        (相川に騙された……)

        旨い話などある筈がない。
        赤字続きのモダに、一流ホテルからの専属依頼。
        藍子よりも実績や才能がある美容師など、掃いて捨てるほどいる筈だ。



        亀山は衣服を脱ぎ去り、ブリーフ姿になっていた。
        そして藍子のブラウスのボタンを外し、大きな顔を近づけてきた。

        「うう、、いい匂いだ」

        亀山は、藍子のブラジャーの上に大きな鼻を押し付けた。

        「どれどれ、若妻の乳首はどんなかな?」

        ブラジャーが、大きくゴツゴツとした手によって剥ぎ取られた。

        「おおう、これが若妻乳首か……」

        亀山は口先を尖らせ、藍子の乳首に吸い付いてきた。

        「ああ、うまい、、ああ、やわらかい、、」



        藍子は、初めて出会った男性に陵辱されながらも、まるでマネキンのよ
        うに動かなかった。
        じっと目を閉じ、亀山の卑猥な言動に逆らう事はなかった。

        (感じてはいけない……)

        藍子の脳裏には、この言葉だけが繰り返されていた。

        しかし女の身体というのは、時として意に反する事がある。

        「ほほう、、乳首が硬くなってきたぞ、、ほら、、」

        亀山の、軟体生物のようにうごめく舌先が、藍子の身体に変化を与えて
        いた。

        「気持ちいいだろう、、ほら、ほら、」

        亀山の舌先は、若い藍子の身体を容赦なく攻め続け、官能の泉へ導こう
        としていた。

        「我慢せんでもいいぞ、、感じなさい、、ほら、感じなさい、、」

        (感じてはいけない…… 感じては……)

        藍子は唇を噛み締めながら、じっと耐えていた。




※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
  尚、著作権は、ましゅまろくらぶ 真理子様に属しております。
  無断で、この作品の転載・引用は一切お断りいたします。


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ギャラリーは人魂?!























(4)
 


「か、佳菜の……お……おま○こは……全然感じていません。ぬ、濡れてもいません」

口を閉じた途端、全身から汗が噴き出してきた。
はしたなくて口にしてはいけない単語に、佳奈の女の子が泣いちゃった。

「さすがに処女のおま○こだ。中のヒダヒダまでサーモンピンクなんだねぇ。綺麗だよぉ」

全然うれしくないのに、男は恋人のように褒めてくれた。

「も、もう充分でしょ。これ以上わたしを辱めないで」

だからわたしはキッと睨んで、アナタの恋人なんかじゃないって顔をしてあげた。
両手の指で恥ずかしい処を拡げても、こんなの平気って顔もしてあげた。

でもね、割れ目の突端に触れた指がブルブルしている。
ほっぺたの内側を噛み締めていたから、佳菜の血液と唾液が混ぜこぜになっちゃってる。

そんなわたしが可笑しいのか、男がふっと息を吐いた。
そして、視線を窓の外へと向ける。

「……なッ?!」

つられて覗いた目の隅っこで、光るモノがひとつ、ふたつと浮かんでいた。
ゆらゆらと漂っていた。

「やっとお出ましのようだね。遅かったじゃないか」

「な、なんなのよ、これ?」

「ん、佳菜は知らないの? 人魂だよ。この世に未練を残して成仏できないっていう、ホラー話なんかで登場するポピュラーな奴」

男は驚きもせずに平然と答えた。
窓ガラスの外でふわふわと踊る無数の青白い光。
大きいのや小さいのや、分裂したり吸収されたりしながら、次第にこの車を取り囲むように輪を狭めてくる。

「ヒッ! ヒィィッッッッ! イヤッ、こないでぇッ、近づかないでッ!」

「ふふふっ、怖いかい佳菜ぁ」

「ヒャァぁぁぁッッ、イヤぁぁぁぁッッッ!」

泣き叫ぶ耳元でノブくんの顔をした男が囁いた。
ぞくりとする粘っこい声に首筋を舐められて、窓の外から人魂に覗かれて、わたしは更に大きな声で泣いた。
もう少しで『ノブくん』って、叫びそうになった。

「なにも怖がることなんかないんだよ。こいつらはただのギャラリーなんだからさぁ。
そう、女の肢体。女の匂い。女のよがり声。こんなのに寄ってくる虫みたいなものさ。
それよりも佳菜。そろそろ初体験を済ませようよ。そのために僕はここにいるんだからさぁ。
信雄のおち○○んもほら、涎を垂らしまくっているよぉ」

男がノブくんの身体を揺すった。
おどけてノブくんをけなすように、ピンとそそり立った肉の棒をゆらゆらさせる。

もう、気が狂いそう。
だってノブくんがノブくんじゃなくて、周りを幽霊に囲まれて、それなのに……
それなのに、抱かれないといけないなんて。セックスしないといけないなんて……
大切な人の身体と、でも心は別のわたしの嫌いな人となんて……

「ふふふっ……」

そう思うと悲しさを通り越しておかしくなってきちゃった。
わたしの上できょとんとしたノブくんの顔を見ていると、もっと笑ってもっとおバカになりたい。なってみたいって……

「おい佳菜ぁ。お前、笑っているのかぁ? どうして?」

「うふふふっ、そんなのどうでもいいじゃない。
それよりもセックスするんでしょう。だったら挿れなさいよっ。
そのお、おち○○んを……佳菜の……お、おま○こに突き刺して、セックスしなさいよっ」

わたしは笑顔で挑発してあげた。
恥ずかしい単語だって、ちょっと詰まっちゃったけどちゃーんと言ってあげた。
どうせ逃げることなんて出来ない。
外には幽霊達が待っているし、抵抗したって男の腕力には敵わないし。

