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エスパーは君だ! 登場人物紹介






















【登場人物 紹介】



  中山 宏

本作品の主人公。私立川野辺学園3年生で、生徒会書記を担当している。
学力は中の中。スポーツその他みんな中の中。
要するに誰の記憶にも残らない平凡な男だが、人を操る特殊な能力を身に着けている。
そして、ある日。その能力を利用して学園のアイドル的存在の美少女ふたりを辱めようと……


  磯山 あやめ

本作品のヒロイン。私立川野辺学園2年生で、生徒会副会長を担当している。処女
ショートカットの髪型が似合う美少女で、成績優秀。スポーツも万能。
いわゆる『双壁の学園アイドル』のひとりとして、男子生徒の人気を二分している。


  高山 奈菜

本作品のヒロイン。私立川野辺学園2年生で、あやめと共に生徒会副会長を担当している。処女
セミロングの髪型が似合う美少女で、あやめに負けず劣らず、成績優秀。スポーツも万能。
『双壁の学園アイドル』のもうひとりの存在として、あやめと共に男子生徒の人気を二分している。


  朝原 誠

私立川野辺学園3年生で、生徒会長を担当している。
主人公の宏と違い端正な顔立ちから、あやめと奈菜もひそかに想いを寄せている。



目次へ  第1話へ





エスパーは僕だ!























(1)
 


        念波……男は精神を研ぎ澄ますと、ターゲットに向かって波動を送る。
        音でもない。電波の類でもない。
        だが、身体から発する目に見えない力が、ターゲーットの深層心理の奥
        深くにメッセージを刻みこんでいく。

        「よし、OKだ」

        その男は妖しげな笑みを浮かべた。
        これから始まるショータイムに胸を躍らせながら……



        「あやめ、勝負よっ!」

        「私だって。奈菜、アナタには負けないからっ!」

        夕闇に染まる生徒会室で対峙するふたりの少女。
        僕はその様子を、扉の隙間から覗き見する。

        「ククッ、うまくいったみたいだな」

        なおも無言のまま睨み合っているふたりについ嬉しくなって、僕はいつ
        もの癖で喉の奥を鳴らした。
        でも大丈夫。彼女たちは全然気が付いていない。

        因みに向かって右側で、腕を組んでいるショーとカットの女の子が、磯
        山あやめ(いそやま あやめ)ちゃん。
        そして向かって左側で、窓の外に目をやりながら、チラリと鋭い視線を
        送るセミロングの女の子が、高山奈菜(たかやま なな)ちゃん。

        ふたりとも『私立川野辺学園』で、男子生徒の評価を二分する美少女で
        ありながら成績優秀。スポーツも万能。性格も悪くない。
        おまけにこの春からは、まだ2年生なのに生徒会副会長の仕事までこな
        している。
        まあ例えるなら、双壁の学園アイドルって感じかな。

        何? 今話している僕のことも知りたいって……?

        ふーん。別にいいけどさ、読者さんも結構ヒマなんだね。
        まあ、この物語って短編になるって聞いているからさ。
        ちょっとサービスして、ゆくゆくは長編デビューも視野に入れてと……

        えーっと、僕の名前は中山宏(なかやま ひろし)
        『私立川野辺学園』3年で、生徒会書記を担当している。
        学力は中の中。スポーツその他みんな中の中。
        要するに誰の記憶にも残らない平凡な男ってわけ。
        でもね、人にはひとつくらい取り柄ってものがあるんだよね。
        そして僕の得意技は、人の心を操れるってこと。
        とは言っても、完全なマインドコントロールなんかは無理だけど、心の
        隙間にちょっとしたメッセージを植え込むことくらいは、簡単にやって
        のけられるんだよね。

        えっ? これって得意技とはいわない。
        お前はエスパーなのかって?