だったらこうするしかないもの。
せめてノブくんの身体で、ノブくんの熱いモノで佳菜の初めての人になって欲しいの。
佳菜が18年間守ってきたバージンを、ノブくんの身体に奪って欲しいの。

「そのかわり、これだけは約束して。
わたしとのセックスが終わったら、ノブくんを返して。ノブくんを解放してあげて」

「もしも、俺が約束を守らない時は……?」

おどけていた男の目付きが変わる。真顔でわたしを見つめてくる。

「そのときは……死にます。
ノブくんの首を絞めて、わたしもそこにあるカッターナイフで自殺して、ふたりして幽霊になってあなたを呪います。本当です!」

「ふっ、おもしろい」

何がおもしろいなのか、男は目を細めた。
上体を被せてきて鼻の頭をひっつけながら囁かれた。

「佳菜が真面目にセックスさえすれば、信雄は返してやる。
そのかわり、これは俺からの条件だよぉ。
行為の間は、この春彦が恋人。甘い声で鳴いて淫らに悶えてみろぉ。わかったな」

わたしは頷いた。
同時に佳菜のおっぱいを手のひらが覆った。



目次へ  第5話へ





ホラーとネトラレで……バッカも~んッ!!





















 
え~皆様、またまたの登場で、ごきげんようでございます。
『見果てぬ夢』の主演女優、岡本典子です。
ただいま、小説『水面に咲く花火』の広報のお仕事をしております。

(佐緒梨)
うふふふ♪ 聖なる日まで半年あるけど復活しているのです。
『聖なる日の贈り物』に出演していた二宮佐緒梨、またの名を魔法使いサリーでぇ~す。
とっきーさっきーに召喚されて、典子お姉さんとコンビを組んでがんばりまぁ~す♪

(典子)
ちょっと佐緒梨、がんばりまぁ~す♪ じゃないわよ。
大変なことになっているわよ!

(佐緒梨)
な、なんですか? 典子お姉さん。
そんなに目尻を吊り上げると、壁塗りメイクにひびが入りますよ。
はい、塗り壁・ぬりかべぇ~♪

(典子)
あ~ら、ありがとう♪ 最近、お化粧の乗りが悪くって……ててっ! そういうネタじゃないのよ!
『お前たち、この前の広報はなんだっ! 「水面に咲く花火」の壮大な趣旨がわかっとらん!』って、とっきーさっきーからお怒りの言葉が……

(佐緒梨)
ちっちっちっ。壮大な趣旨って、とっきーさっきーも大げさねぇ。
全7話の短篇小説でしょ。『水面に咲く花火』って。
登場キャラだって、メスとオスがそれぞれ一匹と幽体だけじゃない。寂しいわねぇ。

(典子)
あのぉ~メスとオスはちょっと言い過ぎよ、佐緒梨。
カブトムシのペアじゃないんだから。まあ、もうひとりは、一匹でもいいかも。
って、話がまた脇道迷走中じゃない!
要するに……?!

(佐緒里)
要するに……?! 

(典子)
え~っと……なんだっけ? 確か……え~っと?!

(佐緒里)
はあ~……人生25才にしてボケとのお付き合い。
羞恥の風、最高齢女優も前途多難ねぇ~
今のうちに、恒例のアレをやっておきますね。

え~っ、ここからは小説『水面に咲く花火』の公開予定日のお知らせです。


  第4話  7月 13日  日曜日
  第5話  7月 17日  木曜日


夜空を色鮮やかに彩る花火の群れ。威勢良く打ち上がる大音響は真夏の大気を振動させる。
高校を卒業したばかりの若い二人は、手と手を握り合い漆黒の空に咲くその大輪を眺めていた。

『羞恥の風』創設初の、ホラー系ネトラレ系官能小説をぜひお愉しみくださいませ。



(典子)

そう! それそれ、ホラーとネトラレよっ!
とっきーさっきーが言ってたの。『水面に咲く花火』のウリであるホラーとネトラレを、お前たちはアピールしてないだろうッ!
面白くもないネタに紙面を使いおって。
バッカも~んッ!!って。

(佐緒梨)
あのあの、典子お姉さん。最後の『バッカも~んッ!!』だけ鼓膜ダイレクトはやめてもらえます?
サリーの脳ミソがこぼれちゃいます。
それに、ホラーとネトラレの2大テーマを今から語り合うには、残面ながら紙面の都合が……

(典子)
う~ん、それもそうね。
だったらこうしましょ。2大テーマの語り合いは次回に持ち越しということで。ね、佐緒梨♪

(佐緒梨)
あーっ、典子お姉さん。ほっぺたがユルユルですよぉ。
ホントは『水面に咲く花火』の広報なんて興味ないんでしょ?

(典子)
うふふふっ♪ ばれちゃったぁ?
だって……テーマが『ホラーとネトラレ』なんでしょ?
ということは……?!

(典子)(佐緒梨)
『ホラーとネトラレ』で……『ほらぁ~ね。取られちゃったぁ』大事な紙面をね♪

バッカも~んッ!!

(典子)(佐緒梨)
ひえぇぇ~ッッ! 次はまじめに頑張りまぁ~す!