        う~ん。どうなのかな?
        昔……というか今でも時々やっているけど、お母さんに暗示をかけてお
        小遣いを月に2度もらうとか。
        サンマの塩焼きだった夕食をすき焼きにしてもらうとか……
        まあ、このレベルだから、超能力っていうほどでもないと思うよ。ふふ
        ふっ。



        翌朝……
        僕は生徒会長である朝原誠(あさはら まこと)と並んで、校門の前に
        立っていた。
        その僕たちから半歩さがったところに、例の副会長ふたり組が寄り添う
        ように並んで立っている。

        毎週水曜日は『あいさつデー』
        腕章を嵌めた生徒会のメンバー全員が、校門の前に並んで登校する生徒
        にあいさつをするという、ある意味馬鹿げた行事になっている。
        でも今朝に限っては、ある意味、有意義な行事かもしれない。

        「ほら、磯山さんも高山さんも、もっと大きな声であいさつしてよ。
        でないと、『あいさつデー』の意味がないでしょ?」

        僕は登校する生徒が途切れるのを待って、後ろを振り返った。
        川野辺学園の制服に身を包んだふたりの美少女が、顔を真っ赤に染めな
        がら突っ立っている。

        左胸に金刺繍の校章が輝く濃紺のブレザーに、胸元を飾るエンジ色のリ
        ボン。
        ライトグレーのギンガムチェックスカート。
        これだけで制服マニアなら涎を垂らすところだけど、今朝のふたりの服
        装はいつもと違った。

        「は、はい……中山先輩……」
        「すいません。がんばります……」

        細くて弱々しい声とともに、どちらともなくお互いの下半身に目をやっ
        ては、自分の下半身と見比べている。
        僕は追い打ちを掛けるように小声でささやいた。

        「それにしてもふたりとも、ちょっとスカートの丈、短すぎないかな?
        それじゃ、ちょっと屈んだだけでパンティとか見えちゃうかもしれない
        よ」

        「ああ、そ、そんなことは……」
        「ううっ、気を付けます……」

        あやめが太ももに貼り付くスカートを押さえた。
        奈菜も我慢できないって感じで、スカートの裾を押さえちゃった。

        よくパンチラ投稿されているJKって、みんなミニスカートだけど、彼
        女たちが履いているのは超ミニミニスカートかもしれない。
        ひざ上どころか、測るなら股下からの方が断然早い。
        およそ、股下10センチ。
        モデルのようなスラっとしたひざ下から、ムッチリとした大人の太もも
        まで、余すことなくさらけ出されている。

        恥ずかしいよね。とっても恥ずかしいんだよね。
        顔が真っ赤だし、今にも泣きそうな顔をしているし。

        でもね。こんなことくらいでは、ふたりとも許してあげない。
        もっともっと僕を愉しませてくれないとね。




先輩 私のパンティー見てください























(2)
 


        「どうした? 宏」

        僕たち3人の行動に違和感を感じて朝原が振り返る。

        「あっ!」「うぅっ!」

        彼女たちの口から洩れる短い悲鳴。
        ヒンヤリとした朝の空気の中で、うなじを首筋を数条の汗が流れ落ちて
        いく。

        その状況下で先に動いたのはあやめだった。
        さっと前屈みだった姿勢を正すと、風に揺られるスカートから両手を引
        き離した。
        そのまま、ウエストあたりにひっつける。
        それを見て、慌てて奈菜も同じ姿勢を取る。

        顔は真っ赤なのに、剥き出しの太ももをプルプルさせて、目の下に涙を
        いっぱい溜めたふたりの美少女。
        でも、ふたりとも会長である朝原のことが大好きなんだよね。
        あいつは、女の恋心に鈍感だから気が付いていないみたいだけど、僕は
        何か月も前から知っていたよ。

        ふふっ、だからその淡い恋心を利用してやったのさ。

        ビリビリビリビリ……!