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アナタのために準備したランジェリーなのに……























(3)
 


車内という限られた空間に流れる、肌を滑る布の音。金属金具の音。

シュル……スススゥーッ……
カチャカチャ……シュル……ズズズゥーッ……

「くぅっ、は、恥ずかしい。イヤッ、見せないで……」

わたしが頭からTシャツを引き抜いたときには、ノブくんは上半身裸になっていた。
震える指がスカートのホックに掛るときには、ノブくんもズボンのベルトを緩めていた。
勇気を出して履いたミニスカートも、ゆっくりとゆっくりとずらしていく。
それに合わせるように、ノブくんもジーンズを下していく。

ほとんど水平に倒された座席シート。
そこに寝かされたわたしは、下着の上から胸と下腹部を2本の腕で隠していた。

「ふ~ん。ピンクなんだぁ。それも上下お揃いの花の刺繍が付いてる。
女の子って、初体験のときは下着もこだわるって聞いたことがあるけど、佳菜もそうなんだねぇ。
ふふふ、俺のために可愛いブラジャーとパンティーをありがとうね。
信雄には見せてあげないけど……クククク……」

「ああぁっ……う、ううっ……」

フロントガラスに背中をひっつけた中腰の男が低く笑った。

この日のために準備してたのに……
パソコンの画面と睨めっこして、一生懸命選んだランジェリーなのに……
ノブくんのために。ノブくんがエッチそうな目で佳菜を見てくれることを想像して……

カチッ……ススーッ……

だからわたしは、座席シートの下に腕を入れた。
指先にホックを引っかけてパチーンと外していた。
緩むカップを力任せに引っ張った。
肩紐をずらせて座席の下に落とした。

いやらしく眼尻を下げた男が、ちょっと意外そうな顔をする。
わたしはその表情を勇気に変換して、腰骨に引っ掛かっている最後の一枚に指を添えた。

シュルシュルシュル……ススー

「くぅぅっ、んんっ」

お尻をほんの少し持ち上げて、ちっちゃな面積の布を引き下ろしていく。
紐のように丸まったピンク色のモノが、太腿を過ぎてひざ頭を通過して足首に絡まった。

その間、わたしは首を左に向けて黒い水面を見つめていた。
そして、口の中で呟いていた。

絶対に見せてあげないから。
佳菜の上下お揃いのランジェリーは、ノブくん専用なの。他の誰の目にも晒したくないの。
特に川上先輩。あなたにはね。

「驚いたぁ。佳菜って可愛い顔して以外と度胸あるんだねぇ。それじゃあ、僕も」

「ひぃっ、いやぁっ!」

男はトランクスの前の突っ張った膨らみを見せつける。
そうしておいて、腰を揺らせながら下着を下していく。

ふざけてる! 絶対この人、頭おかしいよ。
でも……

わたしは目の端でノブくんのアレを見つめていた。
ピンと斜め上を向いて、ピクピクしているお肉の棒から目を逸らせなくなっていた。

「なーんか、面白くないよねぇ。信雄の奴、俺のより立派なモノを持っていてさぁ。
いっそのこと、このおち○○ん。そこのダッシュボードに入ってるカッターナイフで切断しちゃおうかなぁ。シュパッって……」

男の輪っかになった指が、ノブくんのあそこを締め上げた。
長い肉棒の真ん中に指がめり込んで、顔に憎悪の表情が見え隠れする。

「ダメよっ! そんな……そんなことしたら、ノブ……ううん、死んじゃうぅっ!」

「ふふっ、冗談だよぉ。佳菜。いくら俺だって、そんな痛いことはごめんだからねぇ。
それよりも、ほらぁ。佳菜のアソコをよく見せてよ。
足を開いて自分の指でおま○この中まで拡げて……さあ、やるんだ」

「わかった……春彦……」

もう従うしかないよね。
だって、さっきの顔。あれって本気っぽく見えたもん。
もう何がなんだか、わからなくなっちゃったけど、ノブくんの身体だけは守ってあげないとね。

足元にしゃがみ込んだノブくんの身体。
そのエッチな視線を浴びながら、両足を開いていく。

「ああぁっ、見ないで。お願いだから……みないで」

呪文を唱えるように声を上げた。
どうせ見られちゃう。佳菜のアソコ、覗かれちゃう。
でも、わたしの女の子が叫んじゃうの。
叫んだって、男の人を悦ばせるだけなんだけど、やっぱり我慢できないの。

「ほぉ~ぅ。佳菜ってあどけない顔をしているのに、下の方は大人だったんだねぇ。
お尻の方まで恥ずかしい毛に覆われちゃって……ふふっ、いやらしいよねぇ。
それに、あれぇ。君って、クリトリスが大きいねぇ。いや、見られたたげで感じて勃起してるのかな?
案外、スケベなんだね」

「違う。変なこと言わないで。
わたし、毛深くもないし、感じてもいない! そんなのデタラメよっ」

「ふふふっ、だったら証明してみせてよぉ。
指で中まで開いて『佳菜のおま○こは全然感じていません。濡れてもいません』ってね」

「ああ……」

まるで征服者のように男が見下ろしている。
これじゃ完全にこの男のペース。
わたしは口にした言葉をひどく後悔しながら、指を盛り上がったお肉のサイドにひっつけた。

「さあ、思いっきり開くんだ!」

「ううぅっ、くぅぅぅっっ……」

ごめんなさい、ノブくん。こんな男に言いなりになる佳菜を許してね。
指先に力を入れた。
すると、男の喉仏がゴクリと動いた。
恥ずかしいお肉の中まで、いやらしい空気に撫でられちゃった。



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ノブくん……だよね?!























(2)
 


「さあ、佳菜。着いたよ」

「じ、冗談……だよね。ノブくん? 
佳菜を驚かせようとして、こんな所へ? それともノブくん、お、おトイレとか……?
……って、ここ、おトイレはないし……あっ、喉が乾いたのね。え~っと、自動販売機はと……?」

「もう、佳菜ったらなに言ってるんだよ。今、話しただろ? 『着いたよ』って」

「や、やっぱり……ここ?!」

わたしは、横断歩道を渡る幼稚園児のように首を振った。
ノブくんの言葉を否定したくて、佳菜が話したモノを証明したくて。
でも、車が10台くらい停まれそうなスペース以外、公衆トイレのマークも、明々と電気の点いた鉄の箱も何も見付からない。
シーンと静まりかえって、伸ばせば手が届きそうな黒い湖面と、鳴き続ける虫の声。
そして、雲ひとつない夜空に浮かぶ青白い満月の光。

「う……ううぅぅっ。ひどいよノブくん。
佳菜はとっても恥ずかしかったのに、勇気を出して告白したのに……
それなのに、車の中でなんて……そんなのイヤだよ」

「佳菜……ごめん。怒らせちゃった?」

「当り前よ。確かに佳菜もノブくんもお給料安いし、お洒落な高級ホテルなんて贅沢言わないけど、せめて普通のホテルで……ラ、ラブホテルでもいいからさ。
ね、ノブくん。帰ろう? 
それにここ、不気味で変な感じがする。早く戻ろうよ。ね」

「おかしいな? 川上先輩。僕が相談したらここがベストポイントだって紹介してくれたのに……
ここなら、佳菜と気兼ねなく愛し合えるって、勧めてくれたのに……なぜ? なぜ拒否するのぉ? ううぅっ、なぜ僕ではなくてぇ、信雄を選んだりするのさぁ」

「ノブくん?! 今なんて! 川上先輩? それってその……ヒィッ!!」

わたしの口から続きの言葉は出て来なかった。
運転席で首を横に向けたノブくんは……ノブくんではない。
顔はノブくんで仕草もノブくんだけど、やっぱり違う。なんなのよ! そのへばりつくような粘着質なしゃべり方? 

「ちょぉっ、ちょっとぉっ! い、いやぁッ、来ないでッ! ひ、ヒィィィィッッ!」

その人は助手席のわたしの上に圧し掛かってきた。
ひざを無理やり拡げると下半身を割り込ませてきて、そのまま胸と胸を合わせた。肩と肩も合わせた。
最後に唇を合わせようとして、イヤイヤするようにわたしが首を振ると、ペナルティだって感じで座席を押し倒した。

「ひゃぁっ! ちょっと急に……どうしちゃったのよ? ノブくん、ねえ、ねえってばっ!」

「佳菜ぁっ、き、君が悪いんだぁ、君さえあの時、俺のプロポーズを受け入れてくれたら、こんなことにはぁ……ふふふ、ははははっ」

「えっ! そ、そんな……あなた……川上先輩?!」

全身に男の重みを感じながら、出てきた答えはあり得ないもの。非科学的なもの。

「ふふっ、やぁっとわかってもらえたようだねぇ。佳菜ぁ。
そういうことぉ。君の大好きな信雄は、今では俺のアヤツリ人形さぁ。では、佳菜の唇のお味はと……」

「い、いやぁぁッ! ノブくん、しっかり。しっかり……むぐぅぅぅッッ?!」

月明かりの下、男の影が視界を遮った。
全体重を乗せながらわたしの抵抗を封じ込めると、ヌメヌメの舌を差し込んでくる。
必死でくちびるを閉じていたけど、もうダメ。
顔どうしを密着されて鼻が押しつぶされて、呼吸させてもらえないの。
苦しくてちょっとだけ口を開けたら、佳菜の舌がノブくんだった人の舌に絡みつかれちゃった。

「ちゅぷぅっ、ちゅばぁっ。佳菜のベロっておいしいぃ。ほらぁ、信雄の唾をたっぷりと入れてあげるぅ」

「んぐぅぅっ、むぅぅぅっ。ゆ、ゆるしてぇっ……川上……先輩……」

口の中が、ノブくんの唾液に占領されちゃう。
佳菜の舌の裏も表もノブくんの舌にスリスリされて、喉の奥へと追いやられちゃう。

わたしは虚しく抵抗した。
覆いかぶさる身体を両手で押し上げようとして、両足でノブくんの下半身を挟み込んで……
本当は、ひざ頭で男の人の急所を『エイッ!』って蹴り上げてやりたかった。
でも……でもね。できないよね、そんなこと。
大事なノブくんの身体だもんね。佳菜には無理だよ。

「ぷはぁっ。おいしかったよ、佳菜の唇。濃厚だねぇ。
ふふふっ、どうしたの? 顔を背けたりして。
さあ、もっと楽しもうよぉ。今夜は佳菜の記念の日になるんだからさ」

「イヤよッ! アナタとなんか絶対にイヤァッ!
ノブくん、起きてよ。正気を取り戻しててばぁッ!」

「くくっ、無駄だよ佳菜。信雄の身体は俺が支配しているんだよ。俺の思い通りに動くのさ。
君の行動しだいでノブくん、大変なことになるよぉ。
だって、このまま目の前のダムに飛び込むことだって簡単だしねぇ」

ガチャって音がして助手席のドアが開いた。
身体の上から重しが消えて、直接月明かりがわたしを照らす。

「ま、待ってっ、ノブ……い、いえ川上先輩……」

わたしは腕を伸ばしていた。
半身外に飛び出しているノブくんの腕を掴んでいた。

「わ、わたしが……相手……します。
だから先輩、ノブくんに何もしないで……お願い……します」

「ふふふふ、そうだよぉ。やっぱり素直な佳菜が一番似合ってるよぉ。
それじゃあ、こうしようかな。お互いに見せ合いっこしながら裸になろうよ。
それと、これからは俺のことを春彦って呼ぶこと。
もし、ノブくんなんて呼んだりしたら、そこのダムにダイブするからねぇ。いいね、佳菜」

「……はい。は、春彦」



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エッチな告白は花火の下で























(1)
 


ドボォーンッッ!

月明かりに照らし出された水面に、一筋の水しぶきが上がり、それは円形の波紋となって拡がっていく。

午前1時……
今、ひとりの男性が底深いダムに向かって身を投げた瞬間であった。

(暗い……苦しい……俺は……早まったのか?)