        僕は精神を集中させた。
        新たな指令を念波に乗せて送り込んでいく。

        「あ、あやめ。私たちも、もっと積極的にしないと」
        「そ、そうね。奈菜、一緒に前に出てあいさつしましょ」

        ふたりは頷き合うと、僕たちというか朝原の前に並んで進み出る。
        そして……

        「おはようございま~す♪」

        登校している生徒もいないのに、ペコリと腰を30度に折り曲げた。
        明るくて透き通るふたりのハーモニーが、ほんの少し震えて……
        その震えが伝わったのか、お辞儀をしたお尻も微かに震えて……

        あやめちゃんは、白。
        奈菜ちゃんは、水色。

        僕はズボンの前が膨らむのを感じながら、その光景を目に焼き付けてい
        く。
        隣で朝原が、パンティーをもろだしにしながら挨拶する美少女たちに視
        線を密着させる。

        「お、おはようございま~す♪」

        両手を前に揃えたふたりが、またお辞儀する。
        スラリとしたふくらはぎから太ももが綺麗に伸びたまま、上体だけがく
        の字に曲がる。
        教科書どおりのお辞儀。
        完璧な姿勢。

        でも僕と朝原の視線は、そんなもの見ていない。
        腰のあたりまでずり上がったスカートの下に覗く、無防備なお尻を眺め
        ていた。
        バレーボールのように発達したお尻に貼り付く、逆三角形の薄い布を特
        等席で無言のまま見つめていた。

        それじゃふたりとも、最後の仕上げをさせてもらうね。

        ビリビリビリビリ……!

        精神を集中させた僕はまた念波を送る。
        超ミニスカートから、パンティを露出させているふたりの背中に向かっ
        て話しかけてあげた。

        (あやめちゃん、奈菜ちゃん。結局スカートの短さ対決ってどっちが勝
        ったの?
        朝原君がミニスカートの女の子が大好きってことは、ふたりとも知って
        いるから、こんな恥ずかしい服装で登校して来たんでしょ。
        だったら、決着をつけないとね。
        なにがいいかな?
        ……そうだ。もっと身体を折り曲げてみなよ。
        下に穿いているパンティを、全部丸見えにした方が勝利ってことでどう
        かな?
        それだけスカートが短いってことだしね)

        あいさつをしていたふたりの背中が固まった。
        そのまま首だけ動かして互いの目を鋭く睨んだ。

        「おはようございま~す……ううぅっ」
        「お、おはようございま~す……くぅぅぅっ」

        奈菜が一歩早く腰を折り曲げた。
        ほんの一瞬出遅れたあやめが後を追う。

        さわやかな声に続いて漏れる恥辱の悲鳴。
        そんな彼女たちを僕たちだけじゃない。
        さっきまで途切れていたのに、集団で登校してきた生徒たちの視線にも
        晒される。

        「おっと、磯山さんも高山さんも大胆! 超ミニスカートじゃんか」
        「おい、それよりも見てみろ。パンティが丸見えじゃん」
        「やだぁ~、恥ずかしい。ふたりとも副会長のくせして、何よあのハレ
        ンチな服装。
        こっちまで顔が赤くなっちゃうじゃない」

        すれ違う生徒たちから飛び交う、好奇な視線と棘のある会話。
        それでもふたりの美少女は、更に腰を折り曲げていく。

        最敬礼……45度のお辞儀。

        「はあぁっ、んんっ……朝原先輩、奈菜のパンツ……見えますか?」
        「んくぅぅっ、は、恥ずかしいぃ。で、でも、朝原先輩、あやめのパン
        ツも見えていますか?」

        腰の上まで捲れ上がったスカートの下に並ぶ、ふたつの丸いお尻。
        白色と水色の布が、心細そうに右に揺れて左に揺れる。

        もう恥ずかしいなんて感覚は通り越している。
        でも、この子にだけは負けられないの。絶対に朝原先輩の心は私が射止
        めるの。

        僕の心にも、ふたりの必死の思いがビシビシと伝わってくる。
        その思いに胸を躍らせながら、僕はあり得ないくらいエッチなパンチラ
        ショーを眺めている。

        1分が経過した。
        ふたりはお尻を突き出したまま動こうとはしない。
        3分が経過して、パンティーを晒したまま人形のように固まったふたり
        の横を、遅刻ギリギリの生徒が駆けていく。

        僕は唖然としたまま声を失った朝原に代わって、念波を送る。

        (ふたりともよくがんばったね。でもね、これは勝負だから決着をつけ
        ないとね。
        う~ん。あやめちゃんも奈菜ちゃんも、可愛いパンティを丸出しにして
        朝原君の心を掴みかけていたけど……
        お尻の割れ目にパンティを喰い込ませていた奈菜ちゃんの勝利かな。
        やっぱり、僅差のときには男の下半身に訴えないとね。
        これで朝原君の心は奈菜ちゃんに大きく傾いたってわけだ。おめでとう)

        念波を送り終わった瞬間、奈菜が笑った。
        隣ではあやめが、がっくりと肩を落としている。

        僕はそんなあやめにだけ届くように念波を送った。
        放課後の生徒会を愉しみにしながら……




先輩、私……ノーパンなんです























(3)
 


        放課後の生徒会室。
        今日は月に一度の定例会議ということで、僕たち4人の他に各クラスの
        代表委員が20人ほど集まっている。

        会議用の書類が置かれた長机の席につく代表委員たち。
        対して、議事進行の役目を担っている僕たちもまた、向かい合う長机の
        席についている。

        「え~っ、校庭の花壇整備についてですが……」

        朝原が淡々と議案を読み上げていく。
        僕は、書記として書き留めていたノートから顔を上げると、隣に並んで
        座る美少女に視線を向けた。
        会長側から磯山あやめと高山奈菜。
        ふたりとも俯き加減で資料に目を通しているけど、身体を強張らせたま
        ま目は虚ろ。
        登校時に着用した超ミニのスカートだから、ひざ小僧をぎゅーって閉じ
        合わせている。

        まあ、仕方ないよね。
        この机。ただの会議用の机だから、ちょっとでも足を開くと、対面に並
        んでいる生徒たちに覗かれちゃうもんね。
        無防備なスカートの中を……

        特にあやめは、奈菜以上に辛いよね。
        何かに耐えるように、机の上に乗せた両手でグーの拳を作っているのも
        ……
        さっきからポタポタと、玉のような汗を資料の上に落としているのも……

        そう。あやめはパンティを穿いていないのだから。
        つまり、超ミニスカートの中はノーパンってわけ。

        僕は、あやめの心臓の鼓動を盗み聞きした。
        ドクドクドクドクッって、まるで激しい運動でもした後のように高鳴り
        している。

        ふふっ、それじゃあやめ。今から奈菜に負けた罰ゲームといこうかな。
        でもその前に、君が肩を落としているときに、僕がささやいた言葉をち
        ゃ~んと覚えているかい?

        (残念だったね。あやめ。でもまだ負けたわけではないよ。
        奈菜を逆転する方法だって、ちゃーんとあるから。
        それは、もっと恥ずかしい姿になること。
        ……そうだねぇ。スカートの下にパンティを着けないってのはどうか
        な?
        きっと、恥ずかしい姿が好きな朝原君なら悦ぶと思うけどね)

        まるでリピートするように、あやめの精神に念波を送る。

        「ああぁっ……んんんっ……」

        それだけで彼女の細い肩が震えた。ちっちゃな声で悲鳴も漏らしてる。

        ふふふっ。そうだよ、あやめ。
        君は今、パンティを穿いていない恥ずかしいノーパンなんだよ。
        生徒会の大事なお仕事、定例会議中なのにね。

        ビリビリビリビリ……!