男は闇に染まる水の中をもがきながら沈んでいく。
やがてその闇が、あの世へと繋がっていることに気付いた時、男はひどく後悔した。
自分の浅はかさを悔いた。

(こんなことなら、せめてあの娘と……)

何度もそう思い。そう願い。
記憶と時間が渦を巻き融合した世界で、誰かが語りかけてきた。

『お主に地獄の門をくぐる覚悟あるならば、今一度現世に戻すほどに。
但し、戻るはお主が魂のみ。如何?』

肉体を朽ちさせながら男は応えていた。
この世に置いてきた、ただひとつの未練を果たすために……



「か、佳菜……ノブくんとなら……して……いいよ」

わたしは、ぶ厚い手を握り締めながら呟いていた。
胸をドクドクさせながら……
ちょっとだけ眩暈を感じながら……
土手に拡がる草むらを見つめて……半径10メートルに耳を澄ましている人がいないか黒目だけ走らせて……

打ち上がっては、バーンッって鳴る花火の大音量に紛れ込ませるつもりだった。
そのたびに湧き上がる大声援にかき消してもらうつもりだった。

なのに……
ノブくんは、ぎゅっと手を握り返してきた。
佳奈の呟きをOKしたよって……とっても嬉しいって……

こういうときだけ、男の子って神経過敏なのかな? 
それとも、小さな町の小さな花火大会なんかより、ずーっと佳菜の方が気になっていたのかな?

でもわたしは……佳菜は……ホントはまだまだ迷っているのに。
だからホントはホントは、スルーして欲しかったのに。

ノブくんを見上げたお空の上で、大きなお花が開くのを待って……わたしは……

「今から……しよ……」

お腹の下がジュンってなるのを気しながら呟いちゃった。
青く輝く月光とともに、水面に咲く花火を見つめながら。



「ねえ、ノブくん。どこまで行くの?」

「それはね……う~ん、秘密」

「もう、ノブくんの意地悪!」

ノブくんが運転する車は、町を離れて北へ北へとカーブの多い山道を上っていく。
ホントにどこへ連れて行ってくれるのかな?
これから先は大きな峠で、隣の町までは30キロくらいあるし、たぶん……たぶんだよ、ラブラブホテルとかもないと思うし……

わたしは免許取りたて初心者マーク付きの助手席で、大好きなノブくんを見つめた。
眉毛が太くて肩幅が広くて、学生時代のときよりも凛々しい感じがして……
でも、今夜ノブくん。ちょっと変だな。
今だって、佳奈の視線に全然気が付いていない。
真っすぐフロントガラスを見つめながら、ニヤニヤしているんだもん。

因みに、幼なじみだったわたしたちは、今年の春、同じ高校を卒業して地元にある同じ会社に就職した。
ノブくんは工場の現場で、わたしは事務員として。

本気で彼のことを好きになっちゃったのは、高校生になってからかな。
でもお互い、学生の間はクリーンでいようねって、なんとなく申し合わせていたら、それが社会人になってもズルズル続いちゃって、まだキスどまりなんだから。
もちろん、お肌の触れ合いなんて一度も……
友達のミヨリンなんか、もうとっくの昔にバージン捨てちゃったって、佳菜のことを子供扱いするし、マナリンなんか、高校を卒業と同時に結婚して現在妊娠3か月目だし……

だから佳菜もって、背伸びしてちょっと優柔不断のノブくんを誘ったつもりが、あっという間に急展開。
男の子って、なんでこうせっかちで単純なのかな?

「ちょっとノブくん、どこまで行くのよ。
さっきから対向車も来なくなったし、前を走っていた車もいなくなったじゃない。
ねえ、引き返そうよ。佳菜、なんだか怖い」

「もう。佳菜は臆病なんだから。もう少しだけ、もうちょっとだけ我慢してよ。
会社の先輩に、とってもいい所を紹介してもらったからさ」

「えっ! ノブくん、それってエッチを前提で……?
もう。男の人って会社の中でそんな話をしているんだ。信じらんな~い。なんだか不潔~っ」

「そりゃないだろ。僕だって、ここぞという時に備えて準備をしてだな。
佳菜をよろこばせようと思ってさ」

「佳菜をよろこばせるって……?
それって、喜ぶ? 悦ぶ? 心が? まさか身体ぁ? いやぁ、ノブくんのエッチぃっ♪」

わたしは、目を細めながら大げさに笑った。
ふたりの初エッチのために、ノブくんがちゃ~んと準備してくれてたのが嬉しくって。
ううん、それ以外に……というかこっちが本命で、誰かに覗かれているような気がして……

その間も、目的地に向かって車は走っていく。
カーブをクルクル回って、坂道をドンドン上って。
そして、峠の手前に横たわる黒々としたダムが見えてきた。
月明かりに照らしだされた鏡のような水面が、助手席の窓一面に拡がった頃。
無人の駐車場に吸い寄せられるように車は停まった。

これって……?! ただの休憩だよね。ねえノブくん?



目次へ  第2話へ




花火見物は繋がったままで?





