        続けて念波を送る。

        (とは言っても、いきなり朝原君の前でスカートを捲るのは抵抗あるだ
        ろ?
        だからぁ、ちょっと練習しようよ。席に座ったままでね。
        さあ、あやめ。目の前に座っている代表委員に向かって、足を開いてご
        らん。
        太ももの付け根まで拡げて、君の大切な処を見てもらおうよ。ね、勇気
        を出して)

        (イヤぁ、そんな恥ずかしいこと……できないよ……)

        僕の指令に、ショートカットの頭が左右に揺れる。
        それに合わせて、あやめの心の声も聞いてみる。

        (いいの、それで? 大好きな朝原君を奈菜が独り占めしちゃうよ。
        誠君と奈菜ちゃんが手を握り合っているのを、あやめちゃんは許せる
        の?)

        (いやぁっ、そんなの絶対に嫌だよっ)

        (だったら、やるしかないでしょ。さあ、ひざの力を抜いて)

        「んんくぅぅッッ……」

        噛み締めた唇から苦悶の声が漏れる。
        握り締めた拳がブルブル震えて、肌から血色が失われていく。

        (み、見ないでぇっ! 誰も私のしていることに気付かないでぇっ!
        ああ、でもでも、足が開いちゃってる。あやめの恥ずかしい処に空気が
        ぁっ?! ひゃあんっ、冷たいっ)

        今度は背中までブルッて震わせた。
        この部屋は、エアコンが効きすぎているから、ノーパンだとおしっこが
        したくなったりして。

        でも、隣に座っている奈菜は気が付いていない。
        自分の恥ずかしい姿に頭がいっぱいで……
        ましてや、鈍感な朝原なんかもっと気が付いていない。
        さっきから同じ調子で原稿を読み続けている。

        ザワザワ……ザワザワザワ……

        でも、間違いなく空気が変わったね。
        学園で1・2を争う美少女が、超ミニスカートの上に両足を開くサービ
        スまでしてくれたんだから。
        おまけに、見えるはずの白いモノだって存在していないし。

        「お、おい。見たか?」
        「うん。磯山さん、あんな短いスカートなのに股を開いちゃって……!」
        「だけじゃないだろ? 中だよ中っ! あれって……ノーパンなのか
        な?」
        「やだぁ~。ウソでしょあの子。下着も着けずになんて格好しているの
        よ」

        (やっぱり、見られてる! あやめのアソコ、みんなに覗かれちゃって
        るぅっ! どうしよう? 私もう……)

        汗に湿った資料の上に、ぽたりと涙が落ちる。
        みんなの視線から逃れようと、あやめは真っ赤に染めた顔を俯かせてい
        る。

        でもこの子って、意外に根性があるよね。
        未だに僕の指令に従って、股を開いたまんまみたいだし。死ぬほど恥ず
        かしいのにね。
        ふふふっ。だったら、いよいよ本番といきますか。




先輩……私たちの大切な処も見てください























(4)
 


        コロコロコロ……

        僕は白々しくボールペンを床に落とした。
        それは弾みをつけて転がり、奈菜の後ろあたりで止まった。

        「悪い、磯山さん。ボールペンを落としちゃったんだ。拾ってくれない
        かな?」

        同時に念波も送る。

        (ほら、中山君が、あやめちゃんのためにチャンスをくれたよ。
        ボールペンを拾う振りをして、大好きな朝原君にパンティを穿いていな
        いお尻を見せてあげようよ。
        腰をくの字に曲げて、ついでに紅い狭間のお肉もね)

        「はあ……ああぁぁっ……」

        張り詰めた精神の糸がプツリと切れる音がした。
        ふらふらとあやめが席を離れた。
        みんなの視線が集中する中で、現実逃避した夢遊病みたいな顔付きで、
        転がったボールペンの前に立つ。

        さすがに鈍感な朝原も、羞恥に身を固めていた奈菜も、周囲の異様なざ
        わめきに気が付いたみたい。
        ふたりの視線も、あやめに注がれる。

        「ボールペンを拾わないと……」

        抑揚のない声でそう呟いたあやめは、唖然とする朝原に背中を向ける。
        そのまま、柔軟な肢体を見せつけるように腰を折り曲げていく。
        もちろん、ひざを折り曲げたりしない。
        右手だけをピンと伸ばして、スカートが大きく捲りあげられるのもその
        ままにして、お尻を朝原の前に突き出した。