 
え~皆様、お久しぶりの再会です。
『見果てぬ夢』の主演女優、岡本典子でございます。
このたびは新作小説『水面に咲く花火』の広報のお仕事を任されることになりました。

(佐緒梨)
うふふふ♪ 聖なる日まで半年あるけど復活しちゃいましたぁ~。
『聖なる日の贈り物』に出演していた二宮佐緒梨、またの名を魔法使いサリーでぇ~す。

(典子)
久しぶりね、佐緒梨。元気にしてたぁ? 
というより、恋人の春樹君とはその後どうなのよ? もう毎晩、寝不足なんじゃないの? あなたたち。
ちなみに昨日はどんな体位でやったのよ。ちょっとぉ、教えなさいよ。

(佐緒梨)
あ、あのぉ~ 開始早々で申し訳ないですけど……
典子お姉さん、ネタふりが下品極まりないですぅ。
春樹君とは、清き愛の巣しか築いていないですぅ。
まさか? もしかして? ですが、典子お姉さん。
鬼畜男の拓也さんにまで棄てられたのでは?……ご愁傷様でございますです。

(典子)
そうなのよねぇ。最近あの男ったら、呼び出してくれないのよねぇ。
お陰で欲求溜まりまくりで、通販で新しいバイブを……って、お、ぉ、おっほんッ!
な~に、言わせるのよ佐緒梨は? 
それよりも、サリー。あたはどうなのよ?
高校生のくせに、ちゃっかり新妻ごっこまでしちゃって。
夕方になると、買い物カゴを片手に春樹君のスペシャル・スタミナメニューでも考えているわけ?
今夜はどんな体位で愛してもらおうかな~♪ とか。うふ……うふふふふ……ぐふふふふふっ……

(佐緒梨)
やっぱり、久々の登場で典子お姉さん。おつむのネジが抜け落ちちゃってるですぅ。
あっ! 欲求不満ゲージがオーバーヒートして、スカートを持ち上げて……!
指がパンツの中に……!
ピピィーッ! ピピピーッ!! でございます。
ここは、本日のお仕事CMでごまかしますです。

え~っ、ここからは新作小説『水面に咲く花火』の公開予定日のお知らせです。


  第1話  7月  4日  日曜日
  第2話  7月  7日  木曜日
  第3話  7月 10日  木曜日


紹介文によりますと、主人公でありヒロインの名前は『佳菜』となっております。
因みに苗字の設定はございません。
皆様、大好きなアイドルの苗字を当てはめて愉しんじゃってくださいね♪
ついでに、オス……あっ、失礼しました。
ボーイフレンドの名前は、信雄。通称ノブくんとなっております。

夜空を色鮮やかに彩る花火の群れ。威勢良く打ち上がる大音響は真夏の大気を振動させる。
高校を卒業したばかりの若い二人は、手と手を握り合い漆黒の空に咲くその大輪を眺めていた。
やがて少女は意を決して告白する。「……して……いいよ」 その声は、水面に咲く花火へと伝わり……

う~ん♪ いじらしい女の子ですねぇ。
無事にノブくんと、ズッコン・バッコン……あっ、あっ、またまた失礼しました。
愛し合うことができるのでしょうか?
私、サリーとしましては、もうひとりの登場人物、川上春彦が気になって仕方がないのですが……?


(典子)
佐緒梨ぃ? サリーィ? どこに行ったのよ。せっかく愉しい玩具を持ってきてあげたのに。

(佐緒梨)
典子お姉さん……? あの、その、手に持っているそれって……何っ?!

(典子)
ああ、これね。この前に通販で買ったらオマケでもらったのよ。
男に裏切られたからって、失望するな!
男がいなければ女を探せ!
穴穴どうしでも接続はできる!
この魔法の玩具で貴女も私もズッコン・バッコン♪ 天国への片道切符!!

(佐緒梨)
あ、あのぉ~典子お姉さん? 佐緒梨にはちゃ~んとしたパートナーがお世話してくれますので、双胴はちょっと……

(典子)
うふふふふっ、サリーちゃん。
ボーイフレンドと愉しむのもいいけど、ガールフレンドと遊ぶのも愉しいわよぉ。
典子お姉さんと繋がりながら、花火見物……ううん、お花見見物なんていかがぁ?
お互い見せ合いっこして、興奮するわよぉ♪

(佐緒梨)
ひいぃぃぃぃっっっっ! お断りしますです。
サリーはひとりで線香花火をしているです。
皆様も花火の後は、火の後始末を~!


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性奴隷~白い快楽 第2話



  
                                          


第2話



        早速藍子は、相川の件を武彦に相談した。

        「へぇ~、凄いじゃないか!思い切ってやってみれば?」
        「うん……」
        「どうしたの?気乗りしないの?」
        「だって、大変なお仕事だから私に出来るかな~?」
        「藍子は才能があるから大丈夫だよ!」

        不安は他にもあった。
        大成ホテルの専属サロンになれば、確かに収入は安定するだろう。
        しかし、夫との夫婦関係に悪影響を及ぼさないだろうか。
        新郎新婦との打ち合わせや、度重なるプランナーとのミーティングで、
        生活のリズムが一変するに違いない。
        果たして仕事と家事の両立が出来るだろうか。

        「家の事は僕も協力するよ」

        武彦が藍子の心の中を見据えたように言った。

        「藍子ならきっと出来るさ!」
        「あなた……」

        藍子は目頭が熱くなった。


        ◇


        翌日、店のスタッフにも相談した。

        「先生!私頑張ります!」
        「お嫁さん創りですか!やったー!」

        2名のスタッフは歓喜した。

        「あなたたちにも頑張ってもらいますからね!」
        「は~い!その代わりお給料もアップして下さいね!」
        「はいはい」

        店内は開店以来の大賑わいだった。

        「ところで先生、土日のお店はどうするんですか?」
        「それが問題ね……」
        「スタッフを募集しましょうか?」
        「そうね…… あと2名くらいは必要ね」
        「じゃあ私、チラシを作りま~す!」
        「ちょっと待って!まだ大成ホテルと契約したわけじゃないのよ!」
        「あっ、そうか!」
        「まったく、気が早いんだから!」

        藍子と2名のスタッフは、顔を見合わせて笑った。

        「先生、善は急げですよ!相川さんにお電話した方が?」
        「そうね。今お電話してみましょうか?」

        藍子はポケットから携帯を取り出した。



        「もしもし、モダの藤沢です」

        相川の声は弾んでいた。

        「それじゃ、早速契約しましょうか?」
        「お願いするわ」
        「先生のご都合は?」
        「今夜でも構わないわよ」
        「そうですか。では、大成ホテルのロビーで8時に待ち合わせましょう」
        「わかったわ。いろいろありがとうございます」

        電話を切った後、藍子はガッツポーズをした。
        二人のスタッフは、歓声を上げ抱き合って喜んだ。

        「先生、1年間辛抱して良かったですね!」
        「あなたたちのお陰よ!」

        藍子の胸中は、スタッフと夫である武彦への感謝の気持ちで一杯だった。

        しかし、この後我が身に起こりうるいかがわしい事態を、藍子は知るす
        べもなかった。



        藍子は7時30分に店を閉め、大成ホテルに向かった。
        モダからは車で15分ほどの距離だが渋滞に巻き込まれ、大成ホテルに
        着いたのは8時5分前だった。
        相川は、ロビーのいちばん隅に座っていた。

        「相川さん、お世話様!」
        「あっ、先生、ご苦労様です」
        「お待ちになりました?」
        「いえいえ、僕も着いたばかりです。さ、掛けて下さい」

        相川は、灰皿にタバコを揉み消しながら促した。

        「さすが先生、決断が早かったですね!」
        「そうね、主人とスタッフが賛成してくれたから、やってみようと思っ
        て……」
        「ほう、ご主人も了解してくれたんですか~?」
        「ええ、家事も手伝うって言ってくれたのよ~」
        「優しいご主人ですね。うふふふ……」

        藍子は、相川の言葉に不吉な予感がした。

        「ところで相川さん、ご契約はどこで?」
        「あっ、そうそう、大事なことを忘れてましたね。うふふ……」
        「……」
        「契約は、うちの社長として下さい。ご案内します」
        「えっ?社長と?」
        「はい、社長室で待っております」

        相川は、タバコを胸ポケットに押し込み立ち上がった。

        大成ホテルは、2階から6階までが客室で、7階はレストランやバーが
        メインだ。
        エレベーターに乗り8階で降りると、会議室や応接室があり、社長室は
        いちばん奥にあった。



        「相川君かね?入りたまえ」

        相川がインターホンを鳴らすと、室内から太い男の声が聞こえた。

        「社長、お邪魔します!」

        部屋に入ると、藍子がこれまでに見た事もない豪華なアンティーク調の
        ソファーと、大理石で出来た大きなテーブルが置かれていた。
        そして部屋の奥には大きなデスクがあり、そこには初老の男が座ってい
        た。

        「社長、こちらがヘアーサロン・モダの藤沢さんです」
        「モダの藤沢です」

        藍子は、深々と頭を下げ名刺を差し出した。

        「ああ、ご苦労さん」

        男は立ち上がり、デスクの引き出しから名刺を取り出し藍子に手渡した。
        名刺には“大成ホテル 代表取締役社長 亀山金吾”と毛筆体で書かれ
        ていた。

        社長の亀山は、鼻の下と顎に白髪混じりの髭を蓄え、60代前半に見え
        た。
        頭髪は年齢には相応しくないほど鬱蒼と生い茂り、がっしりとした体格
        の大男だ。
        大きな目を眉毛が覆い、鼻は肉団子のような形をしていた。

        「では社長、僕はこれで失礼します」
        「ああ、ご苦労さん、気を付けて帰りたまえ」

        相川が退席し、社長室には藍子と亀山の二人になった。

        藍子は室内の空気が、やけに重苦しく感じた。




※ この作品は、ましゅまろくらぶ 真理子様から投稿していただきました。
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時は巡る……無から再び……























(20)
 


「行ってくる神楽。お母さんを頼むぞ」

澄み切ったお父さんの眼差し。
迷い・苦悩・恐怖……
あらゆる感情を捨て去った純粋な瞳が、わたしがいる方を見つめた。
違うわ。
私を……神楽を見てくれている。

お父さん?! まさかわたしのこと……?

「待ってっ! 待ってよっ!」

でも、わたしの呼び掛けに答えることはなかった。
ただ前を……一点を見据えたまま、お父さんは扉を開けた。

その途端、熱風が吹き荒れ、炎の波が獲物を探すように迫ってくる。
前衛に陣取った邪鬼の群れも、それを追い越す勢いで奇声を上げながら飛び掛ってくる。

お父さんは無言のまま、漆黒の鞘から白銀の剣を抜いた。
天を突くように切っ先を真上に向ける。
荒らぶる炎と邪鬼の大群を前にして、力みのない優美な立ち姿。
その姿が頭上で放つ太陽の輝きと同化し、闇夜が消された。
渦巻く炎の勢いまでもが削がれる。
そして静かに風が流れるかのように、白銀の輝きを真上から真下へと引いた。

「……邪鬼斬滅」

凛として厳粛なお父さんの声。
その声に呼応するように、剣から生まれた白銀の三日月が宙を駆けた。

渦巻く紅蓮の炎を蹴散らし、猛スピードで本殿に近づく鬼の大群が瞬時に消滅する。

「お父さん。ううん、春夏秋冬四巡、お母さんの分まで頼んだわよ」

鏡を手にしたままの姿で、お母さんは床に横たわっている。
その人形のように動かない身体に両手を添えて、わたしはお父さんを目で追った。

左右からも挟み撃ちするように邪鬼の群れが襲い掛ってくる。
それを振り向きざまに左、右と剣波を繰り出しては、一瞬で消滅させていく。

「羅刹よ、四巡が手にしているあの剣は?! ……うぐっ、信じられん」

「ぐぅぅぅっ、ばかな……奴は霊力を使い切っておるはず。それが何故あのような強力な霊気を携えて……わからん」

魔剣のひと振りで消される鬼の群れに、残りの鬼たちに戦慄が走る。
でもお父さんは、そんな姿を気にすることなく鬼の本隊が待ち構える山門へと歩みを進める。

「ええいッ、羅刹、考えるのは後回しだ。まずは四巡を葬る。これが先決ぞ」

「ま、待て阿傍。くッ、早まりおって……」

阿傍の部隊が炎を吐く鬼の頭を先頭に突入を掛ける。
それを追うように羅刹の部隊も後に続く。

「行けぇぃッ! 怯むなぁッ!」
(ウガガガガァッッ! グゴォォォォッッ!)