        「磯山さん……そ、その格好?!」
        「あ、あやめ。なんなのよ! アナタっ、パンツ穿いてないの?!」

        ふたりが驚きの声を上げて、僕はほくそ笑みながら念波を送った。

        (いいよあやめちゃん。君の白くて可愛いお尻に朝原君、ものすごく感
        動しているみたい。
        ついでだから、彼をもっと悦ばせてあげようよ。
        ほら、そのままの姿勢で両足を拡げて。あやめの恥ずかしい割れ目も見
        せちゃおうよ)

        「あやめの恥ずかしい割れ目? ……んんっ」

        白い上履きが超スローで左右に離れていく。
        丸いお尻を小高い山のように突き出したまま、次第に女の子の狭間が露
        になっていく。

        「くぅぅぅっ、いやぁッッ!」

        あやめの口から苦しげな溜息が洩れる。押し殺した哀しい声も漏れる。
        どんなに念波を送って暗示をかけても、あやめに宿る羞恥の心まではご
        まかせていない。
        でも身体は正直に反応して……

        「い、磯山……さん……?」

        僕の目にもみんなの目にも、一瞬だけ赤いお肉を目にする。
        左右に割れたふたつのふくらみの下に覗く、少し開き気味の女の子の割
        れ目。あやめのオマ○コ。

        「お、俺……女のアソコ見たの初めて」
        「ああ、それも学園のアイドル、あやめちゃんのオマ○コなんて……」
        「ちょっ、オマ……って、あんたたち何を見てんのよ。誰か、その子を
        止めてぇっ」

        立ち上がった何人かの男子生徒が、自分の股間を押さえている。
        メガネを掛けた女子生徒が、理解できないって顔で口に手を当てている。

        騒然とする教室。
        男女入り乱れての全視線を一身に浴びる、美少女のお尻。
        美少女の恥ずかしいオマ○コ。

        やったぞ。僕の念波が、あやめを操っているんだ。
        これで世の中の女は全て僕の思いのままだ。ははははっ。

        僕は高揚する心を抑えられないでいた。
        胸が割れそうなくらい嬉しくて、だから彼女が立ち上がるのにも気が付
        かなかった。

        「バカァッ! あやめ、何やっているのよッ! 見ないでぇっ!
        みんなぁ、見ないであげてっ……お願い!」

        そんな至福の光景が、悲鳴に近い少女の叫び声に一蹴される。
        それと同時に、あやめの白い下半身に誰かが覆い被さっている。

        「えっ、な、奈菜?! どうして……?」

        「いいの。もういいのよ、あやめ。私の負け。私が負けを認めるから……
        だから、こんな自分を辱めるようなことをしないでよ。
        だって……あやめは、奈菜の大事な大事な友達なんだからね」

        奈菜はあやめの痴態を隠すように、自分の身体を盾にする。
        両手を拡げて腰を90度に曲げて、ミニスカートが捲れ上がるのも関係
        なしに、必死の形相で彼女を守っている。

        「おい、高山さんもだぞ」
        「ああ、奈菜ちゃんもだなんて……」
        「もう訳がわかんない。いったい生徒会はどうなっているのよ」

        突拍子もない事態の連続に代表委員は大混乱。
        でも、それは僕も一緒。
        ううん、それ以上にショックは僕の方が大きい。だって……

        逆Vの字に開かれた太ももの上に、水色のパンティがなかったのだから。
        あやめより一回り発達した張りのあるお尻が、剥き出しのまま晒されて
        いるのだから。

        どうして、奈菜はパンティを穿いていないの?
        どうして、奈菜までノーパンなの?

        それに……それだけじゃない。
        小刻みに震えているのに両足をしっかり拡げて……
        あやめより少し薄めの恥ずかしいお肉を、割れ目を開いて中まで覗かせ
        て……
        見るなら奈菜のアソコを見て。だからあやめは許してあげて。そんな感
        じで……




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