両足が宙を飛ぶ。両腕も追いかけるように飛ぶ。
男の下半身も飛んで、おぞましい肉棒の群れも続いた。
そして、その一群の中にはお母さんを弄び犯した憎い鬼の姿も。

「邪鬼斬滅……」

振り下ろす剣から発する眩い白銀の弧。
突き進む光の波が、お父さんを目掛けて炎を吐き出した鬼の頭を飲み込んでいく。
逆流し自らの炎に包まれて焼き焦がされていく。

絡み合い爆発を繰り返す渦巻く炎と光の渦。
その中で切断され粉砕される無数の鬼の肉体。

でもお父さんの目には、そんなモノ映っていない。
揺るぎない視線がぶつかる先、目前に迫る2体の鬼、阿傍と羅刹。それを取り囲む邪鬼の集団、それだけ。

(グギャァァァッッ! ウゴォォォォッッ!)

その時、背後から奇声が上がった。
炎の壁を突破した数体の肉の棒と頭のない鬼が、火だるまになりながらもお父さんを目掛けて突進をかけてきた。

「危ないっ! 後ろっ!」

思わずわたしは叫んでいた。
だけどお父さんは動じない。

踏み込む右足に紫紋入りの紫袴が鮮やかに映える。
風を起こすように上体を捻ると、白刃が真横に流れていく。

ブスッ、ジュブッ、ブスブスブスッ……

空中で整列したままスライスされる肉の棒。
それを盾に利用して瘤の浮き上がる両腕がお父さんを絞め殺そうと伸びてくる。

「お主をこの手で殺れるとは……天上神に感謝申し上げる」

シャキンッ……グスッ、ジュブゥッ!

左に向けた刃が手首の返しと共に斜め上へと切り上がる。
上がると同時に刃が下を向き、風を切り裂くように振り下ろされた。

棍棒のような肉棒が寂しく宙を舞い破裂する。
全身を筋肉の鎧で覆われた巨体が、背骨を基準に一刀両断される。

「お母さん、見て。あの憎たらしい鬼をお父さんがやっつけてくれたよ」

わたしはお母さんに話しかけていた。

「おのれぇッ、四巡覚悟ぉッ!」
「我ら刺し違えても、四百年の恨み晴らしてくれようぞぉッ!」

血走った眼で我を見失い突き進む、鬼の本隊。
大胆にもその正面にお父さんは立ち塞がっている。
白銀に輝く隠滅顕救の剣を天高く掲げたまま微動だにしない。

「涼風の御魂よ、我に力を……我に破邪の霊力を……はあぁぁぁッッ! 邪鬼斬滅っ!!」

そして、鬼の大集団を目指して大きく踏み出した。
目前に迫る阿傍・羅刹を目掛けて剣を振った。
溢れだす霊力を全て放出させた。

空を駆ける白銀の三日月。
その弧が天空を覆い更に輝きを増していく。

本殿がガタガタと揺れた。
大気が振動して大地も共鳴した。

ウグゥゥッッ! グギィィィッッ! グギャァァァッッ!

青白く光る剣波に両断され、爆風に焼かれ砕け散る鬼の肉塊。
巨大な三日月が無数の邪鬼を道連れにしながら、阿傍と羅刹の部隊を真っ二つに引き裂いていく。

「はあぁぁぁッッ! 三鈴、我に今一度の力を! 邪気鏡殺陣!!」

「お母さん?!」

光輝く剣が、天空に線を引くように右から左へと流れていく。
そのお父さんを支えるようにして立つお母さんの姿を、わたしは見た気がした。

夜空を流れる聖なる光の河。
それが大爆発を誘発しながら残る鬼の群れを全て粉砕し、消し去っていく。

「羅刹ッ、羅刹ッ。どこだぁっ? どこにおるっ? 目がぁっ、目をやられたぁっ!」

「くぅぅぅッッ! 四巡。やりおったな。だが我らは負けん。この世に憎悪の情念がある限り我らの源になろうぞ。ぐははははっ」

炎と光。立ちこめる爆風の中から、地響きのような鬼の声が聞こえた。
やがて全てが消滅し、夜空に星々の輝きだけが残されたとき、わたしは思った。

全てが無に還り、また新しい闘いが始まると……
そのときはわたし、神楽もお手伝いするからよろしくねって……



こうして5年前の哀しい出来事は幕を閉じた。

お父さんは、この涼風の社を守護し伝説の鬼の集団を壊滅させることに成功した。
でも、その犠牲はわたしたちにとって計り知れないほどの代償を伴うものだった。

春夏秋冬四巡は持てる霊力のほとんどを失った。
鬼をなぎ倒す銀色の三日月、邪鬼斬滅だって放つことができなくなっている。
でもそれ以上に大きな悲しみは、その身体を犠牲にしてくれたお母さんのこと……

「神楽様、子の方位に忌まわしい邪気の気配が」

「そう、北の方角ね。それじゃあ準備ができ次第行くわよ、守。
ああ、そうだ。お父さんは留守番をお願いね」

私は手早く白衣と緋袴に着替えると、帯紐のところに観鬼の手鏡を差し入れた。
そして詠唱する。

「不動にして不変の星よ。我に力を……我に屈せぬ御霊を……」

お母さん行ってくるわね……


  『 時は巡りて  完 』



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